勉強するとき音楽をかける方もいますが、私は音楽をかけると逆に集中力が途切れてしまいます。
かと言って、イヤホンを外すと周りの話し声やノイズで集中できません。
そんな時、外部の雑音をシャットアウトしてくれる良いアイテムがノイキャン搭載イヤホン・ヘッドホンです。
ですが、ノイキャン搭載イヤホン・ヘッドホンは音楽を聴いていなくてもONにできるのでしょうか。
今回は、イヤホン・ヘッドホンのノイズキャンセリング機能を音楽なしでもかけられるのかについて調査しました♪
⇒【実機】Echo Buds (エコーバッズ) 第2世代のレビューと評判♪セールなら絶対買いの無難なイヤホン
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イヤホン・ヘッドホンのノイズキャンセリングを音楽なしでかけられる?
イヤホン・ヘッドホンというと『音楽を聴く』と思いがちですが、最近は『ノイズを消す』道具としても注目されています。
今回はイヤホン・ヘッドホンのノイキャンが勉強の役に立つのかという観点から調査しました。
ちなみに以下ではイヤホンをメインとして紹介していますが、ヘッドホンも基本的に同等の機能や性能があります。
機種によってはノイキャンのみONにできる
機種を選びますが、音楽を聴かずにノイズキャンセリングだけ利用するなんてこともできます。
実際の製品で言うとBoseの”QuietComfort Earbuds”というイヤホンは、この業界では有名かもしれません。
そもそもノイズキャンセリングは外部の騒音を減らして、音楽をより良く楽しむものですが、音楽を聴いていない場合でも大いに役立ちます。
私の例で言うと、飛行機や電車などの乗り物に乗っている時ですね。
突然大きくなるエンジン音がどうも苦手で、耳栓以上にノイズカットしてくれるイヤホンは頼もしい味方です。
また、カフェなどで勉強をしていると周囲の話し声で気が散ってしまうこともありますよね。
私も最初は音楽をかけていたのですが、音楽をかけると音楽に意識を持っていかれることに気が付きました。
それから音楽をかけずにノイキャンモードだけをオンにして使うようになりました。
また、図書館はとても静かな環境なので、音量に注意しないと音漏れをしてしまう可能性がありますし、むしろ静かすぎて気持ちが悪いという方もいらっしゃいます。
なので、図書館での耳栓としても有効です。
ただ、イヤホンのノイキャンには次の項で説明する特徴があるので、この点を考慮して選びましょう。
ノイキャンの強度はメーカー・機種ごとに違う
実はノイズキャンセリングには高度な技術が必要で、メーカーや機種によって強度に差があります。
もちろん価格が高いものになるほど強度は高まりますし、ノイズキャンセリング能力が高いメーカーというのも存在します。
ですので、ノイズキャンセリングが付いたイヤホンだからOKというわけではなく、どの程度の強度があるのか製品内容やレビューを読み込むことが大切ですよ。
ここでは参考にして欲しい2つの指標を紹介します。
まず1つ目の指標として、ノイズキャンセリングには『PNC』と『ANC』という音を遮断する2つのタイプがあります。
どちらが自分に合っているか、欲しいと思っているのかを確認してくださいね。
PNC(パッシブノイズキャンセリング)は、物理的な手段によって外部のノイズを遮断する技術で、イヤーピースやイヤーパッドの素材や構造を工夫することで周りのノイズを遮断する方法です。
PNCは低音域のノイズは遮断しづらく、中音域から高音域のノイズを遮断しやすい傾向にあります。
比較的リーズナブルに手に入るものが多いですね。
ようは耳栓をつけているのと同じということでもあります。
対するANC(アクティブノイズキャンセリング)は、騒音を自動的に検出し、反対の音波を発生させて騒音を打ち消す技術のことです。
PNC商品に比べると価格は上がりますし、バッテリーも消耗しやすいのですが、遮音性が高いというメリットがあります。
このようにノイズキャンセリング技術が PNCなのか ANC なのかを確認しておくと、効果的なノイズ キャンセリングを利用できます。
ですが、前述した通り、イヤホンの構造、イヤーピースの形状、材質によってPNCの強度が変わってくるんですね。
例えば、こちらのJLabというメーカーの”JLAB GO Air POP”はノイキャン(ANC)非搭載ながらも、イヤーピースによるPNC効果が高く、ただ装着しているだけでも、かなりの外音をシャットアウトしてくれます(価格もアンダー5,000円とリーズナブルです♪)。
詳細はこちらのレビューをご覧ください。
⇒【実機】『JLAB GO Air POP完全ワイヤレスイヤホン』レビュー♪音質も追求しつつコスパまで実現したファッションモデル♪
下手に安いANC搭載モデルのイヤホンを買うよりも耳栓効果が高いという意味で、勉強用にはおススメです。
次に、2つ目の指標がdB(デシベル)値です。
製品詳細に『-〇㏈』と表記されているものが多く、㏈値の数字が大きくなるほど強力なノイズキャンセリングができていることになります。
大体-40㏈以上が最高クラスとされているので、これを基準値として頭に入れておいたら便利ですね。
ただ、この数値というのはメーカー独自に計測したものなので、測定方法が異なる場合があります。
目安程度の認識でいて欲しいのですが、1つの判断材料としては役立ちますよ。
以上の2つの指標に注目すれば、性能に納得できる機種を探し出しやすくなります^^
高強度のノイキャンならソニーやBOSEがおすすめ
私がもしノイズキャンセリングイヤホンを友人におすすめするなら『ソニー』と『BOSE』のイヤホン・ヘッドホンです。
ソニーは日本のオーディオ機器メーカーとして、一般人から音楽のプロフェッショナルまで高い支持を受けているメーカーです。
そして、販売しているノイズキャンセリングイヤホンは業界最高クラスのノイズ低減効果を持っていて、低音域から高音域の広い帯域のノイズカットが可能です。
また風を自動的に検知して遮断するという環境に対応するノイズカット機能も特徴です。
ちなみに、”WF-1000XM4”というイヤホンはノイキャン効果もさることながらイヤホンとしても超一級品です。
こちらの記事で”WF-1000XM4”の詳細な実機レビューを書いています。
⇒【実機】”WF-1000XM4”神機レビュー♪”WF-1000XM4”の評判・口コミもレビュー♪
ノイキャンのレベルの高さも書いてあるのでご覧ください。
元値が4万円弱だったのですが価格下落局面なのかお安くなっているので買い時でもあります♪
次のBOSEはアメリカのオーディオ機器メーカーで、世界的に人気のあるメーカーの1つです。
何と言ってもBOSEはノイズキャンセリング技術を世界で初めて開発した企業でもあるので、ノイズ低減効果は当たり前に業界トップクラスです。
ソニー同様、一般ユーザーからプロまで高い信頼を受けているメーカーです。
BOSEを選んでおけば間違いなしといったところですね。
ただ、基本的に1.5万円以上〜と価格は高めですので、お試しで購入というよりは、イヤホンにこだわりが出てきた方におすすめしたいメーカーです。
AirPods Pro第二世代のノイキャンもおススメ
ソニー、BOSE以外にも、AirPods Pro第2世代もノイキャン効果の高いおすすめイヤホンの一つです。
第1世代と比べて見た目の変化は少ないものの、第一世代と比較して最大2倍の雑音を消すノイズキャンセリング機能が搭載されました。
正直、第1世代を使用したことのない人にとって、‟2倍”という数字は何のことやらと感じると思います。
ただ、実際の評判ではより音楽に入り込めるということで、かなり人気が高かったです(音楽ではなくヒーリングミュージックをかけて勉強に活かすということも可能ですね)。
その理由の1つとして、新しく開発されたH2チップによって『外音取込モード』が大幅にアップグレードしたんです。
外音取込モードとは、適度にノイズキャンリングを効かせながら周囲の音を取り込んで、ランニングなど周りの安全を確保してくれる機能です。
このモードの進化によって、前モデルが機械音っぽかったのに対して、第2世代は音が自然で聞き取りやすくなったのだそうです。
またホワイトノイズも無くなり、耳栓をつけたような静かな空間を味わえます。
屋外のみならず、周囲を気にしないといけない仕事場でも役立つとの声が高いAirPods Pro第2世代は是非、注目してほしいアイテムですね。
ちなみに、AirPods Pro第一世代のノイキャンはかなり強かったです。
個人的にはソニー”WF-1000XM4”と同格かそれ以上という印象でした。
AirPods Pro第2世代は、H2チップを搭載したことで、公称値でAirPods Pro第一世代
の2倍のノイキャン効果があると言われています。
ただ、デメリット面としては販売価格が約4万円と高すぎる点でしょうか。
音質面はソニー”WF-1000XM4”がダントツなのですが、ノイキャン効果メインで考えたり、iPhoneとの相性だけで考えるとAirPods Pro第2世代に手を出す価値が生まれてきます。
ノイキャンをつけてる時は安全を確保しよう
ノイズキャンセリングを使う際に一番気を付けて欲しいのが‟安全性“です。
ノイズキャンセリングがオンになっている場合、周囲の騒音が低減されるため、交通事故や危険な状況に遭遇する可能性が十分にあるからです。
実際にイヤホンを装着して歩いていて、自動車が向かってくる音が聞こえなかったニュースを目にしたことがあります。
事故に繋がるかもしれない場面では、ノイズキャンセリングをオフにしておくのが好ましいと言えますね。
外音取込機能があるイヤホン・ヘッドホンなら、外音取込機能を優先的に使うようにしましょう。
また背後から誰かが忍び寄ってきて、引ったくりや襲われる危険性もあります。
カフェで財布をいつの間にか盗まれていた!なんてことも容易に考えられますからね。
ノイズキャンセリングを使用する際には周りの音が聞こえにくくなることを意識してください。
リスクを避けるためにも周囲の状況に注意して行動してくださいね。
ノイキャンを勉強に活用する際も、適度に休憩しよう
勉強にもノイズキャンセリングは大いに活用してほしいです。
カフェや図書館といった静かな場所であっても、どうしても雑音が気になって集中できませんよね。
そんな時、ノイズキャンセリングイヤホンは頼もしい相棒になりますよ。
ただ、1つ注意してほしいのが適度な休憩をとることです。
イヤホンやヘッドホンを長時間使用する場合には、耳や頭部へ負担がかかります。
音楽を聴いていないとしても、耳や頭には負担がかかっています(聴力ではなく圧迫による痛みです)。
また、勉強の場合、適度な休憩をとることで集中力を維持しやすくなります。
特に人間の集中力は色々な説がありますが5・60分もてばよい方です。
集中力に関しては個人差やその時の体調、気分、周囲の環境といった要因が絡んでくるので一概に言えない点はもどかしいです。
ですが、全く休憩せずに勉強し続けるとバテてしまって高い集中力を維持できなくなります。
ですので、1時間に1回、10分程度、意識的に休憩するといったようにメリハリをつけて勉強していきましょう♪
ノイズキャンセリングを活用して集中力を高めよう
一般的に人は騒音が少ない環境におかれると、より集中力が高まると言われています。
私も資格勉強のために図書館やカフェに籠ったことは何度もあります。
一方で、家の中や仕事場は他人の生活音があるので、静かさを保つことは難しいですよね。
人によっては逆もまたしかりです。
その時に活用したいのがノイズキャンセリング機能のついたイヤホン、ヘッドホンです。
ノイキャンイヤホンを使えば完全に音を遮断できるかというと、そこまでの便利品ではありません。
ですが、ノイズを低減してくれた上で耳に入ってくる音というのは不思議とスルー出来るんですよ。
ということは、やはりノイキャンイヤホンで勉強をする効果はあるといえます。
ただ、気をつけてほしいのは、ノイズのある環境下でする勉強も必要なんです。
というのも、本試験では当然イヤホンをつけて受験することはできません。
そうすると、普段は静寂の中で勉強していたのに、本番だけノイズのある環境下で受験をするとなると、周りの人のカリカリ音や紙をめくる音などが気になってしまう可能性があります。
周りの音に慣れるという意味でも、ノイキャンイヤホンを使う日と使わずにノイズに慣れる日とを分けてみることをおすすめします^^
勉強中はイヤホンとヘッドホン、どっちがおすすめ?
勉強にノイキャン機能付きイヤホン・ヘッドホンを使用したいと考えているなら、イヤホンとヘッドホンのどちらが向いているのか少々悩みどころですよね。
そこで、おススメの使い分けを紹介しますね。
ヘッドホンは耳を覆い隠すように装着するので、長時間の使用でも耳が痛くなりにくい傾向にあります(もちろん、製品によりますが)。
耳が痛くなって、勉強に集中できなくなったら本末転倒ですからね。
耳への負担を減らしたいと感じるならヘッドホンがおすすめです。
ただし、1万円以下のヘッドホンだと2・3時間で耳が擦れて痛くなる可能性もあるので、あえて3万円前後の良いクラスのヘッドホンを選びましょう。
また、イヤーパッド(耳にあたるクッション部分)は和らかい素材でクッション性があり、深さもしっかりあるものを選んでください。
特にイヤーパッドの深さが浅いと、スピーカー部分のスポンジが耳に擦れて耳が痛む原因となります。
こちらの写真はEDIFIERというメーカーのエントリーモデル(アンダー1万円)でイヤーパッドにプロテインレザーというクッション性の良い素材が使われているモデルです。
EDIFIER-W820NBの詳細な実機レビューはこちらをご覧ください。
⇒【実機】”EDIFIER W820NB”評判とレビュー♪”W820NB”は気軽に使える高コスパが魅力のヘッドホン♪
高校生くらいまでならこのくらいでも良いかな、むしろ、このくらいの価格帯でないと買いづらいかなと思うのですが、例えば、同じEDIFIERの中でも上位クラスのモデルの方が装着感という意味では良かったです。
それが、こちらのEDIFIER-WH950NBというモデル(約25,000円)で、イヤーパッドには同じくプロテインレザーが使われているのですが、とても着け心地の良いヘッドホンでした。
⇒【実機】『EDIFIER WH950NB』ヘッドホンの評判とレビュー♪豊かで芳醇な音色に眠気もふっ飛ぶ嗜好のヘッドホン♪
また、ヘッドホンの場合は頭に装着することから軽さという要素も加えて選んでみてください。
当然ながら重いヘッドホンは頭や首への負担が大きくなり、ヘッドホンの長時間装着が頭痛や肩こりの原因になりかねません。
このように、同じメーカーでも使われている材質のランクを変えていたり、仕様・デザインが若干異なっていることから、購入前はしっかりレビューを確認してから買いましょう。
一方で、より集中力を高めたいなら断然イヤホンですね。
イヤホンは耳との密着度が高いので、音の密閉性が上がり耳栓効果を期待できます。
絶対周りの音を気にしたくない!と思う人はイヤホンを使用してみてください。
イヤホンも長時間使っていると耳の穴が痛くなってきます。
こちらも適度に休憩を挟みながら使うようにしてください。
休憩時には外の空気を吸ってリフレッシュすると良いですよ♪
アンダー10,000円クラスのイヤホンは基本ノイキャン弱め
それでは、ノイキャンの強度は何を基準に選べば良いのでしょうか。
この点、価格を一つの目安として選ぶという方法があります。
残念ですが、1万円以下のモデルになるとノイズキャンセリングの強度は弱い傾向にあります。
これは、高品質のノイズキャンセリングを得るためには高度な技術や機器が必要で、それらを内蔵すること自体がコスト面で難しいからです。
まあ、理由は納得できますし仕方ないことですよね。
ちなみに、これは一般的な傾向としてお伝えしているので、もし音にこだわりがない方であれば低価格でも満足できるイヤホン・ヘッドホンも存在しているかもしれません。
ただ、最近ワイヤレスイヤホン市場は低価格化が進んできているので、いずれ、アンダー1万円以下でもノイキャン強めのイヤホンが登場する可能性は十分にあります。
18,000円前後でもノイキャン弱めがあるから要注意
上記で1万円以下はノイズキャンセリング機能に期待できないと言いました。
では、1万円以上だったら安心なの?と聞かれたら微妙です。
実は1万以上のイヤホンでもノイズキャンセリングが弱めなイヤホンもあるんです。
というのも、メーカーごとに、さらにいうと製品ごとにコンセプトが変わってきます。
ノイキャンを搭載したがために音質が変わってしまうということもあって、それを受けてあえてノイキャンの効きを弱めている可能性もあります。
イヤホンはあくまでも音楽を聴くための機器なので、ノイキャンより音質面を重視するのが音響メーカーです。
ノイキャンはどちらかというと付属機能といった印象ですね。
なので、ノイキャン効果の強いモデルを選びたいなら、少々お値段は張りますが、AirPodsPro、ソニー、BOSEといった有名どころから選ぶのが無難です。
あえて、アンダー2万円クラスでノイキャン効果の高かったイヤホンを挙げるならば、”1MORE EVO”というイヤホンが良かったです。
詳細はこちらの実機レビューをご覧ください。
⇒【実機】1MORE EVO ワイヤレスイヤホンレビュー♪ノイキャンの没入感がヤバいイヤホン登場!
1MOREがどこの国のメーカーかはこちらの記事をご覧ください。
⇒『1MORE』はどこの国の会社?『1MORE EVO』や寝ホンで有名な『1MORE』の評判をレビュー♪
勉強にオススメなノイズキャンセリングが強いイヤホン3選
学生さんや社会人の方、また勉強をしている方におススメなイヤホン3選をご紹介します。
どれもノイズキャンセリング機能が高いので勉強の効率アップが期待できますよ♪
定評のあるApple AirPods Pro(第2世代)
前述しましたが、Apple AirPods Pro(第2世代)は機能性、デザイン性ともに高いので幅広い年齢層におすすめしたいイヤホンです。
ただし、価格は4万円程と高額なのでご注意を。
ですが、AirPods Pro第一世代より2倍の静寂さを味わえる高品質なイヤホンは、有名メーカーのソニーやBOSEに全く劣らないと言われています。
特にH2チップの搭載でアップデートされた『外音取込モード』の中にある『適応型環境音除去』は新機能として注目されています。
この機能を簡単に説明すると、外の音を取り込むときに、突発的に飛び込んでくる耳に悪影響を与えるような大きな音を除去(小さく)してくれるものです。
電車や工事現場の音ってかなりビックリしますし、電車の通過音なんかはビックリしちゃいますよね。
なので、個人的にはとても魅力的なイヤホンだと思っています。
そして、ノイズキャンセリングが高品質なのはもちろんですが、その他の機能性も高い点も特徴です。
例えば、様々な人の耳に合うようにイヤーチップのXSサイズが追加され、全4サイズから選べるようになりました。
音質も低音域がパワーアップして、さらに迫力のある音楽を体験できます。
集中したい勉強の場でも、通勤や通学の際にも、その実力を発揮してくれるのがAirPods Pro第二世代です。
音質が信じられないほど素晴らしいソニーWF-1000XM4
ソニーのWF-1000XM4は2021年に発売された、ノイズキャンセリングと音質の評判が高いハイレゾ対応のイヤホンです。
前モデルから評判は高く、発売当初は人気のあまり品薄状態で入手困難だった程です。
そして特に進化したと言われるのが、ノイズキャンセリング機能です。新たに搭載された『統合プロセッサーV1』によって高音域から低音域まで、どの帯域のノイズに対しても、低遅延でノイズカットできるようになりました。
風を検知すると、自動的に風ノイズを低減する機能も付いています。
風の強い地域や家、高層階のマンションに住む人にとっては、風ノイズカットはかなり有難いのではないでしょうか。
業界最高クラスのノイズキャンセリングを持つWF-1000XM4ですが、音質に関しても奥行きがあって音楽に没頭できます。
個人的に音質は最高クラスで、iPhoneで聞いても音の輪郭がハッキリ聞こえるほどにチューンナップされていて驚きました。
またイヤーピースにもこだわりをもって取り組んでいて、耳の複雑な凹凸にも干渉しにくい形状に設計されています。
イヤーピースについては、他社がカナル型のシリコン系素材を使っている中で、ソニーのWF-1000XM4はウレタンフォーム(弾力のある伸縮素材)を使っていることからフィット感は高めです。
もちろん、人によって装着感の好き好きはあると思いますが、個人的には密閉度良し、音質良し、ノイキャン良しと三方良しのイヤホンでした。
Bose QuietComfort Earbuds II完全ワイヤレスイヤホン
上記でも触れましたが、BoseのQuietComfort Earbuds IIは「やっぱり良い」と感じる人が多いイヤホンです。
世界に誇る音響メーカーと称され、音楽のプロフェッショナルも使用するBOSEへの信頼度は言うまでもないようです。
そして、ノイズキャンセリングについては最強との声もあり、前モデルからも大幅に強化されています。
一般的にノイズキャンセリングは、車などの低音域や、工事音などの高音域を中心にノイズカットして、会話は結構聞こえることが多いのですが、QuietComfort Earbuds IIは会話音などの中音域までしっかりとカットしてくれます。
電車やカフェにいる時でも、完全に集中できる環境を与えてくれます。
ちなみにノイズキャンセリングの強度をBose Connectというスマホアプリを使って調整できるのですが、どうやら強度MAXにすると、あまりのノイズカットの効き具合に、水の中に居るのかと感じる人もいるようです笑
それくらい高品質なんですね。
音質についてはBOSEの特徴でもある低音が強調された、ダイナミックな音楽が楽しめます。
正直、価格3万円台後半はワイヤレスイヤホンとしては超高級な部類に入るのですが、買う価値のある価格設定になっています。
とはいえ、流石に手を出しづらいという方は、値崩れしているソニーのWF-1000XM4を選ぶのが無難です。
こちらの記事で”WF-1000XM4”の詳細なレビューを書いているのでご覧ください。
⇒【実機】”WF-1000XM4”神機レビュー♪”WF-1000XM4”の評判・口コミもレビュー♪
既存のイヤホンの密閉度を高める方法
既に持っているイヤホンの密閉度は実は変えることができるんです。
高いイヤホンは買えないけど、手持ちのイヤホンを強化したいという方はイヤーピースを密着度の高いものに買い替えてみてください。
そうすれば音質もノイズキャンセリングも向上します。
ウレタンフォームのイヤーピースへ交換
カナル型イヤホンの多くはシリコン素材が使われています。
そのため、耳への密着度が高く密閉性が上がるのですが、中にはそれでも外音が入り込みやすいイヤーピースというものが存在します(口悪く言うと粗悪品です…)。
もし持っているイヤホンの音質、PNC(耳栓効果)を上げたいと思うなら、ウレタンフォームのイヤーピースを使用してみてください。
ウレタンフォームのイヤーピースは、シリコン製のものより耳に密着しやすいので周囲のノイズをより効果的にブロックすることができます。
またウレタンは柔らかい素材なので、長時間の使用でも耳の痛みを軽減できる一石二鳥のアイテムとも言えます。
ちなみにイヤーピースを交換する時には、イヤホンのメーカーやモデルに合った形状、サイズ選びが大切になってきますよ。
加えて、イヤーピースは小、中、大の3種類のサイズの用意があることが一般的なので、一番自分に合うものを試してくださいね。
過去に私がやらかした失敗例としては、イヤホンのスピーカー部分のサイズと、イヤーピースのサイズが合わなくて使えなかったことがあります。
それが、このスピーカー部分です。
上図のは円形をしていますが、中には楕円形のものもあります。
また、同じ円形でもサイズ感(直径)の違うものもあるため、イヤーピースを買う際は、お手持ちのイヤホンのスピーカー部分の直径と、買おうと思っているイヤーピースのサイズが適合しているかを確認してください。
イヤーピースなんて安いんでしょ?
と思われている方も多いかと思います。
たしかに、安いモデルは数百円で3セット入っていたりするのですが、ちょっと良いイヤーピースになると1セットで4,000円というのもザラにあります。
このクラスで買い間違えると悲惨なので、サイズ確認はしっかりしましょう。
イヤホン・ヘッドホンのノイズキャンセリングを音楽なしでかけられる?勉強にノイキャンを活用する方法を公開まとめ
今回は、イヤホン・ヘッドホンのノイキャンを音楽なしでかけられるのかという点について解説してきました。
結論としては製品ごとにできるものとできないものがありますが、最近のワイヤレスイヤホン・ヘッドホンは電源がONになっていればノイキャンのみ効かせることが可能なモデルが多くあります。
また、価格帯が上がるにつれてノイキャンレベルも上がっていきます。
ただ、これは一般論であって、音質を追求した結果、ノイキャン効果を弱くするということもあり得るので、ノイキャン重視で選ぶなら、Apple、ソニー、BOSEの3社から選ぶのが無難です。
また、耳を保護するという意味でも、勉強に集中し続けるという意味でも適度に休憩をとってくださいね^^
⇒【実機】”WF-1000XM4”神機レビュー♪”WF-1000XM4”の評判・口コミもレビュー♪
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また、アマゾンで買うならプライム会員になっておきましょう。
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