オープンイヤータイプを多く出しているTRUEFREEから待望のヘッドホンが登場しました。
密閉型でノイキャン搭載ながら約5,000円という破格の値段設定が魅力の一台です。
音質は価格なりなところがありますが、このお値段でこの性能ならコスパとしては良い出来です。
今回、メーカー様より実機をご提供いただいたので、率直な感想をレビューします。
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TRUEFREE HF-10をレビュー♪
TRUEFREE HF-10の音質
TRUEFREE HF-10は約5,000円で買えるコスパ型ヘッドホンですが、音質は気持ち雑味を感じるものの、ノイキャン搭載モデルであることや低音の強さを加味するともう少し販売価格が高くてもおかしくないレベルのクオリティに仕上がっています。
TRUEFREE HF-10には40mm大口径ドライバーを使用し、振動板にはPETを使うことで高音から低音まで繊細さと迫力を備えた音質を奏でてくれます。
もともとTRUEFREEというメーカーはコスパ型の製品を多く出してきたメーカーだけに、ヘッドホンでもクオリティを維持したまま、コスパ型のヘッドホンを出してきた印象ですね。
TRUEFREE HF-10の高音の抜け感は悪くありません。
抜けすぎず、かつ、抜け感がまったくないわけではないので、女性ボーカルの高音域や楽器の高音域も聴き疲れせずに長時間聴いていられるチューニングが施されていました。
低音はちょっと厚みがあるので、デフォルト音質では低音強調よりのチューニングが施されているようですね。
全体的なバランスでいうと、気持ち低音強めに感じますが、この低音の強さが高音域を際立たせてくれるので、総合的なバランスは悪くないです。
これが5,000円台で買えるのは凄いと思います。
なお、ハイレゾには対応していないのでiPhoneユーザーでも気軽に使える点はメリットです。
TRUEFREE HF-10には立体音響のムービーモードが搭載されています。
音の立体感が高まるモードになっていて、通常の平板な音質に飽きたときに聴くと良いですよ。
TRUEFREE HF-10のノイキャン性能
TRUEFREE HF-10のノイキャン性能は中の中といった印象で、室内で使ったところ空調音を消してくれますが、高音のタイピング音などには弱い傾向がありました。
それでも、高音もそこそこカットしてくれていたので実用性のあるノイキャンに仕上がっています。
部屋の外の音、つまり室内を誰かが移動している音がかすかに入ってきてしまった点は惜しいですね。
TRUEFREE HF-10にはAI環境認識型ノイズキャンセリングアルゴリズムとハイブリッド式アクティブノイズキャンセリングを組み合わせているので自動的に最適なノイキャンの効果を発揮してくれるようになっています。
公称値では、最大45デシベルの減殺効果がありますが、実感として40デシベル相当の減殺効果が妥当に感じました。
とはいえ、生活環境によって音の減殺効果が異なってくるので、私にはこのように感じられたという程度であって、逆に、高すぎるノイキャン効果で耳を圧迫されるという方にとっては、ちょうど良いノイキャン効果ということもできます。
TRUEFREE HF-10の外音取込機能
TRUEFREE HF-10の外音取込機能は、会話には若干不向きという印象で環境音を聞くのには必要十分という印象でした。
TRUEFREE HF-10の外音取込機能を使って会話もしてみましたが、相手が少しボソボソ喋ると聞き取りづらくなる点が惜しいと感じてしまいます。
遠くの音声も拾いきれなかったので、改善の余地はあるものの、環境音を聞き分けるのには長けている印象でした。
特に、部屋の空調音などは大きめに拾ってくれるので、外で使うのであれば車の走行音やエンジン音なんかはしっかり拾ってくれます。
TRUEFREE HF-10の外音取込機能をあくまでも外部音の聞き分けに使うだけという方や、ちょっとレジでお買い物をするだけで定型的なやり取りしかしないという方には、約5,000円でこの性能なら満足行くお買い物になります。
TRUEFREE HF-10のバッテリーもち
TRUEFREE HF-10のバッテリーもちは、Bluetooth6.0を搭載していることや、1,000mAhと大容量バッテリーを搭載している関係から最大125時間の長時間再生に対応しています。
ANCオンの時でも最大85時間の再生に対応しているので、音楽を聴きながら仕事ができる環境の方にはおすすめできるロングバッテリーモデルです。
急速充電にも対応していて、10分の充電で最大8時間の使用が可能です。
これだけあれば、通勤、通学の往復には必要十分なバッテリー容量と言えますね。
TRUEFREE HF-10のマイク、通話性能
TRUEFREE HF-10のマイク、通話性能は悪くはありませんが、集音性が少し弱いように感じました。
集音した音を再生する能力には長けていて、かすれたりノイジーになってしまうということはありませんでした。
その代わり、ちょっと遠くで喋っているかのような集音性が惜しいと感じました。
TRUEFREE HF-10にはAI通話ノイズリダクションアルゴリズムとDNS3.0ノイズ抑制技術が使われています。
部屋の空調音は完璧にシャットアウトしていたので、この辺の実用度は高いです。
マイクの集音性に関しては通話の相手方にボリュームを少し上げてもらうとか、自分の発話の声を大きめにすることで改善可能です。
約5,000円という破格とも取れる性能を考えれば十分だと思います。
TRUEFREE HF-10のバッテリーもち
TRUEFREE HF-10のバッテリーもちは、Bluetooth6.0を搭載しているため、通信性や低消費電力が特徴となっています。
低消費電力についてはバッテリーもちにも貢献していることでしょう。
また、約5,000円という価格帯ながら人気のマルチポイントにも対応している点は特筆すべきポイントです。
最近は比較的在宅ワークを導入している企業も増えてきたので、自宅で音楽を聞きつつ、仕事の電話にもシームレスに出られるようにしておくことが可能になります。
また、3.5mmジャックにも対応しているので有線接続下でも音楽を聴くことができますよ。
TRUEFREE HF-10ヘッドホンのその他の便利機能
TRUEFREE HF-10は約5,000円ながら折りたたみ機構を採用していて、さらにスイーベル機構まで搭載しているためフィット感はかなり良いです。
イヤーパッドのモチモチ感は少し物足りなさを感じますが、密閉度は悪くありません。
側圧もそこまで強くは感じませんでした。
また、TRUEFREE HF-10の専用アプリから自動適応EQやカスタムEQ、イヤホン検索機能など便利な機能が搭載されている点も特徴的ですね。
TRUEFREE HF-10の装着感
TRUEFREE HF-10の装着感は側圧も強すぎず、程よい上、イヤーパッドもフカフカしているので長時間使用にもたえられる仕様になっていました。
夏場ということもあり、長時間使っていると若干の蒸れを感じますが、聴き疲れしにくい音質とも相まって非常に使い勝手の良い一台に仕上がっていました。
TRUEFREE HF-10を開封
TRUEFREE HF-10ヘッドホンを開封していきましょう。
こちらがTRUEFREE HF-10ヘッドホンのケースです。
同梱物はシンプルでした。
こちらが、TRUEFREE HF-10ヘッドホン本体です。
【実機】TRUEFREE HF-10レビュー♪音質を兼ね備えたコスパの良いヘッドホン♪まとめ
今回は、TRUEFREE HF-10ヘッドホンを実機レビューしました。
TRUEFREE HF-10は価格相当の音質ではありますが、バランスの良い音質でコスパに優れたヘッドホンでした。
ノイキャンや外音取込機能までついてこの価格帯ならアリな一台です。
というか、約5,000円でここまで全部盛りできる時代になったんですね。
音質のクオリティもそこそこに良いので、個人的にはおすすめできる一台です。
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