Ticwatchシリーズは年に大体1回のペースで新型機を出してくるイメージですが、今回は名称的にはマイナーチェンジモデルのTicwatch Pro 5 Enduroが登場。
搭載しているチップに変わりはなく、変わらずSnapdragon W5+ GEN 1をつかっているものの、最大バッテリー時間が80時間から90時間にアップしているなど、バージョンアップが施されています。
今回は、メーカー様よりTicwatch Pro 5 Enduroの実機をご提供いただいたので、率直な感想をレビューしていきます。
動画版を用意しました。移動中にお聞きください♪
Ticwatch Pro 5 Enduroを開封♪
まずは、Ticwatch Pro 5 Enduroを開封していきましょう。
こちらがTicwatch Pro 5 Enduroのパッケージです。
Ticwatch Pro 5 Enduro本体はこのように格納されています。
こちらがTicwatch Pro 5 Enduroの同梱物一式です。
Ticwatch Pro 5 Enduroのブラックは落ち着きのある色合いでスマートさを演出してくれます。
こちらがTicwatch Pro 5 Enduroの背面ですね。
Ticwatch Pro 5 Enduroはサイドにクラウンボタンともう一つ、計二つのボタンが配置されています。
Ticwatch Pro 5 Enduroの反対側は何もなくシンプルです。
Ticwatch Pro 5 Enduroのバンドには遊革が一つ配置されていました。
Ticwatch Pro 5 Enduroのバンドデザインは龍のうろこを彷彿とさせるデザインで素直にカッコ良いと感じました。
こちらがTicwatch Pro 5 Enduroの背面です。
Ticwatch Pro 5 Enduroのデフォルトで設定されているウォッチフェイスが凄く良い♪
このデザインならスーツと合わせても全然いけます♪
Ticwatch Pro 5 Enduroをレビュー♪
それでは、Ticwatch Pro 5 Enduroをレビューします。
Ticwatch Pro 5 Enduroのデザイン・装着感
今回、Ticwatch Pro 5 Enduroの性能面も高いと感じたのですが、何よりも、Ticwatch Pro 5 Enduroのデザインが素晴らしいと感じました。
ラウンドタイプのスマートウォッチは増えてきましたが、特に格安で買える中華製スマートウォッチの形状はゴテゴテしているんですよね。
アウトドアタイプでもないけど、かと言ってカジュアルにも使いづらいタイプが多く、スマートなんだけどカッコ良いモデルというのは個人的に少ないなと思っていました。
この点、Ticwatch Pro 5 Enduroはカジュアルにもビジネスにもスポーツにも、どんなシーンにも対応できるデザインをしています。
ベゼルにはアロー形の加工が施されているので、一見シンプルに見えるもののデザインセンスを感じられるだけでなく、環境を選ばないほどの強度まで実現しています。
Ticwatch Pro 5 Enduroにはクラウンボタンも実装されているので直感的でスムーズな操作も可能です。
ディスプレイはTicwatch独自の二層式で、表層に薄く時刻などが表示されるようになっています。
そのため、わざわざ消費電力が多くかかる全画面を点灯させる必要がないので、時間確認だけならこの一層目のディスプレイで用事が済むので、他社と比較して省エネを実現しているんです。
二層目に通常のディスプレイが配置されているので普通に見ることもできます。
個人的には大きさもちょうど良く、かと言ってアウトドアデザインすぎないさっぱりとしたベゼルも使い手を選びません。
Ticwatch Pro 5 Enduroはスポーツにも対応できる高性能スマートウォッチなので、スポーツ用に購入するのもありです。
ちなみに、Ticwatch Pro 5 Enduroのバンドには、腕にフィットするフッ素ゴム素材が使われています。
過去に他社製であったのですが、腕に装着したときにバンドがまとわりついている感の凄いスマートウォッチがあったんですね。
装着感がいまいちだったんです。
ですが、Ticwatch Pro 5 Enduroの装着感は腕にフィットするだけでなく、腕への浸透感と言えば伝わるでしょうか。
馴染むんですよ。
そのため、装着していることを忘れてしまうような装着感を実現していました。
Ticwatch Pro 5 Enduroのスポーツ機能(GPS)
Ticwatch Pro 5 EnduroにはGPSも搭載されています。
そのため、Ticwatch Pro 5 Enduro単体でも位置測定ができます。
もちろん、多様なスポーツモードにも対応していて、110種類以上の競技に対応しています。
主に使うことになるのはウォーキングやランニング、サイクリングといった3種類かと思いますが、5ATM防水なのでスイミングにも使えますね。
私も実際に、ランニングモードを使って走ってきました。
こちらは帰宅後、家の中で写真を撮影したため、GPSが私の位置を見失っているために「GPS測位」と表示されています。
ですが、走ったコースがしっかりと表示されているのが分かりますよね。
Ticwatch Pro 5 Enduroの専用アプリで見るとマップ上にルートも表示されます。
Ticwatch Pro 5 Enduroでは想定回復時間まで分かるようになっていました。
運動中の心拍数の推移も分かりますし次の写真にある通り、1kmごとの速さも分かります。
かなりマニアックな情報まで分かるので、使い倒せる人はジョギングの楽しみが格段に広がるスポーツガジェットとも言えます。
Ticwatch Pro 5 Enduroの防水性能
Ticwatch Pro 5 Enduroは高い防水性能をもっています。
5ATM防水仕様なので、水中に沈めても大丈夫なんですね。
ただ、普段の生活で水中に沈めることはまずありません。
実際にこの5ATM防水が活用できる場面というのは衛生面になります。
特に、夏場の汗をかく時期や、ジョギングやサイクリングで汗をかいたあとに水洗いができる点が良いんです。
私もジョギングの際は欠かさずスマートウォッチを装着して走行経路や走行距離を計測していますが、やはり走る楽しみが増えて良いですよね。
ですが、帰ってくると汗だくでスマートウォッチ自体がびしょびしょになっています。
先日もTicwatch Pro 5 Enduroを使ってジョギングしましたが、帰宅後Ticwatch Pro 5 Enduroを水洗いしたんですね。
Ticwatch Pro 5 Enduroはやっぱり毎日使うアイテムなので、衛生面には気を付けたいですし、綺麗にしておきたいものです。
夏場も汗を結構かくので水洗いできるととても安心ですよ。
Ticwatch Pro 5 Enduroのチップ性能やスペック
Ticwatch Pro 5 Enduroのチップ性能やスペックを確認しておきましょう。
重量:44.7 g
カラー:オブシディアン ブラック
ウォッチケース材質:ステンレス、 7000シリーズアルミウム、高強度ナイロン、グラスファイバー
ディスプレー材質:サファイアクリスタルガラス
バンド材質:フッ素ゴム(フルオロエラストマー)、24mm
搭載OS:Wear OS by Google
チップセット:Snapdragon W5+ Gen 1 ウェアラブルプラットフォーム
メモリー:RAM: 2GB / ROM: 32GB
ディスプレー:AMOLED(有機EL)+ 超低消費電力ディスプレー(FSTN液晶)の2層ディスプレー、 1.43インチ(466×466) 326ppi
通信方式:Bluetooth 5.2、Wi-Fi: 2.4GHz
衛星測位方式:GPS+Beidou+Glonass+Galileo+QZSS
スピーカー&マイク:有
バッテリー容量:628 mAh(公称容量)
センサー:加速度センサー、ジャイロセンサー、 HD PPG心拍センサー、 SpO2センサー、皮膚温度センサー、低遅延オフボディセンサー、気圧計、コンパス
耐久性:5ATM、オープンウォータースイミング対応、MIL-STD-810H
GPSを内蔵している点は、ハイエンドモデルらしいポイントですね。
個人的にはスマートなデザインが気に入っています。
Ticwatch Pro 5 Enduroのバッテリーもち
Ticwatch Pro 5 Enduroのバッテリーもちはかなり良くなっています。
Ticwatchシリーズはアップルウォッチと比べると長かったものの、Ticwatchシリーズもバッテリーもちは課題の一つでした。
その後、ディスプレイを二層式にしてバッテリー消費を抑える努力をするなど、思考錯誤の結果、かなり改善されました。
Ticwatch Pro 5 Enduroのバッテリー容量は628mAhあって、スマートモードで最大80時間、エッセンシャルモードで最大45日間もつとされています。
体感では、通常のモードで2日半から3日程度といったところでしょうか。
Ticwatch Pro 5 Enduroはハイエンドスマートウォッチなので3日近くもってくれたことに感動です。
アップルウォッチが高性能とはいえ、性能面ではTicwatch Pro 5 Enduroと大差なくなってきている印象ですし、それでいて、Ticwatch Pro 5 Enduroの方がバッテリーもちが良いというのであれば、個人的にはアップルウォッチを持つ理由はないと思います。
ただ、Ticwatch Pro 5 Enduroはandroidスマホにしか対応していない点が惜しいポイントです。
Ticwatch Pro 5 Enduroの健康管理機能
Ticwatch Pro 5 Enduroにも健康管理機能がついています。
Ticwatch Pro 5 Enduroで心拍数や睡眠質、ストレスを計測することができるんですね。
実際に、Ticwatch Pro 5 Enduroで心拍数や睡眠質を計測してみました。
こちらはTicwatch Pro 5 Enduroで心拍数を計測した写真です。
こちらはストレスですね。
こちらがTicwatch Pro 5 Enduroで睡眠質を計測したデータです。
早朝覚醒型不眠症のため短時間で目が覚めてしまいました。
これでも一定の睡眠の質が分かるので、睡眠治療が必要かどうかの判断の材料にできます。
Ticwatch Pro 5 Enduroは医療機器ではないので医療的な判断はできませんが、参考材料にはなります。
とある病院では睡眠時の無呼吸状態を判断するためにスマートウォッチを患者様に貸し出して毎晩装着してもらっているそうです。
これなら夜、病院に泊まり込みまでして睡眠質を確認する必要もなく、心拍数が急激に上がっている日があれば、それは睡眠時無呼吸症候群の可能性がある、という推定ができるというわけですね。
これにより、ちゃんと病気を発見できたこともあるんだそうです。
なので、Ticwatch Pro 5 Enduroを継続して装着してデータを取り続けることで分かってくることもあるということですね。
Ticwatch Pro 5 Enduroで取得できるデータはかなり精確だと思うので、是非体験してみてください。
次にTicwatch Pro 5 Enduroの機能を使って深呼吸をしてみました。
Ticwatch Pro 5 Enduroの深呼吸モードは親切に流れを教えてくれます。
この通りに息を吸って、吐いてを繰り返すだけでOKです。
結果、Ticwatch Pro 5 Enduroによると数値が下がったようです。
といっても、圧力値というのが何の訳なのかが分からなかったのですが、血圧のことでしょうか。
だとすると低すぎるのですが^^;
その他、Ticwatch Pro 5 Enduroではその日の目標を見ることもできます。
階段を上がる、なんて細かい要素まで組み込まれているんですよ。
こんな感じで、Ticwatch Pro 5 Enduroも健康志向の高い人でも使えるスマートウォッチに仕上がっています。
価格帯がハイエンドクラスなので健康志向の方にもスポーツ志向の方でも使えるのがTicwatch Pro 5 Enduroの強みです。
Ticwatch Pro 5 Enduroの通知機能は必須
Ticwatch Pro 5 Enduroもスマートウォッチなので電話やメールの通知機能があります。
なので、Ticwatch Pro 5 Enduroを買ったら絶対に通知機能はオンにして下さい。
これだけで電話の取り忘れや重要なメールに気が付かないといった失敗がなくなります。
反面、メールマガジンに多く登録している方は、メルマガが多く届いたり、ラインの通知がバンバン来て集中できなくなるので、そういう場合は例えばですが、電話だけ通知設定にすると良いですよ。
私も前は電話の取り忘れが非常に多かったんですが、当時まだスマートウォッチが高くてスマートバンドを買ったことがありました。
この時、通知機能をオンにしたところ、電話の取り忘れがなくなったので、必要だと思った通知機能はオンにするようにしてくださいね。
Ticwatch Pro 5 Enduroの対応OS
現在、android端末のみ対応となっています。
したがってiPhoneユーザーは、現在のところTicwatch Pro 5 Enduroスマートウォッチを使うことができません。
というのも、Ticwatch Pro 5 Enduro用のアプリがGoogleのPlayストアにしかないんですね。
前作のTicwatch Pro 5のときからそうなったようです。
実は前のTicwatch Pro 3のときはまだiOS対応だったんですが、いつの間にかandroid市場に的を絞ってしまったようです。
日本ユーザーを囲い込みたいならiPhoneへの対応もして欲しいので今後のメーカー側の対応に期待しています。
Ticwatch Pro 5 Enduroの口コミ・評判をレビュー♪
Ticwatch Pro 5 Enduroの口コミ、評判を見ていきましょう♪
現在はガーミンepixを使用しており、主に睡眠、心拍数と言ったヘルス管理機能、ゴルフナビを利用しております。
Ticwatchは5機種目の利用、PRO3からの乗り換えになります。
旧機種と比較してベゼル、ケースが洗練された印象、薄型で着用し易い印象です。
平常使用しているガーミンepixと比較してもかなり薄いです。スマートウオッチはwearOSかApple Watchかスマホのアプリを利用できるとのことから、OSに拘って参りましたが、何れもバッテリー稼働時間が短すぎる事がネック。急速充電対応機種が多いものの、睡眠管理機能を常用する私には煩わしく感じます。
この機種は夜間にフル充電した後、睡眠そして翌日の行動も不安無く利用できました。ガーミンepixと比べるとバッテリー稼働時間は勝負になりませんが、wearOSタイプでこれだけ使用出来れば及第点かと思います。
引用元:Amazon”Ticwatch Pro 5 Enduro”レビューより
私もTicwatchシリーズはTicwatch Pro 3あたりから使わせて頂いていますが、年々デザインが洗練されてきているように感じます。
少なくとも、中身のシステム面はTicwatch Pro 3とTicwatch Pro 5 Enduroとでは雲泥の違いというレベルで性能がアップしているのを感じられます。
バッテリー時間はアップルウォッチと比べると長いものの、よりバッテリー持ちに特化しているメーカーもあることを考えると、次回作ではTicwatch Pro 5 Enduroのバッテリーもちも、もう少し頑張って欲しいというのが正直なところです。
とはいえ、性能面は有名メーカーに劣らない素晴らしい出来栄えなので、androidスマホを使われている方には選択肢の一つにしてほしいと思います。
TicwatchPro5を買おうとしてたところこちらの商品が出て、気になったので購入しました。
TicwatchPro5とは違い、stravaなどのアクティビティを記録するアプリを使用した際に、1枚目の写真の様に省電力の液晶で時間を表示してくれてる点がとても気に入っております。気に入った点
・バックライト
他のスマートウォッチにはない、バックライト機能は夜間や少し暗い屋内で時間を見る際に、わざわざ画面をタップしたりボタンを押す必要がなく自動点灯するのでとても重宝してます。・バッテリー持ち
2日ほどは持ちますが、充電できない時はEssential Modeを使用することでバッテリー持ちを長くさせることができます。・充電速度
充電速度が思ったより早く、半分になるまで思ってたより時間がかかりません。・自動アクティビティ
腕時計をつけて歩いていると、屋内に居ても自動で検出してくれてたので、とても気に入っております。・バンド
Enduroと謳ってるだけあって、サラサラとした感触で汗を掻いても不快になりませんでした。・動作がサクサク
以前、この様なAndroidWear搭載のスマートウォッチを使っていたのですが動作がとても遅くて、正直イライラしてた部分があり、この商品も少し心配していたのですが心配不要でした。
引用元:Amazon”Ticwatch Pro 5 Enduro”レビューより
少しTicwatch Pro 5 Enduroの話とそれるのですが、スマートウォッチのバンドには色々種類があります。
中でも一番多いのがシリコンバンド、フッ素ゴム系のバンドでしょうか。
前にあったのが、1万円そこそこの有名メーカーのスマートウォッチをつけた時だったんですが、装着感に強い違和感を感じたんですね。
それが何故かというと、具体的な理由は分からないのですが、バンドの材質がいまいちだったようなんです。
この点、Ticwatch Pro 5 Enduroのバンドは肌馴染みのとても良いバンドを使っているので、装着した時のフィット感が非常に良いのがポイント。
やはり、高いスマートウォッチを買ってもフィット感が悪くてあまり使いたくないというのでは意味がありませんからね。
このバンドのフィット感に関しては、Ticwatch Pro 5 Enduroを信じて大丈夫です。
【実機】Ticwatch Pro 5 Enduroレビューと評判♪最強かもしれないTicwatchの最新スマートウォッチが熱い!!まとめ
今回は、Ticwatch Pro 5 Enduroを実機レビューしました。
現在出ているTicwatchシリーズの中では一番洗練されていて使いやすいスマートウォッチなのではないかと思ってしまいました。
ベゼルのデザインもそうですし、二層構造のディスプレイも独特で面白いですよね。
バッテリーも2・3日もつのでアップルウォッチのように毎日充電する必要がありません。
Ticwatch Pro 5 EnduroにはGPSも搭載されていて、高低差も分かるようになっているので、androidスマホ向けに良いスマートウォッチがないか探している方にはTicwatch Pro 5 Enduroをおススメします。