Amazonで”NiceFuse”という中古ノートPCメーカーが売れています。
なぜ売れているのかというと、超人気のレッツノートシリーズが2万円台で買える破格のコスパを誇っているからです。
パナソニックのレッツノートシリーズといえば、会社員が憧れるノートパソコンの一つなんですよね。
私的には旧IBM、現レノボの出しているThinkPadシリーズも気になるところですが、やはりレッツノートシリーズの人気は突出しています。
そこで、今回は、レッツノートシリーズの中古ノートPCを破格の値段で出している”NiceFuse”のノートパソコンは買っても大丈夫なのかレビューします。
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”NiceFuse”はどこの国の会社?
アマゾンでは、”NiceFuse”という屋号で活動されていますが、一応本店所在地は日本、東京の池袋にありました。
”NiceFuse”にて商標登録もとっているので、”NiceFuse”ブランドで売り出しているのが伝わってきます。
”NiceFuse”の運営会社であある林海株式会社が商標を取得していました。
林海株式会社の代表取締役は調べた限り中国の方のようでした。
何故かわからないのですが、中古PC市場には中国系の方が動かれている印象です。
”NiceFuse”の会社概要はある?
”NiceFuse”の会社概要はありませんでした。
”NiceFuse”の公式HPはある?
”NiceFuse”の公式HPもありませんでした。
”NiceFuse”は買っても良い会社?
それでは、”NiceFuse”は買ったも良い優良企業なのかというと、ちょっと怪しいんです。
というのも、レッツノートという人気アイテムがアンダー3万円で買える時点で不思議感満載なんですが、通常同型のレッツノートを買おうとすると5万円前後はします。
また、”NiceFuse”の古物商免許の有無を調べたものの、公開していないようなんです。
通常、中古品の売買には古物商免許を提示する義務があり、Amazonのようなスペースで販売するのであれば、公式HPかAmazonの出店者情報欄に古物商免許の番号などを載せておかなければなりません。
しかし、これがない。
また、マイクロソフトオフィス2019搭載と書かれてありますが、マイクロソフトオフィスの買い切り型は、それだけで3万円前後する高価なツールです。
それとほぼ同額でレッツノートを販売している時点で、おそらく正規ルートではないだろうと予測がつきます。
また、搭載されているCPUが、Windows11の大型アップデートに対応できない可能性のある、第7世代となっています。
この点も、今後のWindows11の大型アップデートに対応できないという意味でリスクが高いので、”NiceFuse”からは買わない方が良いでしょう。
それでもコスパに目をつぶるというのは一つの選択肢ですが。
”NiceFuse”のレッツノートシリーズをレビュー
ここからは、一応”NiceFuse”が出しているレッツノートシリーズをレビューします。
”NiceFuse”のレッツノートシリーズのスペック
”NiceFuse”の出しているレッツノートシリーズのスペックは以下の通りです。
・Microsoft Office2019&Win11搭載
・第7世代 Core i5-7200U@2.5GH
・メモリ8GB
・SSD 512GB
・Intel 12.1インチ(FHD)
一応、第7世代のCorei 5を搭載しているので、スペック上は使えなくはありません。
ですが、私が第8世代のCorei 5を使っているのでわかるのですが、Excelの多重起動がかなり厳しいです。
3つほどエクセルを展開するとほぼフリーズします。
メモリとSSDの容量は同じくらいなので、おそらくCPUとメモリの処理能力が追いついていないのかなと思われます。
ワード主体で作業をされるのであれば、このスペックでも必要十分です。
反対に、”NiceFuse”の出しているレッツノートは12.1インチと画面が小型です。
おそらくキーボードサイズもフルサイズキーボードではなく、少しだけキーピッチが狭い可能性があります。
この点は使い慣れていくしかありませんが、最初は少し戸惑うでしょう。
スペックだけで見たら、買いですね。
”NiceFuse”のレッツノートの価格相場
では、”NiceFuse”が販売しているレッツノートで、かつ、上記のスペックで他社から買おうとしたらいくらになるのでしょうか。
この点は中古ショップによってもお値段設定は全然違っってくるのですが、大体5万円前後というのが相場です。
もし、マイクロソフトオフィスシリーズが載っていなくて、アンダー3万円なら安心して買って良いですよと言えるのですが、マイクロソフトシリーズがこの価格帯で載っているということは、正規のライセンスを取得していない可能性があります。
ですので、個人的には、”NiceFuse”からレッツノートを買うのはお勧めできません。
”NiceFuse”はなぜ安いのか?
”NiceFuse”のレッツノートがなぜ安いのかというと、おそらく、ビジネス用にリースされていたレッツノート一式を引き取って整備し、パーツの取り替えなどを行って整備品としてリリースしているものと推測ができます。
ビジネスで使われているというだけあって、かなり酷使されてきたノートパソコンだということが予測できます。
いくら内部のSSDなどを換装しても、CPUそのものの換装はできません。
ということは、CPUは経年劣化している状況にあるといえます。
したがって、CPUの状態次第では、いつ壊れてもおかしくない状況にあると思って買いましょう。
”NiceFuse”より関西電力グループ運営企業の方が安心
正直なところ、”NiceFuse”の販売の仕方からサポートには期待がもてません。
売れれば良いという印象をどうしても抱いてしまいます。
この点、PC NEXTという関西電力グループが運営している中古PCショップがあります。
PC NEXTの商品価格帯は相場通りのため、若干割高に感じられるかもしれませんが、得体の知れない”NiceFuse”で買うより、サポートもしっかりしています。
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”NiceFuse”中古ノートパソコンの口コミ・評判をレビュー
こちらも念のため、”NiceFuse”中古ノートパソコンの口コミ・評判をレビューしておきます。
”NiceFuse”中古ノートパソコンの残念な口コミ・評判
こちらは”NiceFuse”中古ノートパソコンに低評価を付けた方のレビューです。
購入直後から、バッテリーが充電できない不具合がありました。コンセントに挿しているにも関わらず、ライトがオレンジや赤色点滅を繰り返します。
バッテリーを一度取り外して付け直しすると一時的に充電を始めますが、すぐに点滅を始めます。
初期不良はまぁあることなので良いのですが、サポートが最悪です。メールで3回も問い合わせたのですが、1度も返答がありません。最初の問い合わせから8日待ちましたが、堪忍袋の緒が切れました。
この業者からの購入はオススメできません。
引用元Amazon”NiceFuse”中古PCレビューより
サポートが最悪とのことですが、Amazonは商品を中心に複数のショップが出品していることがママあります。
そのため、このサポートが”NiceFuse”であるという確証はありません。
”NiceFuse”ではないところが取り扱っている際には気をつけた方が良いでしょう。
ただし、”NiceFuse”のサポートも必ずしも良いとは限らないのでご注意ください。
ターゲットジャパンにて購入。新品SSD256GBを搭載と書いてありましたが、総書き込み量を調べたところ既に100T以上書き込みのある使い込まれたSSDでした。
外観も「非常にきれい」とのことでしたが、化粧シートを貼って誤魔化してあるだけで、企業でかなり使い込まれたPCです。
引用元Amazon”NiceFuse”中古PCレビューより
こちらのレビュアーさんは、”NiceFuse”ではないところから購入されているようです。
SSDは書き込み容量に上限があるので、上記の記述を見ている限り寿命が近いのかなという印象を抱きました。
やはり、PC NEXTといったサポート体制の充実しているショップで買うのが無難です。
”NiceFuse”中古ノートパソコンの良い口コミ・評判
次に、”NiceFuse”中古ノートパソコンに良い口コミ・評判を付けた方のレビューを見てみましょう。
中古にしては美品です。
仕事でモバイル系の機器を探しておりi padにしようかと思っていましたが、使い慣れたパソコンにしました。思っていた以上に軽く持ち運ぶには最適です。どれだけの期間使えるかはわかりませんが・・
引用元:Amazon”NiceFuse”中古PCレビューより
どれだけ長く使えるかは・・・と仰っていますが、短命でも良ければ使えないことはないと思います。
ただ、せっかく買うのであれば、新品を、そうでなくても信頼できる中古PCショップから買うのがベストです。
こちらの記事で、買ってはいけないノートパソコンに関する情報をまとめてあるのでご確認下さい。
⇒買ってはいけないノートパソコン!初心者が買いがちなハズレノートパソコンまとめ
BIOSの累積稼働時間9300時間でした
外観・動作・液晶は問題もなく、満足出来る状態でした
リカバリーディスクが作成不可なのが、マイナスポイントです
引用元:Amazon”NiceFuse”中古PCレビューより
一応高評価を付けているのですが、累積稼働時間が9300時間ということは相当会社で使い込まれて出品されていることが分かります。
これだといつ壊れても分からないレベルなので気をつけましょう。
”NiceFuse”中古ノートPCの評判をレビュー♪”NiceFuse”はどこの国の会社?まとめ
今回は、アマゾンでも人気の”NiceFuse”PCショップをレビューしました。
”NiceFuse”では大人気機種のレッツノートシリーズをアンダー3万円で販売するなど勢いを感じます。
反面、適法なライセンスの取得や、古物商免許の掲示など、取るべき対策が取られていないようにも見受けられるため、個人的には買ってはいけない業者だと判断しました。
買うなら関西電力グループが運営しているPC NEXTがお勧めです。
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