Amazonでポタ電上位に来ているポタ電『Evopow』はどこの国の会社なのでしょうか。
気になったのでポタ電『Evopow』がどこの国の会社か調査してみました。
また『Evopowポータブル電源E515Wh』の特徴・魅力をレビュー。
さらに、『Evopowポータブル電源E515Wh』の評判を良いところから悪いところまでレビューしました♪
ポタ電『Evopow』はどこの国の会社?
ポタ電『Evopow』は恐らく中国のメーカーです。
明確にここ!ということは調べても分からなかったのですが、まず、創業が2015年と比較的若い会社であること。
さらに、創業者が元Google研究開発エンジニアと中国の電池メーカーの会長という面白い組み合わせであること。
英語の社名に『SHENZHEN EVO NEWENERGY TECHNOLOGY CO.,LTD』という形で深圳と入っていることから、スタートは中国の深圳だったと予測できます。
その上で、2021年に香港法人を設立、2022年には一応日本法人を千葉県に立ち上げているようです。
したがって、ポタ電『Evopow』は中国のメーカーだと判断しました。
ポタ電『Evopow』の公式HPはある?
ポタ電『Evopow』の公式HPはこちらです。
https://www.evopow.net/
ポタ電『Evopow』の会社概要はある?
ポタ電『Evopow』の会社概要はそれっぽいものはありましたが、会社の略歴が書いてあるだけでした。
https://www.evopow.net/index.php?m=home&c=Lists&a=index&tid=1
『Evopowポータブル電源E515Wh』の特徴をレビュー
ここからは、『Evopowポータブル電源E515Wh』の特徴をレビューしていきます。
『Evopowポタ電』にはクイックチャージアダプターがある
『Evopowポータブル電源E515Wh』には、80%まで約4時間で急速充電できるDC90wのクイックチャージアダプターをもっています。
一般的には6~8時間ほどかかる充電を半分程度にまで抑え込んでいるので、夜寝る前に充電しておけば、翌日のキャンプに間に合うくらいの充電間隔です。
また、ベランピングなど身近にコンセントがあれば、1・2時間の充電でも、1日のベランピングに耐えられるだけの充電は可能でしょう。
もう一つ、入出力双方向インターフェースというものを搭載しているようで、それだと2・3時間で80%まで急速充電が可能なようなのですが、説明文がいまいち分かりにくく、具体的にどうすれば良いのかが分かりませんでした。
この辺は、日本法人があるとしても、しっかりと日本の代理店をかませていない弊害かもしれませんね。
技術力に定評があるのであれば、日本の販売代理店や広報会社をかませて、しっかりした販売ページを作るだけでも売上は変わってくると思います。
『Evopowポタ電』は最大9台同時充電可能
ポタ電の中には同時充電数の少ないモデルも少なくありません。
特に容量と出力の低いモデルは、それこそ容量や大きさの関係上、同時給電数が4つくらいのものもあります。
そんな中、『Evopowポータブル電源E515Wh』は9台同時給電可能なモデルです。
バッテリー容量は515Whとエントリーよりのミドルクラス並みといったところですが、必要にして十分でしょう。
キャンプに4・5人でいってiPhoneやタブレットの充電が出来れば良いですし、パソコンをつないでもまだ余裕はありそうですね。
ソロキャンであれば、一通りの設備に給電が可能ですが、定格出力600wなので、あまり大きな家電系は動かせないのが原則です。
ただ、『Evopowポータブル電源E515Wh』には後述のDracutum-Drive技術というものが搭載されています。
『Evopowポタ電』のDracutum-Drive技術とは?
『Evopowポータブル電源E515Wh』には、Dracutum-Drive技術というものが採用されています。
販売ページの説明が分かりにくいのですが、『Evopowポータブル電源E515Wh』は定格出力が600wであると書きました。
そうすると、通常は600w以下の製品にしか給電できません。
ですが、それ以上の出力を持った家電・製品にも電力を供給できる旨の記載があることから、製品側の定格出力を落として、600w以下の出力内で動かすことが出来る技術、それがDracutum-Drive技術なのだと思われます。
似たような技術は、ECOFLOW(エコフロー)やBLUETTIにも搭載されています。
⇒【実機】BLUETTI EB3Aレビューと評判♪コンパクトで場所をとらない最新防災ガジェット♪
⇒【実機】『ECOFLOW RIVER Pro』レビューと評判♪ ソロキャン・防災用にも使える万能ポータブル電源♪
BLUETTI EB3Aの方が小型な分、容量が少ないというデメリットがありますが、個人的にはBLUETTI EB3Aの小型さが好きでした。
特にベランピングのように家の中で完結してしまう簡易グランピングにはちょうど良いバッテリー容量です。
反対にキャンプに持っていってガッツリ使いたいという場合には、ECOFLOW RIVER Proの方が容量が大きいので向いています。
災害用となると、何日もたせたいのか、何を動かしたいのかで変わってきます。
後はちょっとしたアイディアですね。
BLUETTI EB3Aの場合、天板でワイヤレス充電が出来るようになっています。
こちらはBLUETTI EB3Aで同時充電をしてみたところの動画です。
天板のワイヤレス充電では、iPhoneも充電できましたし、イヤホンも充電出来ました。
天板でワイヤレス充電の出来るモデルは意外と便利ですよ♪
⇒【実機】BLUETTI EB3Aレビューと評判♪コンパクトで場所をとらない最新防災ガジェット♪
『Evopowポタ電』充電しながら給電化
『Evopowポータブル電源E515Wh』は充電しながら給電が可能という記述がありました。
こちらも日本語が不十分で、確実な意味を把握できなかったのですが、ニュアンス的にはパススルー機能なのかなと感じました。
詳細はメーカーにお問合せ下さい。
パススルー機能というのは、ポタ電の充電がマックス状態のときに、何かを充電する場合、ポタ電の充電分を使わずにACコンセントから直接デバイスの方へ充電してくれる機能です。
なので、ノートパソコンなどにかませると、一種の無停電電源装置として機能するモデルもあります。
先ほどのBLUETTIなんかがそのタイプです。
『Evopowポータブル電源E515Wh』が全く同じ機能をもっているのかまでは分かりませんでした。
なので、機能が確実に分かっているBLUETTIの方を選ばれた方が無難です。
『Evopowポタ電』は長寿命
『Evopowポータブル電源E515Wh』はリン酸鉄リチウムイオンバッテリーを採用しています。
普通のポタ電なら500回以上充電すると寿命が来る感じですかね。
その6倍の寿命なので、約3,000回の充電が可能になります。
『Evopowポータブル電源E515Wh』の寿命が長くなればなるほど、環境負荷も低減できますし、例えば、ソーラーパネルを設置して、そこから給電して充電・給電するようにすれば、環境負荷の低減に繋がります。
もちろん、ソーラーパネルはキャンプにも使えますね。
また、『Evopowポータブル電源E515Wh』にはBMSがあります。
BMSはバッテリーの異常を察知したり止めたりする機能なので、安全性にも配慮されているということです。
一般的なポタ電なら搭載されている機能です。
『Evopowポータブル電源E515Wh』の評判・口コミをレビュー
次に、『Evopowポータブル電源E515Wh』の評判・口コミを見ていきましょう。
非常用にと思い購入しました。大容量では、ないが、ある程度の家電は、動くみたいなので、値段を考えると、コスパはいいと思われます。
商品の上部が、フラットなので、物が置けるのも好印象で、なおかつ、交流出力も、きちんと、100vで出力されています。
引用元:Amazon『Evopowポータブル電源E515Wh』レビューより
ポタ電ごとに形状は異なるのですが、オシャレ感を演出するために、取っ手が特殊形状になっているモデルもあります。
これは『ECOFLOW RIVER Pro』なんですが、確かにオシャレだなぁとは思うものの、この上に何かを置くことは想定されていません。
反対に、こちらはEBLという1,000w出力を持ったポタ電ですが、天板がフラットになっています。
このEBLの天板もワイヤレス充電に対応していて、個人的にはフラットにしてワイヤレス充電を可能にしてくれると便利なのにと感じてしまいます。
⇒【実機】『EBLポータブル電源MP1000』レビューと評判♪ソロキャンも『EBLポタ電』一つで十分な1000w高出力対応モデル♪
こちらが『BLUETTI EB3A』で、やはり天板はフラット、さらにワイヤレス充電が可能です。
私の身長は172cmなのですが、持ってみるとこのくらいの大きさです。
『BLUETTI EB3A』を持っているところ。
『ECOFLOW RIVER Pro』を持っているところ。結構大きく見えますね。
『EBLポータブル電源MP1000』を持っているところ。
こちらは一番メジャーなジャクリのポタ電を持っているところ・・・重い^^;
⇒ポータブル電源の『Jackery(ジャクリ)』はどこの国の会社?『Jackery』ポータブル電源708の評判・特徴をレビュー♪
ジャクリは1,000wクラスで容量も1,002whだったのでかなり重かったです^^;
その重さ10.6kg・・・素手で持てる範囲を超えています。
『BLUETTI EB3A』が一番軽くて取り回しが良かったですね。
こちらが『BLUETTI EB3A』の実測値ですが、4.45kgしかありません。
『BLUETTI EB3A』他、ジャクリ以外は実家から自宅まで電車で持ち運んできたのですが、やはり『BLUETTI EB3A』が一番軽くて持ち運びやすかったなという印象をもっています。
どれにするかは、容量と定格出力(何wの製品を動かしたいか)とで決まってきますので、その辺りをしっかり考えて選びましょう。
こちらの600Whはevopowでは2台目の購入です。
6月に価格の安さにつられて1020Whを購入しました。セール中で、有名他社ポータブル電源の半額程で買ったのですが、PD充電や照明も付いていてとても便利です。特に、[Dracatum Drive]という出力を抑える機能のおかげで、電子レンジやヘヤードライヤーまで使用出来ました。(E社で同じような機能があるのを見たことがあります)
災害時に電子レンジが使えれば、とても心強いです。
当方は既に、J社2台とEE社1台のポータブル電源を所有していますが、機能的に充実していたので、こちらの600Whを追加購入しました。1020Whに比べると、サイズも重量もコンパクトで、常時車に載せておきます。
引用元:Amazon『Evopowポータブル電源E515Wh』レビューより
こちらのレビュアーさんは、実質ポタ電マニアと言っても良いでしょうね^^;
買い過ぎなくらい買われています。
純粋にキャンプで楽しむようというよりは、防災用という観点からの購入のようです。
こちらの記事でポータブル電源のメリットや防災上の必要性を考察しています。
⇒ポータブル電源のデメリットとは?ポータブル電源は防災上必要なのか考察!
私は、万が一の停電の時に備えて、600w前後のポタ電は一台あったほうが良いかなと考えているタイプです。
1000wクラスまで行くと場所をとるので、うちみたいな狭い賃貸では邪魔になります。
BLUETTIのような電力リフト機能を備えたポタ電を一台持っておくと便利ですよ。
ポタ電『Evopow』はどこの国の会社?『Evopowポータブル電源E515Wh』の評判をレビュー♪まとめ
今回は、ポタ電『Evopow』がどこの国の会社なのか調査しました。
恐らく、中国の深圳で創業し、その後、香港、日本にそれぞれ法人を立てたようです。
『Evopowポータブル電源E515Wh』のAmazonの販売ページを見る限り、日本語による説明が不十分というか、翻訳があまり上手ではないので、その点、買う気になれないなというのが正直なところ。
この点は、神奈川県に日本法人を持っているBLUETTIの方が安心できます。
【実機】BLUETTI EB3Aレビューと評判♪コンパクトで場所をとらない最新防災ガジェット♪
他にも、Amazonで人気のメーカーには、『EENOUR』や『CTECHi』というところもあります。
⇒ポータブル電源『EENOUR』はどこの国の会社?『EENOUR』ポータブル電源P703の評判をレビュー♪