従来のアロマディフューザーと言えば、水の入った専用容器にオイルをたらして、水蒸気で匂いを拡散するモデルが多かったですよね。
また、超音波振動で揮発させるモデルもありました(うちはこれを使ってました)。
ですが、このタイプのアロマディフューザーは、パソコン周辺やガジェット周辺で使うと故障してしまう可能性があるため置けません。
また、匂いの拡散力が強く、パーソナルスペースを通り越して室内全体に香しい香りが充満してしまう点をもって香害なんて言われることもありました。
今回、実機レビューで取り上げる”LAVA ROCK MINI AROMA DIFFUSER(=ラバロックミニアロマディフューザー)”はオイルを揮発させる点は一緒ですが水・熱を一切使わない新感覚アロマディフューザーです。
そのため、ガジェットブロガーの私も、パソコンなどのマシンに気兼ねなく使えるうえ、後述の通りパーソナルスペースのみに匂いを発生させることができるコンパクトなアロマディフューザーとなっています。
今回、実機をメーカー様より頂いたので、使用感についてレビューしていきます♪
【公式】”LAVA ROCK MINI AROMA DIFFUSER”はこちら
【実機】”LAVA ROCK MINI AROMA DIFFUSER”レビューと開封
まずは、”LAVA ROCK MINI AROMA DIFFUSER”の実機の開封と、簡単な使い方をご紹介します♪
こちらが”LAVA ROCK MINI AROMA DIFFUSER”のパッケージです。
比較する物がないので大きさが分かりづらいかもしれませんが、結構小さい箱なんです^^
”LAVA ROCK MINI AROMA DIFFUSER”パッケージ裏面には製品の使い方が書かれています。
とてもシンプルな構造なので迷うことなく使えます♪
こちらが”LAVA ROCK MINI AROMA DIFFUSER”を開けたところ。
こちらが”LAVA ROCK MINI AROMA DIFFUSER”の同梱物一式です。
持ち運び用の巾着袋が入っているのはとてもありがたいですね^^
ちなみに、充電端子はUSB-タイプCでした。
こちらが”LAVA ROCK MINI AROMA DIFFUSER”の全体像。
中央に吸気口が開いているデザインのため、調香師の方はドーナツ型と呼ばれていて会場が笑いに包まれていました^^
ちなみに、うちの妻は「どら焼き」と言っていたのが印象的・・・苦笑
現状、本体のカラー展開がないようなので、この点は3色くらいから選べると、デスクの雰囲気に合った”LAVA ROCK MINI AROMA DIFFUSER”を置けるので、今後のカラー展開を希望したいですね^^
ただ、どこに置いても馴染むデザインに仕上がっています。
こちらの中央に開いている穴は吸気口になっています。
オイルを挿すときは、上蓋を取り外してからかけましょう。
こちらが”LAVA ROCK MINI AROMA DIFFUSER”裏面です。
こちらが”LAVA ROCK MINI AROMA DIFFUSER”の排気口兼マイナスイオン発生部分になります。
起動させて耳を近づけるとかすかに「シュー」っと空気を出しているファンの音が聞こえる程度で、少し耳を話すとファンの音が聞こえなくなるほどの静音性を完備。
こちらは別の側面で、中央に見える凹み部分に指をかけて上蓋を開けます。
中央に見える突起部分が電源ボタン。その左に見える黒ポチはLEDになっています。
こちらが充電端子ですね。
こちらが上蓋をとったところ。
上図、左側の網掛け部分にオイルを2・3滴たらします。
通常なら、水洗いをして別なオイルを差し直したりしますが、”LAVA ROCK MINI AROMA DIFFUSER”は下図のホルダーを交換することで、手洗いの手間を省いてくれます。
例えば、ホルダーを3枚用意しておいて、3種のオイルを差しておけば、ホルダーを交換するだけで気分転換が可能です。
一度、水を使うアロマディフューザーを使ったことがある方は分かると思いますが、手洗いがとても面倒なんですよね…。
個人的にはそこをクリアしている点に、一番価値を感じました。
こちらがホルダー裏側
こちらは、ホルダーを外した本体側の写真です。
ちょっと見づらいのですが、電源を入れたところで、画面中央のLEDが白く光っています。
白に光っている時が常時放出モードになっています。
青のLEDの場合は、1分放出、1分止まるという動作をします。
強・弱モードのどちらを使っても、初期設定では1時間で自動停止するようになっているので、消し忘れという問題も解消されます。
今回の発表会で「お好きな香りを一つお持ち帰りください」と仰って下さったので、私は”SINGING SHINCHA”という香りを選びました。
感想は後ほど書かせて頂きますね。
一見するとよくあるアロマオイルですが、”LAVA ROCK MINI AROMA DIFFUSER”で使用するのは、これ専用に販売されているオイルを使ってくださいとのことでした。
ここで大着して他社製品を使うと、オイルの性質が若干違うことから故障の原因になったりするそうです。
というか、”LAVA ROCK MINI AROMA DIFFUSER”の醍醐味は調香師のクリストフ・ロダミエル氏が調香したオイルを楽しむ点にあるので、ここは素直に”LAVA ROCK MINI AROMA DIFFUSER”専用オイルを用意しましょう。
ここまで開封したら、後は”LAVA ROCK MINI AROMA DIFFUSER”本体にオイルをたらしてスイッチをオンにするだけです♪
ちなみに、重さは実測値で111.5gと軽量です。
iPhone 12 Proの重さが約210gなので、大体スマホの半分くらいの軽量さです。
ポータブルなので、こんな感じでディスプレイのすぐ前に置くこともでき、水・熱を使わないため、キーボードが故障する恐れもありません♪
【公式】”LAVA ROCK MINI AROMA DIFFUSER”はこちら
パーソナルスペースのみを好きな香りで満たす
さて、”LAVA ROCK MINI AROMA DIFFUSER”はアロマディフューザーの中でもコンセプトがしっかりしていて、自分のパーソナルスペースだけを香らせるために作られました。
従来のアロマディフューザーといえば円柱形の容器に水とオイルを入れて水を焚くか超音波振動で水蒸気を発生させるものが大半でしたよね。
これだと自室で使う分には良いですが、外に持ち出して、例えば会社に持っていって自分のスペースだけに匂いを拡散させるということは不可能でした。
通常のアロマディフューザーを使えば、オフィス全体が同じ香りになってしまいます(笑
これでは同じオフィスで働いているスタッフからクレームがきても仕方ありません。
この問題を解決するために、”LAVA ROCK MINI AROMA DIFFUSER”では本体から大体1m程度の範囲しか匂いが行き渡らないよう調整されています。
より神経質になるなら、弱モードにしたり、外では垂らすオイルを1滴にしておくなど、細かい調整が可能な点に、”LAVA ROCK MINI AROMA DIFFUSER”の魅力が詰まっています。
私は大学院時代、自習室を割り当てられていて、そこで勉強に専念することができたんですね。
ですが、やはりアロマディフューザーのような拡散力の強いアイテムは持ち込めませんでした。
香害になってしまうからですね。
共用スペースあるあるかと思います。
”LAVA ROCK MINI AROMA DIFFUSER”を拝見していて、あの頃、”LAVA ROCK MINI AROMA DIFFUSER”があれば集中力をあげると言われてる柑橘系を使ってみたりできたのになと思いました。
ということは、学生さんも”LAVA ROCK MINI AROMA DIFFUSER”を使って集中モードに持っていったり、リラックスタイム用に別な香りを用意しておいたりと楽しむことができます。
匂いの研究は年々進んでいますが、まだまだ分かっていないことも多いそうです。
私の学生時代は、バラの香りを嗅いで暗記をし、試験前に同じバラの香りを嗅ぐと記憶力の向上があったという実験結果が出ていてマネをした記憶があります(笑
そこまでしなくても、集中モード用の香り、休憩用の香りと二種類用意することでメリハリをつけられます♪
このパーソナルスペースのみを好きな匂いで満たしてくれるという発想には脱帽です^^
空気清浄機能付き+マイナスイオン発生♪
”LAVA ROCK MINI AROMA DIFFUSER”は単なるアロマディフューザーではありません。
”LAVA ROCK MINI AROMA DIFFUSER”の内部には5層のフィルターがあるため空気清浄機能も完備しています。
さらに、人気のマイナスイオン発生器が送風口にあるため、忙しい毎日に癒しを与える一台になっています。
特にコロナ禍となってからは”空気”に対する価値観が大きく変わりましたよね。
ご自身の周りだけでも空気を清浄に保てれば精神衛生上も安心できるのではないでしょうか。
水気がないから気軽に持ち運べる
多くのアロマディフューザーは水を入れて蒸気で匂いを拡散させるか、超音波振動で蒸気を拡散させます。
これ自体は良いのですが、蒸気を使うことによって、設置場所次第では壁紙や棚の裏にカビが発生してしまうことも懸念されます。
また、アロマディフューザー本体の清掃も手間ですよね。
水にオイルがしみてしまい匂いが付着しているため、別の香りを使うときは一々洗わなければなりませんでした。
また、水を入れるとなると拡散力も強くなります。
そうすると、保湿という面では良いかもしれませんが、パーソナルスペースのみをカスタマイズするアロマディフューザーとは程遠い存在になります。
この点、”LAVA ROCK MINI AROMA DIFFUSER”は水を一切使いません。
”LAVA ROCK MINI AROMA DIFFUSER”のホルダーに2・3滴オイルをたらすだけでOKなので、外出先でも気兼ねなく使えるだけでなく、衛生的で保管が面倒ではないという点に最大のメリットがあるように感じました。
ホルダーを交換することで好みの匂いを使い分けられる
”LAVA ROCK MINI AROMA DIFFUSER”はホルダーにオイルをたらして使います。
このホルダー、公式サイトから購入することができるんですね。
そのため、ホルダー毎に匂いをつけておいて、別に使いたい匂いが出てきたときはホルダーを交換することで、好きな匂いに取り換えることができる便利設計になっています。
基本、清掃の手間がかかりませんし、その場でパパっとホルダーを変えられるので面倒でもありません。
職場では集中力を高めるアロマを使い、自宅ではリラクゼーション効果の高い香りを楽しむといった使い方もできます。
世界に600人しかいない調香師によるオイルが絶品
”LAVA ROCK MINI AROMA DIFFUSER”のオイル監修には世界で600人しかいないと言われている調香師の方が香りを作っています。
その方がイケメンな方でした(笑
イケメンなクリストフ・ロダミエル氏は世界各国の方々とパイプを持っていて、クリストフ氏にしか調達できない香りや材料もあるのだとか。
べレアラボがクリストフ氏をビジネスパートナーに選んだ理由が分かる気がします。
クリストフ氏が説明してくれている時、彼の表情や話し方には香りへの愛情がこもっていたのが印象的でした。
匂いは主観的で良い
今回、ガジェットブロガーとして参加させて頂きました。
参加されているスタッフさんに正直に「匂いには疎くて…」と打ち明けたところ、その方は「匂いは主観で良いんですよ~」と仰ってくださいました。
なので、思い切って私の主観でお話したいと思います(笑
今回、ブース毎に使われているアロマの種類が違うという趣向が凝らされていました。
用意されていた香りは以下の通りです(カタカナ表記で失礼します)。
※ふわりと香るジンジャーとフレッシュなレモンティーの香り
・スマイリング ティオニー
※ホワイトティーとピオニーの透明感の清々しい香り
・チアリング ベルガモット
※地中海の太陽を浴びたベルガモットの明るさが際立つやさしい香り
・シィンギング シンチャ
※ほんのり甘く瑞々しいお茶(グリーンティー)の香り
・リリーヴィング グリーン
※風に揺れる草原にいるような爽やかなグリーンの香り
・メルティング アンバー
※ダークラムのように甘く重厚感のあるアンバーの香り
・インスパイアリング コードー
※香木の豊かさと静寂さ、そして香道の精神を感じられる香り
参照元:配布パンフレットより
結構匂いの嗅ぎ分けは難しいと感じてしまいました。
たしかに、アロマごとに香る匂いが全然違うのは分かるんですが、じゃ、それがどういうインスピレーションに繋がるのか、連想されるのかと考えると何も浮かんでこなかったんです^^;
当然トレーニングを積んでいるわけでもないので「そういうものか」、「自分の好きな香りはどれだろう」という感覚で色々なアロマの香りを楽しんできました。
ですが、レモン系の香りを嗅いだ時には懐かしいという感覚が生まれたんですよね。
よく考えたら、学生時代、自宅てアロマディフューザーを焚いていました。
よく使っていたのがレモン。
次にラベンダーとローズ。
特にレモンは集中力を高めるのに良いという話を聞いたことがあって勉強の集中力をあげたくて導入していたんです。
なので、勉強をしている自宅の風景がサーっと浮かんだんですよ。
また、これは勝手な想像ですが、メルティング アンバーは温かみのある香りで、体が温まるような錯覚を覚えました。
さらにスマイリング ティオニーを嗅いだ時は、フランスのパリにある、通りに面した喫茶店の路面ブースで、男女がティーカップをもちながら語り合っている風景が浮かびました。
なんてことをスタッフさんとお話していたらロマンチスト認定されてしまいましたが(笑
こんな感じで、この香りはこういう情景が浮かんでくるというのを楽しむのも一興です。
もちろん、匂いの記憶が体験記憶と紐づいてしまい、ある匂いを嗅ぐと嫌なイメージが浮かんでくるという場合もあります。
例えば、芳香剤=トイレとかですね。
私の場合はレモン系=勉強となります(笑
ですが、脳科学的にも、集中力を上げたければ柑橘系の匂いが良いですよという研究結果が出ていたと思うので、仕事の能率アップにも使えます。
もちろん、リラクゼーションにも使ってくださいね♪
【公式】”LAVA ROCK MINI AROMA DIFFUSER”はこちら
”LAVA ROCK MINI AROMA DIFFUSER”の製品発表会の様子
最後に”LAVA ROCK MINI AROMA DIFFUSER”の製品発表会の様子をお伝えします。
今回の会場は青山にある「HIRATA CHAIR TOKYO」というショールームで開催されました。
私は正面玄関を通り越して裏口から入ってしまいました(笑
こちらが裏口側なんですがオシャレですよね。
「HIRATA CHAIR TOKYO」というのは、佐賀県を拠点にして活動されている平田椅子製作所の東京におけるフラッグシップショールームなんですって。
なので、室内には様々なデザインのチェアが並べられていました。
こちらはソファですが、こういったのも展示品の一つなのかもしれません。
このように、生活に根差したベースを製品発表会に選ばれたため、アロマの香りと良い意味での生活感に満たされた空間になっていたのが印象的でした。
普段生活していて絶対使わない椅子たち(高すぎて、という意味”笑)
この椅子はノマド的で良いなと感じました^^
各ブースにはオイルや”LAVA ROCK MINI AROMA DIFFUSER”、アロマディフューザーが設置されていました。
こちらが一般的な形状に近いアロマディフューザーです。
こちらは単なるディスプレイですね。
中央に”LAVA ROCK MINI AROMA DIFFUSER”がおかれていますが、さり気ない存在感が良いですよね。
こちらは”LAVA ROCK MINI AROMA DIFFUSER”に組み込まれているラバロック=溶岩石が使われています。
この溶岩石は気泡が多く、表面積が広いため匂いの拡散力に優れています。
この原理を利用して、オイルを拡散してくれるという形になっています。
このディスプレイが圧巻でした^^
オイルも結構な種類が用意されています。
個人的には最低でも2種類は欲しいですね。
リラックスタイム用と集中モード用の二つです。
欲を言えば、睡眠用にもう一つ欲しいところ^^
水・熱を使わずに、自然と匂いを拡散してくれるだけなので機械物やガジェット周りに置いておいても問題ありません。
こちらはただのディスプレイですね^^;
こんな感じでとてもオシャレな空間で製品発表会が行われました。
べレアラボからは通常タイプのアロマディフューザーも出ている
今回の製品発表会で登場したのはハンディタイプ、ポータビリティタイプの小型アロマディフューザーでした。
ですが、べレアラボからは通常の筒型のアロマディフューザーも出ています。
小さくて申し訳ないんですが、上図の右下の小さなテーブルに乗っている円柱形のものがアロマディフューザーです。
こちらも熱・水ともに使わないため安全ですし、お手入れも他社製品と比べて格段に楽なのが魅力です。
また、専用のアロマオイルをカートリッジのように入れるだけで香りを楽しめるところも便利です。
そして、多くのアロマディフューザーは有線で電力を供給していましたが、このアロマディフューザーはバッテリー式で、一度充電しておけばシームレスにどこにでも置けます。
匂いの拡散性という観点からはいまいちな使い方かもしれませんが、例えばベランダでのベランピング時に置いてあげても雰囲気が出ますよね。
リビングで使った後、寝室に持っていくこともできますし、コンセントのない場所でも気軽に使えるアロマディフューザーです。
【公式サイト】ナチュラル アロマディフューザーはこちら
【公式】”LAVA ROCK MINI AROMA DIFFUSER”はこちら
ちなみに、私が頂いてきたアロマオイルはシィンギング シンチャでした。
最初嗅いだときは新茶の雰囲気が全然分からなかったのですが、2回目に嗅いだ時には茶畑が薄っすら浮かんでくるような体験を得られました。
本当、かすかに漂ってくるというくらいなのであまり濃くは配分していないのでしょう。
ですが、それが爽やかさを醸し出していて素晴らしかったので頂いてきました^^
一番インパクトが強かったのがチリング レモンティーで、一番最初にジンジャーのほんの少し尖った香りが来たかと思うと、レモンではなくレモンティーの爽やかな香りが鼻を抜けていく、そんな香りが楽しめました。
どれも試してみて頂きたい香りばかりでしたが、是非、お好みの一つを見つけてみてください♪
【実機】”LAVA ROCK MINI AROMA DIFFUSER”レビュー♪パーソナルスペース特化型・パソコン横に置けるディフューザー♪まとめ
今回はロート製薬のべレアラボが販売を開始した”LAVA ROCK MINI AROMA DIFFUSER”というハンディタイプのアロマディフューザーをご紹介しました。
実際に取材をさせていただき、スタッフの方々とお話をさせて頂けたことで香りに対する価値観が大きく変わりました。
そうか、主観で良いんだ!
というのが私の中でのパラダイムシフトとなりました。
当サイトではイヤホンのレビュー記事も扱っていて、音楽も結構主観によるところが大きいのですが、香りも似たような感じなんだなと親近感が湧き、これからもっと香りとともに過ごしたいと感じました♪
香りに包まれながら熟睡したいですね(笑