ゲーミングチェアを買ってはいけない!
という言説が巷ではあるようですが、ゲーミングチェアは万能ではないですし、デザイン的にも好みの分かれるところです。
ですが、実際にゲーミングチェアを2脚使っている身としては、買って良かったなと思っています。
そこで、実際にゲーミングチェアを買って使っている私が、ゲーミングチェアを買ってはいけない人や特徴などを解説していきます。
また、買わない方が良いメーカーも最後にご紹介します^^
ゲーミングチェアを買ってはいけない!?
まず、「ゲーミングチェアを買ってはいけない」という方は、実際にゲーミングチェアを使った結果の発言なのか見極める必要があります。
ゲーミングチェアは通常のオフィスチェアとは違い、とにかく快適性とデザインにこだわったチェアです。
そこで、下記の特徴を面倒だと思う方は、ゲーミングチェアではなく通常のオフィスチェアを選んだ方が失敗しません。
ここでは、ゲーミングチェアを買ってはいけないと言われる原因・特徴を解説します。
ゲーミングチェアは組立が大変
私はゲーミングチェアを仕事用に1脚買いました。
それがこちらの『Dowinx』というメーカーのゲーミングチェアです。
https://kamatainfo.com/?p=3199
いざ組み立てようと思って箱を開封したら沢山のパーツが出てきました(Dowinxはマシな方です^^;)
さらに、後述の通り、本体の重さも相まって組み立てにとても苦労したんですね。
これはどのゲーミングチェアにも当てはまります。
さらに、10000円台前半で買える激安ゲーミングチェアの中には組み立ての説明書の記載が違っていると指摘を受けているものもあります。
ですので、最低でも2万円前後のクラスを選ぶ方が無難です。
それと、ゲーミングチェアの組み立ての際には、可能なら2人で組立てましょう。
一人でも組み立てられますが、私は1時間~1時間20分ほどかかりました^^;
ゲーミングチェアはとにかく重い・大きい
ゲーミングチェアの特徴として、重い、大きいというものがあります。
大抵のゲーミングチェアにはリクライニング機能がついていて、さらにオットマン(足置き)も付いているモデルもあります。
ゲーミングチェアが重たいのには、リクライニング時に傾けても倒れないように、重心を支柱になっている中心部分にもってくるという意味があります。
そのため、ゲーミングチェア本体の重さが重くなってしまうんですね。
で、重いゲーミングチェアの弊害としては、フローリングに傷がつく可能性があります。
私が住んでいる賃貸アパートはクッションフロアという、ぱっと見フローリングのように見えるけど少しフカフカしている材料が使われています。
これが思いのほか傷つきやすいので、机やゲーミングチェアの下には必ずジョイントマットを敷いています。
私はジョイントマットにしましたが、ゲーミングチェア専用のチェアマットも販売されているので、ゲーミングチェアを買う際には一緒にチェアマットも買って床を保護しましょう。
ゲーミングチェアはギシギシ音がすることがある
アマゾンの格安ゲーミングチェアのほとんどで「ギシギシなる」とか「異音がする」といった現象が報告されています。
実際、私の買った『Dowinx』ゲーミングチェアでも一度異音が発生しました。
その際は、裏面のナットを締め直したところ簡単に直ったんですね。
ですので、中には組み立て時のナットの緩みが原因でギシギシと異音がしている可能性があります。
こちらの記事では異音に対する対処法を記載しているので参考にしてください。
https://kamatainfo.com/?p=4094
オットマンのありなし
当サイトでは、企業様からの製品提供(いわゆるレビュー依頼)を受け付けています。
上記の『Dowinx』を自腹で購入した直後、レビューをご覧くださった企業様から別のゲーミングチェアのレビュー依頼が来ました。
それが2脚目のゲーミングチェアの『KARNOX』です。
https://kamatainfo.com/?p=4079
『KARNOX LEGEND』の品質、性能はレビュー依頼の有無に関係なく、『Dowinx』よりも良いものでした。
ですが、その分お値段も高いんです。
さらに、『KARNOX LEGEND』にはオットマンがついていません。
仕事机用に使うなら全然ありなのですが、趣味用に使うとなるとオットマンのなさに物足りなさを感じてしまいました。
他のメーカーでもオットマンなしモデルは販売されています。
もし、安いからという理由だけでオットマンなしモデルを買おうとしているのであれば全力で止めます(笑
悪いことは言わないのでオットマンありモデルを選んだ方が良いですよ^^
じゃ、上記の『KARNOX LEGEND』は買わない方が良いのかというと、オットマンがついていないことから、勉強、仕事専用チェアとして購入するならオススメします。
ゲーミングチェアを買って後悔する人の特徴
次に、ゲーミングチェアを買って後悔する人の特徴を説明しますね。
この傾向にある方は、ゲーミングチェアを買ってから「やっぱ買わなきゃ良かった!」と思う可能性があるので、下記の点に共感できる部分がある方はお気を付けください。
値段をケチり過ぎる人
まず、値段が物を言います。
アマゾンや楽天では1万円台前半のとにかく安いゲーミングチェアというものが存在します。
ですが、安いということは品質を落としていたり、製造工程を減らしていたりと良いことがありません。
実際に、安いゲーミングチェアのレビュー欄を確認してみると
・説明書が間違っていた
・使い始めて直ぐにギーギーいいだした
・壊れた
こんなレビューが出てきます。
安いメーカーは大体聞いたことのないメーカーで、これから売り出そうとしているメーカーです。
こういう所のは、作りもお値段相応のことが多いので、最低でも2万円前後のクラスから選びましょう。
オットマンなしを選ぶ人
こちらも前述の少しでも安く買いたい人という項目と被ってきます。
ゲーミングチェアを買う方の多くは趣味用という方が多いと思います。
中には在宅ワークに合わせてゲーミングチェアを買ってみたという方もいらっしゃいますが、圧倒的多数はゲームなどの趣味用でしょう。
そうすると楽な姿勢をいかに作れるかという所が大切になってきます。
また、リクライニングがあってもオットマンがないと体が不自然な格好になってしまい気持ち悪いんですよね。
そのためリラックス度が下がります。
そうなっては、せっかく高いお金を出してゲーミングチェアを買った意味がないので、仕事用といった用途でない限りは無難にオットマンつきのゲーミングチェアを選びましょう。
『日本メーカー』という文言に目が行く人
ゲーミングチェアの中には『日本メーカー監修』とか『日本設計』といった文字が書かれていることがあります。
これは、企画・設計を日本でやったというだけで、結局中国で製造されている場合がほとんどです。
というか、ゲーミングチェアに限らず、基本製造国は中国くらいに思っておいた方が良いです。
その上で、いかに品質管理にも力を入れているメーカーなのか。
アフターフォローをしっかりしてくれるメーカーなのか、という点を重視してゲーミングチェアを買った方が失敗したと感じにくくなります。
特に、比較的安くて『日本メーカー企画』なんて文字をうっかり信じると、「日本で作ってると思ったのに!」と勘違いしてしまうこともあります。
もちろん、日本メーカーが企画したという点を評価して買うのは問題ありません。
ですが、日本メーカー企画=日本製造と勘違いしがちな方は注意してください。
身長差を考慮に入れられない人
ゲーミングチェアはどれも一緒だと思っている方は、買った後に後悔する可能性が高い方です。
ゲーミングチェアには欧米で企画されて製造されているものがあります。
このタイプは大抵日本人向きの体型設定になっていないため、例えば、座面の高さを一番下にセッティングしても床に足が届かないといった事態が起こりかねません。
反対に、日本人のような低身長の多い民族向けに設計されたモデルもあります。
このメーカーを高身長の方が選ぶと、今度は「ゲーミングチェアが小さすぎた」というクレームになります。
ですので、買う前に、現在使っている椅子の高さが何センチなのか。
買おうとしているゲーミングチェアの最低・最高の高さ設定は何センチなのかを照らし合わせておきましょう。
そうすることで、ゲーミングチェアの高さと骨格のミスマッチを防ぐことが出来ます。
ちなみに、ゲーミングチェアの正しい座り方は、ゲーミングチェアの背もたれに背中をぴったりとくっつけた状態でリラックスして座った状態です。
そのため、背中・腰・お尻は基本、ゲーミングチェアにくっついている位です(腰とお尻の曲がる部分には少しスキマが出来ても大乗です)。
これを知らずに、例えば集中力を発揮しやすい正しい姿勢、つまり、背筋をピン!と伸ばして椅子に対して浅く座る方法で測ってしまうと失敗する可能性があるので気を付けましょう。
大手家電量販店では大手メーカーのものを試し座りさせてくれるところがあるので、まずは実店舗で座ってみることをおススメします。
ちなみに、ゲーミングチェアは車の座席のように、少し後傾しているモデルが多いのですが、ゲーミングチェアに浅く腰を掛け、背筋を伸ばすことで集中することもできますよ♪
机の高さを事前に測らない人
机の高さを事前に測らない人、これは私のことです^^;
机の一般的な高さは大体70cm前後に作られています。
ですが、デスクの中には多少低く作られている物もあるので、ゲーミングチェアを買う前には必ずデスクの高さを測りましょう
そして、ゲーミングチェアの販売ページには大抵、座面の高さやアームレストの高さが書かれています。
アームレストというのは肘置きのことなんですが、このアームレストの高さを考慮に入れないと机に椅子がしまえない状態になります。
これでは、ゲーミングチェアがある分、場所をとられますし、反対に毎回高さ調節をしてデスクにしまっていては面倒ですよね。
なので、買おうとしているゲーミングチェアの高さが、ご自身の身長にあっているかだけでなく、使う予定の机の高さとも合っているのかまで計算して買いましょう。
ちなみに、珍しい机としては、大きく高さ調節のできる電動昇降デスクというのがあります。スタンディングデスクにもなるデスクです。
私が現在使っているデスクもこの電動昇降デスクなので、気になる方はデスクの買い替えも含めて検討してみて下さい。
https://kamatainfo.com/?p=4667
上記記事で紹介している『FLEXISPOT』からはより安いモデルも出ていますので、アマゾンで検索してみて下さい。
あえて8万円前後する高級モデルを買う必要性まではありません。
ゲーミングチェアは最強?
ここまで、ゲーミングチェアの選び方や注意点を解説してきました。
それでは、ゲーミングチェアは最強なのかというと・・・別に最強ではありません(笑
最強という形容詞は、使う人の好みで大きく左右される抽象的な言葉でしかありません。
なので、気に入る人は気に入るし、気に入らない人は気に入らないという程度の問題です。
したがって、ゲーミングチェアに2万円、中には6万円前後の高級ゲーミングチェアもありますが、このくらいの金額をポンと出せるほどゲーミングチェアを好きと思っているのか。
言い換えると、カッコイイ!
欲しい!
と思えるのかどうかが重要です。
私はゲーミングチェアはカッコイイし使い勝手も良さそうだ!
そう思って買いました(結論、買って正解でした^^)
ですが、買う前は「ゲーミングチェアはこういう物だろう」という程度の推測しかできないんですね。
その推測と、実際に買ったときのミスマッチを減らすためにも、このサイトに書いてある情報を参考にしていただきたいなと思います。
https://kamatainfo.com/?p=3199
https://kamatainfo.com/?p=4079
普通のオフィス用チェアでも良いんじゃない?
じゃ、ゲーミングチェアに数万円も出す魅力を感じないという方はどうすれば良いのかというと、普通のオフィスチェアを買えば良いと思います。
例えば、こちらの普通のオフィスチェアなら、1万円以下で買えますしテレワーク環境でも十分使えます。
仕事用のイスがだいぶくたびれていて、アイリスオーヤマから出ているということで買ってみました。良い点は組み立てやすさと座面のクッション性。ちょっと腰を伸ばしたいなというときの背面角度はイイ感じです。背面のメッシュもいい感じのスプリングになっていて、ちょっと背骨を伸ばしたいなんて時の自由度はかなり高いです。
ダメなところは最低座面高が高め、ひじ掛けは低すぎ(使わないことも可能)、あと組付け精度がちょっと悪いかな。
といってもこの価格なので許せてしまう。価格からすれば必要十分プラスアルファくらいでしょう。あとは耐久性ですが、この値段なら何脚買い替えても負担は少ないですね。
引用元:アマゾン『アイリスプラザ オフィスチェア』レビューより
今使っているゲーミングチェアには肘置き(アームレスト)があるのですが、これはあった方が良いです。
少し姿勢を崩すことになりますが、熟考する際に肘をアームレストに置けるというだけで集中力が上がった気がします。
また、文字通り、腕を休ませる部分なので、アームレストに腕を乗せながら本を読むこともできて意外と便利です。
あと、居眠りしてて体が傾いても転げ落ちなくて済むところですね(笑
テレワークが延長になり続け、
家のイスでは1日中PCへ向かって座り続けるのが苦痛になり
良いオフィスチェアはないかと探していました。
ゲーミングチェアは派手なデザインが多いので買うのをためらっていましたが、
こちらの商品はファブリックで普通の家具のように部屋になじむ色合いなので購入しました。
組立てられるのか心配でしたが
女1人でも5分程度で組立てられました。
座り心地もとても良いです⸜(* ॑꒳ ॑* )⸝
157cmの私だと余裕で寝られます( ^罒^ )v
引用元:アマゾンSKYEチェアより
こちらは見た目が寝室や書斎にありそうな雰囲気ですが、区分としてはゲーミングチェアになります。
ですが、通常のゴテゴテしたスポーツカーのシート様とは違い、洋室の一環にあっても和室の一角にあっても馴染むシンプルな見た目が特徴です。
また、見た目からも座り心地の柔らかさが伝わってくると思います。
フワッとしたソファーよりの座り心地を求めるなら『SKYE』のゲーミングチェアが良いですね^^
カッコイイの一択で十分
ゲーミングチェアは見た目が独特なので嫌いな方はまず興味を持たないでしょう(笑
それでも興味をもったあなたはゲーミングチェアのデザインに惹かれるものがあるんだと思いますよ。
ゲーミングチェアを買う一番の目的は快適性だと思いますが、いざゲーミングチェアを買う段階、品定めの段階になったら、自分の中でカッコイイと思えるモデルを見つけられればそれが正解だと思っています。
最後に、ゲーミングチェアを買って良かったと思う理由を書いてありますが、そこにある通り、愛着が湧けば買って正解です。
現在のゲーミングチェアは2脚とも愛着があって買って(もらって)良かったなと思えましたから^^
私の持っている『KARNOX』からはこういったデザイン性に富んでいるものもありますよ^^
ゲーミングチェアのデメリット
ここで、今一度ゲーミングチェアのデメリットを確認しておきましょう。
ここで書いているデメリットよりも、買った方のメリットの方が大きければ買って後悔しません。
メーカー・ブランド選定が難しい
既にゲーミングチェアの品定めに入っている方は実感されているかもしれませんね。
それが、メーカー・ブランド選定がとにかく難しいということです。
というのも、アマゾンを例にすると、アマゾンの中だけでゲーミングチェアメーカー・ブランドは数十社は軽くあります。
その中でより良いゲーミングチェア、より好きなデザインのゲーミングチェアを選ぶとなると意外と難しいものです。
というのも、価格が高いからなんですよね。
また、予算の都合もあると思います。
私は初めてゲーミングチェアを買う時に選んだ基準は2万円前後でそれなりに評価の高いオットマンつきでリクライニングのあるゲーミングチェアでした。
(欲張り“笑)
その結果辿り着いたのが『Dowinx』のゲーミングチェアだったんですね。
これが、お金に糸目はつけないからより品質の良いメーカー・ブランドが良い、ということになると『AKRACING』という老舗メーカーのモデルを選んだ方が良いということになります。
老舗ならではの安心感のあるメーカーで、ヨドバシカメラといった大手家電量販店でも取り扱いのあるメーカーです。
このように、予算が取れる方は上位モデルから選べますが、私のように2万円前後でそれなりの性能のゲーミングチェアを・・・となると選定が難しくなってきます。
そういう場合はアマゾンのゲーミングチェアランキングの上位にランクインしているモデルの中から、比較的安めのモデルを選んでみて下さい。
⇒アマゾンゲーミングチェアランキングはコチラ
失敗したくないなら高いゲーミングチェアを選ぶ
安いゲーミングチェアの中には意外にも品質の良いブランドもあります。
でも、これは買ってみるまでまったく分からないのでオススメはしません。
絶対に失敗しない方法はないのですが、より失敗する確率を減らしたいのであれば、価格のしっかりしたメジャーメーカーを選ぶのが吉です。
また、もう一つの指標として、大手家電量販店で販売しているメーカーを選ぶのでもOK。
というのも、大手家電量販店で販売しているメーカーは、しっかりと輸入代理店を通して仕入れていることが多いため、信頼のおけるメーカーであると読めます。
例えば、
CORSAIR (コルセア)
Noblechairs(ノーブルチェアーズ)
AKRACING
MSI(エムエスアイ)
DXRacer (ディーエックスレーサー)
この辺りは大手家電量販店でも取り扱いのあるメジャーなメーカーなので、聞いたことのない格安メーカー・格安ブランドを買うよりも安心して買えます。
賃貸なのにチェアマットを敷かない場合
ゲーミングチェアは物理的な重量が重いです。
どのゲーミングチェアも似たようなもので、大体20kgちょっとあるんですね。
これをそのままフローリングやクッションフロアに乗せて使うと、床に傷がついてしまいます。
持ち家のフローリングなどなら、後で自分で業者に依頼して張り替えれば良い話ですが賃貸だとそうはいきません。
多くの賃貸の場合、キャスター付き家具(ゲーミングチェアはまさしくですね!)でつけた傷は借主が修復する規定になっていることが多くあります。
つまりは、退去時の原状回復費用が相場より高くかかってきてしまい、敷金が一切返ってこなくなる可能性もあります。
そこで、持ち家の場合でも実践して欲しいのですが、特に賃貸の場合にはゲーミングチェア用のマットを敷いて床を保護しましょう。
中にはデスクとゲーミングチェアの範囲一体をカバーしてくれるマットも売っているので、最低限の保護はしてあげるようにしてあげてください。
重く、組み立てが面倒
先ほども書いた通り、ゲーミングチェアは転倒防止などの観点から約20kgという重さで作られています。
中には25kg前後のモデルもあります。
この重さがあることによって、リクライニング機能などを安心して使えるんですね。
ですが、これは作った後のお話。
組み立て段階では、この20㎏を相手に格闘しなければならず、力に自信のない方は多少なりとも苦労します。
かくいう私も力に自信がないわけではありませんでしたが、見事に組み立て段階で苦労しました^^;
可能であれば、組み立て作業は2人でやることをオススメします。
ですが、1人で作れないほどではないので、1人で作ろうと思っている方は作業スペースを広く取り、ゆっくり取り組んでください。
ゲーミングチェアで失敗する要因
次に、ゲーミングチェアで失敗する要因をまとめておきました。
大抵、下記のことが原因で「ゲーミングチェアに失敗した!ゲーミングチェアなんて買ってはいけない!」ということに繋がりますので、買う前にしっかりチェックしておきましょう。
自分の身長にあったメーカー・商品選定をしない
日本メーカーが作っている家具(アイリスオーヤマなど)なら、日本人の体型にあった大きさの家具を作っています。
ですが、ゲーミングチェアは欧米企画の物があるというのは前述した通りで、欧米人の体格を基準に設計されたゲーミングチェアは日本人には大きすぎて使いづらい仕様になっています。
それに対して、日本企業が企画したゲーミングチェアや、日本人向けに改良されているゲーミングチェアは低座面だったりと日本人の体型にあった設計をしてくれているため、買って失敗した!
という可能性は低くなります。
購入時には製品詳細のページに各部位の寸法表があるので、かならず寸法を測っておきましょう。
私がつかっている下記二脚のゲーミングチェアは日本人向けの大きさです♪
https://kamatainfo.com/?p=3199
https://kamatainfo.com/?p=4079
安すぎるゲーミングチェアを選ぶ場合
次に失敗するパターンで多いのが、聞いたこともないマイナーなメーカーの激安ゲーミングチェアを買ってしまうことです。
極端な例で、ギシギシ言っても全然気にしないから値段を優先したい。
このような方なら問題はないのですが、ギシギシいわないことが前提でゲーミングチェアを買うのであれば、お値段相応の有名メーカーの物を買いましょう。
また、前述の通り、大手家電量販店でも取り扱いのあるゲーミングチェアブランドであれば安心感が増します。
あとはどこまで予算を組めるのかというところに関わってきますのでお財布と相談しましょう。
間違っても1万円台前半のゲーミングチェアには手を出さないようにしてください。
オットマンなしのゲーミングチェアを選んだ場合
後悔ポイントとして意外と多いのが、「やっぱりオットマンを付けとけばよかった!」というもの。
オットマンはゲーミングチェア本体の裏面にナットで取り付けるパーツのため、オットマン非対応のゲーミングチェアには原則後付けできません。
私の使用している『KARNOX』には、おそらくオットマンは付けられないでしょうね。
対して、オットマンを後付けできるタイプもあります。
ですが、そんなことをするよりも、オットマンがないことで後悔してしまうのであれば、最初からオットマンありを選んでおく方が無難です。
また、『KARNOX』のような高級ゲーミングチェアが好きでこれを選ぶけどオットマンも欲しい!
そんな方には別売りのオットマンも存在します。
これは高いなぁと思われた方は、こちらの収納ボックス兼用のオットマンを買ってみるのも良いですね。
ゲーミングチェアの近くに置いておけば簡単な収納ボックスに早変わりです。
ゲーミングチェアってどうなの?
ではでは、ここからはゲーミングチェアってぶっちゃけどうなの?
というお声に回答させていただきます。
ここからは完全に主観が入ってくるので、ゲーミングチェアを使っている人間の意見を聞きたいという方に読んで頂きたいと思います^^
ゲーミングチェアは見た目がカッコ良い
レーシングカーの座席に憧れたことのある方っていらっしゃると思うんですね。
スポーツカーの座席を椅子にできたら良いのに・・・このような発想からゲーミングチェアが出来たと言われています。
スポーツカーの座席は長時間座っていても疲れないように設計されていますが、通常のオフィスチェアにはそこまでの機能性は求めれていませんでした。
そこに、スポーツカーのような座り心地を再現しようとして作られたのがゲーミングチェアなんです。
オフィスチェアのデメリットは座面が硬かったり、リクライニングがないので窮屈さを感じてしまったりする点にありました。
コンパクトにまとまっていて使いやすいとは思いますが^^;
こういった点を解消して、ゆったりと座れるようにしたのがゲーミングチェアです。
また、見た目もレーシングカーの座席のデザインに寄せることで、従来のチェアとは一線を画すことに成功したといっても良いでしょう。
そのため、スポーツカー好きにはたまらないフォルムをしていますし、ゲーマー心をくすぐるカッコ良さがあります。
で、正直なところ、この見た目の部分に共感できない方は、あえてゲーミングチェアを買う必要性はありません。
見た目よりも機能性重視で行くのであれば、『SKYE』のクッションソファよりのゲーミングチェアの方が座り心地が良いと思います。
ドカッとゆったり座れる
座り心地という点についてなんですが、ゲーミングチェアはオフィスチェアと比べればフカッとした座り心地ではあります。
ですが、フカフカな座り心地なのかと聞かれると、ソファのようなクッション性まではありません。
ゲーミングチェアの多くは中にスプリングが入れられているため、そのレベルにおいてクッション性が良いというイメージでしょうか。
個人的にはとてもリラックスして座れますし、安心して体を預けられるという点に魅力を感じています。
もし質感や座ったときの感触を確かめたいという方がいらっしゃったら、大手家電量販店などに展示されている試用のゲーミングチェアに座ってみて下さい。
オフィスチェアよりの座り心地しか想像していなかった方は、おそらく「こんなに座り心地が良いのか!」と驚くと思います。
反対に、ソファよりのふんわり包まれるような感覚を想定していた方からすると、「こんなものか」と思われてしまうかもしれません。
あと、ゲーミングチェアの座り方についてですが、浅く腰をかけるのではなく、深く腰をかけて全身を背もたれに預けるイメージで座ってください。
これがゲーミングチェアの正しい座り方です。
車を運転する時も背もたれに全身を預けますよね。
あれと一緒です。
そのため、間違った座り方をしていると腰を痛める原因にもなるので、座り方には注意してくださいね。
なお、私は付属のランバーサポート(腰当て)は外して使っています。
ランバーサポートのS字ラインがあっている方は使っていただきたいと思いますが、合わない人というのも当然出てきます。
ランバーサポートが合わない方がずっと使い続けると、これも腰痛のもとになってしまうので、ランバーサポートの装着感がしっくり来ているかどうかを確かめるようにしてくださいね。
ちなみに、背もたれもフカフカしている訳ではないので、フカフカ感が欲しければ背もたれにクッションを敷き詰めて調整するということも可能です。
リクライニングに安心感がある
ゲーミングチェアは前述の通り、約20kg~25kgとしっかりした重さがあります。
そのため、簡単には転倒しないようにできています。
その分、床を傷つけやすいというデメリットもあるのですが、この重さがあることによって安定したリクライニング機能を使うことが出来るんです。
もし、イスが軽ければ、リクライニング機能を使ったときに転倒する恐れが出てきます。
そうなると安心してリクライニングをすることはできないですよね。
そこで、ある程度の重量をつけることで、重心を中心にもっていき簡単には転倒しないようにしたのです。
姿勢をコントロールできる
先ほど、ゲーミングチェアは深く腰をかけるものと書きました。
ゲーム、テレビ、読書をするといった際にリラックスする際にはこれで良いのです。
全身を背もたれに預けて映画館で映画を見るようにリラックスしてテレビなどを視聴できます。
でも、これは集中力をあげるのには向いていない座り方なんですね。
集中力を上げる、保つ座り方というのもあって、それが浅めに腰を掛けて背筋を伸ばす座り方なんです。
こちらの記事で集中できる座り方や、おススメのゲーミングチェアとデスク一式を紹介しています。
https://kamatainfo.com/?p=3859
このように、集中すための座り方というのがあるのですが、ゲーミングチェアなら集中するための座り方も簡単にできます。
反対に、リラックスする座り方もできてしまうのがゲーミングチェアです。
というか、リラックスするためにゲーミングチェアがあるんですけどね^^;
ただ、最近はテレワークの増加で、「もっと早くゲーミングチェアを導入しておけば良かった!」というお声が多くなってきています。
ここまでONとOFFを切り替えられるチェアも珍しいので、これからもテレワークが続くようであればゲーミングチェアは一考の余地ありです。
ゲーミングチェアを買って良かったと思った理由
私はゲーミングチェアを買って良かったと心の底から思っています。
だから、毎日ゲーミングチェアに座っていますし、テレワークもゲーミングチェアを使って行っています。
では、どうしてそんなにゲーミングチェアが好きなんでしょうね^^?
本記事も終盤に差し掛かったので、ゲーミングチェアを買って良かったと思えた理由をご紹介します♪
好きなゲーミングチェアだから集中力アップ
私は上限の予算をある程度決めてからデザイン性重視で今のゲーミングチェアを選びました。
また、素材は蒸れやすいと言われているPUレザーではなく、布地のファブリックを選択。
これならずっとパソコンに向かっていても飽きない!
ゲームし放題!
こんな気持ちで買ったのを覚えています(笑
で、結局ゲームは即フェードアウトして仕事デスクになったのですが^^;
ですが、ゲーミングチェアを導入したことにより、座るという動作がとても楽になりました。
今までは一般的なダイニングチェアを使っていたのですが、それだとお尻は痛くなるし、腰も痛くなるしで、長時間座るのには向いていなかったんですね。
ですが、ゲーミングチェアにしてからはこういった悩みから解放されたんです。
なので、本当に買って良かったなと思っています^^
パソコンデスクに向かう時間が増えた
私の仕事は基本パソコンで完結します。
そのため、本業の時間はパソコンにへばりついていますし、終業後はブログの執筆のためにパソコンに張り付くというヘビーな使い方をしています。
そのため、ゲーミングチェアから離れられないんです^^;
でもですね、これがゲーミングチェアじゃなかったとしたら、恐らくブログの更新頻度が落ちていたと思います。
というのも、ゲーミングチェアだからこそ長時間問題なく座っていられるわけです。
普通の椅子だったらとっくの昔に腰が悲鳴をあげていました・・・。
今では長い日だと十数時間はゲーミングチェアの上でパソコンをいじってますよ^^
ゲーミングチェアに愛着がわく
これはゲーミングチェアに限った話ではないかもしれませんが、ゲーミングチェアを買うと愛着がわきます。
特に高いゲーミングチェアほど愛着がわくと思います(笑
また、サイズも大きいので部屋の中での存在感はそれなりです。
そうすると嫌でも目に入ってくるんですよね。
簡単なお手入れもしなければなりませんし、何より使っていて、座っていて楽になれる椅子という意味で感謝もしているので、とても愛着がわくんです。
ゲーミングチェアも他の家具同様、大切に使ってあげれば長く持ちます。
長く使えるようにするためにも日々の簡単なメンテナンスなどを怠らないようにしましょうね^^
ゲーミングチェアは中国製以外ないの?
最後に、ゲーミングチェアには中国製以外のゲーミングチェアはないのかという点についてお答えします。
現状、アマゾンでゲーミングチェアと検索をかけても分かる通り、中国メーカーが大量にゲーミングチェアを出しています。
また、老舗と言われる『AKRACING』は元々中国発祥のメーカーです。
また、米国発のブランド『DXRacer』も、製造は中国で行われています。
そして、日本ブランドを謳っているゲーミングチェアブランドも、あくまで企画を日本で行っているだけで、製造は中国で行っているんですね。
そのため、純粋な日本産ゲーミングチェアというのは現状見当たりませんし、中国以外で作っているゲーミングチェアも見当たりませんでした。
これは、現在の中国が、製造の拠点になってしまっていることから来ているものと思われます。
必ずしも、中国産だから悪いということはありません。
その製造工場を管理監督している組織のレベルが品質に大きく関わってきます。
だからこそ、ゲーミングチェアを買うときは、ある程度のお金をかけた方が管理体制のしっかりした企業と出会える可能性が高まるわけですね^^
ゲーミングチェアを買ってはいけない!ゲーミングチェアを買って後悔する人の特徴も紹介まとめ
今回は、「ゲーミングチェアを買ってはいけない!?」という言説にフォーカスしつつ、本当に『ゲーミングチェアを買ってはいけないのか?』検討してみました。
実際に使っている身としては、なぜこんなことが言われているのか理解に苦しみます^^;
だって、長時間座り続けても疲れませんし、デザインもカッコ良いですし、良いことづくめじゃないですか。
もちろん、単価の高い製品であるため失敗した時の喪失感が大きく、そういう方が「ゲーミングチェアを買ってはいけない」と言っているのかもしれません。
ですが、ある程度定評のあるメーカーで品定めをしてあげることで、ハズレメーカーを除外していけます。
当サイトがその参考になれば幸いです^^
愛用ゲーミングチェアDowinxのレビュー記事はこちら♪
https://kamatainfo.com/?p=3199
愛用ゲーミングチェアKARNOX LEGENDのレビュー記事はこちら♪