コスパの良いイヤホンは沢山ありますが、コスパを重視しすぎると聞くに堪えないイヤホンに出会ってしまうことがあります。
そういうイヤホンを回避する一つの方法がメジャーなブランドを使うことです。
そこで一目置かれているのが『SOUNDPEATS』です。
今回は『SOUNDPEATS Capsule3 Pro』の実機をメーカー様よりご提供いただいたので、率直な感想をレビューしていきます♪
SOUNDPEATS Capsule3 Proのレビューと開封
まずは、『SOUNDPEATS Capsule3 Pro』の開封から見ていきましょう♪
こちらが恐らく『SOUNDPEATS Capsule3 Pro』パッケージの表面です。
こちらが、『SOUNDPEATS Capsule3 Pro』の裏面。
ハイレゾ認証済み、かつ、LDAC対応というのが『SOUNDPEATS Capsule3 Pro』の強みです♪
箱自体はとてもシンプルでした。
パッケージを開けるとこんな感じです。
こちらが『SOUNDPEATS Capsule3 Pro』の同梱物一式です♪
『SOUNDPEATS Capsule3 Pro』のケース本体表面がこちら。
『SOUNDPEATS Capsule3 Pro』のケース本体裏面がこちら。
裏面の留め具部分にロゴが入っているので、一瞬こっちが表面かなといつも勘違いしてしまいます^^;
オシャレなんですけどね♪
『SOUNDPEATS Capsule3 Pro』の接続端子はUSBタイプCでした。
こちらは、『SOUNDPEATS Capsule3 Pro』ケースにイヤホンをしまっている状態の写真。
こちらが『SOUNDPEATS Capsule3 Pro』のケース本体の写真。
今回の『SOUNDPEATS Capsule3 Pro』はステムを採用しているタイプでした。
『SOUNDPEATS Capsule3 Pro』もオシャレですね・・・『SOUNDPEATS』さんは毎回オシャレなのも特徴です。
『SOUNDPEATS Capsule3 Pro』は人気のカナル型イヤホンです。
『SOUNDPEATS Capsule3 Pro』イヤホンのサイドがこちら。
それでは、次に『SOUNDPEATS Capsule3 Pro』の特徴や魅力を個別に見ていきましょう♪
Capsule3 Proの通常時の音質は良
『SOUNDPEATS Capsule3 Pro』の音質は、価格なりという印象でした。
デフォルトで軽くイコライザーがかかっているのか暖色系の音色に聞こえたのが印象的でしたね。
単純にドンシャリ系にしたければイコライザーで調整可能なので、この辺のデフォルトの音色に関してはあまり問題ありません。
個人的にドンシャリ系の音が好きなので、カスタムイコライザーで下記のように適当に調整。
(ちょっと中音域上げすぎたかも^^;)
先ほど、デフォルトで暖色系の音がすると書きましたが、『SOUNDPEATS Capsule3 Pro』自体は澄んだ音色を出せるイヤホンなので、ドンシャリ系にイコライズすると、私好みの高音が透き通っていて、かつ低音がしっかりなっている音質に早変わりです。
こういうアジャストする能力が高いのも『SOUNDPEATS』が魅力的に見えるところです。
もちろん、ドンシャリ以外にもかまぼこタイプだったりとお好きな音色に変化させられます♪
Capsule3 ProはLDAC高音質コーデック対応
『SOUNDPEATS Capsule3 Pro』はハイレゾ認証を受けている完全ワイヤレスイヤホンであり、LDACにも対応しています。
ソニーのウォークマンに繋いでハイレゾ音源を聞いてみましたが、iPhoneのAACコーデックでは聞こえてこなかった細かい楽器の音、位置が明瞭に聞こえてきて、全体で合奏している印象を受けました。
iPhoneで聞いてても、とても良い音質なのは変わらないのですが、細かいところにツッコミを入れるとAACコーデックのためか、音は全体的に圧縮されている印象でした。
音場が狭いといった方が良いですかね。
そのため、音の広がりだったり楽器の位置関係までは感じ取れなかったんですね。
で、正直、『SOUNDPEATS Capsule3 Pro』の価格は8,000円台前半です。
ハイレゾ対応というと大体1万円台後半からでないと音質的に満足できるものは少ないなという印象でした。
ところが、『SOUNDPEATS Capsule3 Pro』のハイレゾ音質はキレがあって透明感も素晴らしく、音場の広がりも感じられますし、頭全体に響いてくる伸びやかさもあります。
これ、価格相当ではありませんよ^^;
安すぎます・・・
そういう意味ではハイレゾ入門モデルとしてかなり重宝する一台になります。
Capsule3 ProはANC搭載モデル
『SOUNDPEATS Capsule3 Pro』にはANCが搭載されています。
正直、8,000円台ならハイレゾ対応かANCかどっちかしか搭載されていなくても誰も文句言わないんですけどね・・・
それが両方とも搭載という(笑
ただ、ANCに関しては中くらいのノイキャン効果かなと感じます。
一応、ANC+音楽をかけている時は、手元でタイピングしているタイピング音が一切聞こえなくなります。
当然、室内の生活音は大分防げますよ。
ですが、音楽をかけずに『SOUNDPEATS Capsule3 Pro』単体でANCをかけた場合、つまり耳栓状態でANCだけをONにすることが出来るのですが、この場合、手元のタイピング音は聞こえてしまいます。
ですが、空調のザーッという音は聞こえませんでした。
ですので、ANC性能としては弱くはないけど、強すぎない程度のANCです。
強いANCを期待されている方にとっては少々期待外れ感が出てしまいますが、反面、外で使う際にノイキャンが強すぎるのが困るという方にとっては、ちょうど良いノイキャンレベルかもしれません。
私個人の感想としては強いノイキャンが好きなのでちょっと物足りないなと思うものの、ANC+音楽をかけても音質に干渉してこないという点では合格点といって良いでしょう。
Capsule3 Proは風切音軽減機能搭載
『SOUNDPEATS Capsule3 Pro』には風切音軽減機能が搭載されています。
良く駅の近くや高層ビル群の近くでは強風がふきますが、その際、ビューっという音をマイクが拾ってしまってやかましい状態になることがありますよね。
『SOUNDPEATS Capsule3 Pro』はそんな困った状態を解消してくれます^^
Capsule3 Proは最大52時間再生
『SOUNDPEATS Capsule3 Pro』の連続再生時間は、イヤホン本体のみで8時間です。
イヤホンの中でも『SOUNDPEATS Capsule3 Pro』の8時間は長めな方なので、長時間聴きたいという方にはピッタリです。
音質も良いので長時間再生には向いています^^
さらに、『SOUNDPEATS Capsule3 Pro』ケース本体と合わせれば最大52時間再生が可能です。
毎回充電器に挿さなくても、しばらくバッテリーがもつのも便利なポイントですね。
毎日充電器に挿すのは結構な手間なので、1週間に1回、充電する程度で済むのはありがたいですね♪
Capsule3 Proはコスパが凄すぎ
『SOUNDPEATS Capsule3 Pro』の音質、さらにハイレゾで聞いたときの音質、そこにANCや人気のパススルー(外音取込)機能が搭載されていて8,000円台で買えるって、ちょっとサービスしすぎじゃないですか?笑
個人的には15,000円前後でも悪くないかなと思える仕上がりでした。
以前買ったAnkerの7,000円前後のSoundcoreシリーズはまさかのスモーキーな音質にガッカリさせられてました。
それ以来、Anker系は買ってないんですが、当たりハズレが大きいんですかね^^;
同価格帯の製品との比較はまた後述します。
Capsule3 Proを2万円前後のクラスと比較
手持ちのイヤホンとしては、1MOREの『1MORE EVO』がハイクラスになります。
『1MORE EVO』もハイレゾ対応、ANC搭載と人気な機能が搭載されていて、販売価格は2万円弱。
この『1MORE EVO』はANCがとても強力なんですね。
そこを比較すると、『SOUNDPEATS Capsule3 Pro』とは比べられないくらいANCが強く、人によっては外でANCをオンにするのを躊躇してしまうと思います。
文字通り、周りの音が『フッ』と消えるんですよ^^;
なので、ちょうど良いノイキャンが良いという方は『SOUNDPEATS Capsule3 Pro』の方が合っていると思います。
音質に関しては『SOUNDPEATS Capsule3 Pro』も引けを取らないんじゃないでしょうか。
デフォルト設定で聞くと『SOUNDPEATS Capsule3 Pro』より『1MORE EVO』の方が好みではあるんですが、イコライザーで調整すると正直どちらも同じくらいの音質に感じられました。
また、ハイレゾ音源で聞くと若干『1MORE EVO』の方が音質は上かなという印象はあるものの、『SOUNDPEATS Capsule3 Pro』も十分ハイレゾ音源として楽しめるクオリティの高さを持ち合わせています。
そもそも、8,000円台のイヤホンと2万円弱のイヤホンとを比較すること自体ナンセンスなんですが、『SOUNDPEATS Capsule3 Pro』は2万円弱のイヤホンにも匹敵する性能を持っていると感じたので、あえて比較してみました。
Capsule3 ProとTribit FlyBuds C1 Proイヤホンと比較
次に、『Tribit FlyBuds C1 Pro』(約12,000円)と『SOUNDPEATS Capsule3 Pro』の音質を比較しました。
『Tribit FlyBuds C1 Pro』もクリアな音質が特徴なんですが、この点はイコライザー調整後の『SOUNDPEATS Capsule3 Pro』とあまり変わらないという印象。
『Tribit FlyBuds C1 Pro』はハイレゾには対応していないので、その点を含めて考えると『SOUNDPEATS Capsule3 Pro』の方に部がありますね。
ANC機能については、ごめんなさい。
今回は聞き比べていないのでスルーさせてください^^;
今後、要追記ということで(汗
Capsule3 Proは3000円前後の無名イヤホンと比較
『SOUNDPEATS Capsule3 Pro』と3,000円前後の無名イヤホンと聞き比べましたが、さすがに3,000円台のイヤホンでは相手になりませんでした。
圧倒的に『SOUNDPEATS Capsule3 Pro』の方がレベルが上。
まず、3,000円前後のイヤホン達は音質が曇っています。
それを勘違いして低音が利いているという方もいらっしゃるようですが、低音が利いているのと、元々の音質が曇っているのは全然印象が違います。
3,000円のイヤホンを買ってガッカリするくらいなら、思い切って『SOUNDPEATS Capsule3 Pro』を買ってくださった方が音楽をより楽しめます。
Capsule3 Proのデザイン
『SOUNDPEATS Capsule3 Pro』のデザインはステムがついているタイプでした。
私の中でも一般的なイヤホンはこっちのイメージなんですね^^
いわゆるステムがなくて、バッヅ(つぼみ)と言われているタイプです。
装着感は悪くないんですが、私の耳が少し小さく出来ているらしく、この形は若干フィットしづらいように感じました。
なので、妻にもつけてもらいましたが、妻は普通に装着でき、装着感も良いと言ってましたね。
ちなみに、私172cm、妻155cmと全然身長差が違うのですが、それでも耳の大きさ、形というのは違うものなんですね。
ちなみに、私はインナーイヤータイプのイヤホンが入らない耳なので、同じタイプの方は購入前に確認した方が良いです。
ただ、音色はお値段以上の良さを感じているだけに、惜しい^^;
ちなみに、左の『1MORE Aero』というモデルも全く同じで、ほんの少し耳にフィットしなかったんです(通勤などに使う分には問題ないレベルでした^^)。
なので、これは個人的な問題だということを念頭に置きつつ、同じようにインナーイヤータイプのフィット感に悩んでいるという方はご注意ください。
それ以外の方は問題ありません^^
Capsule3 Proでゲームモードをプレイ
次にゲームモードをテストしてみました。
まずはゲームモードなしで音楽ゲームをやってみました。
ラブライブのスクフェスというゲームで、昔はめっちゃやり込んだんですがデータが飛びまして・・・。
というわけで、リズムに合わせて〇と〇が合わさったタイミングでタップするという簡単なゲームです。
ゲームモードなしでやると、やはりBluetooth接続の宿命なのか音楽とタップとに遅延がありました。
次にゲームモードをオン。
下から二番目のモードです。
最初は中国語じゃなかったですし、言語設定も日本語にしているのですが、何故か中国語のままになっていましたので悪しからず^^;
(現在は修正が入って日本語で表示されるようになっています^^)
このボタンをオンにすると『ゲームモードオン!』のような音声が流れるので分かります。
するとBluetooth接続独特の遅延現象はほぼ解消され、音楽ゲームもストレスなく楽しめるほどに遅延はなくなっていました♪
ゲームモードは通常のモードと比べてBluetoothの距離が短くなってしまう点には注意が必要です。
なので、普段、音楽を聴くだけの場合にはノーマルモードにしておきましょう。
SOUNDPEATS Capsule3 Proの評判をレビュー♪
SOUNDPEATS Capsule3 Proの評判を見てみましょう♪
SOUNDPEATSのイヤホンはカナル型ではこちらのCapsule3 Proで2種類目です。
同じカナル型でハイレゾのMini Pro HSと比較してみました。
まず、今回のこのCapsule3 Proのケースの大きさはMini Pro HSと比べるとスティックがついてる分、ひと回りかふた周りほど大きかったです。
しかし、耳に着けた時に重さが軽く感じたので家にあったデジタルスケールで測ってみた所、若干ではありますがCapsule3 Proの方が軽かったです。
着けるのもCapsule3 Proはスティックがついているので手こずらず、すぐに装着できました。Mini Pro HSがロゴマークを見て上下を合わせてからでないとピッタリと装着出来なかったので、こちらのスティックタイプの方がつけやすくいいなと思いました。
聞いてみると、Mini Pro HSと同様にノイズキャンセリング機能がついているお陰で、音楽に浸る事が出来ました。
この価格帯の音質の良い聞きやすいイヤホンというと大抵、低音域が弱めで中音域と高音域がメインなものが多いイメージでした。しかし、こちらのイヤホンはもちろん中音域もよく出ていて、高音も綺麗で全体的にクリアでハッキリ聞こえますが、低音もよく聞こえるという不思議な感覚でした。
低音域もよく聞こえましたが、決して中音域や高音域を潰すような音ではなく、これがハイレゾなんだと思いました。
またノイズキャンセリング機能が付くと、その分バッテリーの消耗が激しいとよく聞きますが、このイヤホンは他社のノイズキャンセリング機能付きイヤホンよりも充電がかなり長持ちしました。
Mini pro HSと比べると音質は似たようなものでしたが、着け心地やつけやすさからしてこのCapsule3 Proの方が好きだなと感じました。
Mini pro HSとCapsule3 Proでは好みの差かもしれませんが、私はこのCapsule3 Proを特にオススメしたいなと感じました。
引用元:Amazon『SOUNDPEATS Capsule3 Pro』レビューより
【実機】SOUNDPEATS Capsule3 Proレビューと評判♪コスパ重視で全部盛りハイレゾ対応機♪まとめ
今回、『SOUNDPEATS Capsule3 Pro』を実機レビューしました。
正直な感想でANC(ノイキャン)以外は価格以上の性能です。
ANC(ノイキャン)に関しても好みがあるので何とも言えないところですが、軽いノイキャン効果で十分という方にはピッタリな一台。
音質はイコライザーで簡単に調整してあげるだけで、かなり澄み切った音質に早変わりと、SOUNDPEATSの良いところが結集された一機になっています。
LDAC対応(つまりハイレゾ対応)モデルという点も素晴らしい。
ハイレゾ入門機としては十分すぎる性能でした。