モバイルバッテリーには色々なモデルがありますが、iPhoneを使っているならMagSafe対応モデルを使った方が便利です。
「有線コードがわずらわしい」
「置くだけで簡単に充電できないかな?」
「カメラに干渉しないMagSafeモデルはないかな?」
こんな風に感じている方も多いと思います。
そこで、今回は、MagSafe対応、さらに『Qi』ワイヤレス充電にも対応している『Choetechワイヤレス充電器B651』を実機レビューします。
※『Choetechワイヤレス充電器B651』はメーカー様からご提供頂きました。
とても使い勝手が良く、2台同時充電も可能ですが、有線の場合、接続端子がUSB-Cになっているので、その点は注意が必要です。
【実機】『Choetechワイヤレス充電器B651』のレビューと開封
まずは『Choetechワイヤレス充電器B651』の開封から簡単に見ていきましょう。
こちらが『Choetechワイヤレス充電器B651』のケース表面。
こちらが、『Choetechワイヤレス充電器B651』の裏面です。
こちらが、『Choetechワイヤレス充電器B651』同梱物一式です。
付属していた充電コードはUSBタイプCでした。
もし、ワイヤレス充電非対応の古めのiPhoneを使っている場合には、タイプC-ライトニングケーブルが販売されているので、そちらを用意してください。
また、iPhoneに関してはワイヤレスで充電することを前提に作られている感じがしたので、有線の方はiPadやandroid端末の充電用に使っても良いと感じました。
今回は、iPhoneを充電しながらイヤホンを充電してみましたが、問題なく同時充電ができました♪
こちらが『Choetechワイヤレス充電器B651』の表面です。
MagSafe対応なので、対応iPhoneなら手を離しても強力磁石でくっつきます♪
これはマジで便利です。
こちらが、『Choetechワイヤレス充電器B651』の裏面です。
裏面のスタンドを立てると、簡易スマホスタンドになるので、充電しながら動画を見ることも可能です♪
私は172cm(男)なんですが、『Choetechワイヤレス充電器B651』が小さめなので手の内側に隠すことができるんです♪
こんな感じで、マジックの基本テクニックであるクラシックパームもどきをしてみました♪
過去のモバイルバッテリーはスマホ並みに大きな板だったので、このコンパクトさは便利です。
こちらが『Choetechワイヤレス充電器B651』の側面。
このボタンやインジケータ―がついている方が下部になります。
〇の書いてある方が上部です。
今回、『Choetechワイヤレス充電器B651』を充電するのに、一般的なUSBタイプA-Cと変換アダプタをつないで充電しました。
恐らく、どのご家庭にもあると思います。
もし無ければ用意しておきましょう。
大体の充電容量はインジケータ―のランプで分かります。
開封はここまでにして、次から個別にレビューをしていきますね。
『Choetechワイヤレス充電器B651』は大容量10,000mAh
『Choetechワイヤレス充電器B651』の容量は10,000mAhと大容量です。
私はiPhone 12 Proを使っているのですが、iPhone 12 Proのバッテリー容量は3,000弱。
単純計算だと3回半くらい充電できる計算になります。
ワイヤレス充電は結構便利で、今、こうやってこの記事を書いている横で、『Choetechワイヤレス充電器B651』の上にiPhoneを乗せているのですが、勝手に充電されていっています(笑
普段なら寝室で、寝る前に充電器をさして、コードが煩わしいな・・・なんて思いながら寝たり、「あ、充電忘れた…」とポカしたりして、パソコンの横で有線での充電を行っていました。
正直、コードが邪魔でしたよ。
私はミニマリストではなく、机には本などを平積みしたり、レビュー依頼のアイテムを置いていたりするので手狭です^^;
そこに、有線式充電器があるとかなり邪魔なんですよ。
この点、『Choetechワイヤレス充電器B651』のワイヤレス充電器は場所をとらず、乗せるだけで充電OK。
さらに薄手の保護ケースなら、保護ケースを装着したままでもワイヤレス充電される点も良いです。
次にデメリット部分でも述べますが、MagSafeを活用したいなら、保護ケースを外すか、MagSafe対応のiPhoneケースを使わないと磁力が弱くなってしまい、MagSafe本来の良さが活かせません。
『Choetechワイヤレス充電器B651』のデメリット
次に、『Choetechワイヤレス充電器B651』のデメリットに触れておきたいと思います。
まず、付属の有線コードだと原則タイプC-Cしか対応できないため、過去のiPhoneでワイヤレス充電に対応していないモデルを使っている方は、別途、タイプC-ライトニングケーブルの充電器を用意する必要があります。
なので、『Choetechワイヤレス充電器B651』が真価を発揮するのは、ワイヤレス充電対応iPhoneの場合なのかなと思います。
ただ、『Choetechワイヤレス充電器B651』には、ワイヤレスとは別にUSBタイプCポートがついています(このポートはPDポートといって対応していれば急速充電が可能)。
真ん中のPDと書いてある部分ですね。
これに対応しているスマホなら急速充電が可能で、2時間程度で充電が可能になります。
なお、ワイヤレス充電と並行して有線での2台同時充電をしている際には、最大出力が15wになる点はご注意ください。
もう一点、デメリットをあげるとすると、値段に対して少し割高感があると感じました。
どこのメーカーが作ったのか分からない、安心感の一切ないノンブランド品だと。10,000mAhは3,000円~4,000円程度で買えます。
ですが、Choetechの場合、日本のちゃんとした正規代理店が入っているため、初期不良などでトラブったときにもしっかり対応してくれるという安心感があります。
つまり、この安心感分が価格に反映されていると思っても良いのかなと思います。
他社のは無名メーカーの場合、本当に記載通りのバッテリー容量か不明なパターンもあるんですよ。
私は危ないのでやっていませんが、中には解体して容量を確かめた雑誌特集などもあって、その時は、実際に販売ページで謳っていた容量より、かなり少ない容量のバッテリーしか搭載されていませんでした。
また、発火の恐れなど安全面でも不安が残りますよね。
この点も、日本の正規代理店が入っていることや、『Choetechワイヤレス充電器B651』自体が安全面にかなり配慮しているメーカーであることから、ひとまず安心して使えるメーカーです。
ちなみに、『Choetechワイヤレス充電器B651』を使っていて発熱したことはありませんでした。
『Choetechワイヤレス充電器B651』は小型で軽量
『Choetechワイヤレス充電器B651』は手のひらサイズの小型モバイルバッテリーです。
こうやって、こうすると…手の中に隠れてしまう程度の大きさ。
その分、少し厚みがありました。
こちらは、iPhone 12 Proなんですが、スマホ本体と比べても、2倍~2.5倍くらいの厚みがあります。
ただ、個人的にはこのフォルムはしまいやすくて良いなと感じています。
以前使っていたモバイルバッテリーはスマホよりも大きな板状のモデルでしたが、取り回しづらかったんですね。
その点、『Choetechワイヤレス充電器B651』はコンパクトサイズなので、カバンにスッとしまえる、ポケットにもスッと入る小型さが魅力です。
『Choetechワイヤレス充電器B651』のスタンド機能が便利
人によってはスマホに充電器を挿しっぱなしにしてゲームや動画を見ている方もいらっしゃると思います。
そんな方には『Choetechワイヤレス充電器B651』のスタンド機能がとっても便利です。
『Choetechワイヤレス充電器B651』には背面にバーがついています。
バーを開いて横置きにすると・・・
簡易スタンドになります♪
MagSafeと合わせて使えば、手で支え続けることなくワイヤレス充電しながら動画を見続けることができるんですよ。
なので、動画を沢山見るという方には使い勝手の良い仕様になっています♪
『Choetechワイヤレス充電器B651』はQiとMagsafeに対応
『Choetechワイヤレス充電器B651』はQiとMagsafeに対応しています。
私の認識している限りでは、Qiはワイヤレス充電規格の名称なので、Qiに対応している製品であれば基本ワイヤレス充電が可能です。
例えば、イヤホンケースですね。
イヤホンケース中央のランプが灯っているので充電できているのが分かると思います^^
次に、Magsafeとは7.5wのQi規格と互換性のある、磁石型ワイヤレス充電器くらいに思っておけばOKです。
結構調べてみたんですが、、細かい定義までは分からず、Apple独自の磁石タイプのワイヤレス充電規格ということしか分かりませんでした。
Qi規格の発展型くらいに思っても良いかもしれませんね。
MagsafeはiPhone12、iPhone 12 Pro以降から実装されているため、それより前のモデルには対応していない点に注意してください。
こんな感じで『Choetechワイヤレス充電器B651』はApple製品専用アイテムではないので、androidスマホを使っている方でもご利用いただけます。
ただ、Magsafeを使えないという点はデメリットになってしまうかもしれませんね^^;
『Choetechワイヤレス充電器B651』は2台同時充電も可能
『Choetechワイヤレス充電器B651』は2台同時充電が可能です。
一台はワイヤレス充電、もう一台は有線による充電です。
この場合、送電される最大電力は15wに制限されるため、PDポートを使っていても急速充電はできないことになります。
2台のiPhoneを同時に充電したい場合には、片方がワイヤレス充電に対応していることと、もう片方用に、USBタイプC-ライトニングタイプの充電器を別途用意して下さい。
こういうモデルがちゃんと販売されているんですよ^^
また、ワイヤレス対応イヤホンなら置くだけで充電できるので、有線コードの方でandroidスマホやiPadの充電をするといった使い方も可能です。
もちろん、その逆で、有線でイヤホンを充電しつつ、ワイヤレスでiPhoneを充電するというのも可能です。
ちょっと見づらいですが、イヤホンとiPhoneを同時充電している写真です。
片方がワイヤレス充電に対応していると、コードの煩わしさがなくなるので良いですよ♪
1,000円前後で買えるワイヤレス充電器は買わない方が良い
これはあくまで私の体験談ベースなのですが、ワイヤレス充電器が便利そうだなと思って、無名メーカーの1,000円台のワイヤレス充電器を買ったんですね。
これがそのうちの一台なんですが、この一台はそもそもワイヤレス充電のできない不良品でした^^;
速攻、返品手続きをして同じものを再度購入。
その際、別メーカー(こちらも無名)のものも買ってみたんですが、どちらも感度がいまいちで結局使わずじまいになってしまいました。
その点、『Choetechワイヤレス充電器B651』はモバイルバッテリーも兼ねていますし、MagSafeにも対応していることから、ワイヤレス充電の精度が高いと感じました。
やっぱり、安いのは当たり外れが大きいですね^^;
『Choetechワイヤレス充電器B651』の仕様
こちらが、『Choetechワイヤレス充電器B651』の仕様です。
■型番:B651
■パッケージ内容:モバイルバッテリー×1、USB-C to Cケーブル×1、取扱説明書×1
■材質:ABS+PC
■インターフェース:USB Type-C×1
■容量:10,000mAh/3.85V/38.5Wh
■入力:DC5V/3A、9V/2A
■出力:
USB Type-Cポート:DC5V/3A、9V/2.2A、12V/1.5A(20W)
ワイヤレス充電:10W/7.5W/5W
合計出力:15W
■サイズ(約):110mm×65mm×20mm
■重量(約):208g
■認証:FCC、CE、RoHS、PSE
■届出事業者名:株式会社未来
■注意事項:※モバイルバッテリー本体を充電する際には、USB-C 20W以上の充電アダプターが必要です。アダプタは付属しておりません。
■互換性:
Qiワイヤレス充電対応機種(マグネット式ワイヤレス充電非対応):iPhone 13/13 mini/13 Pro Max、iPhone 12シリーズ、iPhone SE(第2世代)、iPhone 11シリーズ、iPhone Xシリーズ、iPhone 8、iPhone 8 Plus ※iPhone 13 Proはカメラサイズが異なるため、ケーブル充電対応となります。
・Google/Google Pixel 6、Google Pixel 6 Pro、Google Pixel 5、Google Pixel 4、Google Pixel 4 XL、Google Pixel 3、Google Pixel 3 XL ・Android/AQUOS R3、Xperia 1 III、Xperia XZ3 Xperia XZ2、HUAWEI Mate 20 Pro、LG V60 ThinQ 5G、LG G8X ThinQ ZTE Axon 10 Pro 5G、 Galaxy S6 edge ・ワイヤレスイヤホン
【MagSafe 対応機種】(マグネット機能あり)モバイルバッテリーとスマホ本体が吸着して充電できます。 ・iPhone14シリーズ、iPhone 13/13 mini/13 Pro Max、iPhone 12シリーズ
※iPhone 13 Proはカメラサイズが異なるため、マグネット 充電不可です。ケーブル充電対応となります。
引用元:『Choetechワイヤレス充電器B651』楽天市場より
『Choetechワイヤレス充電器B651』の評判・口コミをレビュー
最後に『Choetechワイヤレス充電器B651』の評判・口コミを確認しておきましょう。
少し重いですが、コンパクトでいいです。カバーつけているとくっつかないのが悩みどころですが、コードで急速充電もでき、助かっています。
引用元:楽天『Choetechワイヤレス充電器B651』レビューより
少し重たいというお話が出てきましたが、私は気になりませんでした^^;
そこで、実測!!ということで計測してみたのがこちら。
実測値で204.3gでした。
約200gならそこまで重くはないと思いますが、持ち慣れていないと重いと感じてしまう方もいらっしゃるのかもしれません。
サイズもちょうど良く、他のクラウドファンティングの購入と比較しこちらの方が値段もリーズナブル、ポーチも附属されておりコスパが良い。日常 及び 非常時対策として鞄のお供にします。ただiphoneケースの上からだとマグネットが弱いが残念ですがケースと取れば大丈夫です。
引用元:楽天『Choetechワイヤレス充電器B651』レビューより
『Choetechワイヤレス充電器B651』は、こちらのレビュアーさんのように、日ごろから持ち歩くのにも便利なサイズ感です。
ただ、やはりMagSafe非対応のケースをつけていると、MagSafeの恩恵に与れないのは残念ですね^^;
こればかりは仕様だからしょうがない。
私のiPhone 12 Proは薄手の保護ケースに入れています。
これでワイヤレス充電は問題なく出来るものの、やはりMagSafeには非対応状態になってしまいました。
バンパーや、ケース自体がMagSafeに対応しているモデルなら恐らく問題なく使えるでしょう。
ちなみに、iPhoneに『Choetechワイヤレス充電器B651』をMagSafeでくっつけた際、カメラに干渉しないのか気になるところですが、原則干渉しません。
こちらがカメラモードでスクショを撮ったところです。
まず、等倍であれば『Choetechワイヤレス充電器B651』が被写体として入ってくることはありません。
『Choetechワイヤレス充電器B651』が若干干渉しかけるのが広角レンズを使用した際です。
iPhoneの保護ケースをつけたまま、『Choetechワイヤレス充電器B651』をiPhoneの裏側に持ったところ、0.6倍率まで広角にしたところが限界値でした。
0.5にすると、ほんの少し、『Choetechワイヤレス充電器B651』が写りこんでしまいます。
ちなみに、保護ケースを外して、しっかりMagSafeで装着した場合には、一切写り込みがありませんでした。
やはり、ケースをつけていることにより干渉してしまったのだと思います。
0.6の広角まで使えれば十分かなという印象はあるので、ケース越しでも使えなくはありませんでした^^
【実機】『Choetechワイヤレス充電器B651』のレビューと評判♪背面吸着で使いながら充電が超便利♪まとめ
今回は、モバイルバッテリーの『Choetechワイヤレス充電器B651』を実機レビューしました♪
軽量、コンパクトさが魅力で、ポケットにも仕舞えますし、カバンにもサッと仕舞えるサイズ感がちょうど良かったです。
また、iPhoneだけでなくQi規格対応のワイヤレス充電可能なアイテムであれば、基本、ワイヤレス充電ができる点も便利でした。
そして、iPhoneユーザーにとってはMagSafeの恩恵が大きいですね。
旅行に『Choetechワイヤレス充電器B651』を最低一つ持っていくだけで、バッテリー残量を気にせず写真や動画を撮りまくれますし、調べ物もバッテリー消費を気兼ねせずにできます。
『Choetechワイヤレス充電器B651』のMagSafeでiPhone裏面に強力に接着するので、ワイヤレス充電をしながら使い続けられる点も評価ポイントでした。
これは自宅用と外出用の二つが欲しくなります。