雨や雪の日にも自宅で運動ができるルームランナー、ランニングマシンがあるととても便利です。
特に、私の親のように運動を欠かせない持病もちの方にとっては、一台持っておいて損はありません。
また、健康増進のために運動をしたいけど、自宅から出るのは面倒だなと思って、結局運動をしないという方にもおすすめしたくなるトレーニングマシンでした。
「外に行くのが億劫だな、寒い・厚いな」
「ながら運動をしても危なくないトレーニングマシンはない?」
「ジムに通わなくても気軽に使えるトレーニングマシンはない?」
私もこんな風に思ってました。
今回は、”RITFITランニングマシン”の実機を頂きましたので、使った感想や使い勝手などをレビューしていきたいと思います♪
”RITFIT”ルームランナーのレビューと開封・組立て
まずは、”RITFIT”ルームランナーの開封・組み立てからなんですが、組み立てについてはほぼ必要ありませんでした。
ほとんと完成形で届いて、あとはアーム(支柱)を引き上げるだけでした。
その代わり、40kgほどの大型荷物がダンボールで届くので、置き場所は確保しておきましょう(笑
梱包は丁寧で、こんな感じでした。本当に大きかった。
こちらが表面。
輸送過程で擦れてしまったのでしょうね。
本体重量は40kg弱なんですが、ダンボールや中の梱包材、付属品を含めると約40kgあります。
ですので、作業は可能なら2人でやってください。
私は一人で四苦八苦しながらやって、少し後悔しました^^;
こちらはロードバイクなんですが、恐らくサイズ感は同じくらい。
若干ロードバイクの方が大きいかなくらいですね。
ダンボール本体には結束バンド様のものがしっかり巻き付いているので、カッターかハサミで切りましょう。
開封すると上図のようになっています。
こちらが付属品です。リモコンやメンテナンス用品などが入っています。
こちらがリモコンですね。
とりあえず、開封して壁に立てかけてみました。
高さの公称値が135cmくらいあるので、結構大きく感じました。
このビニールのかかった部分がアーム兼表示パネルの折り畳み部分になります。
このように傷が付かないようにビニール包装をしてくれている点は好感が持てますね^^
また、折り畳み式なので省スペース!と謳われている点については、確かに折り畳めて省スペースにはなるのですが、元が大きいので折り畳んでも大きいです(笑
その点はどこのメーカーも同じですし、むしろ本体サイズが小さいと、走行面(ベルト)や両サイドにあるステッパー部分が小さくなって不安定になるので、安全性を考えるなら軽量さやコンパクトさを犠牲にせざるを得ません。
その点、”RITFIT”ランニングマシンは安全面に配慮されているランニングマシンと言えます。
こちらが”RITFIT”ランニングマシンのローラー部分。
思ったより小さいなというのが一番最初に思ったことでした^^;
部屋間を移動させて…というより、同じ部屋で使って、片付ける時は壁に立てかけて使うのが無難です。
可能なら片付けないで据え置きにしてしまった方が良いです。
理由は重たいからですね^^;
こちらは”RITFIT”ランニングマシンの設置面のラバーのような部分です。
床に傷が付きにくくなるように配慮はされていますが、後述の通り、何かしらマット系を敷いた方が良いでしょう。
こちらは滑り止めといった方が的確でしょうか^^
安定感は抜群でした。
これだけ見ると良く分からない部位ですが、ここは”RITFIT”ランニングマシンのサイドバーを固定するストッパーになっています。
使う際、また折り畳むさいに良く使うパーツです。
さて、満を持して”RITFIT”ランニングマシンを床に置いてみました♪
フローリングを傷つけないよう、念のため大型のジョイントマットを敷きました。
一軒家なら気にしなくて良いと思いますが、マンションでは階下のお部屋に振動や騒音がいってしまうことがあるので、不安定にならない程度に、例えば、厚めのジョイントマットを二枚重ねにしてみる、ということをしてあげた方が良いですね。
どうやら、平置きのこの状態でもウォーキングができるようです♪
これはこれで意外と便利です(アームの設置が面倒だなと思う人向けです♪)。
”RITFIT”ランニングマシンのアーム&パネルをもち上げたのがこちら。
これはスッと引き上げるようにするだけなのでかなり簡単にできます♪
側面にはRITFITのロゴが入ってますね。ブランド名は”CARDIO+”という名称のようです
。知らなかった笑
こちらが”RITFIT”ランニングマシンのパネル部分。
両サイドの銀色のバーの部分を握ると心拍数などを測定してくれます♪
より本腰を入れてトレーニングに励みたいなら、スポーツ向けモデルのスマートウォッチを身に着けると尚良しです♪
中央のパネルに各情報が表示されます。
こちらは、私が”RITFIT”ランニングマシンのサイドレールに足を乗っけたところです。
私は身長172cmの日本人男性の平均身長くらいなんですが、足のサイズは28cmを履いています。
足の横幅が大きいと言われたので、175cm~180cmくらいの方でも安心してサイドレールに足を乗せられると思います^^
女性なら余裕ですね。
今回のレビューに合わせてジョイントマットを購入していたのですが、大きいサイズのジョイントマットを用意したので、前後2枚で事足りました^^;
この状態だと、前後でアーチ状になってしまい、”RITFIT”ルームランナーの中央部分に負担がかかってしまうので、可能なら適度な大きさジョイントマットなどを満遍なく敷き詰めてあげてください^^
下図、”RITFIT”ルームランナーの右手前に写っているのがスピーカーで、Bluetooth接続をしたスマホ等から、ここを通して音楽を流せます。
”RITFIT”ルームランナー背面にはコンセントの端子と大元の電源ボタンがありました。
コンセントを挿せる範囲で設置しましょう。
うまく設置場所が決まらない場合は延長コードを使うことも視野に入れましょう。
それでは、次からは”RITFIT”ルームランナーを使った感想などをレビューしていきます♪
”RITFIT”ルームランナーで走った(使った)感想
それでは、”RITFIT”ルームランナーを使った感想・レビューを書いていきますね^^
まず、設置に関しては冒頭で述べたように、ほぼ完成形で届くので組み立て作業はいりません。
この点は評価されてしかるべきだと思います。
以前、全然ジャンルは違うのですが、ゲーミングチェアを買って組み立てるのに苦労した記憶が…。
私のように組み立てが苦手な方にはありがたい配慮です。
ただ、その分、重たいのでその点だけご注意ください。
ちなみに、私自身、ランニングマシンは過去に数回使った程度で慣れてはいません。
ですが、サイドステップも広めに作られているので、退避はしやすかった点は安心しました。
ウォーキングから走行までを動画に撮影したので良かったらご覧ください。
今回、後述する大型のジョイントマットを”RITFIT”ランニングマシンの下に敷きました。
その結果、私の不手際で中央部分が浮いてしまったんですね^^;
そのため、振動に弱そうに見える(たわんで見える)んですが、実際に使われる際は満遍なくジョイントマットを使って、底部滑り止め全てが接地するように置きましょう。
今回、まずは時速1kmでウォーキングをしてみました。
かなりゆっくりで、例えるな体調が悪くて速く歩けない時…のようなスピード(笑
父(75歳前後)に使ってもらったところ、時速2kmで十分なスピードが出ていました。
(足腰弱ったなと感じた瞬間…^^;)
今後、両親が愛用してくれるとのことなので、タブレットもプレゼントして健康寿命を伸ばしてあげたいです。
運動としてのウォーキングなら3・4km出ていれば十分でしょう。
他社の高級モデルにあるような坂道モードのようなものはないので、ひたすら平坦な道を歩くことになります。
音楽もなく、動画もないとなると飽きるのは確実なので、音楽を聞きながら歩いたり、タブレットスタンドにタブレットを設置して動画を見ながら歩くことをおすすめします。
これができると、例えば、資格試験の勉強をしながら歩いたり、教養動画を見ながら歩くことができるのでおすすめです♪
ジョギングモード時(大体6・7km~)は走り方にもよりますが、足をかかとからガッツリつけるタイプの走り方をするタイプの人は、若干音や振動が響くと思います。
他方で、つま先や土踏まずから着地するタイプの走りかたの方なら、思った以上に音や振動が起こりません。
あえて走り方を変える必要はありませんが、例えばマンションで使うとなったら階下への振動、騒音は気になりますよね。
今回は、実家の1階で試したので階下へどういう影響があるかまでは分かりませんでした。
ただ、木造アパート、軽量鉄骨アパートでの使用は控えるか、ジョイントマットを2枚重ねて振動吸収を手厚くしてあげないと相隣トラブルになりかねない点はご注意ください。
戸建てなら、その辺の問題はなさそうで、快適に使えました。
ちなみに、こちらが7kmに達したときの音です。
多少音はなりますが、この程度なら許容範囲内といったところでした。
”RITFIT”ルームランナーは時速1-12kmで調整可能
”RITFIT”ルームランナーは時速1kmから0.1km単位で調整が可能です。
画面中央右下あたりに『6』という数字があると思います。
これを押す際は注意してくださいね。
いきなり6kmプラスされるので、めっちゃ走らされます(笑
これは、毎度0.1km刻みで走行スピードを上げていくのが煩わしいという方向けのモードだと思います。
なので、ウォーキングで使う際には2~4kmくらいに設定しましょう。
それから、サイドステップに乗った状態からスタートする際には、必ずスピードが1kmの段階でベルトの上に乗ってください。
というのも、例えば6kmのスピードが出ているベルトに急に乗るとコケます。
かなり危ないのでスピードは下限の状態から乗りましょう。
また、緊急でサイドステップに避難する場合を除いて、原則はスピードダウンさせてからサイドステップに移るようにして下さい。
こちらも事故防止の観点から重要です。
こちらに写っている赤い紐、これが安全キーになっています。
この安全キーはバーの裏側に磁石で止めるのですが、これが事実上のスイッチになっているため、安全キーをつけないと”RITFIT”ランニングマシン自体が動きません。
こちらは安全キーを外した状態の”RITFIT”ランニングマシンの様子です。
各種ステータスが「—」このようになって何も表示されていませんよね。
この状態でスタートを押しても動かないので、必ず安全キーを服に装着して使いましょう。
※今回はレビュー用に安全キーを服に装着しませんでしたが危険なのでマネはしないでくださいね^^;
6kmくらいから、ゆったりしたジョギングペースになり、時速12kmとなると結構なハイペースになります。
ランニング上級者には物足りないスピードかもしれませんが、大抵の方は12kmまで出れば十分でしょう。
私の父は糖尿病を患った影響で運動が欠かせません。
ですが、コロナ禍となったことや、夏場の40度近い熱波、さらには真冬の寒さに負けて最近はウォーキングを疎かにしていると聞きました。
この点、”RITFIT”ランニングマシンなら室内で歩けるので、空調の効いた快適なお部屋で、まるでジムにいるかのような環境でウォーキングができます。
雨、雪の影響も受けないという点が嬉しいところです。
真夏の40度だろうと、ちょっと冷房を強めにかけてあげれば安全にウォーキングができます。
(夏場の40度近い状況でジョグに出たことがあるのですが2kmで熱中症になりました。ご注意を^^;)
また、”RITFIT”ランニングマシンはリモコンから電源を入れたりスピードコントロールも可能です。
上掲のように、とても分かりやすいリモコンなので直感操作ができる点はありがたいです。
さらに、バーの両サイドにある銀色の部分を両手で握ると、心拍数や体脂肪を計測してくれます。
また、安全上の観点からバーを持って歩いた方が良いです。
特に疲れてきたらバーを意識的に握るようにしましょう。
あえて運動用のスマートウォッチを別途購入して、そちらをペースメーカーにするというのもありだと思います。
”RITFIT”ルームランナーの物足りない点
先に”RITFIT”ルームランナーを使ってみて物足りなかった点を挙げておきますね。
まず、上位モデルにあるような坂道モード(傾斜をつけられるモード)がありません。
ゆえにシンプルなのは良いですが、ハードな運動をしたい方には物足りなさを感じてしまうかもしれません。
個人的には坂道モードのような機能はジムにあれば十分だと思っていますし、私の実家の近所はちょっと歩けば坂道がたくさんあるので、あまり気にはなりませんでした。
もう一点デメリットを挙げるとすると、”RITFIT”ルームランナーは立てかけて片付けたり、ソファーの下にしまっておけるというのを売りにしてはいますが、重すぎて気軽に移動なんてさせられません^^;
今回、設置にあたっては私一人でやりました。
私は172cmで標準的ですが、コロナ禍で運動の機会もめっきり減ってしまって、今では中肉中背の普通のおじさんです(笑
そのためダンボールの開封からかなり難儀しました。
ですので、開封、設置にあたっては2名以上で行うことをおすすめします。
”RITFIT”ルームランナーのパネルが見やすい
”RITFIT”ルームランナーは前方のバー部分がパネルになっていて、液晶が表示されます。
ちなみに、タッチパネル式です。
計器類が多いと操作が複雑になりますし、パッと見たときにどこに何が書かれているのかを判別するのが難しくなりますが、”RITFIT”ルームランナーは情報量を適度に制限していてシンプルなのが良いと感じました。
正直、スピード、走行時間、カロリー表示、歩数、これだけ表示されれば必要十分です。
1km歩くのに大体15分前後と言われているので、1時間ウォーキングすれば4kmは歩いた計算になります。
こういった計算が簡単にできる情報があるだけで、運動計画が立てやすくなりますよ^^
”RITFIT”ルームランナーは折り畳み式
”RITFIT”ルームランナーは一応折り畳み式です。
どこが折り畳まれるのかというと、バー部分が本体側面に収納できるようになっています。
これがバーを立てている状態です。
こちらがバーを閉じている状態。
”RITFIT”ルームランナーが面白いと感じたのは、この折り畳み状態でもウォーキングだけはできる点です。
バーを下げている状態で走るのは危険なので、最高スピードでも6kmまでしか出ない仕様になっています。
そのため、タブレットスタンドを使えないといったデメリットもありますが、ウォーキングだけに特化させることも可能です。
”RITFIT”ルームランナーならタブレットのながら見ができる♪
”RITFIT”ルームランナーにはタブレットスタンドがついているので、下図のようにタブレットをセット出来ます。
上図のタブレットはFire HD 10タブレットです。
つまり10.1インチタブレットなんですが、タブレットスタンドが大きめに作られているのでiPad Proも問題なく乗ると思います。
ウォーキングやランニングを外ですると、歩く、走ること以外何もできませんよね。
できて音楽を聴くことくらいです。
ですが、”RITFIT”ルームランナーなら室内なので、安心して、安全にタブレットのながら見をしながらウォーキングやランニングができます。
好きなアニメや映画、またYouTubeや通信教育の動画教材を見るのにピッタリなランニングマシンです♪
私なら、アマプラに加入しているのでアニメを見ながらウォーキングを1時間やります。
”RITFIT”ルームランナーの衝撃吸収機能はどう?
”RITFIT”ルームランナーは衝撃吸収機能が優れていると感じました。
背面を確認したところ、上中下の三か所にストッパーがついていました。
特に、ウォーキング動作の時に生じる振動はほぼ吸収されていたように感じました。
走ると流石にそれなりの振動が発生しますが、厚めのジョイントマットやトレーニングマットを使えば問題ないでしょう。
前述した通り、木造アパートなどで使う際には、階下の住人に相談してから購入されることをオススメします。
もしくは、”RITFIT”ルームランナーの下に敷くマットを二重、三重にするかですね。
”RITFIT”ルームランナーは比較的静かなルームランナーだと感じたので、戸建てや鉄筋コンクリート造のマンションなら気にしなくて良いと思いますが、木造、軽量鉄骨アパートの場合には念のため対策を講じてください。
マットはこんな感じですね。
ちなみに、耐荷重は100kgなので、多くの方が利用できるようになっています。
私はコロナ禍になってから太ってしまって、身長172cm、体重78kgくらいあります。
がたいが良いのか、パッと見はもっと身長があるように思われるようなタイプなんですが、そんな私が”RITFIT”ルームランナーを使っても、ベルトが狭いと感じることはなく、安定して走ることができました。
”RITFIT”ルームランナーと一緒に買うと良い便利なアイテム
ここでは、”RITFIT”ルームランナーと一緒に買っておくと何かと便利になるアイテムをご紹介します。
まず、”RITFIT”ルームランナーの下に敷くトレーニングマット、もしくはジョイントマットです。
これは、階下への騒音対策になるだけでなく、フローリングやクッションフロアに傷をつけないようにするためにも必須のアイテムです。
場合によっては、トレーニングマットを二枚敷いて騒音対策をされている方もいらっしゃいます。
安定感が損なわれなければ二重に敷いても問題はありません。
次に、室内履き専用のトレーニングシューズも用意して下さい。
外履きで”RITFIT”ルームランナーを使うとベルトが汚れてお手入れがとても面倒になります。
専用のシューズを用意することで”RITFIT”ルームランナーを綺麗に使うことができ、メンテナンスの手間も省けて便利ですよ♪
”RITFIT”ルームランナーの評判・口コミをレビュー♪
”RITFIT”ルームランナーの評判は、まだ発売されたばかりでレビューが集まっていなかったので、集まってから更新致します。
【実機】”RITFIT”ルームランナーのレビューと評判♪雨でも気軽に歩く・走るができるルームランナー♪まとめ
今回は”RITFIT”ルームランナーを実機レビューしました。
雨などの天候に左右されずに、毎日ウォーキングやジョギングができる点はさすがルームランナーです。
また、ながら歩きができるという点もメリットで、そのためのタブレットトレーが置かれているのも魅力的でした。
音楽のながら聴きでも良いですし、娯楽動画、勉強動画のながら聞きにも向いています♪
安全キーで安全面にも配慮されているところもポイントの高いところでした♪