SOUNDPEATSよりノイキャン搭載の最新インナーイヤータイプイヤホン、SOUNDPEATS Air5が発売されました。
今回、メーカー様より、実機をご提供いただいたので、率直な感想をレビューしていきます。
一昔前はインナーイヤータイプというとカナル型と比べた時に機能性に劣る印象がありましたが、SOUNDPEATS Air5は機能性も合わせ持たせた秀逸なインナーイヤーモデルです。
機能が搭載されていないインナーイヤーと比べると少し割高に感じられるかもしれませんが、ハイレゾにも対応している高機能モデルなので、試してみる価値はありです。
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有効期限：2024年8月28日（水）まで
【実機】SOUNDPEATS Air5を開封
まずは、SOUNDPEATS Air5を開封していきましょう。
こちらがSOUNDPEATS Air5のパッケージ表面です。
こちらがSOUNDPEATS Air5のパッケージ裏面です。
同梱物の充電ケーブルですね。
その他、シールなんかも付属していました。
こちらがSOUNDPEATS Air5イヤホンケースです。
SOUNDPEATS Air5イヤホンはケースに対して縦に挿し込む形状をしています。
SOUNDPEATS Air5ケースの背面です。
SOUNDPEATS Air5イヤホンは光沢のあるデザインながらも、チープに見えないのが不思議です。
SOUNDPEATS Air5イヤホンはカラーリングも凝っていて、カラバリが豊富なのも魅力的でした。
パープルというのも珍しい気がします。
SOUNDPEATS Air5イヤホンの内側部分です。
インナーイヤーしかりとした見た目ですね。
外音を取り込むためのマイクか、単なるデザインか…以前、集音マイクか聞いたときには単なるデザインと言われたことがあります。
恐らく、この小さな穴がマイク部分になっているものと思われます。
【実機】SOUNDPEATS Air5をレビュー♪
次に、SOUNDPEATS Air5イヤホンの音質や機能性をレビューしていきます。
SOUNDPEATS Air5の音質
SOUNDPEATS Air5はインナーイヤータイプですが、SAOUNDPEATSの技術が惜しみなく使われていて、とても音質が良いのが特徴です。
チップにはクアルコムのQCC3091が搭載されていて、従来機より演算能力が2倍へと進化しています。
これにより、消費電力が低減されるだけでなく、接続性の安定化も図られているという一石二鳥状態なんです。
対応コーデックはSBC、AACといった標準コーデックだけでなく、aptX Adaptive Losslessにも対応。
aptX Adaptiveにも対応していました。
ドライバーには13mm大口径ドライバーが採用されているためか、低音も程よく鳴っており、全体の調和がとれた音質をしています。
まずは、AACコーデックで音質を確かめてみました。
低音と高音のメリハリがしっかり聴いていて音の輪郭がシャープな印象を受けました。
解像度も悪くないので、iphoneでも十分楽しめる音質をしています。
低音の厚みもそこそこあるので、低音が軽いという印象は受けません。
とはいえ、低音メインの調整がされているわけではないので、低音、中音、高音とそれぞれしっかり分離して聴き分けられるバランスの良い調整が施されています。
次に、ハイレゾ音源を聴いてみました。
ハイレゾはaptX Adaptive Losslessに対応しているので、ハイエンドよりのアンドロイド端末ならハイレゾ音源を楽しめるかもしれません。
同じ楽曲をハイレゾで聴いてみましたが、解像度が上がるため、音の余韻をしっかり捉えられていて、音楽の奥深さがより伝わってくる、そんな印象です。
また各音のメリハリもしっかりついているので、シャキッとした印象をうけるのも嬉しいポイントです。
もしハイレゾ環境が整っているのであれば、ハイレゾ音源を聴いてみてくださいね。
SOUNDPEATS Air5のノイキャン性能
SOUNDPEATS Air5はインナーイヤータイプでありながら、ノイキャンが搭載されている点もポイントです。
SOUNDPEATS Air5のノイキャン性能自体はインナーイヤータイプのためか、そこまで高くはないものの、耳とのフィット感によって5種類の内耳パターンからノイキャンの種類を選べるようになっています。
内耳パターンが上手く噛み合っていないと、ノイキャン用のマイクで音楽そのものの音を拾ってしまい、そこに周囲のノイズも混じることから変な音が出てしまいます。
この現象自体は内耳とイヤホンとの間に隙間ができてしまうフィッティングの問題なのですが、これを改善するために、ノイキャンの種類が5つ、専用アプリから選べるようになっているんですね。
それだけでなく、人気のマルチポイントも搭載されていて二台同時に接続が可能で、これも専用アプリから選択可能です。
上記の現象が起きる方と起きない方がいると思うので、もし、上記の異音現象に見舞われたら、アプリをバージョンアップし、イヤホンのファームウェアもアップデートしてあげてください。
これでほぼ解決するとのことです。
SOUNDPEATS Air5の外音取込機能
SOUNDPEATS Air5には外音取込機能自体はないんですが、インナーイヤータイプということで外の音は拾いやすくなっています。
ノイキャンを使うと適度にノイズを相殺してくれますが、ノーマルモードで聴いている時は音量次第では外音取込機能と似たような使い方ができるんですよ。
とはいえ、通常の外音取込機能とはちょっと違う使い方なので、この点はお気を付けください。
SOUNDPEATS Air5のデザイン
SOUNDPEATS Air5は従来のSOUNDPEATSとは少し違ったデザインに感じました。
従来のSOUNDPEATSであればブラックをベースとしたカラーリングが多かった印象ですが、今回はカラバリが4種類あります。
ブラック、ホワイト、パープル、ベージュです。
私がいただいたのはパープルで、このパープルが良い意味でSOUNDPEATSらしくないカラバリに感じたんです。
ケース本体には流れるような曲線とギラギラしすぎない程よい光沢塗装が施されていて、SOUNDPEATS曰く、美しいメロディーが耳に流れ込むことを意識したデザインとのこと。
多くのイヤホンが蓋を開けると二つのイヤホンが平置きされているパターンかと思いますが、SOUNDPEATS Air5は縦に挿すタイプでした。
こちらの方が、イヤホンは取りやすいですし、意外とコンパクトになるイメージです。
このようなデザイン性をしていて、イヤホンの重さは片耳4.5gと軽量なのも魅力です。
また、開扉時のイヤホンの取りやすさにも気を使ったらしく、充電ケースの蓋は45度の角度で開くように設計されています。
だからイヤホンを取り出しやすいと感じたんですね。
SOUNDPEATS Air5のバッテリーもち
SOUNDPEATS Air5のバッテリーもちはイヤホンケースとイヤホンを合わせた総合計が最大30時間もちます。
イヤホンのみだと、1回のフル充電で最大6時間、さらにANCとaptX Adaptive有効時で約3.5時間と結構な時間、再生できる点も魅力です。
カナル型イヤホンが主流になりましたが、カナル型だと耳の中が蒸れたり痛くなったりする方もいるので、SOUNDPEATS Air5はそういう方々の需要を取り込んでいるとも言えます。
また、気軽に使えるのがインナーイヤータイプの良いところでもあります。
バッテリーが比較的長くもつことから、通勤、通学の往復時間でもバッテリーを消耗しきることはありません。
最近では会社で音楽を聴いていても良いというワークスタイルをとる企業もあるので、そういう環境で一日中使えるイヤホンとしても注目です。
SOUNDPEATS Air5の通話性能
SOUNDPEATS Air5の通話性能は6基の高性能マイクが左右に3基ずつ内蔵されており、cVc8.0通話用ノイキャンにも対応しているため、かなりクリアに聞こえます。
とくに、音声通話はノイジーさをあまり感じなかったので、マイクの集音性もさることながら、音に変換する技術も高いものがあると思われます。
今回もスカイプ音声接続サービスをお借りしてテストしましたが、流しで水を流しいている音は拾わず、声のみを拾っていました。
また、声という意味では、娘の声もちゃんと拾うほど、マイク感度はしっかりしていました。
SOUNDPEATS Air5の口コミ・評判をレビュー♪
SOUNDPEATS Air5の口コミ・評判を見ていきましょう。
SOUNDPEATSさんのAir5、インナーイヤー型ワイヤレスイヤホンのレビューです。
本体以外に充電用のケーブルが付属します。対応コーデックはSBC/AAC/aptX/aptX Adaptive、aptX Adaptiveにて試聴してみました。
何もせず接続したところ、24bit 48kHzでの接続でした、外部アプリを使用すれば24bit 96kHzも可能です。
何はなくともAir4との差が気になったので聴き比べてみました。
音の傾向はほぼ同じ、インナーイヤー型らしい中高音域が綺麗な音、それでいて低音も感じ取れる
従来のSOUNDPEATSの音を踏襲しつつ、音場の広さと解像感が上がったような音になっています。
特に音場の広さはかなり感じ取れます。
頭の回りに音の広がり、空間を感じるような音に感じます、率直に言って良い音に思います。ANCはAir4に関しては全くと言っていいほど感じ取れませんでした。
Air5も大差ないだろうと思っていたんですが、オンにするとかなりのノイズ低減を感じられます。
とはいえカナル型のような水に沈むような無音は期待なさらないでください。
眼の前の扇風機のブーン音とモーターのシャー音がどちらも軽減されるので、確実に体感できるレベルに。
これが4だと全く変化を感じられないのでかなりの性能アップに思います。低遅延のゲームモードもしっかり搭載、マルチポイントにも対応、そつのない性能を備えた製品です。
ただAir4同様、マルチポイントやaptX Adaptiveで接続するとかなり電池持ちが悪いのが難点。
Air4に比べるとケースが大分コンパクトになったのは嬉しい点です。
老舗といった感じの造りのインナーイヤー型イヤホンです、おすすめします。
引用元：Amazon”SOUNDPEATS Air5”レビューより
こちらのレビュアーさんのご意見と私が実際に聴いた感覚は大体同じでした。
SOUNDPEATSらしさが伝わってくる良いインナーイヤータイプイヤホンと言えます。
また、インナーイヤータイプの中では多機能なのも魅力的なイヤホンですね。
お値段なりの価値のあるイヤホンに仕上がっています。
【実機】SOUNDPEATS Air5レビューと評判♪SOUNDPEATS Air5はノイキャン搭載インナーイヤーモデルの進化型♪まとめ
今回は、SOUNDPEATS Air5を実機レビューしました。
音質はSOUNDPEATSらしく癖をあまり感じさせず、聴き疲れしにくい音が特徴です。
それでい、音の輪郭がぼやけずシュッとしている点は聴き惚れてしまうポイントです。
SOUNDPEATSシリーズはどれもデザインにこだわりを感じさせるイヤホンが多かったのですが、SOUNDPEATS Air5に関してはさらにデザインにこだわったという印象です。
SOUNDPEATSは音響技術の完成度が高い方だと思っています。
そのため、毎回出してくる新型が楽しみでしょうがないメーカーなんですが、SOUNDPEATS Air5はインナーイヤータイプということで、気軽に使える点が良いですよね。
しかもノイキャン搭載モデルです。
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