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【実機】XPPen Magic Note Padレビュー♪メインはノート取り、だけどお絵描きからゲームまでできる万能タブレット登場♪

XPPenよりMagic Note Padというノート取りに特化したタブレットが発売されました。

今回、メーカー様より実機をご提供頂いたので率直な感想をレビューします。

Magic Note Padは、ミドルクラスのSoCを搭載しながらも、メインの用途はノートを取ること、メモを取ることに特化しているニッチなアイテムです。

ですが、後ほど述べるように、スペックはミドルクラスなので、お絵描きからゲームまでできる点が魅力です。

面白いのは背面にカメラを搭載していないカメラレスモデルであることです。

ですが、フロントカメラはちゃんとついていて、画質も良いなど、用途次第ではかなりのコスパタブレットに化けるタブレットでした。


目次

【実機】XPPen Magic Note Padを開封

まずは、XPPen Magic Note Padを開封していきましょう。

こちらがXPPen Magic Note Padのパッケージです。

XPPen Magic Note Padには専用保護ケースが付属してきます。

XPPen Magic Note Pad用の専用ペンに替え芯もちゃんとありますよ。

XPPen Magic Note Padアダプターと充電ケーブルも完備。

XPPen Magic Note Padタブレットは個包装されていました。

こちらが、XPPen Magic Note Padです。

X-Paperディスプレイを採用しているため、ぱっと見の光沢感はありません。

また、専用ケースにはマグネット式ペンホルダーが完備されています。

XPPen Magic Note Padのボタン類は上部と右側に集中しています。

上部の左ボタンを押すと、画面モードを3種類の中から選ぶことができます。

こちらがXPPen Magic Note Pad専用保護ケースです。

XPPen Magic Note Padを装着したのがこちら。

XPPen Magic Note Padをそのまま起動させてみました。

案の定、アンドロイドタブレットでした。

XPPen Magic Note Padに付属してきたペンは、液タブに付属してくるペンより細目で、ペン先も細く、鋭い形状にカスタマイズされており、ノートを取るのに専念できる形状に作られていました。

XPPen Magic Note Padを点けたところです。画面のノングレアな質感が目に優しい印象でした。

XPPen Magic Note Padの基本スペック

まずは、XPPen Magic Note Padの基本性能を見ておきましょう。

OS:android14
CPU:MTK Helio G99
ストレージ:128GB
メモリ:6GB+仮想メモリ6GB(ストレージより割り当て)
バッテリー容量:8,000mAh
ディスプレイ:1200×1920
フロントカメラ:13MP
背面カメラ:なし

搭載しているCPU、Helio G99はミドルスペックのタブレットでよく使われているコスパと性能を両立させたようなCPUです。

そのため、原神のようなゲームも解像度を落としてあげればプレイできますし、当然お絵描きにもピッタリ。

しかも、ノート用タブレットと称しているのに、90hzという比較的高リフレッシュレートさも完備しているので、結構多用途に使える点も魅力です。

また、同梱物にはX3 Pro Pencil 2が入っていて、16384筆圧に対応しているので書き心地は抜群に良いです。

アプリによってはペン入力と出力との間に若干のラグが生じることがありますが、実用的なレベルで上手くまとめられています。

今作のMagic Note Padが上手いと思った点は、メモリを6GBにした点と背面カメラを排除した点です。

まず、6GBについては、Magic Note Padのメイン用途がノートを取ることにあるので、本来そこまで必要ないはずです。

ですが、XPPenが液タブメーカーであることからも、お絵かきもできるノートタブレットとして、本機が開発されたのだろうと推測できます。

それに堪えられるよう、Magic Note Padのメモリは基本6GB、プラス、仮想メモリの6GB割り当てにしたのだろうと考えられます。

また、背面カメラを排除したのも面白い試みだと感じました。

なんならフロントカメラも排除して、徹底的にオフライン環境でノートやお絵描きができる環境を作っても面白かったのかなという気がしなくもありません。

恐らくですが、背面カメラを排除したことで製造コストを少し下げることができたのではないでしょうか。

それでいて、フロントカメラの性能は悪くないので、もし必要に応じて写真を撮りたいなら、使いにくいですがフロントカメラで対応しましょう。

一点、難点を挙げるとすれば、ストレージ容量が128GBしかないことです。

ノートをどれだけ取れば128GBに到達するのかは分かりませんが、相当な量を取らない限りはストレージ上限に行くことはないでしょう。

そう考えると、Magic Note Padの128GBは妥当なラインとも言えます。

ですが、Magic Note Padをお絵描きタブレット兼用とすると、ストレージ容量としては微妙に見えてきます。

また、スクショもたくさん撮ることを考えると256GBモデルも発売してほしいなというのが率直な感想でした。

ただ、最近はクラウドストレージをメインストレージにして使う方法が馴染んできたので、基本はGoogleドライブに格納して、メインストレージを圧迫しないようにしてあげれば、同期しているPCからもメモを取り出せますし、逆に、同期しているPCで取り込んだ画像データを、ノートアプリで開いてそこに直接書き込むという現場指向の使い方も可能な点はメリットといえます。

総じて、バランスの良い、面白いタブレットに仕上がっていると感じました。

XPPen Magic Note Padをレビュー

それでは、XPPen Magic Note Padの性能や機能性を実機レビューしていきます。

タブレットとしての使用感

Magic Note Padのタブレットとしての使用感は、ミドルクラスってこんな感じだよね、というラインを超えない印象でした。

画面サイズは11インチになっているので、かなり見やすいです。

過不足もなく、平均的な用途に使えます。

ただ、前作のお絵描きタブレットであるMagic Drawing Padと比較すると、Magic Drawing Padは最大512GBのSDカードに対応していたのに対して、Magic Note PadはSDカードに非対応のようなので、この点、見劣りしてしまいます。

また、Magic Drawing Padのストレージが256GBだったことを考えると、Magic Note Padのストレージ容量が物足りなくなってしまいます。

この点は、Magic Drawing Padとはコンセプトが違うが故の性能さですが、極論、ノートはMagic Drawing Padでもアプリを落とせば取れてしまうことを考えると、ノートを取るのにコスパを重視する方々向けの一台という位置づけになりそうです。

ディスプレイには、AGナノエッチング技術が使われている、X-Paperディスプレイを採用しています。

この技術は、極度な反射を抑え、目を保護するとともに、視認性が向上。

先ほども述べた通り、画面も3タイプに切り替えられるので用途ごとに使い分けができる点で、Magic Note Padはものすごく配慮された設計に仕上がっています。

X-Paperディスプレイのお陰で、Magic Note Padの書き心地はノート特化型らしく、素晴らしい書き心地ですよ。

ノートとしての使用感

Magic Note Padのノートとしての使用感は、画面のタッチパネルのセンサーの反応が良いなというのが第一印象でした。

こちらが実際にノートを書いてみたところです。

私はノートやメモ取りが苦手なので見栄えが悪いので恐縮ですが、一つのペンで直観的に鉛筆、ボールペン、蛍光ペンなどに切り替えられ、さらにカラーも簡単に選べるようになっているので、リアルで書く際のペンの交換がいらない点がストレスフリーで書けて良かったですね。

ただし、高速でペンを走らせると若干のラグが生じます。

(通所のメモではここまでの高速でペンを走らせることはないかと思いますが…お絵描きだとありえそうですね)

素早く走らせると、ラグは生じるものの、ノートを取っていて違和感は感じませんでした。

書き心地は、X-Paperディスプレイを採用しているので、ペーパーライク一歩手前という印象。

決して書き心地が悪いわけではなく、サラサラ書けるのでどんどんアイディアが湧いてくる、そんな書き心地に仕上がっていました。

文章を書いていて突っかかったり、書きにくいと感じることもなく、ボールペンでいうところのサラサやジェットストリームで書いているような感覚でした。

もう少しざらつきを増やしても書き心地には影響しないでしょう。

また、ノートとして直ぐに活用できるように、XPPen Notesがインストールされています。

XPPen Notesは永久無料メンバーシップとして利用できるようです。

XPPen Magic Note Padでお絵描きはできる?

Magic Note Padでもお絵描きは可能です。

試しに、アイビスペイントを落として少し描いてみました。へたっぴで恐縮ですが。

私に絵心がないだけで、描ける人が書いたら普通にクオリティの良い線画が描けますよ。

また、入り抜き設定もできるので、お絵かきにも最適です。

普段は趣味としてお絵描き用に使って、仕事や勉強のときはノート用に使うといった使い方が可能です。

従来だと、タブレットでノートを取るのは、iPadが最有力候補でしたが、現状、iPadの性能を求めると、iPad Airシリーズからが性能が段違いで上がるので、そこと比較すると、10万円前後と非常に高額になっています。

その点、Magic Note Padならリーズナブルに買えます。

また、iPadだとアップルペンシルを別途買わないといけないという負担も嫌なんですよね。

その点、Magic Note Padは液晶タブレットで鍛え上げられたXP-Pen独自の最先端なペンが付属してくるので、コスパが良いのも魅力的です。

Magic Note Padが普及したらノート革命が起こりそうですね。

XPPen Magic Note Padで動画を見ると?

XPPen Magic Note Padでも当然ながらYouTube等の動画が見れます。

こちらがYouTubeで動画を見ているところです。

光沢感を消すタイプのX-Paperディスプレイなので、XPPen Magic Note Padで動画を見ると目への刺激が少なく長時間でも見ていられます。

その分、発色が抑えられてしまう点は、他の発色の良いIPSパネル搭載モデルとの違いでしょうか。

少なくとも、ディスプレイ技術の影響で画質がすごく落ちるということはありません。

解像度も1200×1920のFHD相当はあるので、色々な動画を楽しめます。

XPPen Magic Note Padでゲームはできる?

Magic Note Padでもゲームはプレイ可能です。

負荷の大きい原神は最低スペックにした状態でないと動作自体が厳しいですが、これは
Magic Note Padが搭載しているCPUの限界なので致し方ありません。

こちらが原神の負荷状況を表した画面です。グラフィックスを最低にしていればスムーズまで持っていけます。

対して、グラフィックレベルを少しでも上げると途端に高負荷状態になってしまうので注意してくださいね。

ゲーミング用途であれば、もう少しCPUの強いタブレットを選ぶようにしましょう。

ちなみに、PUBGであれば画質がそこそこ良い状態でもプレイできました。

操作性も快適で、こちらはMagic Note Padでも十分やり込めます。

テストプレイをしていた、PUBGをやり込みそうになったので慌ててプレイをやめました。

そのくらい、快適な動作性をもっています。

XPPen Magic Note Padで音楽は聴ける?

Magic Note PadのCPUにはHelio G99が搭載されています。

もしかして、LDACでハイレゾ音源が聴けるかもと思い、手元にあったハイレゾ対応イヤホンを繋いでみました。

するとやっぱりLDACで繋がりました。

つまり、Magic Note Padを買えば、お絵かきやノート取りをハイレゾ音源を聴きながらすることができるということです。

これって、かなりお買い得な気がしませんか。

もちろん、LDAC対応のイヤホンを買う必要はありますが、既に手元にLDAC対応イヤホンがあれば、すぐにでもハイレゾ音源を楽しめますよ。

XPPen Magic Note Padの厚み、軽さ

Magic Note Padはタブレットの中でもかなり薄いのではと感じています。

Magic Note Padの薄さは実測で0.7mmしかありませんでした。

持ち運ぶことを考えたらとにかく薄いに越したことはありません。

Magic Note Padの重さは実測値で498gと500gを切っています。

これに付属のペンや保護ケースをつけても742.5gしかないので、仕事用に常に帯同しておくこともできますね。

XPPen Magic Note Padのフロントカメラを起動させてみた

こちらは、Magic Note Padのインカメのスクショなんですが、かなり綺麗に撮れてますよね。

Magic Note Padは13MPですが、画像処理が上図なようです。

本来であれば、ノート用タブレットであれば、インカメはいらないと思われるところ、なぜ背面のカメラだけなく、インカメだけあるのかというと、授業用と思われます。

授業や衛星予備校の動画講義、また大人向けのユーキャンのような動画講義を見るときにインカメが必要になってきます。

英会話なら尚のことインカメで映像を映しながら会話した方が良いですよね。

恐らくそういった趣旨から性能の良いインカメが搭載されたのだと思われます。

XPPen Magic Note Padの画面は3種類に切り替えられるNXTPAPERモード

Magic Note Padの画面は上辺の一番左にあるボタンを押すことで、NXTPAPERモードへ切り替えができます。

この切り替えで、ディスプレイ表示を、通常モード(ネイチャーカラーモード)、カラーペーパーモード(ライトカラーモード)、インクペーパーモードの三種類に切り替えることができます。

必要に応じて、読書、メモ、お絵描きなどのクリエイティブな作業用に画面を切り替えることができます。

通常モードは、解像度の明るいカラーモードで、文字通り普通に使うためのモードです。

カラーペーパーモードは、飽和度が低く柔らかい色の紙のようなディスプレイ効果を出してくれるモードで、目に優しいのが特徴です。

さらに、インクペーパーモードは白黒インクの紙のようなディスプレイにしてくれる機能です。

背景色や各アプリの色を確認すると、何モードになっているのかが分かりやすいかと思います。

私は、普段は通常モードにしっぱなしにしていますが、寝る前などはインクペーパーモードにして、輝度を落とすようにしています。

本当にメモ取りにしか使わないのであれば、ずっとインクペーパーモードにしておくと、目に優しいですよ。

XPPen Magic Note Padの口コミ・評判をレビュー♪

Magic Note Padの口コミ・評判は後日ご紹介します。

Magic Drawing Padから買い換える必要があるか?

Magic Drawing Padを持っている方は、あえてMagic Note Padに買い替える必要はありません。

Magic Note Padはあくまでもノートを取るのに専念できるように作られているタブレットなので、Magic Drawing Padにアプリを落としてあげるだけでメモを取れます。

よりノート専用のタブレットを作って、メモ書きのデータをアーカイブ化したいということであれば、Magic Drawing Padを追加購入して、クラウドストレージに溜め込むようにしましょう。

ノートの書き方はノート術の話になりますが、用途別にフォルダを作成して、例えばですが、私なら、お絵かき関係フォルダ、ブログ関係フォルダ、ゲーム関係フォルダのようにフォルダ毎にどんなメモを入れるかを決めておきます。

恐らくこれが一番オーソドックスで簡単な方法かと思いますが、ノートの取り方は人それぞれです。

自分に一番あった方法を試してみてください。

Magic Note Padのメリット・デメリット

Magic Note Padのメリットとデメリットを確認しておきましょう。

Magic Note Padのデメリット

こちらがMagic Note Padのデメリットです。

×ストレージ容量が物足りない
128GBというストレージ容量は、ノートや軽作業には十分ですが、お絵描きや大容量アプリを多用すると不足しがち。SDカードの拡張ができない点も難点。

×ゲーム性能には限界がある
高負荷ゲーム(例:原神)は最低設定にしないと動作が厳しく、ゲーミング用途には不向き。PUBGなどの軽めのゲームは問題ないものの、重いタイトルではパフォーマンス不足に陥り勝ち。

×ペン入力に若干のラグがある
書き慣れればどうということはないが、ペン入力と実際の描画にほんのわずかな遅延が発生する。

Magic Note Padのメリット

Magic Note Padのメリットはこちらです。

〇ノート取りに特化した快適な使用感
専用ペンと特殊な画面コーティング技術が組み合わさり、紙に書いているような滑らかな書き心地を実現。さらに、16384段階の筆圧感知により、細かい描写や書き込みが快適です。

〇多用途に使えるミドルスペック性能
ミドルクラスのHelio G99プロセッサーを搭載し、ノートだけでなく、お絵描きや軽めのゲーム、動画視聴など幅広い用途に対応できる点が魅力。

〇持ち運びしやすいデザイン
薄さ0.7mm、重量498gというコンパクト設計により、携帯性が高く、仕事や外出先でも活躍します。専用ケースが付属している点もポイントです。

〇目に優しいX-Paperディスプレイ搭載
反射を抑えたノングレア仕様で、長時間の使用でも目が疲れにくい。さらに、画面モードを3種類(通常モード、カラーペーパーモード、インクペーパーモード)に切り替えられるため、用途に応じて柔軟に対応できる。

〇フロントカメラ付きでリモート会議やオンライン授業・講義にも対応
背面カメラは排除されているものの、13MPのフロントカメラがあり、リモート会議やオンライン授業でも活用できる。

Magic Note Padをおススメしたい人

Magic Note Padをおススメしたい人はこんな方です。

【おすすめしたい人】
〇ノートやメモ取りが多いビジネスパーソン
紙のような書き心地と高い携帯性を活かし、会議や出先でのメモ取りに最適。

〇学生や受験生
長時間の学習でも疲れにくいディスプレイと、メモアプリを駆使して効率よく勉強できる環境が整っている。

〇アーティストやイラスト初心者
本格的なクリエイティブ用途にはやや物足りないものの、落書きやラフスケッチを気軽に楽しめるため、ライトな用途には十分。

〇読書や情報収集が趣味の人
画面モードを切り替えて目の疲れを軽減しながら電子書籍や記事を読むのに適している。

〇良く持ち運ぶ方
軽量で持ち運びやすいアイテムとして評価が高いです。

【実機】XPPen Magic Note Padレビュー♪メインはノート取り、だけどお絵描きからゲームまでできる万能タブレット登場♪まとめ

今回は、XPPen Magic Note Padを実機レビューしました。

ノートを取るためだけに生まれてきた珍しいタブレットですが、それだけに随所にノートタブレットらしい機能が散りばめられていました。

特に、ペンはノートが取りやすいように、従来のXPPenシリーズのペン先よりも少し尖った形状をしていましたし、Magic Note Padのディスプレイも3種類から選べるようになっていて、目に優しい配慮がされていました。

個人的に一番驚いたのはスペックの高さ。

ノートを快適にとるためにここまでスペックを上げてきたかというのが一番の驚きでした。

基本スペックが高いお陰で、簡単なゲームもお絵描きもできる万能タブレット。

もしかしたら読書に使うのも向いているかもしれません。

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この記事を書いた人
ガジェットからパソコンまで幅広く扱うガジェットブログ、『シェアしよ♪』編集部。当編集部では、実機を扱ったレビューから企業の調査まで幅広く対応。時には海外のサイトを調査したり、海外エージェントとやり取りをして情報を取得することも。役立つガジェットから面白いガジェットまで何でも取り上げます♪
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