「Boseのサウンドは気になるけれど、定番のBoseヘッドホン以外にも選択肢がないかな?」
そんな人に注目してほしいのが、今回紹介するNoise Master Buds MAXです。
Noise Master Buds MAXは、インド発のガジェットブランド「Noise」が手がけるオーバーイヤー型ワイヤレスヘッドホン。
最大の特徴は、製品に「Sound by Bose」を掲げていることです。

40mmカスタムダイナミックドライバーを搭載し、ハイレゾ・ワイヤレスを楽しめるLHDC 5.0に対応(LDACは非対応)。
さらに最大40dBのアダプティブANC、Spatial Audio(空間オーディオ)、Dynamic EQ、2台同時接続、最大60時間再生など、3万円台のワイヤレスヘッドホンとしてかなり充実した機能を備えています。
「Boseサウンドに興味がある」「3万円前後で高機能なワイヤレスヘッドホンを探している」という人は、ぜひ購入前の参考にしてください。
なお、本機はメーカー様より実機をご提供いただいておりますが、率直な感想をレビューします。
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- Noise Master Buds MAXレビュー|どんな人におすすめ?
- Noise(ノイズ)とはどこの国のメーカー?「Sound by Bose」の真相を解説
- 【外観・装着感】262gの軽量設計とヴィーガンレザーの快適性をレビュー
- 【音質検証】「Sound by Bose」の実力|LHDC 5.0・Dynamic EQ・空間オーディオ
- 【ノイキャン&通話】最大40dBアダプティブANCと外音取り込みの実力
- アプリの多機能性が魅力
- 【機能・バッテリー】最大60時間再生・デュアルペアリングと接続性
- 【比較&コスパ】Sonyなどハイエンドのライバル機とどっちが買い?
- よくある質問(FAQ)
- まとめ|Noise Master Buds MAXはコスパ良くBoseの音を楽しみたい人の最適解
Noise Master Buds MAXレビュー|どんな人におすすめ?
【結論】手軽に「Boseサウンド」を楽しめる3万円台の注目ヘッドホン

Noise Master Buds MAXをひと言で表すなら、「Sound by Boseを軸に、音質・ノイズキャンセリング・バッテリー性能をバランスよくまとめたワイヤレスヘッドホン」です。
日本ではKibidango Storeで33,000円で販売されており、格安ヘッドホンではありません。
BOSEの製品構成を見てみると、一世代前のBose QuietComfort Ultra Headphonesが辛うじて35,000円~40,000円前後で販売されているのみで、30,000円前後で販売しているBOSEヘッドホンはないんですよね。
このラインはBOSEの空白地帯とも見ることもできます(SennheiserだとACCENTUM Plus Wirelessが2万円台でミドルクラスを埋めています)。
この空白地帯を埋めに来たのが、BOSEそのものではなく、インド発、BOSE監修サウンドのNoise Master Buds MAXだと感じました。
丁度良いポジショニングという印象。
この価格に見合うだけの性能・機能はかなり充実していると感じます。
音の中心となるのは40mmドライバー。

さらにLHDC 5.0に対応しているため、対応するAndroidスマートフォンと組み合わせれば、高音質なワイヤレス再生も楽しめます。
また、販売ページには記載されていませんが、SBC、AACにも対応しているようです。
というのも、私のXiaomiのPOCOで確認したところ、AACでの再生がされていました。

そして、Noise Master Buds MAXならではの注目ポイントが「Sound by Bose」です。

詳しくは後述しますが、サウンドチューニングにBoseの音作り技術が関わっており、Noise単独のヘッドホンとは異なる音作りが大きな特徴になっています。
さらに、周囲の騒音に応じて効き具合を調整する最大40dBのアダプティブANCや、音量などに応じて音のバランスを補正するDynamic EQ、Spatial Audio(空間オーディオ)にも対応しています。
バッテリーもANC OFFなら最大60時間、ANC ONでも最大48時間とかなり長めです。
10分の充電で最大10時間再生できる急速充電「Instacharge」にも対応しているため、「出かける直前に充電がないことに気付いた」という場面でもフォロー可能な急速充電機能を搭載しています。
また、2台の機器と同時に接続できるデュアルペアリングにも対応。

スマートフォンで音楽を聴きつつ、仕事ではパソコンにも接続しておきたい人にとっては便利な機能です。
そのためNoise Master Buds MAXは、
「音質だけではなく、ANCやバッテリー、マルチポイント系の機能も重視したい」
「Boseの音作りに興味はあるが本家よりリーズナブルにBOSEサウンドを体験してみたい」
という人に注目してもらいたいモデルです。
一方、33,000円という価格帯にはSony、Sennheiserなど強力なライバルも存在します。
一部ネックになる部分としては、LHDCというコーデックはHUAWEIのコーデックで、日本のAndroid端末は基本対応していないんですね。

つまり、iPhoneユーザーは日本メーカーのAndroid端末の方はAACで聴くことになります。
他方で、私のように、XiaomiのPOCO F8 Proなど、中華系端末を使っている方の中には、LHDCコーデックを堪能することができるので、積極的に聴いていただきたいなと思います。
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実際に使って分かったメリット・デメリット

Noise Master Buds MAXの大きなメリットは、AACでもわかる音質の良さ、ソニーを凌ぐノイズキャンセリング機能にあります。
以外なことに、ソニーWH-1000XM5とNoise Master Buds MAXとを同じ室内条件下でノイズキャンセリング機能を試したところ、Noise Master Buds MAXの方が若干ですが、ノイキャンの利きが強く感じられました。
また、「Sound by Bose」によるサウンドチューニングは伊達ではなく、2024年には、BOSE社がNoise社に戦略的出資をしイヤホンを共同開発しています。

その流れをくんで、Noise Master Buds MAXが開発されているので、ノイキャン性能においても、もしかしたらBOSEのDNAが流れ込んでいるのかもしれません。
BOSE並といっても過言ではないノイキャン精度なので、電車やバス、カフェ、オフィスなど、周囲の環境音が気になりやすい場所でも音楽や動画に集中できます。
本体重量は実測値で259.5gで標準的な重さでした。

一方で、気になるポイントもあります。
Spatial Audioには対応しているものの、頭の動きに合わせて音場が変化するヘッドトラッキングには対応していません(個人的には全然問題ないのですが^^;)。

LHDC 5.0についても、すべてのスマートフォンで利用できるわけではありません。特にiPhoneではLHDCを利用できないため、この機能を目当てに購入する場合は、自分のスマートフォンが対応しているか事前に確認しておきたいところです。
そして最大の悩みどころが、やはり33,000円という価格です。
最近のハイエンドモデルは6万円前後が普通になってきました(10万円超えもありますけどね…苦笑)
この価格帯になると、Sony、Sennheiserなどの人気モデルも候補に入ってきます。しかし、どちらもハイエンドモデルは6万円前後。
この点、Noise Master Buds MAXは、LDACには未対応ですが、超高音質、ハイレベルノイキャン搭載で33,000円というミドルを攻めていて、ミドルクラスで最新のBOSE音質を楽しみたい人向けのヘッドホンです。
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Noise(ノイズ)とはどこの国のメーカー?「Sound by Bose」の真相を解説
Noiseはインド発の大手ガジェットブランド!日本での販売と信頼性

Noiseというブランド名を見て、私は正直、「聞いたことがないけれど、どこの国のメーカー?」と思いました。
調べてみると、Noiseはインド発のガジェットブランドなんですね。
最近は中華圏発のブランドや、中国系オーナーの海外ブランドが多い中、純粋なインド製のガジェットが日本市場に出てきてくれたことを、とても嬉しく思いました。
Noise社は母国インドでは、スマートウォッチやワイヤレスイヤホン、ヘッドホン、モバイルスピーカーなど、ウェアラブル・オーディオ製品を中心に展開しています。
日本での認知度は残念ながらスタートしたばかりであまり知られていません。
Noise社はインド市場を中心に事業を展開してきた正真正銘、インド発のメーカーという点が、ガジェットブロガーとしてはとても好奇心をそそられます。
Noise Master Buds MAXについてはインドで開発され、生産国は中国。
こうやって製造国に世界の工場である中国が出てくると、インド市場でも、やはり製造は中国なんだなと実感させられますね。
現在、日本ではKibidango Storeや蔦屋店舗を通じてNoise Master Buds MAXが販売されています。
Kibidangoではクラウドファンディングも実施され、Noise Master Buds MAXは目標金額240万円のところ、支援金額約470万円を達成し、大成功をおさめました。
「Sound by Bose」の真相|Bose製との違いとチューニングの関わり

Noise Master Buds MAXで最も気になる言葉が、「Sound by Bose」ではないでしょうか。
「Sound by Bose」というのは、Noise Master Buds MAXそのものがBose製のヘッドホンというわけではなく、BOSEが音響監修をしたという意味になります。
メーカーはあくまでNoiseです。なので、ヘッドホンに使われているパーツなどはNoise社の元々のパーツが選ばれているはずです。
つまり、「Boseが販売するNoiseヘッドホン」ではなく、「Noiseが開発したヘッドホンに、Boseのサウンドに関するノウハウが加わっている」と考えると分かりやすいかと思います。
この違いは意外と重要です。Bose QuietComfortシリーズなどとまったく同じ設計やANC、機能をそのまま搭載しているわけではありません。
Noise Master Buds MAXにはNoise独自の機能も多く、LHDC 5.0やDynamic EQ、Noise Audioアプリ、Find my Headphoneなどを組み合わせた独自の製品になっています。
ただ、BOSEの純正製品の中で、30,000円台のヘッドホンがない中で、市場の間隙を付いてきた価格設定と言えるのが、Noise Master Buds MAXです。
30,000円台前半でBOSE監修の音質を試してみたい方の受け皿になる点は高評価ポイントと言っても過言ではありません。
中でも興味深いのがDynamic EQです。
一般的なイコライザーは、ユーザー自身が低音・中音・高音などを調整します。
一方、Noise Master Buds MAXのDynamic EQは、音量やリスニング状況に応じて周波数バランスを自動的に調整する仕組みです。
たとえば小さな音量では低音やボーカルに厚みを加え、大きな音量では必要以上に強くなった低音や耳に刺さりやすい高音を抑える方向に調整します。
音量を変えても音楽のバランスを保ちやすくするのが狙いです。
そのため「Sound by Bose」は単なる名前だけで判断するのではなく、実際の音質やDynamic EQを含めて評価することが重要です。
本記事でも、このあと低音・中音・高音、音場、Dynamic EQなどを細かくチェックしていきます。
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【外観・装着感】262gの軽量設計とヴィーガンレザーの快適性をレビュー
高級感のあるデザインと質感(3色展開・折りたたみと操作ボタン)

Noise Master Buds MAXは、3万円台のヘッドホンらしく、全体的に落ち着いたデザインに仕上げられています。
カラーは、Titanium(チタニウム)、Silver(シルバー)、Onyx Black(オニキスブラック)の3色展開です。
今回、私がいただいたのはシルバーです。Onyx Blackも渋くてカッコよく、どちらにしようか迷うほどでした。
カラー選定は完全に好みの問題ですが、あまり目立ちたくないという方はOnyx Black、外でちょっと違うヘッドホンを見せつけたいとか、ファッションアイテムとして使いたいという方はシルバーやチタニウムカラーを選ぶのが無難かと思います。
私のように室内使用に限定するのであれば、どのカラーでも良いですよ。^^
ちなみに、先程、BOSEは音作りにのみ関与しているということを書きましたが、Noise社がリスペクトしているのか、ハウジング周りの設計を似せているのか分からないのですが、Bose QuietComfort Ultra Headphones(第一世代)と形状がかなりそっくりに感じました。


細かいマイクやボタン配置は違うものの、ハウジング部分からアームを通してヘッドバンドに至るまで。
また、ハウジング形状なんかはそっくりですね。
ただ、ハウジングの渦巻状の形状はNoise社のオリジナル仕様なのは確定なので、そこで独自色は出せていると思います。
あえてBOSEぽさを出しているという見方もできますし、そう見ても所有欲を満たしてくれる一台であることに変わりありません。
ヘッドバンドやイヤークッションには柔らかなヴィーガンレザーを採用。
先程の、Bose QuietComfort Ultra Headphones(第一世代)と側圧を比較すると、Bose QuietComfort Ultra Headphones(第一世代)はかなりキツめにフィットしてくるのに対して、Noise Master Buds MAXは優しくフィットしてくれるので、メガネを着けていても干渉しませんでした。
それでいて、高レベルなノイキャン性能を発揮している点等、特筆すべきポイントが多いのも特徴の一つです。
Noise Master Buds MAX本体には物理ボタンが採用されています。
タッチ操作だけのヘッドホンは、装着位置を直そうとして誤操作してしまうことがありますが、物理ボタンは指先で位置を確認しやすく、慣れれば操作しやすいのがメリットです。
個人的には物理ボタンの方が好きですね。

Noise Master Buds MAXは、しっかり折りたたみ機構を採用しているので収納しやすいのと、フィット感を高めるためのスイーベル機構も搭載されていて、過不足のない機能性に仕上がっていました。
本レビューは暑い日に書きましたが、若干ムレ感があるように感じます。
ただ、どのヘッドホンも密閉度を高めるとムレ感が出てきてしまうので、個人的には気になるほどではありませんでした。
Noise Master Buds MAXには簡易的な梱包用の袋が付属してくるだけで、専用ハードケースがない点はもったいないと感じました。
ハードケースがあるだけでも、購入者の所有欲を満たしてくれますし、人によっては「30,000円も出したのにソフトケースしかないの!?」と思ってしまう方もいらっしゃると思うので、この点は出し惜しみせず、ハードケースをご用意いただきたかったポイントです。(ここで文句を言っているのは私くらいかもしれませんが”苦笑)
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約260gの装着感|長時間の使用でも耳や頭は痛くならない?(メガネ併用含む)

Noise Master Buds MAXの重量は実測値で259.5gです。
数字だけを見ると「軽いの?重いの?」と判断しにくいかもしれません。
有名どころのヘッドホンの重さをいくつかピックアップしてみました。
【ハイエンドモデル(各社フラグシップモデル)】
・Bose QuietComfort Ultra Headphones LE(第2世代):約263g
・ソニーWH-1000XM6:約254g
・Sennheiser MOMENTUM 5 Wireless:約290
【ミドルクラス(20,000~30,000円前後)】
・Anker Soundcore Space One Pro:約287g
・Sennheiser ACCENTUM Plus Wireless:約227g
・オーディオテクニカ ATH-M50xBT2:約307g
【エントリーモデル(アンダー1万円程度)】
・SOUNDPEATS CovePro:約250g
・EarFun Wave Pro:約268g
・QCY H3S:約245g
各価格帯で本体に使われている素材や内部構造が違うことから、各社各様の重さになっています。
中でもエントリーモデルが軽めなのは、基本的にコストを抑えるため、本体にプラスチックが使われているからかと思われます。
他方で、ステンレスなどが使われいてると若干重くなるところ、Noise Master Buds MAXのパーツ仕様について詳細な情報は分かりませんでした。
触ってみた感じ、ハウジング周りは塗装のようなので、プラスチック系統の樹脂系素材、ハウジング両サイドの渦巻状の部分はステンレス系等で加工を施しているのかなと思われます(この点は推測です)。
イヤーパッドにはヴィーガンレザーが採用されているので、フワフワで着け心地は極上です。
Noise Master Buds MAX自体の重さは標準的ですが、ヴィーガンレザーの装着感により重さが均等に分散されていて、側圧もあまり強くないので、長時間使用にも向いています。
また、メガネを使っている人の場合は、イヤーパッドとメガネのつるが干渉することがありますが、ヴィーガンレザーが良い具合にメガネのツル部分を包みこんでくれるので、メガネ装着のまま長時間使用しても、気になりませんでした。
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【音質検証】「Sound by Bose」の実力|LHDC 5.0・Dynamic EQ・空間オーディオ
音質レビュー|40mmドライバーが放つ低音の迫力とボーカルの明瞭感

Noise Master Buds MAXの音質を語るうえで、まず注目したいのが40mmドライバーから奏でられる、きめ細やかな高音質です。
Noise Master Buds MAXの40mmドライバーは、オーバーイヤー型ヘッドホンでは比較的スタンダードなサイズですが、Noise Master Buds MAXでは「Sound by Bose」を掲げており、単純に低音を強く出すだけではなく、全体のバランスを意識したチューニングが特徴になっています。
最初は、Android端末経由でAACで聴いてみましたが、一瞬ハイレゾかと勘違いしてしまうほどの明瞭感。
そして、BOSE監修というだけあって低音が引き締まっていて、それでいてボーカルの音声が埋もれたりしません。
むしろ、ボーカルの声を優しく低音域が包みこんでくれ、中高音域をしっかり引き立ててくれています。

本家BOSEのチューニングと比較すると、ほんの少し低音の引き込みの強さみたいなもの、重力感のようなものは少なく感じられましたが、BOSEサウンドを標榜するには十分な音質、チューニングになっています。
ベースやキックドラムにはしっかりと厚みがあり、EDMやロック、映画の効果音などでは迫力を感じられるサウンドに仕上がっています。
特にボーカルは低音に埋もれにくく、男性・女性ともに声の輪郭を感じやすいのが好印象でした。
ボーカル曲をよく聴く人でも、声が遠く感じにくく、歌詞を追いやすいサウンドです。
高音域についても、必要以上に鋭くならず、比較的聴きやすい方向に調整されています。むしろ、本家のBOSEより高音域の出し方は綺麗かもしれません。
私はNoise社の純正イヤホン・ヘッドホンを使ったことがないので、大元がどういう音をメインに出しているかを知らないのですが、もしかしたら、Noise社の高音域チューニングが素晴らしいのかもしれません。

解像感を最優先するモニター系のヘッドホンというよりは、低音の厚みとボーカルの聴きやすさを両立した、長時間楽しみやすい音作りと考えると分かりやすいかと思います。
また、オーバーイヤー型らしく音場にもある程度の広がりがあります。
イヤホンと比べると音が耳のすぐ近くに張り付く感覚が少なく、ライブ音源や映画では左右だけでなく、前後方向の広がりも感じやすくなっています。
「Sound by Bose」という名前から、Bose QuietComfortシリーズとまったく同じ音を期待すると少し違います。
あくまでNoise Master Buds MAX独自の設計に、Boseのサウンドチューニングに関するノウハウが加わっている製品です。
そのうえで、低音の迫力や聴き疲れしにくいバランス感は、このヘッドホンの大きな魅力だと感じました。
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Dynamic EQとLHDC 5.0(ハイレゾ)による音質変化とスマホ対応状況

Noise Master Buds MAXでは、音質を支える機能としてDynamic EQとLHDC 5.0が用意されています。
まずDynamic EQは、一般的なイコライザーとは少し考え方が異なります。
通常のEQでは、自分で低音・中音・高音の強さを調整します。
一方、Dynamic EQは音量などに応じて音のバランスを自動的に補正する仕組みです。
たとえば、小さな音量で音楽を聴くと、低音が弱く感じたり、ボーカルが薄く感じたりすることがあります。
Dynamic EQでは、そのような場面で低音やボーカルの存在感を補い、音量を下げても物足りなさを感じにくくする方向に調整されます。
逆に大きな音量では、低音が必要以上に膨らんだり、高音が耳に刺さったりしないよう、全体のバランスを整える役割があります。
そのため、通勤中は小さめの音量、自宅では少し大きめの音量というように使い分ける人でも、音量ごとに極端に音質が変わりにくいのがメリットです。
もうひとつの注目機能がLHDC 5.0です。
LHDCはHUAWEIの規格とされていて、従来であればHUAWEI製スマホ以外に選択肢がありませんでした。
ちなみに、インドでのシェア率の多くはSBC、AACのツーコーデックが主流です。
というのも、インドで販売されていてシェア率の高い価格帯が日本円で約5,000円以下のヘッドホン等が多いからなんですね。
さて、Noise Master Buds MAXはLHDC 5.0に対応しているため、対応Androidスマートフォンを使っている人であれば、高音質なワイヤレス再生を楽しめるのが強みです。
前述の通り、少し前までだと日本市場でLHDCに対応しているスマホを探すのが大変でしたが、最近では私の使用しているPOCO F8 Proなど比較的入手しやすいスマホにLHDCが搭載されています。
LHDCはハイレゾの中でも群を抜いていて、最大24bit/192kHz(LDACは最大24bit/96kHz)の再生に対応しています。
当然ながら、Noise Master Buds MAXをLHDCで聴いたときの高音域の抜け感やボーカルの抜け感は流石の一言に尽きました。
綺麗なだけでなく、キンキンせず、それでいて抜け感に爽快感があるんです。
そして、何より驚いたのが微細な楽器の音がクリアに耳に届く点です。
LDACやaptX系でハイレゾは聴き慣れていましたが、LHDCは初体験だったんですね。
低音の厚み、ボリューム感もグワッと増しました。一点だけ気になったのは、楽曲によってはボーカルの声が周りの音楽に少し埋もれて聴こえてしまうように感じられた点は、惜しいと感じました。
それで、繊細かつ微妙なニュアンスまで伝わってくるLHDC 5.0の存在感は抜群によく、しばらく自宅でのヘッドホン使用はNoise Master Buds MAX一択になりそうです。
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Spatial Audio(空間オーディオ)の没入感と映画・ゲームでの使い勝手
Noise Master Buds MAXは空間オーディオ(Spatial Audio)にも対応しています。
空間オーディオは、通常のステレオ再生よりも音の広がりを感じやすくし、まるで周囲から音が鳴っているような立体感を演出する機能です。
こちらはLHDC 5.0との併用は不可なので、SBCかAACコーデックで聴いてください。
私はLHDC 5.0で接続したまま空間オーディオをオンにしたらもの凄く酷い雑音がなり耳が壊れるかと思いました(笑
ノイズに近いですね…。
他社製だと、自動でAACに切り替えたりしてくれるのですが、Noise Master Buds MAXには自動切り替えがないのでスマホ側で対応コーデックの操作が必要でした。
で、実際にNoise Master Buds MAXの空間オーディオを聴いてみましたが、まず音の歪みのようなものはあまり感じられず、しっかり音楽として成立していました。
他社モデルの中にはまだ発展途上のものもあり、空間オーディオで聴くと音楽として成立しないものもある中で、ここまで完成度を高めてきているのは、さすがNoise社というほかはありませんね。
ただ、音質は変わってしまいました。
確かに音の広がりもあって臨場感のある楽しい音楽にはなるのですが、なんか惜しい。
その何かというのが、恐らく膜のような物が一枚挟まったような音質傾向に変わってしまう点でした。
個人的には、室内であれば確実にLHDC 5.0で聴くので空間オーディオはおまけかなと思っているので良いのですが、空間オーディオで楽しみたいという方にとってはこの点が少しネックになるかもしれません。
空間オーディオと思いの外、相性が良いのが映画やドラマ、YouTubeなどの動画コンテンツでした。
通常のステレオ再生では、音の多くが左右から聞こえてくる感覚になります。
Spatial Audioを有効にすると、環境音や効果音がより広い範囲から聞こえるようになり、映像への没入感が高まります。
アクション映画では爆発音や車の走行音、SF作品では宇宙船や機械音などとの相性が良く、ヘッドホンで映画を見る人には面白い機能です。
音楽でも空間の広がりは感じられます。
また、Noise Master Buds MAXのSpatial Audioはヘッドトラッキングには対応していません。
【ノイキャン&通話】最大40dBアダプティブANCと外音取り込みの実力
電車やカフェの騒音をどこまで消せる?ノイズキャンセリング(40dB)を検証
Noise Master Buds MAXには、最大40dBのノイズ低減をうたうアクティブノイズキャンセリング(ANC)が搭載されています。
さらに、周囲の騒音状況に合わせてANCの強さを自動調整するアダプティブANCにも対応しています。
特に効果を感じやすいのが、電車やバスの走行音、エアコンの動作音など、一定して続く低い音です。
通勤中の電車で使用すると、車両の走行音や空調音が軽減され、音楽や動画の音量を必要以上に上げなくても聞き取りやすくなります。
完全に無音になるわけではありませんが、周囲の騒音が一段遠くなったように感じられるため、移動中に集中したい人には便利です。
カフェでもANCの効果を感じやすい場面があります。
空調や換気扇の音、店内に流れる低い環境音などは比較的抑えやすく、作業用BGMや音楽に集中しやすくなります。
特に室内作業をしている際に、Noise Master Buds MAXのノイキャンの恩恵を感じるシーンが多くありました。
まず、手元のキーボードの音。基本的にANCは甲高い音は消せないのですが、Noise Master Buds MAXのANCはそこそこノイズ処理してくれたので、手元のキーボード音が気になる方にオススメです。
次に、空調音。私の部屋では空気循環の効率化のために、エアコンとサーキュレーターを作動させています。
このサーキュレーターが思いの外うるさいんです(笑
サーキューレーターの送風設定は10段階中、6に設定しているため、後方では結構「ブワー」という音が流れています。
ですが、Noise Master Buds MAXのノイキャンでは音楽を止めている状態で完全にノイズを除去してくれていました。
また、会話テストでも空調音といったノイズを除去してくれていたので、オンライン会議用にも使える、秀逸な一台です。
30,000円超えのヘッドホンは伊達ではありませんでした。
一方で、人の話し声や食器が触れる音など、高めで不規則な音は完全には消えません。
これはNoise Master Buds MAXに限らず、多くのANCヘッドホンに共通する特徴です。
ANCは「すべての音を消す機能」ではなく、特に低周波の騒音を中心に目立ちにくくする機能と考えると分かりやすいでしょう。
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自然な外音取り込みモードと5マイク通話(Web会議)の使い勝手
Noise Master Buds MAXには、ANCだけでなく外音取り込みモードも搭載されています。
最近のヘッドホンは、格安ヘッドホンでもメーカーものならほぼ搭載されている機能になります。
Noise Master Buds MAXの外音取込モードも雑味がなく、たとえば、コンビニで会計するときや駅のアナウンスを確認したいときなど、クリアに外部の音が拾えるので安心して使えます。
極端な話、音楽を小音で流しながら、YouTubeを外音取込機能で聞くという使い方もできます。
通話については、Noise Master Buds MAXに5マイクシステムが採用されています。
先程、フライング気味に紹介してしまいましたが、マイクの集音性、また恐らくノイズキャンセル機能も搭載されているのではないかと思われるほど、綺麗に集音してくれます。
質の悪いヘッドホンだとオンラインミーティングや通話の際に、必要以上に声を出さないと拾ってくれないなんてことがありますが、Noise Master Buds MAXの5マイクは完璧でした。
小さな声、ボソボソ喋る声もかなり明瞭に拾ってくれるので、オンライン会議に使いやすい仕様に仕上がっていました。
今回、音声録音用の専用ツールや、Teamsの録音機能など複数のツールで試してみましたが、どれにおいても、しっかり録音され、ノイズも入っていなかったですし、自分の読み上げた音声がしっかり録音されていて感激しました。
これなら、会議用・通話用ツールとして一台持っておくのがベストな選択肢だと思わせてくれる一台です。
アプリの多機能性が魅力
ここで、簡単にNoise Master Buds MAXのアプリとLHDC 5.0への設定方法をご紹介します。
まず、アプリは下図をご覧ください。こちらがアプリのトップ画面です。

ノイキャンやデュアルペアリング、サウンド、操作、デバイスを探す、フォーカスモードなど多用で便利な機能が網羅されています。

デュアルペアリングでは、既に接続済みのデバイスが表示されているので、どれとどのデバイスをペアリングしたのか忘れた時に便利だなと感じました。

空間オーディオも中々のクオリティでした。

ボタン操作も簡単にチェンジできます。

こちらがフォーカスモードといって、集中したい間だけ操作をいじれなくしてくれるモードです。勉強や仕事向きですね♪

イコライザーについては、自分でも調整できますが、BOSE監修チューニングを聴きたければ左側の「SOUND BY BOSE」一択です。

次に、Android端末(今回は、POCO F8 Proを使用)で開発者モードを出す方法と、LHDC 5.0にする設定方法をお伝えします。
開発者モードはデフォルトでは隠れていて、隠れコマンド的に一定の操作をすることで出てきます。
ただ、スマホ毎に開発者モードの出し方が変わってくるので、ご自身のAndroid端末の開発者モードの出し方が分からなければ、ググってみてくださいね。
まず、アプリの「設定」を選択、「デバイス情報」を選択。

「OSバージョン(For POCO)」を8回くらい連続でタップすると開発者モードが現れます。

設定画面に戻って、「追加設定」をタップ。

少し下に「開発者向けオプション」というタブが出現しているので、こちらをタップ。

中段くらいにBluetoothの設定画面があるので、HDオーディオがオフになっていたらオンにしておきましょう。

次にコーデックをLHDC V5に変更。

サンプルレートも最大の192.0kHzに変更しておきましょう。

これで高解像度のハイレゾ音源を聴くことができますよ^^
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【機能・バッテリー】最大60時間再生・デュアルペアリングと接続性
通常60時間・ANCオン48時間のロングバッテリー&急速充電(10分充電)
Noise Master Buds MAXバッテリーもちは、近年のエントリーモデル界隈でのロングバッテリー(公称値90時間前後)と比較すると、ちょっと物足りなく感じてしまいます。
ですが、ヘッドホンで60時間再生ができるというのは十分ロングバッテリーといえます。
例えば、BOSEのヘッドホンは顕著に再生時間が短く、最大30時間程度。
以前、Bose QuietComfort Ultra Headphones(第一世代)を使っていたときには、放置しておくと放電してしまって、使うたびに充電するという、かなり面倒なことをしていました。
そこと比較すると、60時間の再生時間を確保してくれていて、重さもアンダー260gという軽さを実現している点は特筆に値します。
ちなみに、ソニーのWH-1000XM6のバッテリー公称値は40時間程度なので、Noise Master Buds MAXが如何にロングバッテリーなのかが分かりますよね。
Noise Master Buds MAXの公称値では、ANCをOFFにした状態で最大60時間、ANCをONにした状態でも最大48時間の連続再生に対応しています。
ANCを使うとマイクやノイズ処理に電力を使うため、通常はバッテリー持続時間が短くなります。
それでも最大48時間使えるため、ANCを日常的に利用する人でも充電回数を抑えられるのが魅力です。
通勤や通学だけで使う人なら、週に1回充電するだけでも使えてしまう手軽さが魅力です。
旅行や出張にも向いています。
数日間の旅行であれば、ホテルで毎晩充電しなくても使いやすく、新幹線や飛行機など長時間の移動でもバッテリー残量を気にせず使えますよ。
さらに便利なのが、急速充電機能のInstachargeです。
ANC OFF時には、わずか10分の充電で最大10時間再生できるとされています。
出かける直前にバッテリーが少ないことに気付いても、身支度をしている間にある程度充電できるのは大きなメリットです。
フル充電に必要な時間も最大約60分とされており、大容量バッテリーを搭載したヘッドホンにしては充電速度はとても早いです。
というのも、先程ご紹介したソニーWH-1000XM6はマックス充電まで持っていくのに3.5時間かかるんですよ。
あのソニーですら、と言いたくなってしまうほどのスピード感には脱帽ですし、非常に使い勝手が良いですよね。
充電端子はUSB Type-Cなので、Androidスマートフォンやタブレット、ノートPCなどと充電ケーブルを共用しやすいのも便利なポイントです。
最大60時間という数字だけでなく、「充電回数が少なくて済む」「急いでいるときでも短時間で使える」という日常での使いやすさが、Noise Master Buds MAXのバッテリー性能の魅力です。
Bluetooth 5.4・デュアルペアリング(2台接続)と動画・ゲームの遅延
Noise Master Buds MAXはBluetooth 5.4に対応していますが、現在の最新規格は6.Xとされており、Bluetooth6.0規格のイヤホン、ヘッドホンも多く出ている点を考えると、型落ち感が否めません。
恐らく、現地で開発された当初の比較的最新モデルだったのがBluetooth5.4だったのでしょう。
とはいえ、Bluetooth6.0か5.4かでそこまでの体感差はないので、あまり気にしないほうが良いです。
それよりも、Noise Master Buds MAXで便利なのが、2台の機器を同時に接続できるデュアルペアリングです。
いわゆるマルチポイントに近い使い方ができ、たとえばスマートフォンとノートPCの両方に接続しておくことができます。
仕事中はPCで音楽を流し、スマートフォンに着信があったときはスマートフォン側へ切り替える、といった使い方が可能です。
毎回Bluetooth設定を開いて接続し直す必要がないため、仕事とプライベートで複数の機器を使っている人にはかなり便利です。
ただ、一般的にマルチペアリング中はハイレゾ音源を聴けないため、自然とSBCかAACになってしまう点にはご注意ください。
また、Google Fast Pairにも対応していて、Android端末を使っていると、何気にこの機能が神的に便利なんですよね。
イメージ的には、iPhoneとAir Podのペアリング並に素早くペアリングできるので重宝します。
ちなみに、Noise Master Buds MAXにはゲーム専用の低遅延モードはありません。
あくまでも、Bluetoothの規格に頼った低遅延モードしかない点はご注意ください。
RPGやアドベンチャーゲームなど、多少の遅延が問題になりにくいジャンルでは使えなくもないのですが、競技性の高いFPSや音ゲーを本格的にプレイする場合は、専用ゲーミングヘッドセットを買うのが無難です。
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【比較&コスパ】Sonyなどハイエンドのライバル機とどっちが買い?
ハイエンドのライバル機(WH-ULT900N / ULT WEAR、Sony WH-1000XM6等)との違い
Noise Master Buds MAXを比較検討すべきは、WH-ULT900N / ULT WEARといったミドルクラスや、あえてSony WH-1000XM6といったハイエンドのヘッドホンが妥当です。
Noise Master Buds MAXの価格的にはミドルクラスですが、実力はミドルに留まらず、各社ハイエンドモデルに匹敵する能力を持っていると感じたからです。
ちなみに、WH-ULT900N / ULT WEARの実勢価格は25,000円弱、Sony WH-1000XM6が60,000円弱です。
どちらもソニー製でコンセプトの違うモデルですが、綺麗な音を出せるか、効果的なノイキャンを感じられるかという点でいうと、正直、Noise Master Buds MAXは負けていないどころから、部分的には買っているんじゃないかとさえ思えます。
少なくとも、ノイキャンに関してはWH-1000XM6よりNoise Master Buds MAXの方が効いていると感じました。
音質は、イコライザー的な調整でも良いからとにかく低音が欲しいという方はULT WEARが価格的にオススメですが、自然な低音感と程よい高音域の抜け感を求めるならNoise Master Buds MAXがオススメです。
対して、WH-1000XM6は高音域の抜け感や低音の強弱、音域の広さなどどれをとっても秀逸ですが、個人的には、Noise Master Buds MAXをLHDC 5.0で聴いた限り、Noise Master Buds MAXの方が上を行っているのではないかと感じられました。
恐らく、LHDC 5.0のほうがLDACより再生可能なビットレートの範囲が広いのも影響していると思いますし、BOSE監修のチューニングも効いていると思います。
今までは気分転換に音楽を聞く時はWH-1000XM6をメインに使ってきましたが、これからは確実にNoise Master Buds MAXを使います。
そのくらい、Noise Master Buds MAXのLHDC 5.0での再生による音色、音域の広さ、心地よい低音から高音域の再生力に感服したからです。
しかも、それを30,000円台前半で再現しているのですが、凄いの一言では足りないくらいです。
また、長時間使う方にとっては、Noise Master Buds MAXのロングバッテリーも魅力でしょう。
例えば、ULT WEARは約30時間、WH-1000XM6が約40時間しかもちません。
ですが、Noise Master Buds MAXは最大60時間と大差をつけています。
ただ、一点だけNoise Master Buds MAXに難点があるとすれば、日本人でLHDC 5.0に対応したスマホを持っている人が限られてしまう点です。
ウォークマンでも対応しているモデルは限られてきてしまいますし、LHDC 5.0が使えないという前提になると、例えばiPhoneでの使用に限ってみた場合、ULT WEARを選ぶという選択肢も全然ありになってきます。
もちろん、あえてソニー最高峰のWH-1000XM6を選ぶというのもロマンがありますし、そこであえてインドメーカーのNoise Master Buds MAXを選ぶというのも魅力的に映ります。
とにかく強い低音が欲しい方や少しでも安く良い音質が欲しいという方はソニーのULT WEARを、ブランド力や所有欲を満たしたいという方はハイエンドモデルのWH-1000XM6を選ぶのが無難です。
対して、LHDC 5.0の再生環境がある方は間違いなくNoise Master Buds MAXを選ぶべきです。
また、完全に好みの問題ですが、ソニーのチューニングよりBOSEのチューニング系統が好きという方もNoise Master Buds MAXを選ぶべきということになります。
Kibidango Storeでの価格・保証内容と「33,000円」のコスパ評価
Noise Master Buds MAXは、本記事執筆時点でKibidango Storeにて33,000円で販売されています。
クラウドファンディングでは目標金額240万円に対して約470万円を集め、185人が支援。達成率は195%となりました。
33,000円だけを見ると、決して安いヘッドホンではありません。
1万円前後でもANC搭載ヘッドホンが購入できる現在では、「3万円も出す必要があるの?」と感じる人もいるでしょう。
ただしNoise Master Buds MAXには、40mmドライバー、Sound by Bose、Dynamic EQ、LHDC 5.0、最大40dB ANC、Spatial Audio、5マイクシステム、Bluetooth 5.4、デュアルペアリング、装着検出、最大60時間バッテリーなど、多くの機能が搭載されています。
これだけの機能をまとめて33,000円という価格を考えれば、スペック面でのコストパフォーマンスはかなり高いといえます。
特にバッテリー性能は大きな魅力です。
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よくある質問(FAQ)
iPhoneでも高音質で楽しめますか?
Noise Master Buds MAXは、公式スペック上でAndroidとiOSの両方に対応しています。
そのため、iPhoneでもBluetoothヘッドホンとして利用できます。
ただし、Noise Master Buds MAXの高音質機能として紹介されているLHDC 5.0をiPhoneで利用することはできません。
そのため、LHDC 5.0を最大限活用したいのであれば、対応するAndroidスマートフォンとの組み合わせがおすすめです。
40mmドライバーやSound by Boseによるサウンドチューニング、Dynamic EQといったヘッドホンそのものの特徴はiPhoneでも活かせます。
なお、Kibidango Storeの商品ページでは対応コーデックとしてLHDC 5.0が明記されていますが、それ以外のBluetoothオーディオコーデックについては詳細が掲載されていませんでした。
当方が確認したところによると、AAC接続が確認できたのと、実際iPhoneでも聴いてみましたがSBCのような音質劣化は確認できず、iPhoneでもとても綺麗な音が出ていたので、AACコーデック対応と考えて良いかと思います。
マルチポイント(2台同時接続)には対応していますか?
Noise Master Buds MAXはマルチポイントに対応しています。
イヤーパッドの交換や防水性能(IPX4)はどうなっていますか?
Noise Master Buds MAXの防水性能はIPX4です。
IPX4は、日常生活で多少の水しぶきがかかる程度を想定した生活防水レベルです。Kibidango Storeでも「IPX4(生活防水)」と案内されています。
イヤーパッドについては、柔らかなヴィーガンレザーのクッションが採用されています。
本記事執筆時点のKibidango Storeの商品ページでは、交換用イヤーパッドの販売やユーザー自身による交換方法について明確な内容を確認できませんでした。
イヤーパッドは長期間使うと、汗や皮脂によって表面が劣化してしまうんですね。
交換不可であることも想定して、大切に使うことをオススメします。
まとめ|Noise Master Buds MAXはコスパ良くBoseの音を楽しみたい人の最適解
おすすめな人・おすすめしない人
ここまでNoise Master Buds MAXを詳しく紹介してきました。
Noise Master Buds MAXが特におすすめなのは、Sound by Boseに興味があり、音質だけでなくANCやバッテリー、接続機能まで欲しい人です。
最大40dBのアダプティブANC、40mmドライバー、Dynamic EQ、LHDC 5.0、Spatial Audio、5マイクシステム、デュアルペアリング、最大60時間再生など、普段使いで欲しい機能がかなり充実しています。
特に、Boseのサウンドに興味がある人、AndroidスマートフォンでLHDC 5.0を活用したい人には是非とも使っていただきたいヘッドホンだと感じました。
一方で、iPhoneではLHDC 5.0のメリットを活かせないため、「高音質コーデックまで含めて性能をフル活用したい」というiPhoneユーザーには少しもったいない部分があるのも事実です。
iPhoneでもBOSEチューニングの音質(AAC)や精度の高いノイキャンは使えるので、それと他の機能を合わせて考えて33,000円の価値があると感じたら買いです、
Noise Master Buds MAXは、「価格だけで選ぶ格安ヘッドホン」でも、「ブランドだけで選ぶ高級ヘッドホン」でもありません。
インド発メーカーに興味のある方やBOSE監修の音質に興味を持っている層、LHDC 5.0で最高音質を堪能したい方向けのモデルです。
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総合評価とまとめ
Noise Master Buds MAXを総合的に見ると、3万円台という価格以上に多くの機能を詰め込んだ、完成度の非常に高いワイヤレスヘッドホンです。
最大の特徴である「Sound by Bose」に加え、40mmダイナミックドライバー、Dynamic EQ、LHDC 5.0、Spatial Audioを組み合わせることで、音楽だけでなく映画や動画まで幅広く楽しめます。
さらに最大40dBのアダプティブANCと外音取り込み、5マイク通話、Bluetooth 5.4、デュアルペアリング、装着検出など、日常的に使う機能もしっかり揃っています。
一番評価すべきはやはりBOSE監修の音質とLHDC 5.0の最高音質です。
ですが、実はマイク性能がとても良いので、オンラインミーティング兼用のビジネスアイテムとしても秀逸なんですよ。
またバッテリーもちも最大60時間と長いので、充電を頻繁にしたくない方にオススメです。
でも、個人的にはやっぱりインドメーカーという点に注目して欲しいですね。
中華圏やアメリカ発、ドイツ発の音響機器はよく見かけますが、インドからもこれだけ優秀な音響メーカーがあるという新たな発見をすることができましたし、応援したくなりました。
BoseやSonyといった定番モデルだけでなく、人とは少し違ったヘッドホンを試してみたい人にも注目してほしい1台です。
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