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”Anker Soundcore Space One”ヘッドホンレビューと評判♪低音強めで聴き疲れしない超コスパヘッドホン♪

Ankerから同社最新の”Soundcore Space One”ヘッドホンがようやく日本で発売となりましたね。

今回は、”Anker Soundcore Space One”ヘッドホンを実機レビューします。

Ankerのヘッドホンやイヤホンは結構人気があるのですが、人によっては音質に癖を感じるタイプにチューニングされています(と、私は思っています)。

なので、Ankerのハイエンドモデルとして、その点がどうチューニングされているのか気になったので、実機を買って検証してみました。

これから、”Anker Soundcore Space One”ヘッドホンを買おうかと思っている方は、音質面やノイキャンの性能について参考にしてみてください♪


目次

”Anker Soundcore Space One”を開封


まずは、”Anker Soundcore Space One”を開封していきましょう。

こちらが”Anker Soundcore Space One”のパッケージ表面です。

こちらが”Anker Soundcore Space One”パケージ裏面です。

こちらは”Anker Soundcore Space One”パッケージ側面のデザインですね。

こちらが”Anker Soundcore Space One”ヘッドホン本体ですね。

色味は写真では水色になってしまいましたが、実際に見ると、もっと薄い水色です。

Amazonの販売ページに掲載されている画像の色味のまんまなのでご安心ください。

こちらはカメラの自動補正で勝手に色味が補強されてしまいました(笑)

”Anker Soundcore Space One”の同梱物です。

ちょっとがっかりなのが、ハードケースが入っているかと思ったのですが、ただの巾着袋でした^^;

こちらが”Anker Soundcore Space One”ヘッドホンの本体です。先ほどより色味が本物に近く撮れています。

こちらが”Anker Soundcore Space One”ヘッドホンの内側です。

”Anker Soundcore Space One”ヘッドホンの左側にのみセンサーっぽい何かが仕込まれていました。

こちらは装着検出のためのセンサーです。

ヘッドホンを外したら音楽が止まるあれですね。

こちらは基本アプリから装着検出をオン・オフする必要があるのですが、私はこの機能が好きではないのでオフにしています^^;

”Anker Soundcore Space One”ヘッドホンのスライダーは、アーム・ハウジング側にあります。

この形状だけみると”Bose QuietComfort Ultra Headphones”のようです。

”Bose QuietComfort Ultra Headphones”は5万円クラスの超ハイエンドヘッドホンなので、”Anker Soundcore Space One”とは比較にならない程良いヘッドホンなんですが、その価値は確かにあります。
⇒”Bose QuietComfort Ultra Headphones”レビューと評判♪深海にいるようなノイキャンならこれ一択!!

”Anker Soundcore Space One”ヘッドホンのロゴ部分ですね。

外でヘッドホンを装着している方を見かけますが、Anker系は直ぐに分かります。

こちらは”Anker Soundcore Space One”の装着時に左側に来る部分です。

充電端子(USBタイプC)や3.5㎜ジャック、そしてボタンは電源ボタンとノイキャン等を切り替えるボタンが付いています。

その下は集音系のマイクですかね^^

”Anker Soundcore Space One”の反対側の写真です。

こちらも集音系マイクや音量のプラスマイナス等の操作系ボタンが付いています。

こちらのように”Anker Soundcore Space One”はコンパクトに収納できる点は最近の流行りを取り入れていてグッドです。

もはや折り畳めないモデルは不便に感じますよね。

こちらは”Anker Soundcore Space One”のアーム部分であり、スイーベル機構でもあります。

スイーベル機構というのは、ヘッドホンのハウジング部分を水平にひねることができる機構です。

これにより、頭によりフィットさせることができます。

”Anker Soundcore Space One”の重さは実測値262gでした。

こちらもカメラの自動補正が入ってスゴイ色になってしまっています…。

”Anker Soundcore Space One”をレビュー♪


それでは、”Anker Soundcore Space One”の音質や各種性能をレビューしていきますね。

”Anker Soundcore Space One”の音質(AAC)はどう?


”Anker Soundcore Space One”の対応コーデックはSBC、AAC、LDACということでハイレゾ対応ヘッドホンです。

ドライバーサイズなどはAmazonのページを見ても分かりませんでした…。

細かい情報は分かりませんが、素直に”Anker Soundcore Space One”を聴いた感想を書くと、「Anker良い仕事してるな」というものでした。

音質の傾向としてはAnkerらしいというか、Anker特有の低音よりの音質で、高音はそこまで抜け感のない無難なまとまり。

かといって低音もBOSE並みに効いているかと言われるとそこまでではありません。

もの凄く無難な言い方をすると、万人受けを狙ったかのような平易な音質という印象を受けました。

ただ、これは悪口ではなくて、個人的には褒めてるんですよ^^;

Ankerの比較的エントリーよりの”Anker Soundcore Life Q30”と比較すると、Ankerの悪い部分である低音の膨らみというか、荒々しい部分が大分削られています。

ちなみに、”Anker Soundcore Life Q30”の実機レビューはこちらをご覧ください。
⇒”Anker Soundcore Life Q30”レビューと評判♪低音好きならOKなAnkerの入門用ヘッドホン♪

また、こちらはイヤホンになりますが、エントリー向けの”Anker Soundcore Life P2 Mini”と比較すると、”Anker Soundcore Space One”の方が音に重みがしっかり乗っていて、聴いていて無難なまとまり方をしていました。
⇒【実機】”Anker Soundcore Life P2 Mini”レビューと評判♪”Life P2 Mini”は普段使いにちょうど良いイヤホン

ただ、ガンダムのセリフを借りると、「特徴のないのが特徴」という印象は拭えませんでした。

低音は程々(気持ち強いかも)。高音は抜け感がいまいち。

これを言い換えると、そこそこ低音がなっていて、高音は聴き疲れしないヘッドホンで、機能性などを込みで考えたら”Anker Soundcore Space One”は超コスパが良い!

ということになります。

解像度についても、中の中か、中の上という感じで、これと言って「これはスゴイ!!」というレベルのものではありませんでした。

ただ、聴いていて不快にならない適度な解像度のヘッドホンという印象ですね。

正直、ヘッドホンの普段使いならこれで良いと思います。

音楽を聴くだけでなく、YouTubeで動画を見るのにも最適でした。

では、音響機器としてのヘッドホンとして見た時どうなのか?

という部分を”Anker Soundcore Space One”のLDACで確認してみましょう。

”Anker Soundcore Space One”のハイレゾ(LDAC)音質はどう?


”Anker Soundcore Space One”をLDACモードにするためには、アプリの方からLDACモードに切り替えないといけません。

AACからLDACへの切り替えに約10秒かかりますし、一回ヘッドホンの方はシャットダウンします。

さて、LDACを聴いた初見の印象は…LDACにしてはとても控えめな音質だなというもの。

また、ハイレゾ音質の楽曲の中でも聴く音楽によってかなりハイレゾ感のある音質だと思える楽曲と、そうでない楽曲に分かれるように感じました。

これは”Anker Soundcore Space One”ヘッドホンの相性にあるのだと思います。

先ほど、通常音質(AAC)の項目で低音がそこそこ強めと書きましたが、ハイレゾにすると高音の伸びや響きがグンと引き上げられるんですね。

結果、低音が少し霞んでしまうという印象。

もちろん、低音中心の楽曲を聴けば印象は変わりますし、低音自体もアップグレードされた音質になってはいるんですが、高音の化け方のほうが凄くて正直、低音が気にならないという(笑)

解像度に感しては全体的に上がるので、音の粒立ちの良さや音のメリハリ、キレといった部分はとても聴き心地が良くなります。

ただ、ハイエンドクラスのヘッドホン(例えばBOSE)や、ハイエンドクラスのイヤホン(例えばソニーのWF-1000XM5など)と比べると、同じハイレゾなんですが、何か惜しい!!

もう一息ほしい!
というレビュアーとしては何とも言えない感想になってしまいました^^;

ハイレゾで聴くと、大抵のイヤホン・ヘッドホンは「変化がスゴイ!」となるのですが、そう感じなかったということは、”Anker Soundcore Space One”のAACコーデックでの音質が比較的良かったという可能性も否定できません。

というか、”Anker Soundcore Space One”の通常の音質はそこまで悪くないので、普段使いで音楽を聴き流したり、通勤・通学で使う分には十分だと感じています。

特に、ハイエンドクラスの5万円もするヘッドホンなんて買えない!

もっと現実的で、それでいて音もしっかり鳴るちょうど良いヘッドホンってないの?

と聞かれたら”Anker Soundcore Space One”をおススメしますね。

”Anker Soundcore Space One”はハイレゾ(LDAC)に過度に期待するよりも、通常の音質で聴いて、普段使いに使い倒すのに向いているヘッドホンでした。

”Anker Soundcore Space One”の有線接続の音質はどう?


次に”Anker Soundcore Space One”を付属のケーブルで有線接続で聴いてみました。

”Anker Soundcore Space One”をAAC⇒LDAC⇒有線と聴いた率直な感想は、これならAACで十分だなという感じ。

普通、有線の方が伝送効率が上がるので音質は上がりそうなんですが、”Anker Soundcore Space One”は低音がくぐもってしまっている印象で、Ankerの悪いところが出てしまっている印象です。

ただ、聴くに堪えないというレベルではないので有線で使うのもありだとは思います。

ですが、音質という意味では最低でもAACコーデックで聴きたいと感じるのは私だけでしょうか。

解像度も気持ち落ちたように感じるので、特段必要性に迫られないのであれば有線で接続する必要はないと感じました。

”Anker Soundcore Space One”のノイキャン性能はどう?


”Anker Soundcore Space One”のノイキャンは同社が誇るウルトラノイズキャンセリング2.0が搭載されています。

個人的には、”Anker Soundcore Space One”を買った一番の理由は音質面より、”Anker Soundcore Space One”に搭載されたウルトラノイズキャンセリング2.0の機能が知りたかったからです。

結論からいうと、ノイキャンの中では、真ん中より上という程度で、正直肩透かし感は否めませんでした。

というのも、直前に”Bose QuietComfort Ultra Headphones”のノイキャンを体感してしまっていて、無意識に”Bose QuietComfort Ultra Headphones”のノイキャンと比較してしまっていたんですね。

”Bose QuietComfort Ultra Headphones”のノイキャンは本当に凄くて、まず”Bose QuietComfort Ultra Headphones”のフィット感からノイキャンの効果は発揮されます。

というのも、”Bose QuietComfort Ultra Headphones”は側圧が他のヘッドホンより若干強めにもかかわらず、装着感は凄く良いんですね。

側圧があるということは、それだけ遮音効果が高いということです。

これだけでもある種のノイズキャンセリング機能を果たしているところに、さらに”Bose QuietComfort Ultra Headphones”のノイキャンが効くので、正直、深海に沈んでいくような錯覚を覚えました。

そのくらい”Bose QuietComfort Ultra Headphones”のノイキャンは強烈です。

”Bose QuietComfort Ultra Headphones”と比較してしまうと、”Anker Soundcore Space One”のノイキャンはまあまあだよねという感じになってしまうというわけです。

とはいえ、”Anker Soundcore Space One”のノイキャンは実用性という意味では上出来だと思います。

”Anker”の場合、ネット情報によるとOEMではなく自社開発らしいんですね。

そもそも、”Anker”の創業者は元Googleのエンジニアでモバイルバッテリー系の製造・販売からスタートしました。

この事からも分かる通り、”Anker”自身は音響メーカーではないんです。

ここまで、ちょっと辛口に書いてきましたが、それで、このクオリティにまで仕上げたという点は評価に値します。

話がそれたので元に戻すと、”Anker Soundcore Space One”のノイキャンは同価格帯の中では強い方でしょう。

より上のクラスのノイキャンがあるのは分かったうえで、中くらいの良いノイキャン搭載モデルが欲しいという方は”Anker Soundcore Space One”を選ぶのはアリです。

ただ、”Anker Soundcore Space One”のウルトラノイズキャンセリング2.0という名称から受けるインパクト程には、もの凄いノイキャン精度ではなかったので、その点の過度な期待はやめておきましょう。

とはいえ、かなり実用性の高い音質、ノイキャンレベルにはなっています。

”Anker Soundcore Space One”の外音取込機能はどう?


”Anker Soundcore Space One”の外音取込機能は機会音的で、自然でクリアな外音取込機能にまでは至っていませんでした。

ソニーのWF-1000XM5(イヤホン)、AirPods Pro第二世代(イヤホン)や”Bose QuietComfort Ultra Headphones”(ヘッドホン)の外音取込機能はどれも秀逸で甲乙つけ難いレベルでした。

それこそ自然音を聞いているかのような錯覚陥りますし、何ならイヤホンつけてたっけ?と勘違いしてしまう程に自然な音が入ってくるのが、ハイエンドモデルの外音取込機能です。

それに対して、”Anker Soundcore Space One”の外音取込機能は確かに集音性などは良く、音は拾ってくれるのですが、機械音的というか、意図的に音を収集して再生しています感の強い音質になっています。

ノイジーというと若干表現が変わってしまいますが、ノイジー気味ではありますね。

とはいえ、使えなくはないので、一応使えれば良いという方は”Anker Soundcore Space One”もありっちゃありです。

ただ、外音取込機能を目当てに買おうとするなら、最低でも4・5万円前後のイヤホン・ヘッドホンクラスは欲しいところです。

なお、”Anker Soundcore Space One”ヘッドホンにはハウジング部分を1秒タッチすると外音取込機能にでいる、EASY CHAT機能というのが搭載されています。

こちらもアプリからON・OFFができるので、使ってみたいという方は、アプリからONにしましょう。

”Anker Soundcore Space One”の装着感はどう?


”Anker Soundcore Space One”の装着感は悪くありません。

スイーベル機構といって左右水平に数度ずつ動くので、頭の形状に合わせてフィッティングさせられる点は強みです。

ただ、側圧は平均的か少し弱めに感じました。

側圧が強いと頭痛のような痛みを引き起こしたりするのですが、側圧が弱すぎるとヘッドホンが外れやすかったり、せっかくノイキャンを効かせているのにノイキャン効果が弱まってしまうという弱点もあるんです。

それを克服しているのが”Bose QuietComfort Ultra Headphones”なんですが、これは簡単にはマネできない仕組みのように感じています。

というのも、”Bose QuietComfort Ultra Headphones”の側圧は強めにもかかわらず頭痛のような痛みが起こりにくいんです。

長時間装着していたら多分痛くなるので、起こらないと思うという表現に留めておきますね^^;

ただ、この側圧が強めなことにより、耳の周りの隙間からどうしても入ってしまう外音を完全にシャットアウトできる強みがあります。

これを両立させているのが”Bose QuietComfort Ultra Headphones”なんですね。

なので、”Bose QuietComfort Ultra Headphones”と比較してしまうと、側圧弱めで、結果、ノイキャンも中くらいかなというイメージになってしまいます。

同価格帯と比較した時、音とノイキャンのバランスは合っていると思います。

一点だけ、”Anker Soundcore Space One”でノイキャンをかけていると、若干ですがホワイトノイズが聴こえます。

音楽をかければ全く気にならないのですが、一応ホワイトノイズがあるということだけは覚えておいてください。

”Anker Soundcore Space One”の重さはどう?


”Anker Soundcore Space One”の重さはは標準的か、やや軽めです。

先ほども”Anker Soundcore Space One”の重さのデータを載せましたが再掲しておきますね。

実測値で262gでした。

先ほどから比較してしまっている”Bose QuietComfort Ultra Headphones”が実測値で251gと軽量なんですよね。

ただ、”Anker Soundcore Life Q30”の実測値で265g。

”SOUNDPEATS Space”ヘッドホンの実測値が264.4gでした。

ちなみに、ゲーミングヘッドセットだとフル装備で322gなので、以下にワイヤレスヘッドホンが軽いのかが分かりますね。

総じて、”Anker Soundcore Space One”は重い部類には入らず、どちらかというと軽い部類に入るヘッドホンでした。

”Anker Soundcore Space One”のデザインはどう?


”Anker Soundcore Space One”のデザインはどうでしょうか。

私個人としてはAnkerの中ではオシャレだなと感じています。

というのも、Ankerは基本的に土台となる円形の上にハウジング部分が乗っかる形状をしています。

鏡餅みたいなイメージですね。

例えば、”Anker Soundcore Life Q30”のハウジングはこのような構造になっています。

上から見るとそこまで違和感はないんですが、横から見ると鏡餅みたいですよね。

ちょっとダサいなと思っていたのですが、”Anker Soundcore Space One”もそこまで変わりません。

ちなみに、”Anker Soundcore Space Q45”もそこまで変わらないという(笑)。

ヘッドホンはハウジングの形状によって好みが分かれますよね。

私はソニーWH-1000XM5や”Bose QuietComfort Ultra Headphones”の形状が好きです。

”QCY H3”も丸くて可愛かったです^^

”SOUNDPEATS Space”の形状はゴツさが何とも言えず好きです♪

こんな感じでヘッドホン形状には好き好きがあるので、”Anker Soundcore Space One”が可愛いとかカッコ良いと思えた方は買っても失敗したとは思わないですよ。

”Anker Soundcore Space One”のキャリングケース


”Anker Soundcore Space One”にはキャリングケースが付いてくると書いてありました。

てっきり、下図のようなハードケースが付いてくるのかと思ったんですね。

上図は”Bose QuietComfort Ultra Headphones”に付属してきたケースです。

ところが、”Anker Soundcore Space One”に付いてくるキャリングケースというのは巾着袋のようなものでした。

個人的にはAnkerのQ45にはハードケースが付いてきたことから、”Anker Soundcore Space One”にもハードケースをつけて欲しいと思いました^^;

”Anker Soundcore Space One”の通話品質はどう?


”Anker Soundcore Space One”の通話品質を実際に電話をして試してみました。

”Anker Soundcore Space One”の通話品質はとてもクリアで電話の内容に集中できます。

私はテレワークで社用スマホと”Anker Soundcore Life Q30”を繋げています。

ですが、ちょうど電話中に”Anker Soundcore Life Q30”のバッテリーが切れてしまいました。

そこで、相手(上司(笑))にちょっと待ってもらい、”Anker Soundcore Space One”を接続して通話をしたんですね。

相手もイヤホンで通話をしているとのことだったのですが、相手の通話はマイクの集音性が悪く聞き取りづらかったんです。

こちらの声は問題ないとのことだったので、”Anker Soundcore Space One”のマイクの集音性はかなり高いと感じました。

というのも、”Anker Soundcore Space One”を使って通話をしている隣の部屋に1歳の娘がいたんですね。

その娘の小さなキャッキャという声もしっかり拾ったらしく、相手から「可愛らしい声がするね、元気だね」と一言もらったんです。

私としては、「あ、聞こえるんだ」とちょっと驚きました。

ちなみに、”Anker Soundcore Space One”は通話中もノイキャンが効いているようなので、周りの雑音が聞こえません。

そのため、会議や打合せに集中できるという利点があります。

これが、安いワイヤレスヘッドホンだと思いの外、ノイジーだったりこちらの声を拾えていなかったりと使い勝手が悪いんですよね。

その点、”Anker Soundcore Space One”は流石にAnkerの製品だけあって完成度の高い通話品質を備えていました。

”Anker Soundcore Space One”の接続安定性はどう?


”Anker Soundcore Space One”を使って、デスクトップPC(Bluetooth子機使用)と、スマホとそれぞれ接続してみましたが、いずれも問題なく接続できていました。

途中で通信が途切れることもなく、”Anker Soundcore Space One”の接続安定性は高いと感じていますし信頼がおける性能です。

”Anker Soundcore Space One”のバッテリーもちはどう?


”Anker Soundcore Space One”のバッテリーもちは、公称値で最大55時間再生が可能です。

このバッテリーもちは恐らくノイズキャンセリング機能や外音取込機能をオフにしているスタンダードな状態を想定していると思われます。

とはいえ、ノイキャン使用時は最大40時間の使用が可能なので、十分実用的な範囲にあるヘッドホンです。

現実的な問題、ヘッドホンのバッテリーもちはとっても重要なんですよね。

例えば、先ほどから例に挙げている”Bose QuietComfort Ultra Headphones”はバッテリーもちに難があります。

というのも、”Bose QuietComfort Ultra Headphones”のバッテリーは最大24時間再生しかなく、BOSEのイマーシヴモードにした場合には18時間の再生時間しかありません。

このイマーシヴモードというのは、いわゆる360度オーディオのことです。

なので、”Anker Soundcore Space One”のバッテリーもちは十分過ぎるほどあるのでご安心下さい。

”Anker Soundcore Space One”のカラバリ


”Anker Soundcore Space One”のカラバリは現状以下の三種類です。

・ブラック
・ブルー
・ホワイト

ブラックだと目立たないので外出用にも使えます。

ホワイトはオシャレな雰囲気を出したい時に良いですね。

ブルーは、どちらかというと水色なんですが、こちらは個人的には室内用に向いているかなと。

私はヘッドホンを使うのは室内だけです。

なので、普段はブラックやホワイトを選びますが、今回はレビュー用に買ったという側面があり、あえて他社製ヘッドホンとカラーリングが被らない色を選びました。

それがブルーだったわけです。

もちろん、ブルーを身につけて外出するのもありですが、ブルーのコーディネートはちょっと難しそうですね^^;

カラーに関してはお好きな色を選びましょう♪

”Anker Soundcore Space One”はマルチポイント対応


”Anker Soundcore Space One”はマルチポイントに対応しています。

最近のミドル価格帯のヘッドホンは大体の機種がマルチポイントに対応しています。

前述したように私は、”Anker Soundcore Space One”の前世代のAnker製ヘッドホンを社用電話用にスタンバイさせています。

本来的なマルチポイントの使い方であれば、社用携帯と繋げたまま、メインのスマホで音楽を聴くということが考えられます。

こういう使い方をされている人もいるのは事実です。

ただ、私の場合、音楽を聴きながら何かをするのは効率が悪いため、あえて音楽は聴かずに仕事をしています。

”Anker Soundcore Space One”は専用アプリあり


”Anker Soundcore Space One”には専用アプリがあります。

このアプリはAnker製であれば大体のイヤホン・ヘッドホンが対応しているアプリです。

”Anker Soundcore Space One”の場合、ハイレゾ音源を聴くことができます。

ですが、ハイレゾを聴くためにはAnker専用アプリからハイレゾモードをオンにする必要があるんですね。

また、各種イコライザーやカスタムイコライザーもこちらの専用アプリからしか操作出来ません。

専用アプリを使えるか否かで、”Anker Soundcore Space One”の使い勝手が変わってきてしまうといっても過言ではありません。

なので、特に理由がなければ”Anker Soundcore Space One”のために、Ankerの専用アプリをインストールしましょう。

”Anker Soundcore Space One”は音漏れする?


”Anker Soundcore Space One”は大きなボリュームで流せば当然音漏れはします。

ですが、これはどのヘッドホンも似たようなものです。

この点、iPhoneのボリュームバーの半分以下、もっと小さい音量で聴けるのであれば、音量バーの3分の1で聴けば、まず音漏れはしません。

この点は常識の範囲内で使ってくださいね。

”Anker Soundcore Space One”の”Easy Chat”機能


”Anker Soundcore Space One”には”Easy Chat”機能というものが搭載されています。

これは、一々外音取込機能にモードチェンジをすることなく、自然と会話をすることが出来るモードです。

”Easy Chat”機能を使った状態で会話を始めると、自動的に音楽のボリュームが下がり、相手の話者の声が大きく聞こえるようになります。

したがって、ヘッドホンを一々外したり、外音取込モードへ変更する煩わしさがなくなる点に魅力があるモードです。

そして、”Easy Chat”機能には二種類のモードがあります。

一つが、”タッチしてオン”というモードです。

この”タッチしてオン”を使う場合には、”Anker Soundcore Space One”の左のハウジング部分(外側)を1秒間タッチします。

そのまま手を離さずにいる間は、通話モードのようなものになっているので、外部と会話が可能です。

もちろん、手を離せば通常の音楽モードに切り替わるという便利機能なんですね。

もう一つが”話してオン”というモードで、こちらはイヤーパッドをタッチすることなく発動するモードです。

事前に専用アプリの方でこのモードをオンにしておきましょう。

”話してオン”というモードを使った場合、ヘッドホンを装着したまま、ヘッドホンサイドをタッチすることなく会話モードに移行できます。

”Anker Soundcore Space One”の口コミ・評判をレビュー♪


次に、”Anker Soundcore Space One”の口コミ・評判を見ておきましょう。

いつもはAirPodsProで音楽などを聞いていたのですが前からヘッドホンが欲しいと思い購入しました!!
個人的にはAirPodsProよりも音質はいいしイヤーパッドももちもちで痛くならないし、ANKERだから安心できます😆
Q45と迷いましたがヘッドホンを外した時に曲を停止できるのはspace oneの方しかついてないのでこっちにしました!
引用元:Amazon”Anker Soundcore Space One”レビューより

AirPodsProというのは恐らく第一世代のことをいっているのだと思います。

AirPodsProの第一世代は個人的に音質は悪いと思っていて、それと比べると遥かに、”Anker Soundcore Space One”の方が音質は良いです。

ただ、音質が良いといっても、”Anker Soundcore Space One”は1万円代前半のヘッドホンです。

何よりも音響メーカーではないAnker製という点も引っ掛かってしまうポイントなんですよね。

というのも、音作りが平易というか、確かに音質は従来のAnker製と比べるととても良くなったと思います。

ですが、音質傾向が全般的に平易で、例えば、BOSEのハイエンドヘッドホンやソニーのハイエンドイヤホンと比べると、音の余韻が少し足りないと感じてしまいます。

もちろん、この価格帯だからこそのメリットというのも沢山あるので、買いか否かのどっちかで言えば買いなヘッドホンであることに間違いはありません。

三拍子揃って、一万円ちょっとと手頃な価格が嬉しいですね。
同社製lifeQ30からの買い換えですが、ハンガー部分の設計が弱くて壊れちゃったんで、構造の異なるこれにしました。

三つの機能はそれぞれ自然度が増して、わざとらしさが無くなったので慣れるまではもの足らないかも 
外音取り込みの、ハウジングへのタッチ機能は動作が異なり触ってる間だけ外音取り込みonになるのが、これまた慣れないと。

他メーカーからも同価格帯は沢山出てるから、迷いますね。
引用元:Amazon”Anker Soundcore Space One”レビューより

仰る通り、同価格帯のヘッドホンは他社からも出ているので、どれを選ぶかは迷ってしまうと思います。

一つの選び方としては、音質で選ぶなら音響系のメーカーから選ぶことです。

”Anker Soundcore Space One”の場合、機能性は豊富なので、音質にこだわっている人というよりかは、ヘッドホンを初めて使ってみたい人だったり、初めてミドルクラスのヘッドホンを使ってみたいという方におススメしたいヘッドホンです。

”Anker Soundcore Space One”と”Anker Soundcore Space Q45”の違い


”Anker Soundcore Space One”と”Anker Soundcore Space Q45”の違いを調べてみたのですが、いまいち分かりませんでした。

思わず二つ買って聴き比べたくらいです(笑)

前述のレビュアーさんが、ヘッドホンの装着機能で自動的に音楽を止めてくれる機能があると書かれていましたが、こちらは”Anker Soundcore Space One”にしかないようですね。

では、具体的に何か違うのか、Ankerのサポートセンターに問い合わせてみました。

質問はざっくり言うと、”Anker Soundcore Space One”と”Anker Soundcore Space Q45”は機能性が似ているが、どこが違うのかポイントを挙げて欲しいというもの。

その回答が以下の通りです。

お客様

お世話になっております。Ankerカスタマーサポートでございます。
お問い合わせをいただき、誠にありがとうございます。

「Soundcore Space One」はSoundcoreシリーズの最新版ではございますが、お客様のおっしゃっていただいてる通り廉価版でございます。

ただし、機能性については「Soundcore Space Q45」の方が高くなっております。

お客様のご仕様用途に合わせてご検討いただけますと幸いです。

どうぞ、よろしくお願いいたします。

Ankerカスタマーサポートチーム

公式の回答とは思えない内容でしたが、おそらく対応して下さっている方は商品知識がそこまでない方なのかなという点を踏まえて諦めました。

でも、もう一つ気になっていたことを聞いてみました。

次の質問は”Anker Soundcore Space One”は”Anker Soundcore Space Q45”の廉価版という位置付けかというもの。

その回答がこちらです。

お客様

お世話になっております。Ankerカスタマーサポートでございます。
ご丁寧にご返信をいただき、誠にありがとうございます。

「Soundcore Space Q45」ですが、再生可能時間が最大65時間と長くご利用いただけるようになっております。

また「Soundcore Space One」はどなたでも手に取っていただけるようにという理由から、お値段がお安くなっておりますが、

「Soundcore Space Q45」は高音質コーデックLDAC対応によりワイヤレス接続でもハイレゾ音源の再生が可能となっております。

お求めやすいのは「Soundcore Space One」で、音質や品質にこだわりのある方は「Soundcore Space Q45」をご利用いただけたらと存じます。

ご参考になりますと幸いでございます。

どうぞ、よろしくお願いいたします。

Ankerカスタマーサポートチーム

この回答もミスリード感があります。

というのも”Anker Soundcore Space One”には、あたかもハイレゾがないかのような書きぶりですが、”Anker Soundcore Space One”はハイレゾ対応のヘッドホンです。

前半部分の再生時間や買いやすい価格帯という点はその通りだと思いますが、後半は個人的には「うん?」と首をかしげてしまいました。

”Anker Soundcore Space One”はおすすめ?買い?


では、”Anker Soundcore Space One”はおススメできるのか?

”Anker Soundcore Space One”は買いなのかという点についてズバッと書いていきますね。

まず、販売価格が1万円ちょっとであることを考えると、この音質、機能性、性能であれば買いです。

音質面はちょっと辛口レビューになったため、あたかも悪いかのような印象を与えてしまったかもしれません。

普段、何となく聴くのには必要十分ですし、ハイレゾ再生環境にあるのであれば、是非”Anker Soundcore Space One”でハイレゾ楽曲を楽しんでもらいたいと思います。

次に、”Anker Soundcore Space One”のマルチペアリング機能やウルトラノイズキャンセリング2.0、外音取込機能といった点も捨てがたいです。

特にノイキャンはハイエンドモデルと比べるとちょっと劣る程度で、そこそこノイズをキャンセリングしてくれていました。

十分実用性はあるので、”Anker Soundcore Space One”の没入感は高い方だと感じています。

ただ、音質にこだわりがあるという方は、よりハイエンドモデルを選んだ方が良いでしょう。

”Anker Soundcore Space One”ヘッドホンレビューと評判♪低音強めで聴き疲れしない超コスパヘッドホン♪まとめ


今回は、”Anker Soundcore Space One”を実機レビューしました。

”Anker Soundcore Space One”の最大の特徴はウルトラノイズキャンセリング2.0だと思っています。

音質はハイレゾ含めて普通です。

可もなく不可もなくという無難な音にまとめられています。

アクセントが欲しいという方には物足りない反面、そこそこの音質を1万円で出してくれてノイキャンまであればOKという需要を大きく取り込むことができています。

そしてノイキャンですね。

同価格帯の中では十分なノイキャンレベルなので、ノイキャンを使ってみたいとか、ノイキャンを使って音楽を聴いてみたいという方は、”Anker Soundcore Space One”を買う価値があります。

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