冬になると欲しくなるのが防寒用ジャケットです。
ですが、室内でジャケットをわざわざ着るのはちょっと・・・と思う方のほうが多いでしょう。
特に最近は電気代の値上げで、少しでも節電したいという方も多いですよね。
そこで、前々から気になっていた電熱ベストを着てみました。
今回は、メーカー様から”LABWIND”電熱ベストをご提供いただいたので、見て、触って、着てみた感想をご紹介します。
【実機】”LABWIND”電熱ベストの開封
まずは”LABWIND”電熱ベストを開封していきましょう。
こちらが”LABWIND”電熱ベストのパッケージです。
”LABWIND”電熱ベストのパッケージは収納袋も兼ねていました。
こちらが”LABWIND”電熱ベストパッケージの裏面です。
取手つきでした。
こちらが”LABWIND”電熱ベストの同梱物一式。
”LABWIND”電熱ベストに同梱されていたバッテリーの中には、こちらのバッテリーが入っていました。
このバッテリー、以前にレビューした際の”LABWIND”の空調服と同じでした。
こちらが”LABWIND”電熱ベストと取扱説明書です。
操作自体は直感的にできるのですが、温度設定は一読した方が良いので、取説には一応目を通しておきましょう。
こちらが”LABWIND”電熱ベストの全体写真です。
ジャケット然りとしていてとても良いですね^^
こちらが”LABWIND”電熱ベストのポケット部分です。
ポケットは少し小さいかなと思いましたが、手がちゃんと入るのでOKです。
こちらが”LABWIND”電熱ベストの背面です。
”LABWIND”電熱ベストの背面を見ていただいてもわかる通り、意外とモコモコしていました^^
こちらが”LABWIND”電熱ベストのスイッチ部分です。
”LABWIND”電熱ベストの裏面全体はこんな感じです^^
”LABWIND”電熱ベストの裏面ポケットにバッテリーを入れます。
この中に端子が内蔵されているんです。
上図のコネクタをバッテリーに繋げば準備OKです。
”LABWIND”電熱ベストの電源を入れたのがこちらです。赤く光ってますね^^
”LABWIND”電熱ベストの反対側裏地にはポケット等は何もありませんでした。
今回は、”LABWIND”電熱ベストはXLを選びました。
サイズ感はちょうど良かったです。
”LABWIND”電熱ベストを実際に着てみたのがこちら。
”LABWIND”電熱ベストは首元まであるので、寒さを凌ぐのに良い構造です。
”LABWIND”電熱ベストの背面はこんな感じです。
梱包されていたのをすぐに着たので、大分シワがよってますね^^;
部屋着にもちょうど良いです。
私服の上に着ても良さそうな無難なデザインをしています。
”LABWIND”電熱ベストをレビュー
ここからは”LABWIND”電熱ベストの性能や機能性などをレビューしていきます。
”LABWIND”電熱ベストの暖かさ
早速、”LABWIND”電熱ベストを使ってみました。
”LABWIND”電熱ベストの手触りや素材感は後ほどご紹介するとして、まずは”LABWIND”電熱ベストの着心地をご紹介します。
”LABWIND”電熱ベストは約3〜5 分で温まり始めます。
背面と前面とでスイッチが分かれているのですが、使った感覚としては、背面、特に首周りが一番に温まりました。
首周りは冷気が入り込んでくる場所なので、まずそこを温めてくれるというのはとても良い選択だと思います。
おそらく、電熱ヒーターの配線が上から順番に温まる仕組みなんだろうなと予想しているのですが、10分もすると全体が温まってきて、外に出ても良いレベルに達します。
なので、外出時は、すぐに暖かい状態になりたいのであれば、出かける10分前くらいに”LABWIND”電熱ベストの電源を入れておくと良いでしょう。
着ている感覚としては、コタツに入っているときのような気持ち良さです。
なので、”LABWIND”電熱ベストを着ながらゴロンと横になったら速攻で寝れますね”笑
そのぐらいちょうど良い暖かさです。
今回、”LABWIND”電熱ベストをテストしているのが、まだ暖かい9月末でした。
テスト試着の日は涼しくて冷房要らずではありましたが、流石に防寒具を着るほどの寒さでもないしな・・・ということで、無謀は承知の上で冷房を18度設定にして”LABWIND”電熱ベストを試着。
半ズボンを履いていたので足は寒かったのですが、”LABWIND”電熱ベストを着ている上半身はポカポカして気持ちが良く、そのままお昼寝したくなる着心地でした。
操作も簡単で、バッテリーを”LABWIND”電熱ベストに繋いだあとは、左胸あたりにあるボタンを長押しするとスイッチオン。
赤いランプが出ている時が高温設定で、そこから一度ボタンを押すたびに中、弱、そしてまた強へと切り替わっていきます。
で、ふと思いついたのが、上半身がポカポカしてきたら、これを膝掛けにすれば電熱膝掛けが即席で作れると思ったんです”笑
電気毛布と電熱ベストを別々に買うと高くつくので、電熱ベストで代用するのもありですよね。
後述しますが、”LABWIND”電熱ベストに付属してくるバッテリーが大容量なので、結構な時間、暖かさがもつんですよ。
最大約65度まで上がるので、暖かくてうたた寝しちゃうかもしれませんよ。
なので、着ながらうたた寝する際は寝過ぎにご注意ください”笑。
外に着ていくのも全然ありで、”LABWIND”電熱ベストも当然、外で使ってもらうことを想定していると思います。
冬場の釣りなんかは特に防寒をしていかないとしんどいと思います。
そんな時は”LABWIND”電熱ベストを着ていきましょう。
”LABWIND”電熱ベストの着心地
”LABWIND”電熱ベストの着心地は、こんな言い方は失礼かもしれませんが、結構普通でした。
もっと配線のゴツゴツ感があったり、中綿が少ないかなと思っていたんですね。
まず配線については全然気になりません。
指で押していくと、「あ、ここに配線がある!」と気がつけるのですが、そのレベルでかなり薄い電熱線が通っているようです。
中綿については、気持ち少なめで、着心地に直結こそしないものの、普段のダウンジャケットを着慣れていると「薄い」と感じてしまいます。
ですが、そもそも電熱線が通っていることから、あまり中綿を多くしすぎると熱の電導効率が悪くなってしまうので、かなりちょうど良い塩梅に調整されているんだと感じました。
表面素材はおそらくポリエステル系です。
重さは約470gです。
流石にバッテリーを入れている側のみ、そこそこの重さを感じますが、それ以外は何も気にならないほど普通のジャケット感がありました。
今回の試着時期がまだまだ暑い時期だったこともあり、冷気の遮断性というのがどの程度かは分かりませんが、”LABWIND”電熱ベスト自体が暖まるので、結構暖かいですよ。
モコモコのダウンベストと違って重くないのもメリットの一つですね。
ただ、バッテリーは電熱ベストが重くなる要因の一つで、特に”LABWIND”電熱ベストはバッテリー容量が大きい長時間モデルなので、この点は割り切って使いましょう。
”LABWIND”電熱ベストの肌触り
”LABWIND”電熱ベストの肌触りは、個人的にはポリエステル100%のように感じました。
ただ、一般的なダウンベストと変わらない肌触りなので着心地も良かったです。
もし、通常のダウンベストに電熱線を埋め込んだとしても、ベストが暖まるまでに時間がかかるか、むしろ、暖まらない可能性があります。
ダウンに入れる毛量次第で電熱ベストの善し悪しが変わってくるということですね。
あまり暑くされすぎても困りますし、かと言って羽毛がスカスカじゃ面白みがありません。
その点、結構ちょうどよく作られていると感じました。
”LABWIND”電熱ベストのバッテリー容量
”LABWIND”電熱ベストのバッテリーは25,000mAhと大容量バッテリーを搭載しています。
バッテリー容量が低いと頻繁に充電をしなければいけないだけでなく、使ってるとすぐにバッテリー切れを起こして使えなくなってしまいます。
それではせっかくの電熱ベストを買った意味がないですよね。
この点、”LABWIND”電熱ベストのバッテリー容量は25,000mAh、さらに7.4Vと高出力であり、スイッチを入れてからそれなりの早さで暖まります。
低音モードなら13時間程度、中温なら9時間程度、高温でも6.5時間は持つので、屋内外で使っていける電熱ベストに仕上がっています。
日中や夜だけと使う時間をしぼってあげれば、ちょうど良いバッテリー持ちになりますね。
その分、空調の設定温度を下げることもできますね。
”LABWIND”電熱ベストは高熱伝導効率を確保
”LABWIND”電熱ベストは高熱電動効率を確保しています。
前述した通り、”LABWIND”電熱ベストの中綿は超モコモコという程ではありません。
適度にモコモコしている程度です。
なので通常のベストだと思って着ると少し寒く感じます。
ですが、そこは熱伝導タイプのベストですから、効率の良い熱伝導により、暖かさを確保します。
”LABWIND”電熱ベストにはどんな電熱素材が使われているのかと心配になる方もいらっしゃると思いますが、”LABWIND”電熱ベストには安全性の高い炭素繊維材質の加熱シートが6枚内蔵されていて、お腹周り、背中、首元をしっかりと温めてくれます。
サイズも豊富に用意されていて、私はXLを着たのですが172cm、男性の私が身につけても少し余裕のあるサイズ感でした。
”LABWIND”電熱ベストのボタンの位置がスマート
”LABWIND”電熱ベストのボタンは左胸の内側についています。
つまり、”LABWIND”電熱ベストの外見上は電熱ベストだと全然分からないところです。
人によっては電熱ベストだとわかる見た目が嫌だという方もいます。
そういう形にとっては”LABWIND”電熱ベストはとてもスマートなベストに見えます。
このスマートさは”LABWIND”電熱ベストの売りポイントですね。
しかも、”LABWIND”電熱ベストの場合、ボタンもスマートな形をしています。
正方形の綺麗な形をしたボタンがふたつ並んでいて、片方が表面、もう片方が裏面のスイッチになっているんです。
そんでもって、このボタンは3段階式になっているため、温度調節が可能です。
たとえば、室内で使う場合には低温気味にしたり、外で使う場合は1番強いモードにすることで暖かさを変えていけるんです。
高温で約65℃の暖かさになり、中温で約55℃の暖かさとなり、低温でも約45℃の暖かさになります。
10度ずつ温度設定が変わる仕組みです。
これだけ変えられれば、外での使用、外から室内への移動時に温度を変えるとか、車や電車など暖房の効いている乗り物に乗るからあえて電源を切るといった使い方も可能です。
一点、短所を挙げるとすると、このボタンは弱中強の違いが見づらいかなと感じました。
というのも内側にボタンがあるので、一々中を覗き込まないといけないからです。
それがもっとわかりやすければ、よりスマートな電熱ベストになります。
ただ、このデメリット部分は些細なポイントで、一応色で区別できるようになっています。
オレンジなら65℃、青なら55℃、緑なら45℃という感じです。
なので、デメリット面を差し引いてもよく出来た電熱ベストだと感じました。
”LABWIND”電熱ベストの評判・口コミをレビュー♪
それでは、他の方の”LABWIND”電熱ベストの口コミ、評判を見ておきましょう。
162cm 51kg 女性です。サイズ表を見てSサイズを選択しました。コートの内側に着ることを見越して、ぴったりサイズを狙いました。
着用してみると、前ファスナーを閉めた状態で腰回りが少々キツい(裾はお尻の下の方まであります)。ウェストだけ余裕がある状態で胸や肩はぴっちりです。男女兼用といえど男性に合わせたサイズ感なので、女性のサイズ選びは難しい。私の場合、どうやらMサイズが正解だった様です。満充電して電源を入れると、温まるのは速いです。背中は熱いほど。これなら真冬に暖かく使用できると思いました。
お手入れは、(バッテリーを外して)拭くか押し洗いが可能です。
品質もデザインも気に入りました。見た目は真っ黒、内布は綺麗な朱色です。大事に着ようと思います。
引用元:Amazon”LABWIND”電熱ベストレビューより
女性のサイズ感は分かりませんが、私の場合は肩回りはちょうど良く、想定通りでした。
女性の方がサイズ選びをする際の参考にして頂ければと思います。
電熱ベストは暖かくないって本当?
”LABWIND”電熱ベストに限らず、電熱ベストは暖かくないと言われることがあります。
”LABWIND”電熱ベストを使ってみた感想、普通に暖かったです。
電熱ベストが暖かくないという方は、余程安価な電熱ベストを買われたか、もしくはよほど寒い地域にお住まいの方ではないかと思います。
電熱ベストと言っても万能ではないので、かなり寒い地域の場合にはもう1枚上着を着ないといけないかもしれません。
さすがにマイナス10℃の地域で使うのと、南関東のように0℃前後までしか下がらないところとでは、効果に差が出てきてしまいます。
その場合は、電熱ベストの上からもう1枚コートを着ても良いと思いますよ。
【実機】”LABWIND”電熱ベストレビューと評判♪冬場に欠かせない最強電熱ベストはこれ♪まとめ
今回は”LABWIND”電熱ベストを実機レビューしました。
”LABWIND”電熱ベストは十分暖かくなりますし、なによりボタンが外から見えないので、一見して電熱ベストだと気づかれにくい点は良かったです。
パッと見も、薄手のダウンジャケットのようなので、電熱ベストとしてだけでなく、普通に秋物、春物としても使えますよ。