イヤホンも搭載されるドライバーの種類やチップ等によって音質が変わってきます。
”EarFun”の新作、”EarFun Air Pro 3”は11mmの大型ダイナミックドライバーを採用していて低音に強みがありました。
また、クアルコム社(Qualcomm)の最先端チップ”QCC3071”を搭載し、aptX Adaptiveコーデックを採用(LDACではありません)。
つまり、”EarFun Air Pro 3”はハイレゾ音源をハイレゾ音質で聴けるイヤホンなんですね。
今回、メーカー様のご厚意で”EarFun Air Pro 3”を頂いたので、率直な感想をレビューします。
30日間無料お試し登録もできますが、うっかりするとビックリする請求が来ることがあるので、下記記事で注意点をご確認下さい。
⇒アマゾンプライム会員はひどいって本当?アマゾンプライム会員歴10年以上の私がひどいと言われる理由を解説
私も良く使うサブスクはAmazon Music Unlimitedです。
好きなアーティスト毎に聴けたりするのと、初回お試し期間がありますよ♪
⇒Amazon Music Unlimitedはこちら
【実機】”EarFun Air Pro 3”のレビューと開封
まずは”EarFun Air Pro 3”の開封から見ていきましょう♪
こちらが、”EarFun Air Pro 3”の化粧箱表面。オシャレ♪
こちらが”EarFun Air Pro 3”化粧箱裏面ですね。
”EarFun Air Pro 3”の同梱物がこちら。
ケースの中には充電ケーブル(タイプC)と各種イヤーチップが入っていました。
こちらが”EarFun Air Pro 3”ケース正面。
結構コンパクトなのが特徴ですね。
こちらが、”EarFun Air Pro 3”ケース裏面です。
”EarFun Air Pro 3”と、形状が標準的な”Echo Buds (エコーバッズ) 第2世代”とを比較した写真がこちら。
通常のイヤホンケースは横長なところ、今回の”EarFun Air Pro 3”は正方形のような形をしていて、手にすっぽり収まるのが良かったです♪
”EarFun Air Pro 3”の縦幅は”Echo Buds (エコーバッズ) 第2世代”と比べると、ちょっと大きめですね。
こちらが、”EarFun Air Pro 3”ケースを開けたところ。
”EarFun Air Pro 3”イヤホンはステム型を採用したイヤホンでした。
ステム部分には”EarFun”のロゴが入っています。
上図の上の丸いラインが書かれている部分がタッチセンサー部分。
こちらは、”EarFun Air Pro 3”の何かしらのマイク機能ですね^^;
こちらは”EarFun Air Pro 3”の充電端子部分です。
”EarFun Air Pro 3”の開封はここまでにして、次から各項目のレビューを見ていきましょう♪
”EarFun Air Pro 3”の音質はどう?
一番気になる、”EarFun Air Pro 3”の音質から書いていきますね。
”EarFun Air Pro 3”の通常の音質(iPhone使用)
まずは、”EarFun Air Pro 3”とiPhoneとを繋いで通常の音質で聴いてみました。
”EarFun Air Pro 3”は冒頭でも書いた通り、11mmの大型ダイナミックドライバーを採用しています。
例えば、前回レビューした”EarFun Free 2S”は7mmの振動版を使っていたため、高音域がとてもクリアに聞こえたのが印象的でした。
対して、”EarFun Air Pro 3”は11mmの大型ダイナミックドライバーを採用していることから低音重視の仕様にしようとしていることが伺えます。
これ自体はコンセプトの問題なので構わないのですが、”EarFun Air Pro 3”のデフォルトの音質で聴くと、「あれ、曇ってる」と感じてしまいました。
低音は確かにズシズシ響いているんですが、晴れやかさがない。
全体的にくぐもって聞こえるので高音域も伸びやかさがない。
正直5000円以下のイヤホンと同程度なのかなと少しガッカリしてしまいました。
ですが、”EarFun Air Pro 3”には専用のアプリがあり、そこでイコライザーを使って音質を調整することができます。
簡単にですが、分かりやすいように以下の通り、イコライザーをドンシャリ系にしてみました。
すると、高音域がとてもクリアになり、私好みの音質に早変わり^^
つまり、”EarFun Air Pro 3”は高音をしっかり出せるだけのポテンシャルを持っているのに、デフォルトのイコライザー設定で低音をより強めに出そうとして、高音を殺してしまっていたんでしょうね。
個人的には、高音がクリアな方が、どの曲にも合うのでおすすめです。
というわけで、”EarFun Air Pro 3”のデフォルト音質での使用は万人受けするとは思えませんが、イコライザーで調整してあげると自分好みにカスタマイズできる、自由度の高いイヤホンと言えます。
”EarFun Air Pro 3”のaptX Adaptive(ハイレゾ)の音質
次に、”EarFun Air Pro 3”をSonyのウォークマンに繋いで聴いてみました。
”EarFun Air Pro 3”のコーデックはLDACには対応していません。
変わりに、クアルコム社のaptX Adaptiveコーデックまで対応しています。
ちょっと厄介なのが、SonyのウォークマンがクアルコムのaptX Adaptiveに対応していないんですよ^^;
変わりに、その一つ下のaptX HDに下位互換してくれるようで、こちらで音質をチェックしてみました。
aptX HDでもしっかりハイレゾ音質として楽しめますので、ウォークマンを持っている方はハイレゾを楽しみましょう♪
こちらの楽曲は適当に選んだハイレゾ楽曲なんですが、楽曲側のデータ容量等が24bit/96kHz、赤丸で囲ってあるイヤホン側の受信容量も24bit/96kHzとしっかりハイレゾに対応。
ただ、この画面はiPadで確認しているため、嫌でも中間のiPad音質までダウンコバートされてしまう点には注意してください^^;
あくまでも、Sonyのハイレゾ対応ウォークマンといったハイレゾ対応端末を使わないとハイレゾ音質では聴けません。
で、”EarFun Air Pro 3”でハイレゾ音源を聴いてみました。
こちらもイコライザーをかけずにデフォルトの音質で聞いてみたんですが・・・iPhoneと繋いだ時とは雲泥の差。
音質がちゃんとハイレゾレベルになっていて、率直な感想で、ハイレゾでこのクリア、ダイナミックな音質を再現できるワイヤレスイヤホンがアンダー10,000円で買えるの!?
と驚きました。
やはりハイレゾになると音の解像度がググっと引き上げられて、音全体が滑らかに聞こえます。
それでいて、”EarFun Air Pro 3”が搭載している11mm大型ダイナミックドライバーのおかげか、低音もしっかり響く仕様で、かつ高音も伸びがあって、聴いていてストレスを感じません。
前は2万円前後出さないと、しっかりしたハイレゾ音源は聴けなかったのですが、”EarFun”やってくれましたね(笑
”EarFun Air Pro 3”は、ハイレゾ音源は当然素晴らしい音質だったんですが、イコライザーで調整してあげればiPhoneでもしっかりした音を出してくれるイヤホンでした。
”EarFun Air Pro 3”のANC性能はどう?
”EarFun Air Pro 3”のANC(アクティブノイズキャンセリング)機能の強度は中の上といったところ。
めちゃくちゃ強いノイキャンとまではいきませんが、室内で結構うるさくなっていたエアコンの音はフッと消えました。
音を打ち消すための軽いノイズが聞こえてしまいますが、この程度なら音楽に干渉してくることもないので問題ありません。
ちょうど、先日、我が家に赤ちゃんが産まれまして、このレビューを書いている時も隣の部屋で泣いていたようなんですが、”EarFun Air Pro 3”のノイキャンをオンにしていたため、全然気付きませんでした(汗
妻が対応してくれていたようです(気をつけないとね…^^;)
外でも、適度なANC効果+音楽の音も相まって、それなりに雑音をかき消してくれますよ。
ちなみに、逆に外音取込機能もしっかりしていて、エアコンの『ごぉ~~』という音を全て拾う程度には外音を取り込んでくれていました。
買い物の際に外音モードにすれば店員さんの声も聞こえますね^^
”EarFun Air Pro 3”は高性能マイク搭載でクリアな通話を実現
”EarFun Air Pro 3”は高性能マイクを搭載しているため、通話においてクリアさを実現しています。
イヤホンの左右に各3基のマイクが仕込まれています。
それが、
・フィードフォワードマイク
・フィードバックマイク
・通話用マイク
これらと共に、cVc 8.0 ノイズキャンセリング技術(ANCとは違い、通話時の雑音を消すこが目的のノイキャン)を搭載しているので、クリアな音声通話が実現できるというわけです。
”EarFun Air Pro 3”にはマルチポイント機能搭載
個人的には、アンダー1万円で高音質なハイレゾ対応機種というだけで買いなのですが、より一般的に需要があるのは、もしかしたらマルチポイント機能かもしれませんね。
”EarFun Air Pro 3”はアンダー1万円ながら、なんとマルチポイント機能を完備しています。
マルチポイント機能というのは、2台のデバイスに同時に接続させつつ、一々接続の切り替えをしなくても通話等に対応できる機能です。
似た機能としてはマルチペアリング機能がありますが、こちらは例えば2つのデバイスとBluetooth接続をしっぱなしにできる、というだけの機能です。
そのため、片方でBluetooth機能を使う際には、そのデバイスを一々接続しなければなりませんでした。
それに対して、マルチポイント機能は二つのデバイスに接続し、片方に着信があっても一々再接続のような手間をかけずにペアリングしているデバイスを切り替えられるところにメリットがあります。
よく使われる例としては、テレワーク環境になって、音楽を聴きながら仕事をしていたところ、会社からスマホに電話がかかってきたという場面。
この場合、通常ならイヤホンの接続を一からやり直す必要がありますが、マルチポイントならその手間がいらないということで、マルチポイント搭載モデルの人気が一時急騰しました。
それがアンダー1万円で買えてしまうというのは脅威的です。
”EarFun Air Pro 3”専用アプリでカスタマイズ可
”EarFun Air Pro 3”は、既に前述してしまいましたが、イコライザーで好みの音質に調整が可能です。
この機能は専用のアプリから可能なので、必ず落とすようにしましょう。
イコライザーにはプリセットされたイコライザーが4つありましたが、私にはどれも物足りないなという感じでした。
とはいえ、イコライザーで作っているのが簡易的なドンシャリ系なので、それわざわざ作る必要ある?というレベルではありますが(笑
イコライザーの操作は簡単で、各周波数帯のバーを上下に動かすだけで音質を変えることができます。
イコライザーに慣れていない方はプリセットイコライザーを使うのも手ですし、私のようにあらかじめこの形にすると決めているのなら難しい知識や経験は必要ありません。
是非、一度試してみてください。
”EarFun Air Pro 3”は最大45時間再生可能
”EarFun Air Pro 3”はケース込みの充電時間で最大45時間の再生が可能です。
先日、”Echo Buds第2世代”のレビューを少し書いていて物凄く驚いたのが、”Echo Buds第2世代”のバッテリー持続時間は最大15時間再生なんですって・・・。
”Echo Buds第2世代”は定価が1万円を超えるモデルで、機能も性能も大したことがないのにも関わらず、バッテリーの持ちが悪いという珍しい機種。
その点、”EarFun Air Pro 3”はケース込みで最大45時間再生が可能で、イヤホンのみだとANCをオンにした状態で、単体で7時間も再生が可能。
”Echo Buds第2世代”と比べると、最大再生時間は3倍近く違いますが、”EarFun Air Pro 3”の方がハイレゾにも対応していて、マルチペアリングにも対応していることを考えると、”EarFun Air Pro 3”の凄さが分かって頂けると思います。
”EarFun Air Pro 3”はワイヤレス・急速充電に対応
”EarFun Air Pro 3”はワイヤレス充電、さらに急速充電にも対応可能な機種です。
ワイヤレス充電については、恐らくQi規格なので、通常のワイヤレス充電器に置いてあげれば充電可能でしょう。
置くだけ充電は結構便利なので、生活の一部に採り入れていくと良いですよ♪
急速充電は出かける前にバッテリー残量が少ないことに気づいたときに便利です。
”EarFun Air Pro 3”の急速充電は10分の充電で2時間の使用が可能です。
なので、通勤の片道分だけ急速充電して、帰り分は会社でゆっくり充電してくる、なんて使い方もできますね。
”EarFun Air Pro 3”はLE Audio対応予定
”EarFun Air Pro 3”はLE Audio対応予定とのことです。
LE AudioはBluetoothの新規格として期待されているんですよ。
この点のアップデートにも期待ですね♪
”EarFun Air Pro 3”の評判・口コミをレビュー♪
ここからは、”EarFun Air Pro 3”の評判・口コミを見ていきましょう。
発売日に30%OFFて購入しましたが、価格に対して製品性能は良いかと思います。
◾︎使用感想について
・音質について
デフォルト設定は低音が強めだったため、イコライザーで調整したところ快適な音質にて使用できています。
01/19にファームウェア0.3.5へ更新したところ、
強めに感じていた低音が抑えられ、
デフォルトのイコライザー設定でも快適な音質に改善されています。・ノイズキャンセルについて
ノイズキャンセル製品は初めて使用します。
主に電車内と通勤中の道路での使用です。
人の会話はほぼ聞こえなくなり、周囲に気をつけて歩かないといけない感じるほど効いています。
電車内はアナウンスが内容によっては少し聞こえるくらいで快適です。
引用元:アマゾン”EarFun Air Pro 3”レビューより
こちらのレビュアーさんに限らず、結構な方が低音強めと仰っていました。
私は高音を上げて調整しましたが、低音を下げてちょうど良くするタイプの方もいらっしゃったようです。
ノイキャンは中の中、中の上というクラスなので、結構効きは強いです。
なので、道を歩く際は、車やバイク、自転車の接近などに気をつけましょう。
ケースも含めてイヤホン本体も高級感があります。
装着感も(M サイズ)自分にはぴったりでした。ピースも4サイズの中から選べるのでグッドですね。ノイキャンもちょうどよいくらいに効果出してます。
ただ、音質については低音が自分には強すぎたのでアプリで調整しました。自分用にカスタマイズできるから問題ないかと思います。
結論は、この価格でこのデザイン、仕様、規格は素晴らしい。
このコスパでダメなら1万円以上のものを買えばいいと思います。
引用元:アマゾン”EarFun Air Pro 3”レビューより
”EarFun Air Pro 3”で満足できないなら、1万円以上と言わず3万円前後のハイエンドモデルでないと満足できないでしょうね。
それくらい、”EarFun Air Pro 3”の完成度は高いです。
【実機】”EarFun Air Pro 3”評判とレビュー♪アンダー1万円で人気機能が揃った高性能ワイヤレスイヤホン爆誕!!まとめ
今回は”EarFun Air Pro 3”の実機をレビューしました。
やはり、”EarFun”は驚かせてくれますね。
他社が、同価格帯でハイレゾ対応にして終わりのところへ、マルチポイントをぶち込んでくるとは流石に驚きました。
アンダー一万円でマルチポイント機能の追加は、ある意味で時代の転換点なのかもしれません。
音質もイコライザーで調整すればかなり良くなりますし、ハイレゾの音質は解像度がとても高くクリアに聞こえるほどです。
是非、一度ハイレゾを体感して頂きたいと感じました♪
30日間無料お試し登録もできますが、うっかりするとビックリする請求が来ることがあるので、下記記事で注意点をご確認下さい。
⇒アマゾンプライム会員はひどいって本当?アマゾンプライム会員歴10年以上の私がひどいと言われる理由を解説
私も良く使うサブスクはAmazon Music Unlimitedです。
好きなアーティスト毎に聴けたりするのと、初回お試し期間がありますよ♪
⇒Amazon Music Unlimitedはこちら