最近ヘッドホンを眺めることが多いんですが、その中でも急上昇してきたブランドに『TOKFI』というメーカーがあります。
『TOKFI』は一体どこの国の会社なのでしょうか。
『TOKFI』と、『TOKFI』を販売している『LAFITO』がどこの国の会社なのか調査してみました。
また、『TOKFI』はワイヤレスヘッドホンと共にBluetooth子機も販売しています。
今回は、『TOKFI』ワイヤレスヘッドホンに絞って評判をレビューします。
この1MOREがハイレゾ対応のコスパの良いヘッドホンを出しているので、良かったらレビューをご覧下さい。
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『TOKFI』はどこの国の会社?
『TOKFI』がどこの国か調べてみましたが、一切情報が出てきませんでした。
このパターンで多いのが中国メーカーが卸元のパターンです。
恐らく、『TOKFI』は中国あたりのメーカーだと思われます。
『LAFITO』はどこの国の会社?
『TOKFI』をアマゾンで扱っている会社が『LAFITO』という会社です。
この『LAFITO』の販売業者が中国名の方。
一応、所在地を日本にしていますが、中国繋がりで『TOKFI』を卸してもらっているか、『TOKFI』という自社ブランドを作って販売しているかのどちらかでしょう。
『TOKFI』の公式HPはある?
『TOKFI』の公式HPはありませんでした。
『TOKFI』の会社概要はある?
『TOKFI』の会社概要もありませんでした。
製品の特徴や評判を見て買うか買わないかを決めてください。
その判断となる材料を、ここでは提供致します。
『TOKFI』ワイヤレスヘッドホンの特徴
それでは、『TOKFI』ワイヤレスヘッドホンの特徴を見ていきましょう。
先に書いておきますが、音質にこだわらない方なら、コスパ重視で買ってOKです。
音質にこだわらない場合、正直どこのメーカーを買っても大して音は変わりません。
それなら安いメーカーで良いじゃないというわけです。
それでは特徴を見ていきましょう。
『TOKFI』ヘッドホンの対応コーデックはSBC/AAC対応
ワイヤレスヘッドホンの場合、Bluetoothを通して音を伝送するわけですが、その際のデータ転送方式の違いによって音質がかなり違ってきます。
標準なのがSBCコーデックというものです。
iPhoneでは、AACコーデックというものを使っていて、一般的にはSBCよりもAACコーデックの方が音質が良いと言われています。
もちろん、音質を決めるのはコーデックだけではありません。
ですが、ここは一旦コーデックに絞ってお話をしていきます。
現状、大体がSBC<AACとなっていて、特にiPhoneユーザーはAACコーデックで聴けるかどうかで音質が大分変わってきます。
この点、『TOKFI』ヘッドホンはAACコーデック対応なので、この点はひとまず合格です。
ただ、気をつけて頂きたいのが、AACコーデックに対応していてもHi-Fi音質にはなりません。
『TOKFI』ヘッドホンは本当にHi-Fi音質?
『TOKFI』ヘッドホンは本当にHi-Fi音質なのでしょうか。
この点、Hi-Fi音質というのは、忠実に再現されるといった意味合いになってきます。
つまり、イコールにはなりませんが、高音質とされるハイレゾとほぼ同視しても良いでしょう。
そう考えると、ヘッドホンの場合、1万円前後辺りからハイレゾ対応モデルが出てきます。
もし、Hi-Fi音質というならば、最低限このハイレゾ対応モデルでないと原音に忠実な音質には近づけられません。
1万円を切るハイレゾ対応ヘッドホンと、数万円するヘッドホンとでも音質は大きく変わってきます。
それを3,000円程度で再現できていたら、今頃メディアでお祭り騒ぎになっていると思いますよ。
そうならないということは、やはり価格なりの音質ということです。
実際、レビューのなかにもこもっている音がするというものがありました。
安いヘッドホンの特徴には2パターンあります。
高音は出ている気がするけど音がスカスカで軽い物。
原因は分からないんですが、音がくぐもっていて解像度の悪い物。
これらは、一度聴き比べてしまうとハッキリ分かってしまうため、音質に本当にこだわらないと言い切れる方意外にはオススメできません。
『TOKFI』ヘッドホンは38時間連続再生
『TOKFI』ヘッドホンの連続再生時間は公称値で38時間です。
これを短いとみるか長いと見るかは難しいところですが、より上位モデルと比較してしまうと短く感じてしまいます。
例えば、ミドルクラスの『1MORE Sono Flow』は70時間連続再生なんです。
もちろん、販売価格は定価で13,990(クーポン適用で約11,000円)と、得体のしれない『TOKFI』と比較すると、性能差が浮き彫りになってしまうのですが。
ちなみに、価格差の近いソニーの『WH-CH510』は35時間連続再生可能なので、この価格帯と比べると、標準的なのかもしれません。
そもそも、使う側の人間としても、1日3・4時時間つけていると仮定しても、約10日もの間、充電しなくて済むはずなので、この点はそこまで問題視しなくて良いでしょう。
ただ、あくまでメーカー側が出している公称値なので、例えば音量を上げたり、他のモードをオンにしたりすると、公称値よりバッテリー消費が速くなるのでご注意ください。
『TOKFI』ヘッドホンにはANC機能はない
『TOKFI』ヘッドホンにはANC、アクティブノイズキャンセリングは搭載されていません。
販売ページには『CVC8.0ノイズキャンセリング』という文言があるためANCなどと勘違いして買われた方もいらっしゃるようです。
ですが、これは音声通話をする際のノイズを除去するというニュアンスで使われるものです。
同じ『ノイズキャンセリング』と書くことから一般的なANCと勘違いされて買われる方がいらっしゃるので注意が必要です。
ちなみに、低価格ヘッドホンの音声通話は、CVCノイキャンがついてると謳われていても、音声が明瞭に聞こえなかったり、くぐもって相手に届いたりすることがあります。
これは実際に使ってみないと分からないので何とも言えませんが、基本、中華製の低価格ヘッドホンのボイス性能は当てにしない方が良いです。
念のためレビューを確認したところ、通話品質は双方にとって良い音質とのことでした。
『TOKFI』ヘッドホンの高評価が怪しい
『TOKFI』ヘッドホンはやたら高評価が多く、ちょっと怪しいんですよね(笑
中華製のヘッドホンやイヤホンがアマゾンランキングで急上昇する際には特徴があって、アマゾン運営サイドの見えないところでレビューが買われているというパターンがあります。
私自身、中華製イヤホンを購入して何度かそういう連絡が来たことがありますが全て無視しました。
多くのレビューが集まると、中には下記の方のように暴露して下さる方もいらっしゃいます。
良い点:製品のつけ心地、音質は値段を考慮すれば良いほうだと思います。有線、無線どちらにも対応しているのも良い。
悪い点:製品の箱を開けてみて本体が包装されておらず内箱に直入れで擦れた後や本体自体にホコリがついていたこと、アマゾンギフト券が貰えるカードが入っていましたが★5をつけることが条件の一つに加えられており製品以外のところで評価を上げようとするところが残念でした。
引用元:『TOKFI』 ヘッドホンレビューより
お値段相応の部分を考えると買っても良いと思いますが、この点レビュー買いが嫌いな方は買わない方が良いでしょう。
ちなみに、手が込んでくると一旦Lineに誘導されて、そこでレビューを書いて欲しいと提案をされるパターンもあるので注意が必要です。
『TOKFI』ワイヤレスヘッドホンの評判・口コミをレビュー
ここからは、『TOKFI』ワイヤレスヘッドホンの評判・口コミを見ていきましょう。
『TOKFI』ワイヤレスヘッドホンの残念な口コミ
まずは、『TOKFI』ワイヤレスヘッドホンに低評価をつけた方のレビューです。
Amazonのレビューが高かったので購入したがイヤホンの方が音がいいなと感じた。
色んなジャンルの音楽を普通に聴くレベルです。音にこだわらないと言ったら嘘だけど、価格からしてそこまで高いクオリティは求めてなかったが、こもってる感じや伸びのなさが気に入らなかったので返品しました。その後、他のサイトで実質3000円強になっていたSONYのWH-CH510を購入したが、全然こちらの方が良かった。
詳しいことはわからないが、ドライバーが40mmだからといって一概に30mmより良いということにはならないと実感し勉強になった。
ただ他の人がリアルなレビューだとするなら自分のがハズレだったのかな…
失敗したくない人はおすすめしません。
ちなみにオーディオテクニカのATH-S220BTも気になって最後まで悩んだけど値段とSONYの名前で一旦SONYに。
次はオーディオテクニカにしてみようかな。
引用元:アマゾン『TOKFI』ワイヤレスヘッドホンレビューより
こちらのレビュアーさんが仰っているように、音がこもっている感じというのは、個人的に音質を曇らせるので苦手です。
安い中華製イヤホン・ヘッドホンに良くあるパターンなので、これを回避したい場合にはミドルクラスのヘッドホンを買うと良いですよ。
こちらのレビュアーさんは、ソニー製を推してくれているので、この提案に乗るのも良いと思います。
『TOKFI』ワイヤレスヘッドホンの良い口コミ
こちらは『TOKFI』ワイヤレスヘッドホンに高評価をつけた方のレビューです。
主にプライムビデオでの映画鑑賞に使用。
以前使っていた同価格帯のものより高音がくっきりしていて洋画のセリフも聴き取りやすい。
なにより充電式なのにとても軽くて長時間の映画鑑賞でも疲れないのが良いです。
同価格帯の中でもお買い得と感じました。
引用元:アマゾン『TOKFI』ワイヤレスヘッドホンレビューより
『TOKFI』ワイヤレスヘッドホンは、音楽を聴くためにはオススメできないヘッドホンですが、テレビやYouTubeを見るだけなら全然アリだと思います。
音楽はやはり音質を極めたいという気持ちが働くので、どうしてもノイジーな部分や解像度という点で見劣りする部分があると、マイナス評価になってしまうんです。
この点、不思議とテレビやアマプラ等の動画になると、そういう感覚がなくなるんですよね。
なので、この『TOKFI』ワイヤレスヘッドホンの評価云々とは関係なく、音楽での使用以外の用途であれば使っても良いと思います。
ちなみに、もしアマゾンで『TOKFI』ワイヤレスヘッドホンを買われる際には、アマゾンプライム会員になっておくのがベターです。
ただ、アマゾンプライム会員の30日間お試し会員から有料会員に移行する際にトラブルが多いんですね。
その点をこちらの記事にまとめてあるので、これからアマゾンプライム会員のお試し会員になろうと思われている方は参考になさって下さい。
⇒アマゾンプライム会員はひどいって本当?アマゾンプライム会員歴10年以上の私がひどいと言われる理由を解説
『TOKFI』はどこの国の会社?『TOKFI』 ヘッドホンの評判をレビュー♪まとめ
今回は、ヘッドホンの『TOKFI』についてレビューしました。
『TOKFI』は恐らく中国メーカーでしょう。
音質は中の下といったところ。
ただし、音楽を聴くのではなく、テレビやアマプラ、YouTubeなどを見るために『TOKFI』ヘッドホンを使うのであれば、全然ありだと感じました。
『TOKFI』ヘッドホンでは星5レビューへの誘導行為が確認されたので、この点を消費者としてどう評価するか、という点もありますね。
もし、リーズナブルで音質の良いモデルをお探しの方は、『1MORE Sono Flow』を検討してみてください。
⇒【実機】『1MORE Sono Flow』レビュー♪ハイレゾ対応♪外音がフッと消えると評判の強力ANCとクリアな音質でベストバイなヘッドホン♪
また、よりリーズナブルなモデルをお探しなら、ソニーのWH-CH510がおすすめです。