今回は、メーカー様よりAGM PAD P2 Activeをご提供いただいたので、率直な感想をレビューしていきます。
自宅使用にもアウトドア使用にもシームレスに移動して使える、ミドルスペックで使い勝手の良いタブレットでした。
各種ゲームもプレイしてみたので、その感想も交えて実機レビューしていきます。
タブレットのみはこちら。
【実機】AGM PAD P2 Activeタブレットを開封
それでは、AGM PAD P2 Activeを開封していきましょう。
こちらがAGM PAD P2 Activeタブレットのパッケージです。
後述の通り、AGM PAD P2は複数のバリエーションに分かれていて、一番頑丈なアウトドアタイプが、今回ご紹介するAGM PAD P2 Activeタブレットとなります。
こちらがAGM PAD P2 Activeタブレットの同梱物となります。
かなりシンプルな構成となっていました。
AGMブランドのシールも同梱されています。
こちらがAGM PAD P2 Activeタブレットです。
よく見かけるビニールに包まれています。
AGM PAD P2 Activeタブレットは開封した段階で既にカバーがついていました。
AGM PAD P2 Activeタブレットのこの、メカニカルというかロボティクスな感じのするデザインが素敵です。
AGM PAD P2 Activeタブレットのプロテクトカバーにはリングがついているので、かなり使い勝手が良いです。
このような感じでスタンドになります。
これなら自宅で使うにしても、外で使うにしてもかなり使い勝手が良いと感じます。
耐衝撃性に重点を置いていることから、かなり重厚感のある作りになっている分、重さもそこそこあります。
重厚さ、頑丈さと重さは比例するので仕方ないですね。
AGM PAD P2 Activeタブレットカバーのリングは180度まで倒せました。
さらに回転させることもできるので、横置き、縦置きにも対応しているリングです。
後述しますが、このカバーは外せるようになっています。
AGM PAD P2 Activeタブレットをレビュー♪
それでは、AGM PAD P2 Activeタブレットをレビューしていきます。
AGM PAD P2 Activeタブレットの主なスペック
AGM PAD P2 Activeタブレットの主なスペックは以下の通りです。
CPU:MediaTek G99
メモリ:8GB+仮想メモリ8GB
ストレージ:256GB
ストレージ拡張:最大2TB
画面サイズ:11インチ
画質:1920 x 1200ピクセル
防水規格:IP69K
耐衝撃性:MIL-STD-810H規格
カメラ性能:50MPリアカメラ、8MPフロントカメラ
バッテリー消費:8000mAhバッテリー
AGM PAD P2 Activeタブレットはいわゆるミドルクラスの性能をもったタブレットです。
ミドルクラスタブレットの中でも特徴的なのが、この防水性能と耐久性ですね。
そして、パッと見、頑丈そうにできている保護カバーがひと際、目を引きます。
AGM PAD P2 Activeタブレットは格安タブレットとは一線を画す機種と言って良いでしょう。
用途はウェブ検索、動画視聴、資料作成、ゲームと普段使いも当然できます。
例えば、お子さんに渡すタブレットだから落下が怖いというのであれば、少し重いですが、AGM PAD P2 Activeタブレットを選ぶというのはありな選択肢です。
また、CPUにMediaTek G99を積んでおり、Antutuスコアでも42万点を取っていることから実用度の高いタブレットです。
そして、何より、大手メーカーによくある既成アプリが入っているということもなく、標準で入っているアプリはGoogle関係のアプリのみだった点も評価高めです。
最近人気の、galaxyシリーズのタブレットには、サムスンの既成アプリが入っていて使いづらいという意見も上がっているくらいです。
私のサブスマホはシャオミのものを使っているのですが、こちらもシャオミの既成アプリが入っていて、正直邪魔なんですよね。
この点、超大手メーカーではない中堅どころのメーカーの方が、既成アプリもなく安心して使えるというメリットがありますよ。
MediaTek G99の最大処理速度は2.2GHzあるのですが、これって一昔前のパソコン並みかそれよりもスペックが高いですよね。
タブレットの進化もどうなっていくのか楽しみです。
AGM PAD P2 Activeタブレットのカメラ性能
AGM PAD P2 Activeタブレットのカメラ性能は現場写真など仕事として使うのであれば使えるというレベルでした。
逆にいうと、カメラ目的で買うとちょっと違うなと思ってしまう側面があります。
AGM PAD P2 Activeタブレットと、iPhone、シャオミandroidスマホPOCOシリーズでそれぞれ撮影してみました。
AGM PAD P2 Activeタブレットで撮影した写真はそこまで悪くないんですが、色味が少し物足りない感じでした。
逆に言うと補正が一切かかっていない生の色なのかもしれません。
次に、シャオミのPOCOシリーズで撮影。
こちらは逆に、色意味が強く出すぎるという点が難点のスマホです。
最後にiPhoneで撮影したのですが、iPhoneは見慣れているせいもあってか、ちょうど良い色合いに見えます。
とはいえ、AGM PAD P2 Activeタブレットの画素数は悪くないので、例えば、1・2万円前後で買えるタブレットと比較すると、やはり写真写りは格段に綺麗になっています。
ただ、インスタ映えの写真を取りたいという場合には、かなり工夫を凝らしたり、専門的な知識を持って撮影に挑まないと難しいかもしれません。
逆に、建設現場や、良く業務上で証拠写真を撮影する現場の方々には向いているタブレットのように感じました。
というのも、付属品に頑丈そうなストラップが付いてきます。
AGM PAD P2 Activeタブレットの保護カバーの背面にはストラップをかけられる場所があり、しかも二か所ストラップを通せる場所があるので、肩掛けができるんですよ。
建設現場なんかで都度写真を取りながら作業をする、図面を見るという場合に、タブレットのみでやろうとすると、どうしてもタブレットを柱や壁にぶつけたりしがちです。
そういう時に、AGM PAD P2 Activeタブレットを使えば、耐衝撃性という観点からも保護されるので、個人的にAGM PAD P2 Activeタブレットは、アウトドア指向の方や業務上必要とされている方に向いていると感じました。
AGM PAD P2 Activeタブレットカバーの外し方
AGM PAD P2 Activeタブレットのもう一つの特徴は、カバーを外すことで通常のタブレットとしても使える点にあります。
今回、AGM PAD P2 Activeタブレットカバーを取り外すところを撮影してみました。
AGM PAD P2 Activeタブレットは三層構造のカバーになっていて、一番上が一見するとゴム製ラバーかと思われるのですが、実はフレーム部分なんです。
この取り外しているプラスチックっぽいフレームですね。
これを一番最初に外すべきなんですが、今回、かなりかっちりフィットしていてフレームから外せなかったため、ゴムラバーの方から外しにかかりました。
次が、ゴムラバー、その下にオレンジ色のプラスチックのプレートが入っているという構造です。
オレンジ色のプレートは、いわゆるケース状になっているので、そこまで取り外しや装着は難しくありません。
ゴムラバーも慣れれば取り外し、取り付けともに難しくはないのですが、初見だとちょっと手こずるかもしれないので、動画を見て確認しながらやってみてください。
最後のフレームについても同じく初見だと難しく感じるかもしれませんが、このフレームはゴムラバーで覆ってから、ゴムラバー上に被せるように取り付けます。
これによって、防水性能があがっているものと思われます。
気軽に取り外せるスマホケースとは違うのでその点はお気を付けください。
なので、普段は完全にケースを外してしまって通常のタブレットとして使い、アウトドアに出かける際に、各種カバーを取り付けてから出かけるというスタイルを取ると良いでしょう。
また、業務用であればカバーはつけっぱなしにしておいた方が良いです。
AGM PAD P2 Activeタブレットのサイズ感や重さ
AGM PAD P2 Activeタブレットのサイズ感は通常のタブレットよりワンサイズ大きい、11インチ仕様です。
さらに、頑丈なケースカバーがついているので、実質12インチ近くのサイズ感があります。
なので、片手持ちは難しいと思ってください。
カバーを付けた状態での重さは、約1㎏。厳密には1㎏強あるため、そこそこ重く感じます。
エラーと表示されているのは1㎏をオーバーしているからです。
タブレットのみの重さは実測値で602gでした。
タブレット本体は片手でも扱えるくらいの軽さになるため、簡易バンドを取り付けて動画を見たり、スタンドにおいて動画を見るのに適しています。
AGM PAD P2 Activeタブレットの重厚な保護ケースが便利
先ほども言いましたが、AGM PAD P2 Activeタブレットには頑丈なケースが付属しています。
このAGM PAD P2 Activeタブレットケースには360°回転スタンドがついているので、そのままカバーを装着した状態でスタンドを買わずとも、自立させることができます。
また、ショルダーストラップ付なので持ち運び時には首から下げたり、肩から下げて使うことができます。
頑丈さがうりなので、例えばお子さん用にプレゼントしてあげるということも考えられますね。
その代わり、重いので小学生以上のお子さんが良いでしょう。
また、使う際は必ずショルダーストラップを装着してもらったり、回転スタンドを使わせるようにして手首に無用の負担をかけさせないように工夫してあげてください。
AGM PAD P2 Activeタブレットでゲームはどこまでできる?
さて、AGM PAD P2 ActiveタブレットにはMediaTek G99を搭載しているミドルスペックなタブレットです。
そのため、そこそこできるゲームの幅が広いのも特徴です。
まず、PUBGは画質設定高めでもいけます。
原神はチュートリアル画面でしか試していませんが、ラグなく操作可能でした。
ただ、画質設定は中くらいまで落とされていたかと思います。
そして、WOTのモバイル版も試しましたが、一切のラグなく普通に遊べました。
今回の試し方だと、例えば、原神で処理が重くなるであろう、エフェクトを伴う動作のシーンでどこまで耐えられるかまでは分かりません。
恐らく、多少カクつく程度で遊ぶことはできると思われます。
また、そういったシーンの少ない、WOTモバイルなんかは普通に遊べるので、ゲーム目的で買うのもありなタブレットです。
AGM PAD Pのラインナップ
実は、AGM PAD P2には4種類のラインナップがあります。
まず、タブレットのみのもの。
次に、仕事にもつかえるタブレットとキーボードケース付のもの。
さらにキーボードとタッチペンがセットになっているモデル。
そして、今回レビューしている保護ケース付きのモデルです。
AGM PAD P2 Activeタブレットに関しては、この保護ケースが魅力なのですが、他方で、このスペックで保護ケースはいらないから普通のタブレットが欲しいという方もいらっしゃると思います。
そういう方は、タブレットのみを選択すると良いでしょう。
保護ケースがつくバージョンの方は、タブレット本体の気密性も上がるためか、販売価格に一万数千円の差があります。
ちなみに、現在の価格では、付属キーボードをつけても4,000円の差しかないので、キーボード付を選ぶのが一番コスパが良いですよ。
AGM PAD P2 Activeタブレットの防水性能
AGM PAD P2 Activeタブレットの防水性は、IP68、IP69K、MIL-STD-810H規格となっています。
そのため、1.5メートルまで浸けても大丈夫です。
気温はマイナス20度から最高60度までもつ頑丈設計です。
さらに保護ケースを付けた状態なら1.2メートルの高さから落としても耐える超頑丈設計なタフネスモデルです。
これをAGMが出してきたというのがとても面白いと感じました。
個人的にはこういうアウトドアモデルが好きなので、AGM PAD P2 Activeタブレットはドンピシャなタブレットだと感じました。
AGM PAD P2 Activeタブレットのディスプレイ
AGM PAD P2 Activeタブレットのディスプレイは1920 x 1200ピクセルで、11インチサイズのFHDディスプレイとなっています。
目視した感じでは、さすがFHDの画質と思わせてくれる綺麗さです。
写真で見ると若干見た目が悪くなるのですが、それでも液晶の色味の出方が綺麗なのが分かりますよね。
明るさは最大480ニットあるので、太陽光下でも大丈夫でしょう。
しかも、ゲーミングモデルかとツッコミたくなりましたが、ディスプレイのリフレッシュレートは90Hzなんですよ。
アウトドアモデルと称しながらも、色々な用途を想定して作っているのが分かるタブレットです。
また、動画を見る方が気にする、WidevineはL1でした。
気兼ねなく自宅でアニメやドラマを見ることができます。
AGM PAD P2 Activeタブレットはメモリ・ストレージを拡張可能
AGM PAD P2 Activeタブレットのメモリは8GBなんですが、仮想メモリ容量を足すと16GBになります。
ストレージ容量を使うため、ストレージ容量には余裕を持たせておいてください。
デフォルトのストレージ容量は256GBあるので、写真や動画を撮りまくらない限りは早々いっぱいにならないと思います。
ですが、容量がすぐにパンパンになることが想定できるのであれば、最大2TBまで容量拡張が可能なので、SDカードなどを購入して、早々に容量を確保しておきましょう。
また、本来なら蛇足で語るべきところではないのですが、AGM PAD P2 ActiveはLDAC対応デバイスです。
もしお持ちのイヤホンやヘッドホンがLDACに対応していたら、是非ハイレゾ音源を買って聴いてみてください。
ちなみに、再生デバイスがハイレゾ対応でも最高音質が24ビット/48KHzまでしか対応していない場合、ヘッドホンやイヤホンがLDAC対応で、LDAC接続しても24ビット/48KHzに制限されてしまい、本来の力を発揮しきれません。
この点、AGM PAD P2 ActiveタブレットはaptXシリーズは未対応のようですが、LDACは最高音質の24ビット/96KHzに対応していました。
LDAC対応のヘッドホンやイヤホンは結構出てきているので、LDAC対応ヘッドホン、イヤホンを持っている方は是非、ハイレゾ音源を楽しんでください。
また、AGM PAD P2 Activeタブレット自体は4つのステレオスピーカーを搭載しているので、そのままでもドラマや映画、アニメ、音楽鑑賞を楽しむことができますよ。
AGM PAD P2 Activeタブレットのバッテリーもち
AGM PAD P2 Activeタブレットのバッテリーは8,000mAh搭載の大容量バッテリーです。
スタンバイモードにした状態で放置しておくと、全然バッテリーが減らない省エネ仕様なんですよね。
別の1万円台の中華タブレットは放置してても気付くとバッテリー切れを起こしていますが、その点、AGM PAD P2 Activeタブレットはスタンバイ中の消費電力がかなり少ないように感じています。
また、AGM PAD P2 Activeタブレットは20ワットの急速充電に対応している点も特徴です。
バッテリーのもち方は、ビデオを再生し続けて最大8時間の再生が可能です。
ゲームについては実験しておらず分かりませんが、そこそこもつものと思われます。
AGM PAD P2 Activeタブレットの口コミ・評判をレビュー♪
次に、AGM PAD P2 Activeタブレットの口コミ・評判を見ていきましょう。
普段家で動画視聴やネットサーフをメインで使ってますが、数年前に買った中華タブとは段違いで動作が軽くて、画面や音に関しては文句なしのタブレットです。リンゴマークの型落ちタブレットと大差ないのに安価な点がポイントです。とりあえずAndroidタブレット探しているのであれば、候補にしてみて下さい。
引用元:Amazon”AGM PAD P2 Active”レビューより
こちらのレビュアーさんは、リンゴ型落ちと同格とまで言っています。
その点、私も同意見で、サクサク動くアンドロイドタブレットを探しているのであれば、AGM PAD P2 Activeタブレットは無難な選択肢だと思います。
・有機EL程の色鮮やかはないが、美しくて明るい液晶である。
・4スピーカーの音質は普通だが、音量を上げても割れていない。
・BTはアンカー リバティ4をLDAC接続で問題なし。
・アマブラでHD画質視聴、Web閲覧・SNSなら快適に動作している。
・顔認証登録が縦画面で顔が捩れてやり難い、独自OSの向上に期待する。
引用元:Amazon”AGM PAD P2 Active”レビューより
こちらのレビュアーさんは色々試されています。
中でも、私と同じくLDAC接続を試されています。
私のメインスマホはiPhoneのため、AACコーデックまでしかサポートされていません。
そのため、ガジェットブログ用にLDAC対応のアンドロイドスマホを用意してあったのですが、最初からAGM PAD P2 Activeタブレットがあれば、即解決していたんですね。
私のアンドロイドスマホの価格より、AGM PAD P2 Activeタブレットの方が安いので、自宅据え置きで音楽を聴くという方は、あえてAGM PAD P2 Activeタブレットを音楽用に購入しても良いかもしれませんよ。
タブレットのAGMはどこの国の会社?
今回レビューしているAGMというのは中国の深圳にある企業です。
企業名がこちら⇒深圳市艾捷莫科技有限公司
AGMはモバイル分野で日本市場での拡大計画を発表していることから、今後、より面白い製品が日本市場向けに出回ってくる可能性が高いんです。
要注目の企業です。
【実機】AGM PAD P2 Activeタブレットレビューと評判♪調頑丈な取り外し可能なケース付きのごっつ凄いタブレット登場!!まとめ
今回は、AGM PAD P2 Activeタブレットを実機レビューしました。
やはり見た目のゴツイカバーに目が行ってしまいますが、搭載されているCPUなどの中身は正統派ミドルスペックタブレットです。
アウトドアに行かないから普通のが良いという方は、P2タブレットを選択。
壊されないよう、頑丈なタブレットを子供に渡したいという方や、業務用だったりアウトドア用に使いたいという方はAGM PAD P2 Activeタブレットを選択すると良いでしょう。
AGM PAD P2 Activeタブレットでは、LDACをサポートしているのでハイレゾ音源も聴くことができます。
個人的にはハイレゾ音源を聴けるタブレットという点が一番嬉しいポイントでした。
映像もキレイでスペックもそこそこ高いことを考えると、AGM PAD P2 Activeタブレットのコスパは妥当なラインだと思います。
今後、より面白い製品がAGMから出てくると思うので、同社の製品は要チェックです。
タブレットのみはこちら。