昨今ではスマホの性能向上にともない音楽を持ち歩き、家の中以外でも音楽を聞く機会が増えましたよね。
流行りはやっぱりワイヤレスイヤホン。
色々なメーカーのワイヤレスイヤホンがあって、さらに色々な種類のワイヤレスイヤホンがあって、正直どれが良いのか悩みますよね。
今回は人気のメーカー『final』(ファイナル)から出ている『final ZE3000』を実機レビューします♪
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イヤホンの『final』はどこの国の会社?
『final』は、現在は日本の企業でJR川崎駅近くに拠点を構えているメーカーです。
ただ、元はアメリカのモレックスという企業の子会社でした。
この子会社時代にMBOを経て、現、株式会社finalとなりました。
現在では日本のメーカーの一つと言っても良いでしょう。
イヤホンの『final』の会社概要はある?
株式会社finalの会社概要がこちらです。
https://final-inc.com/pages/about#under02
イヤホンの『final』の公式HPはある?
イヤホンの『final』の公式ページはこちらです。
https://final-inc.com/
『final ZE3000』の開封とレビュー♪
まずは、『final ZE3000』の開封から見ていきましょう。
こちらが『final ZE3000』のパッケージ表面です。
こちらが『final ZE3000』のパッケージ裏面です。
『final ZE3000』はデザインが独特ですよね。
個人的にすごく好きなデザインです♪
こちらが『final ZE3000』の同梱物一式です。
こちらは『final ZE3000』ケースを開けたところ。
『final ZE3000』ケースの裏面です。
先に『final ZE3000』ケース直上からの写真をアップしとけば良かったですね^^;
『final ZE3000』イヤホン本体側に型式番号が記載されています。
こちらは『final ZE3000』の諸々の集音マイク部分でしょうか。
『final ZE3000』はとてもシンプルな作りになっています。
それでは、『final ZE3000』の各項目をレビューしていきます♪
『final ZE3000』をiPhoneとDAPで聴いてみた
まずは、『final ZE3000』をiPhoneにて通常のAACコーデックで聴いてみました。
音質はやはり良くて、低音から高音までのバランスが良かったです。
特に中音域もそれなりに出ているように感じた半多面、低音は少し弱めにセッティングされているのかなという印象。
そのため、低音・高音の伴奏は一歩後退し、ボーカルの声量がダイレクトに伝わってくる感覚でした。
AACコーデックの中ではやはり音質の良い部類です。
次に、DAP経由でaptXで聴いてみました。
ちなみに、『final ZE3000』はQualcommのaptX Adaptiveコーデックまでサポートされていて、お手持ちのスマホやDAPがaptX Adaptiveに対応していれば、24bit/96kHzで音楽を楽しめます。
つまり、いわゆるハイレゾ相当で聴けるということですね。
私の持っているDAPがソニーのウォークマンで、ちょうどaptX Adaptiveをサポートしいませんでした(その下位のaptX HDはサポートしてるのですが、『final ZE3000』側が非対応という笑)。
なので、音質はハイレゾに劣る状態で聴いたのですが、一般的に、AACよりもaptXコーデックの方がデータ転送量が多いと言われています。
実際、ウォークマンにてaptXで聴いてみたところ、音の豊かさはハイレゾには及びませんでしたが、aptXの方が勝っていました。
また、音のダイナミズムも変化したように感じました。
全体のバランスは低音が若干強く感じるものの、中音も生きていて高音は伸びるという印象。
AACは高音の伸びやかさといった点で一歩後退している印象だっただけに、aptXで聴いたときの印象・インパクトはすさまじかったです^^
とはいえ、iPhoneユーザーが多いと思いますし、AAC(iPhone)でも綺麗でバランスの良い音が聴ける良質なイヤホンに変わりはありませんでした。
『final ZE3000』は最新ドライバーと最適化技術が凄い!
『final ZE3000』は基本性能を高めた最新のドライバーユニット(f-Core for Wireless)を搭載し、イヤホン内部の音響空間を利用したアコースティックな音質調整をしています。
イコライザー無しで満足できる音質になっているので、聴き疲れしにくい音質調整を可能にしています。
さらに、(f-LINKダンピング)機構を搭載し、イヤホン筐体内部の音響空間の圧力を最適化して有線イヤホンと同等の音響設計を可能にしています。
従来であれば実現することが難しかった低域のコントロールを適切に行うことができるようになりました。
『final ZE3000』の音質は有線イヤホン並み!?
『f-LINKダンピング』による有線イヤホンと同等の音響設計と基本性能を高めた新設計の
『f-Core for Wireless』超低歪ドライバーユニットにより遠くなってしまいがちなボーカルをアーティストが意図した適切な音域、バランスで再生します。
この機能のおかげでボーカルの声が聞こえやすかったんですね。
また、低域再生時にも低音の中で細やかな強弱の表情を感じられる音質の高さを実現しています。
『final ZE3000』のデメリット部分
『final ZE3000』は万能ではありません。
『final ZE3000』を使ってみて感じたデメリットは3つ。
1つは、ボタン操作について。
『final ZE3000』はタッチ式が採用されているため、イヤホン表面に触れただけで1タップとカウントされてしまいます。
そのため、装着時に耳に入れる動作の際にも1タップとカウントされ、再生されたり音量が上がったりします。
使い勝手という面においては、正直もったいない!と思える部分でした。
2つ目は、2万円前後のミドルエンドクラスにもかかわらず、ANC(ノイキャン)を搭載していない点です。
ANCがなくても耳栓効果(PNC)でかなりの外音を遮断できる点は良いのですが、流行りの機能という意味で、ANC非搭載という点が気になりました。
ANCは怖いから使わないよという方にはちょうど良いかもしれません。
3つ目はハイレゾ対応でありながら対応しているデバイスを持っている方が少ない点です。
日本人の多くがiPhoneを利用しているため、『final ZE3000』をAACコーデックで繋ぐことになります。
そうすると、『final ZE3000』の本領発揮とはいかないところがもったいないなと。
反対に、android端末を持っている方はaptXが基本的に標準搭載されていることを考えると、『final ZE3000』はandroid端末所持者向けの一台と言っても良いのかもしれません。
この3点が『final ZE3000』デメリットだと感じました。
そうはいっても、やはり音質の良いfinalですから、補って余りある性能ではあります。
『final ZE3000』はVGP2022 W受賞の実力派イヤホン
オーディオビジュアル機器の魅力を熟知した評論家と全国の有力販売店による、プロの厳正なる審査によって、『絶対買い』のプロダクトを選出する『VGP2022』の企画賞と金賞を受賞しており、プロの専門家から見てもオススメできる製品になっています。
『final ZE3000』は高音質・低遅延のコーデック『aptX Adaptive』にも対応
高音質のatpx HDや低遅延のatpx LLなどを統一化して、使用時の環境によって転送時のビットレートを可変しながら伝達するコーデックになっており、高音質・低遅延を実現しています。
さらに、普段使っているスマホ、iPhoneや Androidの幅広い機種に対応していて、ペアリングも簡単に設定することができます。
対応デバイスを持っている方ならハイレゾ相当の音楽を楽しむことができますよ♪
『final ZE3000』は装着感にも配慮された設計
『final ZE3000』はこれまでのイヤホンで確立したIEMの最適解である筐体設計ベースを元に設計されています。
カスタマイズされたかのような装着感があり、耳への圧迫感、疲労感を感じないような作りになっています。
イヤホンを装着した時に人が不快感を感じやすいのは圧迫感が主な理由になるようです。
その圧迫感を感じないような設計にしているので長時間装着していても違和感なく使用できます。
『final ZE3000』のイヤーピースにもこだわりが!
本体の設計のみならず、イヤーピースも史上最高のつけ心地を追求し、強いこだわりを持って設計されている「TYPE E 完全ワイヤレス専用仕様」が5サイズ同梱されています。
耳穴の入り口にソフトに装着するので異物感や圧迫感がなく史上最高の装着感を実現しています。
SSサイズ〜LLサイズまでが同梱で用意されているので、自分に合ったサイズを見つけて使用してください。
スムーズに接続できるオートペアリング機能搭載
充電ケースのフタを開けるだけでペアリングが開始する(オートペアリング機能)が搭載されています。
装着の際にワイヤレスイヤホンの電源を入れる手間も省け、すぐに装着して使用することができますよ。
また、使用後は充電ケースに戻してフタを閉めるだけで、自動で電源がOFFになります。
ワイヤレスイヤホンの電源の切り忘れもなくなるので使用後も安心ですし、ちょっとしたことですが、非常に便利ですよね。
『final ZE3000』はIPX4防水に対応
直接水をかけたり、水中に落とすのはダメですが、雨の日や運動時の汗などの生活防水レベル(水しぶき)であれば何の問題もなく使用可能です。
『final ZE3000』はイヤホンのタッチ操作も簡単
イヤホン本体の正面後ろ側の面をタッチすることにより手軽にタッチ操作ができます。
タッチ操作で、音楽の再生、音量調整、通話などの簡単な操作が可能となっています。
前述の通り、装着時に誤作動してしまう点は改善ポイントだと思っています。
『final ZE3000』は保証期間中なら片耳だけの購入も可能
本体保証期間中であれば、万が一片耳を紛失したとしても片耳のみの購入が可能みたいですので、詳しくは取扱説明書の方で確認してみてくださいね。
この価格でノイキャン非搭載!ここが分かれ目か
本体性能は、まったくもって文句のつけようがないのですが、『final ZE3000』にはノイズキャンセリング機能が搭載されていません。
通勤、通学の電車の中や、屋外でよく使用する可能性が高いのであればノイズキャンセリング機能は必須の機能かと思います。
使用者の使用場所によって異なりますが、ノイズキャンセリング機能がないのは個人的にはマイナス点ですね。
やはりノイズキャンセリング機能がないと周囲の雑音等をかき消すことができずに、気になってしまうことが多くなってしまうんですよね。
せっかくイヤホンを着けて曲に集中するのであれば、周りの音は聞こえないようにしたいです。
『final ZE3000』の評判をレビュー♪
ここからは、『final ZE3000』の評判をレビューします♪
『final ZE3000』の残念な評判
こちらは『final ZE3000』に低評価をつけた方のレビューです。
直線的で面のみで構成された個性的なデザインで格好よいのですが、正直言って音質がイマイチです。
明らかに悪い音、ではないのですが、少し長く音楽を聴いていらっしゃる方には伝わると思うのですが、
「初めてCDの音を聞いたとき」のような感じです。
ですから音が悪いわけでは無いのですが、何と言うかスカスカな感じで低音も出てはいるのですが、
重厚感を感じるものでは無く、非常に人工的な音のように感じます。
デザインやコンセプトが悪くないだけに少し残念です。
引用元:アマゾン『final ZE3000』レビューより
たしかに、重厚感はいまいちだったかなという印象はありました。
こちらの方がiPhoneで聴いたのか、aptX対応デバイスで聴いたのかが分からないので何とも言えないのですが、iPhoneで聴いたのなら、この意見は的を射ていると思います。
人工的な音、という印象までは受けませんでしたが、全体的にキレイに調整されすぎた音という表現なら「分かる」と言えますね。
よく言えば、万人受けを狙ったイヤホンという印象ではあります。
私はそこを踏まえても好印象でしたが^^
『final ZE3000』の良い評判
こちらは、『final ZE3000』に良い評判をつけた方のレビューです。
普段仕事中や外出時はsonyのLink Budsを使用していて、PCゲームや動画を見る時はZENDACにヘッドホンやイヤホンを有線でつないで使用していましたが、最近SoundBlaster X5を購入しヘッドホンアンプには珍しいワイヤレスイヤホンやヘッドホンが使えるので普段の動画視聴用として購入しました。
結果、予想以上の音の分離感と解像度に驚きました。
下手な有線のイヤホンなんかよりも断然いいです。フラットな感じの音質で聞き疲れしにくいので長時間使用も大丈夫だと思います。この音で1万5千かぁ・・・いい時代になったなぁと感じる商品です!
引用元:アマゾン『final ZE3000』レビューより
こちらのレビュアーさんが買われたときと比べて、現在は2万円弱します。
その点も含めてコスパが良いかを判断した方が良いでしょう。
かなり音楽になれている人でも、ここまで感動を得られるイヤホンだというのが伝わってくるレビューですね♪
ウルトラセブン世代の僕としては、見た目が格好いい❗これを使えばあなたもウルトラ警備隊(笑)さて、音質は高音、中音、低音と非常にバランスが良い。スピーカーで聴いている感じに近いかな。無線でこんなに良い音なら、有線だったらもっと良い音なのかな?final恐るべし。
引用元:アマゾン『final ZE3000』レビューより
こちらのレビュアーさんは、ウルトラマンコラボモデルを買われた方です。
違いはデザインのみです。
スピーカーで聴いている感覚に近いというのは凄いですね♪
『final ZE3000』をお得に買う方法
最後に『final ZE3000』をお得に買う方法をご紹介します。
実は、私も『final ZE3000』はこの方法で買ったので正規の販売ルートで買っていないんです。
それは、ズバリ『ふるさと納税』です。
冒頭部分でfinalは日本のメーカーですと書きました。
川崎市のふるさと納税に『final ZE3000』がラインナップされていて、価格は30,000円。
>>>『ふるさと納税』楽天市場はこちら
ふるさと納税で何を買おうか迷っていて、かつ、高性能なイヤホン、特に『final ZE3000』が欲しいなぁと思っていた私にはちょうど良いお買い物でした♪
Amazonでの販売価格が19,800円であることを考えると、ふるさと納税で節税しつつ買えるというメリットは結構大きいです。
良かったら利用してみてください^^
【実機】イヤホンの『final』はどこの国の会社?『final ZE3000』の評判・魅力をレビュー♪まとめ
『final ZE3000』はノイズキャンセリング機能が非搭載になっていますが、(f-LINKダンピング)や最新のドライバーユニット(f-Core for Wireless)を搭載して音質は非常に綺麗になっています。
万人受けする疲れないイヤホンといった印象でした。
付け心地を追求した設計にもなっていてフィット感は良かったです。
合わないなと感じたらイヤーチップを変えてあげることでフィット感を上げられますよ♪
もし、Amazonでfinalのイヤホンを買うならアマゾンプライム会員になった方がお得です。
ただ、何も知らずに無料会員になるとビックリすることがあるので、下記記事をご覧ください。
⇒アマゾンプライム会員はひどいって本当?アマゾンプライム会員歴10年以上の私がひどいと言われる理由を解説