ポタ電は、釣りやキャンプにも活用できますし、最近では防災ガジェットとしても認知されてきています。
ですが、多くのメーカーが参入してきていて、どこのメーカーのを買えば良いか迷ってしまいますよね。
今回はポタ電の中でも大容量・ハイパワーを売りにしている”ALLPOWERS”から”ALLPOWERS S1500”をご提供頂いたので、”ALLPOWERS S1500”の率直な感想をレビューしていきます。
”ALLPOWERS S1500”なら冷暖房や電子ケトルといった定格出力の高い家電まで動かせるので、個人的には防災ガジェットとして一台持っておいて欲しいポタ電だと感じました^^
”ALLPOWERS S1500”のレビューと開封
まずは、”ALLPOWERS S1500”を開封していきますね♪
こちらが”ALLPOWERS S1500”の入ったダンボール。
業務用ホッチキスで補強されているUNダンボールという専用のダンボールに梱包されています。
こちらは”ALLPOWERS S1500”の製品パッケージです。
ホワイト一色とシンプルながら綺麗なパッケージになっています。
こちらが側面に書いてあった”ALLPOWERS S1500”のスペックです。
”ALLPOWERS S1500”の蓋を開けると一番最初に大きなスポンジ(緩衝材)と、その中にポーチが入っているのが分かります。
このポーチの中身は各種充電器です。
ACコンセント用の充電器がワンセット入っているだけなので、例えばカーチャージ用のコンセントが欲しい方は別途購入して下さい。
防災ガジェットとして買うなら既存のセットで問題ありません。
可能なら太陽光パネルもセットで買うと良いですよ^^
ちなみに、緩衝材は結構な厚みがあるので、輸送過程でぶつけられても衝撃に耐えられるでしょうね。
もちろん、ぶつけないでほしいですが(笑
上側の緩衝材を外すと”ALLPOWERS S1500”が見えます。
”ALLPOWERS S1500”の底の緩衝材を見ても、緩衝材の厚みが分かるのではないでしょうか^^
こちらが”ALLPOWERS S1500”の正面です。
ACコンセントが4つありますね^^
こちらが、”ALLPOWERS S1500”の背面ですが、背面には端子類は一切ありません。
こちらが”ALLPOWERS S1500”の右側面です。
”ALLPOWERS S1500”右側面には、USBタイプA×3と、USBタイプC、さらにDCアダプターの端子があります^^
こちらは”ALLPOWERS S1500”の左側面です。
”ALLPOWERS S1500”の充電ポート(INPUTのところ)と、右側の四角い端子がソーラーパネルの端子です。
下部の溝は排気口です。
出力が大きいモデルはファンが回りますが、この点は熱を排出する関係上、多少の音と排熱は仕方がないので、ここは割りきって使いましょう^^
”ALLPOWERS S1500”を使っているところのイメージ写真を撮影しようと思ったのですが、うっかりパソコンを忘れてしまいました。。。
今回、実家と仮住まいの家まで電車にて”ALLPOWERS S1500”をダンボールごと移動させました。
この点は後ほど書かせて頂きますね。
”ALLPOWERS S1500”はハイパワータイプなのに、持ち運びできるサイズ感なんですよ^^
”ALLPOWERS S1500”はハイパワーモデル
”ALLPOWERS S1500”はハイパワーモデルです。
定格出力1500wまで普通に動かせます。
定格出力1500wもあれば冷暖房も電子ケトルも動かせるので、災害で数日間、電気が通らなくなったとしても普通に日常生活が送れるクラスの出力なんです。
もちろん、電池容量の問題があるので、適度に節電が必要になってくるのは言うまでもありません。
ここでは、エアコン、電子ケトル、ドライヤーといった定格出力の大きめな家電が実際に動くか実験してみたのでご覧ください。
”ALLPOWERS S1500”なら冷暖房(エアコン)も動く
今回、”ALLPOWERS S1500”で冷暖房(エアコン)が動くか実験したかったのですが、想像以上にエアコンの周りにものが置かれていたため、実機での検証ができませんでした。
その代わり、過去に他機種で実験した動画を載せておきますね。
こちらは”ALLPOWERS S1500”より定格出力の弱い1000wのモデルで実験した動画です。
この時は夏に実験したので冷房をかけていました。
しっかり冷房が機能していることが分かると思います。
冷暖房の場合、設定温度をそれぞれ上げ下げして、さらに風を”強”にすると当然ながら出力が上がっていきます。
その場合、1000wの定格出力のポタ電だと、冷暖房側の出力が強まってしまう可能性があるんですね。
なので、節電目的で冷暖房をポタ電経由で動かしたいという方は”ALLPOWERS S1500”のように定格出力の大きいモデルを選びましょう。
”ALLPOWERS S1500”なら電子ケトルも沸かせる
”ALLPOWERS S1500”で電子ケトルも沸かしてみました。
電子ケトルの定格出力は1100~1300前後と結構電気代喰うんですよね(汗
そのため、安いポタ電=定格出力の低いポタ電を買ってしまうと電子ケトルを動かせないことになります。
さて、それでは、”ALLPOWERS S1500”と電子ケトルを接続していきましょう。
まずこちらが”ALLPOWERS S1500”と電子ケトルです。
”ALLPOWERS S1500”に電子ケトルのコンセントを挿します。
”ALLPOWERS S1500”側のAC電源をONにします。
電子ケトル側のスイッチが赤く灯りましたよね。
これが電源が入った合図です。
このあと、水の量が少なかったこともあり数十秒でお湯が湧きました。
最後の数十秒を動画に撮ったのでご覧ください。
”ALLPOWERS S1500”のディスプレイを見てもらうと分かるのですが、右側に表示されているのが恐らく消費電力です。
上図の写真だと1,357wの出力があるようです。
これだと定格出力1,000wのポタ電でも動かせません。
防災時にお湯を沸かせるかどうかで利便性がかなり変わってきます。
夏場ならいらないかもしれませんが、冬に震災が起こってしまった場合を考えると、防災ガジェットとしてのポタ電には定格出力1500wクラスのポタ電を一台用意しておくのが無難です。
”ALLPOWERS S1500”ならドライヤーも動く
次に、”ALLPOWERS S1500”でドライヤーが動かくかも検証しました。
ドライヤーも定格出力の大きい家電なので、定格出力の低い、安いポタ電では基本動かせません。
この点、”ALLPOWERS S1500”ならしっかり動かせることを確認しました^^
まず、こちらが我が家のドライヤーです。
コンセントを繋いでみます。
そして、ドライヤー側のスイッチを入れます。
ドライヤー側のライトが点灯して風が出始めました。
ティッシュに風をあてて、ちゃんと風が出ているのか確認がとれました^^
ハイパワーの一番消費電力の高いモードにしましたが無事稼働に成功です♪
ちなみに、この際のドライヤー側の出力は1,239wと電子ケトルに負けず劣らずの消費電力でした。
男性はドライヤーを使わないこともしばしばですが、女性は被災した際にドライヤーが使えるかどうかは心理的に大きな違いがありますよね。
この点、”ALLPOWERS S1500”ならドライヤーOKです♪
”ALLPOWERS S1500”の豊富な充電端子
”ALLPOWERS S1500”はハイパワークラス用にACコンセントの数が
豊富です。
”ALLPOWERS S1500”の場合、正面に4口あります。
これだけあれば、もしかしたら4台同時にノートパソコンの充電ができるかもしれませんね^^
”ALLPOWERS S1500”の側面には、USBタイプA×3つ、USBタイプCが一つあります。
これだけの端子があれば、例えば釣りやキャンプに行った際に持っていけば、休憩時間などでスマホやタブレットの充電を家族分、仲間分も充電できます。
防災時でも、ライトニングへの変換コネクタを用意しておけばiPhoneの充電も可能ですし、タイプCがあるのでandroid端末の充電からchromebookやMacbook、iPadにも対応できるので汎用性の高さは魅力です。
欲を言えば、自宅でソーラーパネルと併用して節電的に使うことを想定して、USBタイプCは2口あっても良かったかもですね。
とはいえ、うちみたいにUSBタイプCは一つでOKというご家庭も多いと思いますし、変換アダプターをかませればUSBタイプCでもライトニングケーブルでも何でも充電できるという意味で、ACコンセントが4口あるのはありがたいです♪
ACコンセントを使う際には、下図中心辺りにある”AC”と書いてあるボタンを押して電源を入れてください。
側面の各種USBを使う際には、同じく上図にある”DC”の電源を入れてあげてください。
ちなみに、稼働時に自動的にファン等が回り「ウーーーン」と少し音が鳴りますが正常です。
ハイパワーモデルの中では比較的静かな方なので私は気にならない音量でした^^
”ALLPOWERS S1500”には専用アプリあり
”ALLPOWERS S1500”には専用アプリがあります。
アプリからは”ALLPOWERS S1500”の管理だけでなく遠隔操作も可能なので、一種のスマート家電のような扱い方もできますね^^
アプリはiOS、GooglePlayからダウンロードが可能なのでスマホを選ばない点も良いですよね。
”ALLPOWERS S1500”アプリからは電池残量の確認だけでなく、スイッチのオン・オフも可能です。
また、日本の東と西とで周波数帯が異なることは有名な話ですが、アプリから簡単に50Hzと60Hzとを切り替えることができるので、中間圏にお住まいの方でも使えます♪
キャンプなどの旅行で西から東へ、東から西へ旅をするときにも使える機能です。
”ALLPOWERS S1500”はコンパクト
”ALLPOWERS S1500”はハイパワーな割にはコンパクトなんですよ。
コンパクトと言っても持つと大きいことに変わりはないんですが、梱包など一式で大体11㎏か12㎏といったところ。
私、昔ボウリングにはまっていた時期があって、その頃、15ポンドのボール×2個、更にシューズや小物を持ち歩いていたことがありました。
一言でいって重かったです(笑
15ポンドの重さは㎏に直すと大体6.8㎏なので、6.8㎏×2個=13.6㎏になります。
そこに、シューズが数百グラム、小物も合わせて、さらに自分の着替えやお財布を入れるリュックを背負っていたので、恐らく15㎏くらいを持ってボウリング場と自宅を往復していたんですね。
正直しんどかったんですが、車という移動手段を持たないので根性で頑張っていました(笑
今回、”ALLPOWERS S1500”をレビューさせて頂くにあたって、まず実家に送って頂きました。
そこでこういう撮影を行った後、今住んでいる場所まで持って帰りました。
コストコの青い袋が耐荷重25㎏だったので、それに入れて「よいしょ」と持ち運んだわけなんですが、意外といけたんです。
というのも、私、コロナ後遺症に悩まされていて、筋力と体力が落ちてしまいました。
そんな中で、”ALLPOWERS S1500”を持ち運ぶことになっていたので、郵送にしようか正直悩んだんです。
ですが、持ってみたら意外といける!
ということに気付きまして、電車で持って帰ってきました(笑
さすがに、この重量・ハイパワーなポタ電を手で持ってキャンプに行かれる方は少ないと思いますが、自宅内移動をさせるのにも億劫にならない軽さを実現しています。
例えば、屋上でソーラーパネルを使って充電させようと思ったら、毎日出し入れしないといけないですよね。
その時、重いと段々面倒でやらなくなってしまうんです。
”ALLPOWERS S1500”の単体の重さは約10㎏なので、このくらいなら女性でも持って移動することは可能です。
また、”ALLPOWERS S1500”自体は直方体で、取っ手部分も含めてスマートな形をしています(下図は取っ手格納時)。
そのため、車に積む際にも綺麗につむことができる点はメリットと言えます。
キャンプに行く時って、ガチな方はテントや椅子、小型冷蔵庫など持っていくと思うのですが、車に積み込める量には限りがあります。
そうすると、テトリスじゃないですけど、上手く綺麗に積んでいかないと持っていきたいアイテムが全部入りきらない可能性があります。
もちろん、車の大きさにもよりますけどね笑
綺麗な直方体(ようは箱型)をしている”ALLPOWERS S1500”なら車にすっきり積めます。
”ALLPOWERS S1500”を持って電車移動もできた♪
この点は前述してしまったので軽くにしておきますが、実家から今住んでいるところまで、徒歩を含めて大体1時間ちょっとかかります。
徒歩の時間が合計で約15分程度(それぞれ片道7分程度の計算)。
なので、持って歩いている時間自体はそこまで長くないのですが、駅での乗り換え時はちょっと面倒でした。
流石にひょいっと持てるほど軽くはないので、よいしょ!って感じになってしまいます。
そのため、持ち運びは空いている時間帯を狙って移動しましょう。
私も今回は空いている時間帯を狙って持ち運びしました^^;
特にコンパクトと言っても電車に乗ると荷物感はハンパないですし、満員電車だと置き場所にも困ってしまいます。
なので、空いている時間、空いている経路を上手く選んで持ち運びましょう。
車のある方が羨ましいです^^
”ALLPOWERS S1500”はLEDライト付き
”ALLPOWERS S1500”には非常用時や暗がりを照らす際のLEDライトが2つもついています。
両サイドを点灯させるとこんな感じで結構眩しいです(笑
上図の光源の左右に縦のオレンジのバーが見えると思いますが、これがスイッチになっています。
なので、左だけ点灯させることもできますし、右だけ点灯させることもできるんですよ。
モールス信号もできちゃいますね♪
災害時の停電の際には、すぐとれる位置に”ALLPOWERS S1500”を用意しておけば非常灯としても使えます。
非常灯として使ったあとは、そのまま電源として使えるので一石二鳥ですね^^
”ALLPOWERS S1500”はソーラーパネル対応
”ALLPOWERS S1500”はソーラーパネル対応です。
ソーラーパネルの発電効率はコンセントほどではありませんが、自然エネルギーを利用して発電ができ、これを利用して各種デバイスの充電をしたり、ドライヤーを使っていく方法を採れば、長い目で見ると節電になります。
ただ、ソーラーパネルには互換性の問題もあるので、なるべく純正ソーラーパネルを使いましょう。
また、設置場所にも注意が必要です。
もし、あなたのお住まいのご自宅が日陰ばかりだったり北向きベランダだと、日の出ている時間が短かったり、そもそも日が当たらない可能性すらあります。
まずは、設置場所と日照が確保できるのかを確認しましょう。
次に、物理的に設置できるのかも確認してください。
例えば、私の家は1階南向きで日当たり良好なんですが、角部屋で道路に面していることから盗難に合う恐れがあります。
また、ベランダの高さを超えないと、ベランダの壁により日陰になってしまいます。
上階に住んでいる場合には強風で飛ばされないかをチェックして安全性に問題がなければ設置しても大丈夫でしょう。
こういった要素を考えてからソーラーパネルを買いましょうね^^
”ALLPOWERS S1500”の評判・口コミをレビュー♪
それでは、”ALLPOWERS S1500”の評判・口コミを見ていきます♪
容量や軽さや価格は魅力で購入しました。充電機とUSB-Cと同時の充電出来て2時間ぐらいで100%になりました。ただ充電中にもファンが回っていますが、音が安っぽいファンの音が耳障りです。(シャーでなくジャー)と感じました。屋外などで気にならない人はいると思いますが、部屋や車内などでは少し気になると思います。我慢が出来ないほどではないですが、簡単に交換できるなら試したいです。
引用元:アマゾン”ALLPOWERS S1500”レビューより
こちらのレビュアーさんは充電中のファンの音がうるさいと書かれています。
この点、他社製のポタ電をいくつか触ってきましたが、どのポタ電も充電中のファンの音はまあまあします。
初めて使ったポタ電(確か定格出力600w)も充電時にウワンウワン言い始めて、最初は壊れているのかとビビったくらいです。
ですが、充電中にファンを回すことで熱を持ち過ぎないようにしているのだと思うので、使っているうちに気にならなくなります。
地震等の災害に備えるためにも電源は必要かと思い大容量なこちらを選択しました。
携帯の充電等で動作確認しましたが、直感的に操作ができ、アプリでもバッテリーの充電状況も確認できる点がお気に入り。スマホに関しては充電速度も問題ないと思います。
また、サイズも主観にはなりますがそこまで大きくなく保管もしやすいので助かります。
1500Wということで、家電系は大概のものがいけるかな?と思います。
もししばらく停電するような事態があっても少しの間は生活可能なのかなと!
もし気合いがあるときはアウトドアにも持って行ってみようかと考えてます!
引用元:アマゾン”ALLPOWERS S1500”レビューより
こちらのレビュアーさんは災害対策用に”ALLPOWERS S1500”を買われたようですね。
避難所へ移動せず、自宅を避難場所としてやり過ごすならポタ電を一台持っておくとかなり安心できます。
特に、お湯を沸かせる電子ケトルが使えのは大きいです。
また、冬場なら寒さ対策も必要ですが、”ALLPOWERS S1500”クラスなら余裕で電気毛布も使えます。
電子ケトルでお湯を沸かし、すぐに魔法瓶に移すことで保温までできるので、災害時にはこういう使い方が便利です。
今回、当然すぎたので割愛しましたが、スマホやパソコンの同時充電も可能なので、災害時とはいえ仕事をせざるを得ない方や、家族分のスマホを充電したい方は、”ALLPOWERS S1500”のような大容量モデルを選んだ方が使い勝手が良いですよ。
”ALLPOWERS”はどこの国の会社?
”ALLPOWERS”はALLPOWERS株式会社という日本法人も作っていますが、元はどこの国の会社なのでしょうか。
この点、”ALLPOWERS”の担当さんに聞いてみたら、本社は中国の広州にあるそうです。
中国メーカーの中でも、しっかり日本法人を作っているメーカーは信頼できます。
また、”ALLPOWERS”の場合、メーカー5年間保証がついているので、この点でも安心感が違いますね^^
【実機】”ALLPOWERS S1500”レビューと評判♪大容量・ハイパワーでエアコンまで動かせるポタ電♪まとめ
今回は、”ALLPOWERS S1500”を実機レビューしました。
もしソーラーパネルまで用意できるなら用意して、例えば、ドライヤーや電子ケトルといった消費電力の大きい家電を使う時用にワンセットあると節電になります。
うちの場合、赤ちゃんがいるためミルクが必須です。
その際、必ず電子ケトルでお湯を沸かすのですが電気代が心配で…笑
なので、何かしら必ず電気を使っているというご家庭の方は、設置場所を考えたうえでソーラーパネルセットを。
そうでない方は”ALLPOWERS S1500”単品買いをするのが一番コスパが良いですよ♪