シャオミから圧倒的コスパ感のインナーイヤータイプイヤホンが出ました。
専用アプリやプリセットイコライザーを使えて1980円という破格のメーカー物イヤホンです。
今回、Xiaomi Redmi Buds 6 Activeの実機を購入したので、率直な感想をレビューします。
【実機】Xiaomi Redmi Buds 6 Activeを開封♪
まずは、Xiaomi Redmi Buds 6 Activeイヤホンを開封していきましょう。
こちらが、Xiaomi Redmi Buds 6 Activeのパッケージです。
Xiaomi Redmi Buds 6 Activeはすごく薄いパッケージをしていて、エコに配慮されたパッケージ設計をしていました。
Xiaomi Redmi Buds 6 Activeの同梱物一色がこちら。
ご覧の通り、充電器がないんですよ。
ただ、タイプCのため、自宅にある充電器で対応可能と判断した可能性があります。
こちらが、Xiaomi Redmi Buds 6 Activeです。
クリアケースとカラーリングがポップな印象を与えてくれるため、個人的には好感をもてるデザインです。
Xiaomi Redmi Buds 6 Activeの背面には記載事項がビッシリ書いてありました。
Xiaomi Redmi Buds 6 Activeのサイズ感は手のひらにちょこんと乗る程度です。
Xiaomi Redmi Buds 6 Activeの蓋を開けるとイヤホンが出てきます。
Xiaomi Redmi Buds 6 Active本体ケースの下部に充電端子がありました。
Xiaomi Redmi Buds 6 Activeイヤホンです。
中央がスケルトンになっているのが特徴です。
Xiaomi Redmi Buds 6 Activeイヤホンの本体自体はプラスチック感の強いデザインでした。
とはいえ、Xiaomi Redmi Buds 6 Activeイヤホンの中央にあしらわれた透明の部分が良いデザイン感を醸し出しています。
Xiaomi Redmi Buds 6 Activeはインナーイヤータイプですが、他社のインナーイヤータイプより少々こぶりに見えます。
私の左耳は、大抵のインナーイヤータイプは入らないのですが、Xiaomi Redmi Buds 6 Activeはすっぽり入りました。
その他の写真も掲載しておきます。
Xiaomi Redmi Buds 6 Activeの音質
Xiaomi Redmi Buds 6 Activeの対応コーデックはSBCのみです。
メーカーものとしては最安価とも言える部類に入るイヤホンなので、コーデック面は仕方ないですね。
イヤホンの種類としてはインナーイヤータイプです。
メーカーの売り文句としてはパワフルな低音とクリアな音質とあります。
ドライバーには14.２mmダイナミックドライバーが使われていて、Xiaomi Acoustic Labでチューニングされているとのこと。
大手メディアでも取り上げられているので早速試してみましたが、解像度はSBCならではの感覚。
また、低音は確かに利いているものの精度が低いためモヤがかかったような印象をうけます。
いうならばキレがなくモコモコした低音ですね。
高音に関してはボーカルの抜け感まではないものの、そこまで悪くないので価格なりに頑張っているという印象を受けました。
問題は低音のモヤッとかんと全体の解像度の低さです。
結果として、全体としてバランス感覚を欠いたイヤホンという印象になってしまいました。
とあるIT系メディアでは、音楽好きのための、というキャッチフレーズで宣伝されていましたが、正直、音楽好きには向かないイヤホンです。
音楽鑑賞には向かないイヤホンですが、コスパの良さから動画などの実用目的で買うのが無難です。
ちなみに、プリセットイコライザーで高音強化を選択してみました。
デフォルトでは低音が強すぎるのか精度が悪すぎるのか、かなりモコモコして聴こえるんですが、高音を強化したところ、埋もれていたボーカルの声や高音部分がモコモコ低音からヒョコっと出てきて聴けるレベルまで引き上げられました。
個人的にクリアなサウンドが好きな私としては、デフォルトでは使えませんが、専用アプリのイコライザーで高音のみ強化してあげれば実用レベルにまでは引き上げられます。
そういう意味ではコスパはかなり良いイヤホンです。
また、専用イコライザーで音声増幅というのを選択すると全体のバランスが大分整います。
これなら1980円というのが破格と言っても良いでしょう。
Xiaomi Redmi Buds 6 Activeの通話品質
Xiaomi Redmi Buds 6 Activeにはデュアルマイクノイズリダクションがあることで、通話時に風切り音を低減する効果があるとされています。
販売ページにはノイキャンという言葉が出てくるものの、このノイキャンというのはENCのことを言っているものと思われます。
そのため、音楽を聴いている時のアクティブノイズキャンセリングは搭載されていない点はご注意ください。
ユーザーの中にはANC搭載モデルと勘違いして買われている方もいました。
メーカー側の公表スペックとしては、デュアルマイクノイズリダクションを搭載していることから、最大4m/sの風が吹いても通話時の風切り音を低減してくれるそうです。
それだけでなく、周りから発生するノイズ、騒音についても減殺することが可能で、屋内、屋外を問わずクリアな通話が可能とされています。
Xiaomi Redmi Buds 6 Activeのバッテリーもち
Xiaomi Redmi Buds 6 Activeのバッテリー持ちは充電ケースとの併用で、最大30時間と、ケース本体の大きさからすると大容量のバッテリーを搭載しているイヤホンです。
イヤホン自体のバッテリーが最大6時間使えるので、インナーイヤータイプで長時間、音楽を聴けるイヤホンを探している方には良いかもしれません。
また、メーカー物しか使わないという方もXiaomiブランドなら問題ないでしょう。
また、Xiaomi Redmi Buds 6 Activeには急速充電機能も搭載されていて、10分の充電で最大1時間の再生が可能と利便性は高いイヤホンに仕上がっています。
販売ページには、急なオンラインミーティングがあっても焦ることはないと書かれていますが、急速充電があるので急場凌ぎはできるので、謳い文句に偽りはありません。
Xiaomi Redmi Buds 6 Activeの専用アプリ
Xiaomi Redmi Buds 6 Activeは、定価が1,980円と、ちょっと意味のわからない価格設定になっています。
Xiaomiは基本的に店舗を持たずに販売に特化していることから、各アイテムを他社比で見て破格の価格設定が可能になっているそうです。
そのため、1,980円という超低価格ながら、Xiaomi Earbudsアプリという専用アプリが用意されているんですよ。
多くのアンダー3,000円イヤホンがアプリ等には非対応のところ、Xiaomi Redmi Buds 6 Activeは専用アプリまで持っているという点は特筆に値します。
このXiaomi Redmi Buds 6 Activeの専用アプリ内では、5つのイコライザーが内蔵されていて、低音強化やボーカルモードなど設定変更が可能です。
Xiaomi Redmi Buds 6 Activeの豊富なカラバリ
Xiaomi Redmi Buds 6 Activeのデフォルト音質は良くありませんでしたが、Xiaomi Redmi Buds 6 Activeでも良いという方にとっては有難い、カラバリが複数存在します。
ブラック、ホワイト、ピンク、ブルーの四色です。
この価格設定な全色揃えて、日々、その日の気分でカラーリングを変えることができるので、その点は面白い使い方ができるイヤホンといえます。
Xiaomi Redmi Buds 6 Activeにノイキャンはある？
Xiaomi Redmi Buds 6 Activeにノイキャンはありません。
販売ページにある、通話ノイズキャンセリングというのは通話時に入ってしまうノイズを除去する機能のため、音楽をかけた状態でのノイキャンを意味するものではないのでご注意ください。
Xiaomi Redmi Buds 6 Activeに外音取込機能はある？
Xiaomi Redmi Buds 6 Activeに外音取込機能はありません。
ただ、Xiaomi Redmi Buds 6 Activeはインナーイヤータイプのため、比較的、外音が入ってきてしまう点にご注意ください。
こればかりは、インナーイヤータイプの性質です。
Xiaomi Redmi Buds 6 Activeの口コミ・評判をレビュー♪
それでは、Xiaomi Redmi Buds 6 Activeの口コミ・評判を見ていきましょう。
説明にはノイキャンと有りますが、実際にはその機能ありません。
特筆するべき機能は無くお値段通りかな。
引用元：Amazon”Xiaomi Redmi Buds 6 Active”レビューより
こちらのレビュアーさんは勘違いして買われていますが、いわゆるノイキャンは非搭載のイヤホンです。
遅延は結構有りますね。
高音は多少シャリシャリしますね。
でも安いから良しとしよう。AirPodsとは明からに外見が異なるので、
見栄張りにはおススメできません。
初期設定時は絶縁シートを外さないと
反応しないのでご注意を。
引用元：Amazon”Xiaomi Redmi Buds 6 Active”レビューより
デフォルト音質では、低音が強すぎて埋もれているため、高音の良さが活かされていません。
シャリついていると感じるかは個人差が強い部分かと思います。
私はアプリで高音強化しましたがシャリついているとまでは感じませんでした。
Xiaomi Redmi Buds 6 Activeは買いか？
Xiaomi Redmi Buds 6 Activeは買いかどうかというと、多少の音質を犠牲にしてでも良ければ買いです。
というのも、Xiaomiというブランド、メーカー物なので、Amazonにありがちな無名の中華メーカーよりも信頼がおけるからです。
その上で、Xiaomi Redmi Buds 6 Activeの音質は、やはり価格なりなところがあるので、そこを飲めるなら、カラバリが豊富な点も含めて買って良いと思います。
流石に1,980円というのは安すぎるので、専用アプリがあるという点からしても買って良いと思います。
【実機】Xiaomi Redmi Buds 6 Activeレビューと評判♪Redmi Buds 6 Activeの驚異のコスパは本物なのか検証！まとめ
今回は、Xiaomi Redmi Buds 6 Activeを実機レビューしました。
Xiaomi Redmi Buds 6 Activeのデフォルト音質は個人的には安いイヤホンのそれと変わらずという印象でしたが、販売価格が非常識なほど安い点は買っても良いと思わせてくれるポイントです。
Xiaomiの戦略は個人的には凄いと感じているんで、今後のイヤホンの製品展開には期待しています。
専用アプリからイコライザーで高音強化または音声増幅を選んであげると大分クリアになります。
