モニターヘッドホンで有名なOneOdioから派生しているブランドのOpenRockからOpenRock S2オープンタイプイヤホンが出ました。
ロックが岩なのか音楽のジャンルなのか分からないのですが、音質はロックよりに低音が強化されたモデルです。
OneOdio自体はフラットなモニターヘッドホンを展開しているブランドなので、そことの棲み分けの関係性から別ブランドを立ち上げているのでしょう。
今回は、ロック調のOpenRock S2をメーカー様よりご提供頂いたので、率直な感想をレビューします。
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【実機】OpenRock S2イヤホンを開封
まずは、OpenRock S2を開封していきましょう。
こちらが、OpenRock S2イヤホンのパッケージです。
OpenRock S2の同梱物は至ってシンプルでした。
OpenRock S2イヤホンケースがこちら。
ケースにラメが入っているのがわかります。
OpenRock S2イヤホンがこちらです。
OpenRock S2イヤホンの形状はこんな感じです。
バランサーの部分にしっかりロゴが刻まれています。
OpenRock S2はフィット感の良いイヤホンでした。
OpenRock S2イヤホンをレビュー♪
それでは、OpenRock S2イヤホンをレビューしていきましょう。
OpenRock S2の通常音質
OpenRock S2イヤホンの音質は低音に厚みがあり、クラブの会場で聴いているかのような音質傾向です。
ですが、質量はそこまで感じないため、音圧による低音というよりかは、イコライジングされた低音ブーストという印象を受けました。
OpenRock S2には、BassDirect技術が採用されており、12mmドライバーが搭載されています。
イヤホンの中では12mmドライバーというのは、そこそこ大きい方で、低音を鳴らす関係から、少し大きめのドライバーを採用したのでしょう。
低周波の音を直接耳に伝えることで、音漏れを小さくする効果があります。
最近トレンドになってきているミドルクラス、特にエントリーよりのアンダー一万円クラスの人気イヤホンはどれも高音域に強みのあるメーカーが多いんですよね。
そんな中、低音を強調しているミドルクラスの中でメーカー物は数少ないので、ロックなどの低音パートが多い曲を多く聴くかたの受け皿的存在になれるでしょう。
OpenRock S2のハイレゾ音質
OpenRock S2はオープンイヤホンながらハイレゾ対応イヤホンになっています。
ハイレゾ音質は低音の強さが良いアクセントになります。
通常音質では、高音域の伸びやかさがもう少し欲しいなと思っていたんですが、そこをハイレゾの音のパワーで引き伸ばしてくれています。
それでいて、低音は重厚な質量をまとってくれるので、女性ボーカルの声も活きてくる感じですね。
また、大元がモニターヘッドホンメーカーということで、臨場感を強く感じられる音質傾向に感じました。
ここのチューニングは、もしかしたらOneOdioの系譜を引き継いでいるのかもしれません。
特にボーカルの声は呼吸音が聞こえてくるのではないかと思えるほど艷やかに感じられますよ。
OpenRock S2の装着感
OpenRock S2の装着感、フィット感は良いですね。
OpenRock S2のような形状は基本的にハズレがないのが嬉しいところです。
軽さと強靭さを併せ持たせるために、超薄型のチタンフィラメントが使われています。
薄さはなんと0.6mmとなんですって。
また、皮膚との接触で摩擦が起きにくいように、液体シリコンも使われているんです。
重さは全体でわずか7gという超軽量ボディです。
最近は、実はカナル型イヤホンが自分の耳にあっていなかったと気づく方が増えていて、その影響もあってか、オープンタイプイヤホンを探しているという方が多くなっているんですね。
低音重視でミドル価格帯でアンダー一万円のオープンイヤホン探しているなら、OpenRock S2をお試しください。
オープンタイプイヤホンは室内でもチャイムがちゃんと聞こえたり、家族の呼びかけに応答できたりと、使い始めると便利なイヤホンです。
OpenRock S2の防水性
OpenRock S2の防水規格はIPX5で、汗に対して強い設計になっています。
まず、OpenRock S2の形状から汗が直接、OpenRock S2に付着しないよう、または付着する面積が少なくなるような構造になっています。
さらに、付着してしまった汗がPCBA基板へ入ってしまうのを止めるために、BassDirectキャビティを採用。
そして、三重構造といわれる所以が、部品レベルでのナノ撥水コーティングです。
これにより、汗がついたとしても簡単には壊れないように厳重にコーティングされているので、ジョギング用などのスポーツ目的に買うのもありですね。
OpenRock S2のハンズフリー撮影
OpenRock S2は面白い機能として、ハンズフリー撮影に対応しています。
撮影方法は簡単で、スマホが撮影モードに入っているときに、OpenRock S2のボタンを押すだけなんです。
手元を確認できない状況や中々手元のスマホボタンを押せないときに耳付近を触れる状況なら撮影が可能になりますよ。
OpenRock S2のバッテリーもち
OpenRock S2のバッテリーもちは、イヤホン単体で最大8時間です。
よりロングバッテリーなモデルもありますが、一般的な就業時間が8時間であることを考えると、必要十分でしょう。
むしろ、通勤、通学にしか使わないと割り切るのであれば十分すぎるバッテリー持ちだと思います。
本体ケースと合わせると最大32時間のバッテリーもちになっているので、一度満充電してしまえば、しばらくは充電をする必要がなくなりますね。
また、急速充電対応で5分の充電で1時間使えるようになる点もポイントです。
OpenRock S2の通話・マイク性能
OpenRock S2の通話、マイク性能は、低音が強くなっているためか、若干こもり気味に聞こえてしまいました。
ただし、マイクの集音性は非常によく、小さな声で発声したのにかなり明瞭に声を拾っていた点には驚きました。
OpenRock S2にはAI通話ノイズリダクションに対応しています。
遠くで子どもの声が聞こえた中で録音してみましたが、AI通話ノイズリダクションが働いているのか、子どもの声は収録されませんでした。
代わりに、ノイズをシャットアウトしているホワイトノイズ的なものが聞こえてくる点は、ちょっと惜しいと感じたところです。
また、ビームフォーミング技術により集音性が増しています。
エアコンの真下で録音をしたのですが、空調音も完全にシャットアウトしてくれていたので、かなり利便性の高いマイクとして使うことができます。
OpenRock S2イヤホンのマルチな機能
OpenRock S2はその他にもBluetooth6.0に対応しているので低遅延、省電力性が売りです。
さらに、マルチポイント機能、ハンズフリー撮影機能など多機能なのが嬉しいところですね。
OpenRock S2の口コミ・評判をレビュー♪
OpenRock S2の口コミ、評判を見ていきましょう。
いわゆる耳をふさがないタイプのワイヤレスイヤホンです。
こちらはその中でもフックを耳に引っ掛けるタイプとなります。
正直このタイプのイヤホンは最近ではイヤカフ型にやや押され気味な印象を受けます。
ただしスポーツやアウトドアアクティビティでの使用においてはフックタイプの安定感は捨てがたいところ。
ランニングなどのお供にするなら確実にこちらのタイプがオススメです。
メーカー写真でもアウトドアのシチュエーションが多いので、やはりアウトドア向きを想定したモデルかなと思います。フック型なのでどうしても本体もケースもやや大きめです。
見た目に反してかなり軽量で、カナル型のワイヤレスイヤホンやイヤカフ型と比べても差を感じさせないくらいの軽さにまとまっています。
フックにチタン素材を使っているようなのでその恩恵なのかもしれませんが、フック型ながらもこの軽さは大きいと思います。
フック型の欠点としては眼鏡やマスクとの干渉がありますが、本機はフック部がスマートなおかげでそこまで気になりません。耐水性能もIPX5認証とのことなので高めです。
このクラスならば水没でもしない限りはどんな大雨でもおそらく問題ないでしょう。
この辺りのタフさもアウトドア向けですね。耳をふさがないオープン型ということもあり気になるのが音質ですが、こちらもなかなかです。
安いものだと低音はスカスカ、高音はキンキンで聞くに耐えないようなのもありますが、そういった心配は無用です。
特に低音はスカスカどころか、むしろ結構しっかりと鳴ってくれます。
高音質のLDACにも対応しており、androidユーザーならその恩恵も受けられます。音漏れに関しては、手持ちのより高価なイヤカフ型に比べてしまうとそれなりにある気がします。
普段使うというよりはスポーツやアクティビティ向きの商品と考えると特に問題はないかと思いますが。
引用元:Amazon”OpenRock S2オープンタイプイヤホン”レビューより
音漏れ防止やノイズキャンセリングが進化していますが、その反面外部の音が聞き取りづらくなって危険度も増しています。
特にイヤホンをした自転車を背後から車で追い抜こうとする際には、車自体の静寂性も上がっているので余計に不安です。
これは車側だけではなく自転車を運転する側にも注意が必要で、万が一事故が起こった場合にはお互い良いことなどありません。
こちらは耳を完全に防がないオープンイヤータイプで、しかしながらハイレゾ対応というなかなか高品質な一品。
満充電で32時間というのも充電を忘れやすい方にも嬉しい機能です。
使用感は軽くて初めはフィット感が物足らない感じもしますが、慣れてしまうと逆に耳が塞がれる方が違和感を感じてきます。
音質・使い勝手・バッテリー持ちなど不満は全くなく、自分の命を守る意味でも過度な外部の音の遮断は控えたいですね。
引用元:Amazon”OpenRock S2オープンタイプイヤホン”レビューより
OpenRock S2のメリット・デメリットをレビュー♪
OpenRock S2のメリット、デメリットを見ていきましょう。
OpenRock S2のデメリット
OpenRock S2のデメリットはこちらです。
・マイク音がややこもりがちで、配信・録音の主用途には不向き。
・オープン型のため外音の影響を受けやすく、静かな鑑賞や騒音下では不利な場面がある。
・イヤーフック形状ゆえ本体/ケースはやや大きめ(携帯性で不利になることがある)。
OpenRock S2のメリット
OpenRock S2イヤホンのメリットはこちらです。
・ハイレゾ対応で解像度アップ:高域の伸び・臨場感やボーカルの艶が増し、通常音質の弱点を補える。
・装着感と軽さ:0.6mmチタンフィラメント+液体シリコンで軽量(約7g)かつフィット良好。耳を塞がず生活音も聞ける。
・汗に強い設計:形状配慮+キャビティ遮断+ナノ撥水の“三重”対策でスポーツ用途に向く。
・実用機能が豊富:ハンズフリー撮影、マルチポイント、急速充電(5分→約1時間)、連続8時間・総計32時間のバッテリーなど。
【実機】OpenRock S2イヤホンレビュー♪ロック調にチューニングされた低音重視モデルまとめ
今回は、OpenRock S2イヤホンを実機レビューしました。
OpenRock S2は低音好きのためのヘビーな一機。
オープンタイプなのに低音がズシズシ来ます。
好みの問題ですが、高音の伸びはそこまでありません。
ミドルクラスで低音を鳴らしたいならOpenRock S2イヤホンがおすすめです。
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