メーカー様より、QCY Crossky C30の実機をご提供頂いたので、率直な感想をレビューします。
QCY Crossky C30で音楽を聴いた第一印象が、音圧が強いというものでした。
通常のイヤホンなら音圧を気にしないことが多いのですが、イヤーカフタイプのイヤホンはまず音圧がどれだけあるかが気になってしまいます。
というのも、過去にレビューしてきたイヤーカフタイプイヤホンの中には音圧が弱く、ボリュームをかなり上げないと音が響かないタイプがあったんです。
この点、QCY Crossky C30は音圧がしっかりしているので、過去に同じように音圧の弱いイヤーカフタイプイヤホンを買ってしまったという方におすすめしたくなるイヤホンです。
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期限:2025/3/9まで
【実機】QCY Crossky C30を開封
まずは、QCY Crossky C30イヤホンを開封していきましょう。
こちらがQCY Crossky C30のケースです。
QCY Crossky C30の同梱物一式はシンプルな構成になっていました。
こちらがQCY Crossky C30イヤホンです。
QCY Crossky C30はマット調に加工されているため落ち着いたデザインが特徴。
他方で、乱暴に扱うと少し傷がつきやすいというデメリット面もありますが、マット調の方がカッコよく見えるというメリットはありますね。
こちらがQCY Crossky C30イヤーカフタイプイヤホンです。
持ち手の部分はゴム質というかシリコン素材というか、柔らかい素材が使われていて耳への負担が少なくなるように設計されていました。
逆にQCY Crossky C30のスピーカーの裏側、ヘッドホンでいうところのハウジング部分はグレア調になっていて鏡のように背景が映りこみます。
少しピンぼけしちゃいましたが、QCY Crossky C30のマイク部分が見えますね。
QCY Crossky C30は両サイドで大きさが違っていて、耳にフィットさせつつ、重さや大きさで微調整して装着している間にズレが生じないように調整がなされていました。
QCY Crossky C30のアーム部分はこんなに柔軟性が高いんですよ。
QCY Crossky C30をレビュー♪
それでは、QCY Crossky C30の音質や性能をレビューしていきます。
QCY Crossky C30の通常音質
QCY Crossky C30のコーデックはSBCとAACです。
iPhoneユーザーとしてはAACコーデックは外せませんね。
QCYはコスパタイプのイヤホンを出すメーカーの中でも音質とコスパが良い意味で釣り合っているメーカーです。
そこが最近、人気の出ているイヤーカフタイプを出してきたので気になっていましたが、聴いてみて、まず音圧が高かった点は評価ポイントでした。
冒頭でも述べたように、なぜかイヤーカフモデルは音圧の弱いモデルが多い印象だったので、QCY Crossky C30が音圧の強いモデルだった点が嬉しかったです。
音質は、過去のカナル型と比較しても音質全体が向上している印象でした。
以前は少しモヤっと感が拭えなかったのですが、QCY Crossky C30に関しては全体的にクリアな音質が特徴的です。
それでいて低音が強いのも、他のイヤーカフタイプのイヤホンにない魅力になります。
QCY Crossky C30には、10.8mmデュアルマグネット・ハイセンシティー・ドライバーを搭載しているんですね。
一般的なカナル型イヤホンに搭載されているドライバーサイズは10㎜が多いのですが、イヤーカフ型の場合は低音が拡散するといわれているので少し大き目のドライバーサイズを搭載していることが多いです。
しかし、QCY Crossky C30はイヤーカフの中では比較的小さめな10.8㎜ドライバーを搭載している点にもかかわらず、低音がしっかり鳴っています。
BOSEほどの引き込まれるほどの低音ではないのですが、コスパを考えるとかなり魅力的な低音の強さを備えています。
他方で、高音の透明度も高いものがあるのですが、低音と高音のバランスを考えると、少々低音に寄りすぎている感じがしなくもありません。
QCY Crossky C30は空間オーディオ機能にも対応していますが、こちらの機能は確かに少し立体的な音場を作り出してくれます。
ですが、継続的に立体的な音場を作り出してくれるというよりかは、かなり緩やかな変化にとどまっていました。
言い換えると、空間オーディオとしての実感も少ない代わりに、かなり歪みの少ない空間オーディオになっていました。
とはいえ、普段使いには後述のフィット感も含めて使いやすい機種なので、個人的にはおすすめしたくなるイヤーカフタイプイヤホンだと感じました。
QCY Crossky C30の外音取込機能
QCY Crossky C30の場合、厳密には外音取込機能ではありませんが、便宜的に外音取込機能としてご紹介させていただきます。
イヤーカフタイプなので当然ながら外音が自然と入ってきます。
QCY Crossky C30は音圧が強めなので、iPhoneで真ん中のボリュームにしていると、外音がかなり入ってきにくくなるんですね。
なので、外音の入りを気にするのであれば音量を少し下げてあげる必要があります。
逆にいうと、音量を下げてボリューム調節をしてあげれば、外音の聞こえ具合を簡単に調整できる点は、イヤーカフのメリットを活かしているポイントといえます。
QCY Crossky C30のバッテリーもち
QCY Crossky C30のバッテリーもちも必要にして十分な性能があります。
イヤホン単体で最大5時間半もち、充電ケースと合わせると最大25時間の再生が可能なバッテリーを搭載しています。
通勤通学でも往復に十分なバッテリー量を確保していますが、長時間のウォーキングやフルマラソン、フルマラソンといかなくても長時間ジョギングをする方であれば、やはりロングバッテリー搭載モデルのほうが良いでしょう。
骨伝導モデルのスポーツモデルなら、Shokzといったプロフェッショナル仕様という選択肢もありますが、長時間使うものだからこそ、あえて気軽に使えるエントリーモデルを選ぶというのもありです。
QCY Crossky C30の重さは、片方のみでわずか約5gという軽量さを実現しているので、耳に装着していても違和感や不快感がないのもQCY Crossky C30の魅力です。
また、QCY Crossky C30は、急速充電にも対応していて、たったの10分で約2時間の再生が可能になります。
ちょっとジョギングするだけなら身支度やストレッチ中に10分くらいは過ぎると思うので、その間にバッテリーを充電してあげれば普段使いには困りませんね。
QCY Crossky C30のフィット感
QCY Crossky C30のフィット感は、耳の厚みにもよりますが、私の場合、とてもフィッティングが良く、耳が痛くなりませんでした。
QCY Crossky C30の耳との設置部分には、柔軟な材質が使われていることから、耳への当たり方が優しいのでしょう。
以前、同じくイヤーカフタイプのモデルを使った時には、クリップ力が強くて少し痛い思いをしたこともあります。
それと比べると、QCY Crossky C30のクリップ力は落ちるものの、かといって、しっかり耳側面にはまっているので落ちる心配もないというベストな塩梅になっていました。
QCY Crossky C30の通話、マイク性能
QCY Crossky C30の通話性能は中くらいです。
マイクは左右に二基、計四基搭載されているので声を小さめに発してもしっかりキャッチしてくれるので実用性は高いです。
また、ENCノイズキャンセリングが強く働いているようで、室内の空調音はすべてシャットアウトしていました。
他方で、声の出だしが弱すぎるとマイクが拾いきれないのか、または、ENCノイキャンによって雑音と判定されて消されてしまうのかは分かりませんが、若干、声の入りが弱い傾向にあった点だけ気を付けて使ってください。
会議用にも全然ありなイヤホンでした。
QCY Crossky C30は音漏れする?
QCY Crossky C30は高度な指向性オーディオ技術と自動サウンドビーム調整機能を搭載しているそうです。
とはいえ、音漏れは気になるところなので、一旦耳から話して耳を澄ましてみたところ、かすかに鳴っている音楽が分かるな程度には音が聞こえました。
ただ、本来であればQCY Crossky C30のスピーカー部分は、耳の中に入っていて音を周囲に拡散しづらい状態で使うことを考えれば、現実的にはボリュームさえ気を付ければ、通勤通学でも使えなくはありません。
ただ、イヤーカフだけでなく、オープンタイプの弱点でもあるのですが、地下鉄や電車のように外音が強いと音楽側が音負けしてしまいます。
なので、オープンタイプの使用想定シーンでベストなのは、ジョギングやランニングといったスポーツ時、お出かけの際のおともに使うくらいがベストです。
あとは自宅で音楽鑑賞をするときにも使えますね。
イヤーカフタイプを何に使うかは人それぞれですが、音漏れは音量さえ気を付ければ問題ないと感じました。
QCY Crossky C30の低遅延モード
QCY Crossky C30には、Bluetooth5.4が搭載されていて、さらに低遅延モード時には、約0.06秒というレスポンスの速さを実現しています。
最近はスマホやポータブルゲーム機でのゲームが多くなってきてますし、自宅でパソコンのゲームをするにも、イヤホンやヘッドホンを使うといった方が多いかと思いますが、遅延性という観点からQCY Crossky C30もおすすめです。
特に、低音強で割と色々な音楽を聴けるので、RPGにもシューティングにもいけます。
また、QCY Crossky C30はマルチポイント接続に対応しているのも良いですね。
パソコンとスマホにつないでおいて、ゲームプレイ中に電話があればすぐに応答できるので、あたふたすることなく電話に出れますよ。
QCY Crossky C30の口コミ・評判をレビュー♪
それでは、QCY Crossky C30の口コミ、評判を見ていきましょう。
コスパが良いワイヤレスイヤホンです。シンプルでスタイリッシュなデザインで、軽量で快適な装着感が魅力です。音質は高品質で、低音と高音のバランスが取れています。バッテリーは一回の充電で約8時間持ち、ワイヤレス充電ケースが付属しているので便利です。Bluetooth 5.0をサポートし、接続は安定しています。価格に対する性能の高さが特に評価されています。
音質やバッテリー寿命を重視する方におすすめのイヤホンです。価格以上の価値を提供してくれる一品と言えるでしょう。
引用元:Amazon QCY Crossky C30レビューより
私も、今回のQCY Crossky C30はスタイリッシュという言葉がしっくりくるデザインでした。
5千円台で、見た目、機能完璧です!
5千円以上のクオリティだと思います。
これ以上の機能を求める方はもっとお金をかけましょうね。※私感です。
音質に深く拘りなし、一般的に良い音質ねーと思える感覚はあります。そんな私の感想です。
質感→ 安っぽいプラ感なし。良い質感
音質→音割れ、こもり感なし。
操作→操作タッチをカスタマイズ設定出来る
音漏れ→両耳で中より1つ下?程で、音漏れなし。(全く音の無い所だと聞こえるかもしれませんが、街中だと中でも音漏れ無いと思う)接続も優秀で、お庭仕事する時にスマホは玄関に置いて10m位なら全然繋がったまま!五千円でこれは素晴らしいですよ。
引用元:Amazon QCY Crossky C30レビューより
イヤーカフタイプは最近人気が出ていることから、少しお値段が高めに設定されているのですが、
QCYは比較的リーズナブルに買える点が魅力です。
【実機】QCY Crossky C30レビューと評判♪低音、音圧強めのイヤーカフを探している人にピッタリなイヤホン!まとめ
今回は、QCY Crossky C30イヤーカフイヤホンを実機レビューしました。
QCY Crossky C30は個人的には低音強めに聴こえたのですが、他のレビュアーさんのご意見を見ていると低音が弱いという方もいましたし、逆に、クリアに聴こえた音質に関しても、こもって聞こえるという方もいらっしゃるなど、人によって見解がかなり異なるイヤホンでした。
個体差なのかは不明ですが、少なくとも、やはりコスパのQCYとだけあって、価格以上のイヤホンを出してくれたなという印象でした。
特に着け心地は他社にはないソフトな感触で長時間の装着にも向いています。
QCY Crossky C30は、お手頃なイヤーカフタイプを探している方にはおすすめのイヤーカフタイプイヤホンでした。
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