外出時に持っていくマウスに薄型のものを選んでいましたが、それでも嵩張ってしまうんですよね。
鞄にポンと放り込むなら丸っこいマウスでもよいのですが、パソコンケースに入れる時のようになるべく凹凸の出ない、薄いマウスがあると便利です。
よく考えたら折り畳み式キーボードはありましたが、折り畳みマウスは見たことがありませんでした。
が、しかし!
クラファンで折り畳めるマウス”MYAir.0/OriMouse(オリマウス)”(以下、「オリマウス」と書きます)の募集が開始されました。
今回、メーカー様からオリマウスの実機をご提供いただいたので、率直な感想をレビューしていきます♪
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【実機】”MYAir.0/OriMouse(オリマウス)”を開封
まずはオリマウスを開封していきます。
今回の開封はメーカー様より直接レビュ―依頼を頂いていること。
また、クラファン用のレビューとして頂いた案件のため、梱包方法が正式のものと異なる可能性がある点、ご了承ください^^;
さて、オリマウスの梱包は、オリマウスが凄く薄いというのが分かる梱包方法でした(笑)
そう、まさかのレターパックライトだったんです(クラファン応援購入時は恐らくちゃんとした箱で届くかと^^;)。
レターパックライトは厚さ3cm以内の物しか受け取ってくれないため、オリマウスが以下に薄い状態で格納できるかを物語るエピソードだと思い、写真に撮っておきました。
こちらが、オリマウスのパッケージです。
一見すると、サイズ小さめのTシャツとか衣類が入っているのかなと思わせられる程、薄いパッケージデザインに驚愕です。
こちらはオリマウスをビニールの梱包から出したところです。
オリマウスのケースはフェルト様の生地になっていて、このままでもオリマウスケースとして使えるクオリティでした。
右下のプラスティックケースにオリマウスが入っています。
こちらがオリマウスの取説です。
NG行為としてオリマウス側面を握り込むことが書かれています。
実際にやってみましたが、横からの圧力に弱いらしく、オリマウスの形状が崩れてしまいました。
強くやると、マグネットが外れてしまうのでご注意下さい。
こちらがオリマウスの表面です。
これ見て、本当にまっ平なんだと思いました(笑)
ちなみに、カラーバリエーションは、現状のところ、12色+1色となっています。
こちらがオリマウス裏面です。
裏面を見ると、このオリマウスのアイディアがギュッと詰まっているように感じられます^^
このまま羽根を折り畳むようにマグネットを接合してあげればくっつきます。
こちらがオリマウスを手前から(持ち手側から)見た写真です。
奥がマウスの左右クリック部分とスクロール部分です。
こちらの写真では、オリマウス左側がもち手部分、右側がクリック・スクロール部分です。
オリマウスを正面(クリック部分)から見た写真。
初め、スクロールはないのかなと思ったんですが、中央部分をなぞるとスクロールできる仕様になっていました。
さり気なくロゴが刻印されていますね♪
使える状態にしたオリマウスの裏面です。
ちゃんとマウスの形になっているというか、ちゃんとマウスにとって必要なパーツが揃っているのが印象的でした。
実際に持つとこんな感じです。
サイズ感については後ほど書きますね。
それでは、オリマウスの個別のレビューを見ていきましょう。
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”MYAir.0/OriMouse(オリマウス)”をレビュー♪
それでは、オリマウスをレビューしていきます♪
”オリマウス”は本当に0.5秒で作れる?
オリマウスは本当に0.5秒で作れるのか!?
というところがちょっと気になったので実際にやってみました。
0.5秒・・・というか、慣れたら片手で作れるようになるので、0.3秒くらいで組立が完了するアイディア仕様でした。
なんなら0.1秒でも組み立てられそうな雰囲気です。
最初は慣れないと思いますし、オリマウスも形状が平な状態で形状記憶されているので片手では難しいと思います。
なので、最初は両手でマグネットを設置してあげてください。
慣れてきたら、というか、オリマウスをマウス型にした状態で置いておくとマウスよりの形状になってくるので、オリマウスを平らにしても少し形状記憶してくれているため、ワンハンド・ワンタッチで形成することができます。
ここまで来ると、0.5秒もかからないくらいでオリマウスをマウス型にすることができます。
やることは本当に簡単で、このようにオリマウスを持って…
閉じるだけでOKです♪
これなら直ぐに使えて、直ぐに仕舞うことができるのでかなり便利に感じました。
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”オリマウス”は画期的な折り畳み式
オリマウスはマウス業界では画期的な折り畳み式マウスです。
仕組みはいたってシンプルです。
完全に折り紙のように折り畳んでしまうと配線が切れてしまったりするのでしょう。
そのため、折りたためるポイントは3箇所でしょうか。
デフォルトでは、アルファベットの「A」のような形状をしていて、「A」の下側にある帯状の部分を反対側の「A」のマグネットに取り付けることで、丸みを帯びた立体形状となり、マウスが完成するんです。
折りたためるマウスというか、折りたたむことで丸形の立体形状になるため、表現的には折りたたんで作るマウスという感じです。
薄さは後で書きますが、USBタイプC端子が入るギリギリの薄さを攻めています。
マウスポインタのレーザー部分(下図先端部分)のみ、角度の問題なのか厚みが出てしまっていますが、厚みがあるのは、この厚み部分だけです。
そのため、しまいやすい形状になっているのがポイント。
下手な例えで申し訳ありませんが、厚みはちょっと肉厚なピーマンという印象。
表面素材によっては手触り感は変わってくる可能性がありますが、概ね普通のマウスとして使えるので実用的です。
”オリマウス”ならカバンへ気軽にポン♪
今までの通常のマウスだとカバンにスペースを作らなければならず、カバンがパンパンな時のマウスの収納場所の確保が難しかったんですよね。
下手に圧力が加われば壊れてしまいそうですし気を使ってしまいます。
私がメインで使っているのは主に3,000円前後の安いメーカー製マウスなんですが、これがロジクールの15,000円くらいの高級マウスとなると、無造作にカバンへ放り込むなんてできません。
この点、オリマウスは形が平な上、意外と柔軟な仕様になっていて、折り目に沿って反らせることができるんです。
なので、カバンの中にポンと放り込むこともできますし、リュックタイプのカバンの側面に入れたり、湾曲した収納スペースに仕舞うこともできます。
唯一気をつけたいポイントとしては、USBタイプC端子が当然ながらむき出しになっているので、水気に弱いところでしょうか。
私が常時使っているリュックでは、天板部分に収納スペースがあるので小物類はそこに仕舞っているのですが、雨に打たれると水が入ってきて中のものが濡れることがあったんですね。
もし、雨が降ってきたら雨水に気をつけてくださいね。
最近よく見かけるPCバックの側面ポケットにも簡単にポイっとしまえる点はポイントですね。
こんな感じでポケットに仕舞えます。
ちなみに、このPCバッグは15.6インチまで対応しているサイズなんですが、14インチサイズのPCバッグにも入るサイズ感で、こういうマウスを待ってたんだよ!
という方は多くいるだろうなと思えるサイズでした^^
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”オリマウス”の操作感
オリマウスということで、マウスの操作感が通常と違うと、それはそれで使いにくいですよね。
例えばトラックボールマウスなんかは使い勝手が通常のマウスと違っているので、気軽に導入できないという点がボトルネックになっています。
キーボードなら英語キーボードと日本語キーボードとで使い勝手がかなり変わるように、できれば、オリマウスには通常のマウスらしい使い勝手が欲しいなと思っていました。
この点、オリマウスは通常のマウスと操作感は変わりません。
右クリック、左クリックは意外なことにオリマウスにも実装されていました。
なので、右・左クリックを押すとカチッとなるので、クリック感のある操作感となっています。
ただ、最近は静音マウスではないので、カチッと音が鳴ってしまいますが、反面、通常のマウスとも違っていて高音なカチッと音とも違っています。
完全静音モデルを求めている方からすると少し方向性が違ってしまいますが、使い勝手という意味ではクリック音がなる方が良いと感じました。
DPI(マウスカーソルの移動幅)は固定に設定されているようで、Windowsのデスクトップに接続し、27インチワイドのディスプレイで使ってみましたが、普段から使っているHPのHP280という、こちらもDPIが固定されているモデルで、感覚的にはそこそこ感度の高いマウスなんですね。
このHP280とオリマウスのDPIはそこまで変わらない感覚でした。
他方で、MacBook Airに接続したところ、初期設定ではDPIが低めになるのか、マウスカーソルの移動幅はかなり鈍く、正直タッチパッドで良いかなと思えてしまうDPI感度になりました。
ですが、Macbookの場合、マウスに固有のDPI変更ボタンがなくても『システム環境設定』⇒『マウス』⇒『軌跡の速さ』でマウスカーソルの速度を調整することができます(マウスがBluetooth接続して有効化していないと『マウス』タブは出ないようです)。
これなら、十分使えるマウスポインタの移動速度となり、実用性にも問題はありません。
なので、オリマウスはMacbook派にもWindows派の方に向いているマウスといえます。
マウスの操作感、つまりマウスを動かした時のスムーズ感は、もしかしたらファブリック仕上げ(3色)とスムース(9色)のカラバリで表面素材の材質が違うため、動かした時の感覚が少し変わってくるかもしれません。
今回、私が頂いたのはファブリックの青でした。
表面素材なんだから操作感は関係ないじゃないかと思われるかもしれませんが、下図のオリマウスの縁を見てください。
裏側から撮影しても、若干ですが接合部分が青く見えるのがわかるでしょうか。
表面素材の接合部分は裏面に引っ張られている感じになっているため、ファブリック素材がテーブルなどに噛んでしまう可能性があります。
通常のテーブルで操作する分には快適に操作可能です。
テーブルに引っかかるという現象もなく不快感もありませんでした。
外出先で使うことを想定されているマウスなので、おそらくマウスパッドまで持ち歩く方はいないと思いますし、多くのファストフード店や喫茶店のテーブルはツルツルしているはずなので、この操作感についてあまり気にしなくても良いと思います。
ですが、もしオリマウスが目新しいが故に、今回の購入を考えていて、主に自宅のマウスパッドの上で操作することを想定されているのでしたら、マウスパッド上ではマウスのファブリック地が微妙に噛んできて、滑りが悪くなります^^;
この点だけ想定に入れてご購入ください。
ファブリックの場合や自宅で使う場合については、単にマウスパッドを使わなければ良いというだけのお話ですね^^
次に、オリマウスにはマウスホイールはありませんが、オリマウス中央を上下になぞることで画面スクロールが可能です。
ただ、現状、精度を抑えているからか、もしくはDPIのように値を低く設定しているためか、一回のスクロールで移動する範囲が少し小さい点は気になるポイントなので、今後、好みに合わせて設定できるようにするか、スクロール範囲の広いモデルも出して欲しいなと感じました。
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”オリマウス”のバッテリーもちとデザイン
オリマウスの最大のメリットは薄さ・軽さにあると思っています。
薄さと軽さについては後述しますが、軽い理由の一つが、オリマウスには電池が搭載されていないからということが挙げられます。
通常のワイヤレスマウスであれば単三の乾電池を使うかと思いますが、オリマウスは充電式です。
充電端子はUSBタイプCです。
オリマウス本体が薄型設計なので、バッテリーもちが気になるところですが、一回の満充電で3ヶ月使用できます。
ただ、この3ヶ月というのが、一日あたりどの程度使っての3ヶ月なのかが分からないので、現実的な使い方としては、半月から1ヶ月に一回は充電してあげると安心かなと思われます。
ちなみに、1分充電すれば3時間使えることから、急速充電にも対応しているので、カフェで電池切れが判明した際には、その場で1分間充電しつつ、やることリストなどを作って時間を潰せば直ぐに使えるようになる点はメリットとなります。
とはいえ、充電タイプでこれだけバッテリーが持って、さらには急速充電にも対応していることを考えると、かなり使い勝手の良いワイヤレスマウスといえます。
そして、オリマウスのデザインについてですが、従来タイプの基本的な形状に似ています。
先ほど例に挙げたHP280と比べると小ぶりですが、テントのような山形形状をしているので、手のフィット感は思った以上に良いです。
私に限っていえば、手のサイズが大きいタイプということもあって、現在使っているHP280という少し大ぶりなサイズ感がちょうど良いので、オリマウスは若干小さく感じます。
ですが、女性や私より手のサイズの小さい方にはオリマウスはちょうど良いサイズに感じられると思います。
最も、サイズ感は使っているうちに慣れてくるのであまり気にしなくても良いですよ^^
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”オリマウス”の軽さ・薄さ
オリマウスの軽さ、薄さは驚異的です。
通常のマウスであれば、小さい手の握り拳くらいあるところですが、オリマウスは本当にぺったんこです。
まずはオリマウスの薄さから見ていきましょう。
こちらがオリマウスの厚みを計ったところですが、厚みは実測値で5・6mmでした。
一番厚みのあるところが、マウスの光学センサーがついている部分で、実測値は14mmでした。
これだけ薄ければカバンの狭い隙間にもさっと入ります。
こちらはオリマウスを組み立てた時の最大の厚みを測定したところです。
組み立てると約24mmになりました。
オリマウスはこうやって、サッとしまえるところが魅力ですね^^
次にオリマウスの重さですが、こちらが普段から使っているHP280というマウスで、通常の形状をしています。
この通常型のマウスって、92.8gと約100gもあるんですよね。
これには単三の乾電池が1本入っているので、その分の重さもあります。
これに対して、オリマウスはバッテリー搭載型なので乾電池を使いません。
その分、軽くできたということですね。
オリマウスの重さの実測値は36.8gと、通常のマウスの半分近くの軽さを実現していました。
これなら外出時の荷物の軽量化にも役立ちます。
特にミニマリストのような最小限の荷物だけで、というか荷物という概念すら無くしたいような方には、うってつけのアイテムです。
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”オリマウス”の強度
オリマウスの気になるもう一つのポイントにオリマウスの強度があります。
強度と言っても落とした時に壊れないかどうか。
また、押しつぶされたり、圧迫されたりした時の耐久性もありますよね。
まず、落としたきの衝撃についてですが、オリマウスは軽量です。
軽量故に、落ちてもオリマウスへの衝撃は少なく済む傾向にあります。
例えば、先ほどの乾電池で動かすHP280を落としたとしましょう。
そうすると、壊れるか以前に、マウスの裏蓋(HP280の場合は表側)が反動で飛び散り、さらに入れていた乾電池も飛び、バラバラになることが容易に想定できます。
というか、私も何度かそんな可哀想なマウスの姿を見てきました^^;
これに対して、オリマウスは充電式なので乾電池が飛ぶ心配はありません。
そして、乾電池を入れる必要がないため、裏蓋という概念もなく、落としてもパタっと落ちる程度です。
もちろん、精密機器の一種なので落とした際の衝撃で、内部の基盤が壊れてしまうという可能性は十分あるので、なるべくなら落とさないように気をつけましょう^^
”MYAir.0/OriMouse(オリマウス)”の評判・口コミをレビュー♪
”MYAir.0/OriMouse(オリマウス)”の評判・口コミは正式発売後に更新いたします。
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【実機】”MYAir.0/OriMouse(オリマウス)”レビューと評判♪超斬新な折り畳み式マウスの使い勝手が最高♪まとめ
今回はクラファンで人気の出ているオリマウスを実機レビューしました。
まず、マウス×折り紙という、ありそうでなかった発想にたどり着いた点が素晴らしいアイテムでした。
形状から「マウスって折り畳めないよな…」と思っていましたが、オリマウスは使いやすくて仕舞いやすい、とても扱いやすいマウスに仕上がっていました♪
お出かけのスタンダードになるマウスですね♪
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