先日、QCYのワイヤレスイヤホンをレビューした時に、この価格でここまでしっかりしたノイキャンを搭載したワイヤレスイヤホンが出たか!
と、とても驚いたのを覚えています。
しかも音質もかなり良かったんです。
QCYはワイヤレスイヤホンからワイヤレスヘッドホンと幅広く扱っているメーカーなんですが、今回、”QCY H3ワイヤレスヘッドホン”をメーカー様からご提供いただいたので、率直な感想をレビューしていきます。
結論だけ書くと、”QCY H3ワイヤレスヘッドホン”は装着感が素晴らしく、長時間再生に適したワイヤレスヘッドホンでした。
使用期限:2024/2/10まで
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【実機】”QCY H3ワイヤレスヘッドホン”を開封
まずは”QCY H3ワイヤレスヘッドホン”を開封していきましょう♪
こちらが”QCY H3ワイヤレスヘッドホン”パッケージ表面です。
ちょっと凝ったデザインが素敵でした♪
こちらが”QCY H3ワイヤレスヘッドホン”パッケージ裏面です。
”QCY H3ワイヤレスヘッドホン”の梱包はめちゃめちゃしっかりしています。
”QCY H3ワイヤレスヘッドホン”本体以外の同梱物としては、USBタイプA-C(充電用)と3.5㎜ジャックのケーブルが付属してきます。
残念ながらケースは付属してこないので、別途購入するのが無難ですね。
こちらが”QCY H3ワイヤレスヘッドホン”右側面です。
こちらが”QCY H3ワイヤレスヘッドホン”の左側面です。
ボタンは基本、右側配置となります。
”QCY H3ワイヤレスヘッドホン”の調節用スライダーは頭頂部付近にありました。
”QCY H3ワイヤレスヘッドホン”のスライダーにはメモリが付いているので意外と便利です♪
”QCY H3ワイヤレスヘッドホン”のボタン類です。
ANC、ノーマルモード、外音取込モードの切り替えが可能です。
その下にUSBタイプC用の端子があり、さらに下には3.5㎜ジャックが搭載されています。
”QCY H3ワイヤレスヘッドホン”のボタン類を別角度から撮影しました。
こちらの角度からだと、電源ボタン、音量のプラスマイナスボタンがあります。
”QCY H3ワイヤレスヘッドホン”の軸の裏側です(笑)
ちなみに、”QCY H3ワイヤレスヘッドホン”の重さは実測値で264.5gと軽量な部類でした。
”QCY H3ワイヤレスヘッドホン”をレビュー♪
それでは、”QCY H3ワイヤレスヘッドホン”をレビューしていきましょう。
”QCY H3ワイヤレスヘッドホン”の音質はどう?
まずは”QCY H3ワイヤレスヘッドホン”の通常の音質(ここではiPhoneを想定しAACコーデックを使用)を想定してレビューしますね。
”QCY H3ワイヤレスヘッドホン”を聴いた第一印象は低音が強めでした。
全体の輪郭は思ったよりもフワッとしていてぼやけているように感じたものの、長時間聴いてても聴き疲れしないタイプの音質傾向です。
また、中音域というかボーカル系の声・音は少し後ろで鳴っているような印象で、低音域の音が前にバンと出てきます。
音を楽しみたい人にはとても良いかもしれません。
高音の抜け感はそこまでありませんでした。
凄く極端な例でいうと、BOSEとソニーどっちに似ている?と聴かれればBOSEと答えます。
低音が凄く強い訳ではないんですが、全体の調整と相まって低音強めに聴こえるのでしょうか。
解像度は中くらいで全体の音が明瞭に聴こえるレベルにまでは高解像度ではありません。
ただ、個人的な感想ですが、ボーっと聴き続けているのには、後述の装着感の観点から凄く気持ちの良いヘッドホンです。
ちなみに、QCYには専用のアプリがあり、ここにプリセットイコライザーとカスタムイコライザーが用意されています。
”QCY H3ワイヤレスヘッドホン”は最初はデフォルトという設定になっています。
そのデフォルト状態で結構低音強めにチューニングされているので、低音好きはそのまま低音を活かした音作りをしてみてください。
私のようなもっと高音の抜け感が欲しいという方は、以下のように中高音域をあげてみてください。
イヤホンやヘッドホンの中には、せっかくカスタムイコライザーを用意してくれているのに、いくらチューニングしてもダメなタイプがあるんですね。
この点、”QCY H3ワイヤレスヘッドホン”はチューニングによってかなり音質傾向が変わる天才肌でした。
私は基本、イコライザーは使わず、そのヘッドホンやイヤホンの音質を楽しむタイプなんですが、今回はレビュー用にイコライザーで自分好みの音を作ってみたんです。
高音の抜け感はハイエンドクラスと比較するともう一歩欲しいという状況ではありましたが、この価格帯で、ここまで抜ければ全然OK!
むしろ、聴き疲れしない程度に高音が抜けてるからOKという感じでした^^
ファームウェアのアップデートが指示されたら必ず実施しておいてくださいね^^
”QCY H3ワイヤレスヘッドホン”は有線のみハイレゾ音質に対応しています。
”QCY H3ワイヤレスヘッドホン”のノイキャン性能はどう?
”QCY”のワイヤレスイヤホンはノイキャン効果がかなり強かったんですね。
そのため、”QCY H3ワイヤレスヘッドホン”のノイキャンの効きもどのくらいか気になっていました。
”QCY H3ワイヤレスヘッドホン”のノイキャンの効きは中くらいです。
強すぎず、かといって弱すぎるというわけでもなく、程よいノイキャン効果が出ていました。
甲高い音に関してはノイキャンで減殺できないようです。
”QCY H3ワイヤレスヘッドホン”ならバッテリー持ちも良く長時間装着が可能なので、ずっと音楽を聴いていたい方にもおススメしたくなるヘッドホンでした。
ちなみに、”QCY H3ワイヤレスヘッドホン”本体のボタン操作でもノイキャンモードの変更はできるのですが、専用アプリからもノイキャンモードの変更が可能です。
”QCY H3ワイヤレスヘッドホン”の外音取込機能はどう?
”QCY H3ワイヤレスヘッドホン”の外音取込機能は十分実用レベルです。
ハイエンドモデルと比べるとやや精度は下がりますが、それでも音楽を聴きながら家庭で会話ができるレベルに集音性も良く、相手の声や周りの音をしっかり拾ってくれます。
過去に外音取込機能の良さを謳っていたイヤホンを使ったことがあったのですが、それが思いの外、外音取込機能の精度が低く驚きました。
というのも、かなり大きな声で喋ってもらわないと、そのイヤホンのマイクが声を拾ってくれないんですよ。
その点、”QCY H3ワイヤレスヘッドホン”の集音性はかなり良くて、普通の声を出してもらえれば十分拾えました。
一人でいる時はノイキャンで音楽に没入したいところですが、家族がいる時には許可を得たうえで外音取込機能をオンにしておかないと、不測の事態に対応できないので、”QCY H3ワイヤレスヘッドホン”はかなり使い勝手が良いです。
”QCY H3ワイヤレスヘッドホン”のクッション性・装着感はどう?
”QCY H3ワイヤレスヘッドホン”の装着感ですが、個人的には過去一最高のクッション性とフィット感を持っていると感じました。
ちょうど直近でBOSEのハイエンドクラスのヘッドホンも買ったんですね。
このBOSEのハイエンドクラスヘッドホンもフィット感が良く、というか側圧強めでノイキャンもガッツリ効かせているタイプなんですが、これとはまた違った心地の良いフィット感を感じられたのが”QCY H3ワイヤレスヘッドホン”でした。
例えるなら、モチモチの大福を耳に当てている感じ(笑)
牛皮で作られているんじゃないかと思わせられるモッチモチ感は是非一度味わってほしいです。
ちなみに、”QCY H3ワイヤレスヘッドホン”の側圧はそこまで強くなく、そのため、”QCY H3ワイヤレスヘッドホン”のイヤーパッドが耳回りにかなり良い感じでフィットしてはいるものの、ノイキャンを効かせていても若干外の音が入ってきます。
ただ、音楽の音量と相まってかき消せてしまう程度なので、そこまで気にすることはないでしょう。
個人的には5万円のBOSEハイエンドヘッドホンより、”QCY H3ワイヤレスヘッドホン”の方がもちもち感、装着感は良いといえます。
またまたー、と思われるかもしれませんが本当です^^
”QCY H3ワイヤレスヘッドホン”には恐らくプロテインレザーが使われているのですが、最近のヘッドホンの主流はプロテインレザーなんですね。
ですが、同じプロテインレザーでもここまでモチモチと内容・密度の濃いプロテインレザーは初でした。
このプロテインレザー・イヤーパッドならいつまでも装着し続けていたくなる仕様といっても過言ではありません。
同価格帯やワンランク上の価格帯のヘッドホンも持っていますが、それらもイヤーパッドは恐らくプロテインレザーなんですね。
こちらが”QCY H3ワイヤレスヘッドホン”のプロテインレザー部分なんですが、もちもち感が伝わるでしょうか。
ちなみにこちらは同価格帯のヘッドホンで、装着感やフィット感、もちもち感も中々で、イヤーパッドを見ていただいてもわかる通り、かなりフカフカなんですが、それでも”QCY H3ワイヤレスヘッドホン”の方がより装着時の満足感は高かったです。
こちらはAnkerの入門モデルのヘッドホンで価格帯は9,000円弱と”QCY H3ワイヤレスヘッドホン”より上位モデルですが、装着感は段違いで”QCY H3ワイヤレスヘッドホン”の方が良いです。
ちなみに、”QCY H3ワイヤレスヘッドホン”と”Anker Soundcore Life Q30ヘッドホン”の音質は傾向は似ているものの、音質面では若干”Anker Soundcore Life Q30ヘッドホン”の方が良いかな、程度で個人的には2,000円プラスして買うのはどうかなという印象です。
装着感などを加味したら”QCY H3ワイヤレスヘッドホン”の方が使い勝手も満足感も高いと感じています。
次に、約7,000円前後で販売されている、ほぼ同価格帯の”Edifier W820NB”と装着感を比べてみました。
こちらもプロテインレザーが使われていて装着感は良いのですが、プロテインレザーの厚みの違いなんですかね。
やはり、”QCY H3ワイヤレスヘッドホン”の方が装着感が良くて、恐らく長時間のリスニングには”QCY H3ワイヤレスヘッドホン”の方が向いています。
という感じで、どのクラスと比べても”QCY H3ワイヤレスヘッドホン”程のフィット感というかソフトタッチなフィット感を得られなかったのには驚きました。
”QCY H3ワイヤレスヘッドホン”のデザインはどう?
”QCY H3ワイヤレスヘッドホン”のデザインはとてもシンプルだと思います。
こちらも他社と比較してみますね。
まずは”QCY H3ワイヤレスヘッドホン”の外観写真を掲載します。
こちらが”QCY H3ワイヤレスヘッドホン”の表面ですね。
”QCY H3ワイヤレスヘッドホン”は癖のない外観で万人受けするヘッドホンデザインなのと、シンプルで奇抜さなどを狙っていなところが個人的には好きです。
ただ、その代わり、他社製品との見分けがつかないという点は、ある意味デメリットとして挙げられます。
個人的には、このシンプルさがソニーのヘッドホンやEdifire系統に似ていて好きなですけどね^^
では、簡単に外観を比較していきましょう。
こちらが”SOUNDPEATS Space”というヘッドホンで、見た目のゴツさが好きなヘッドホンです。
ヘッドホンのハウジング部分の形状は人によって好みがかなり分かれます。
ハウジングはヘッドホンのイヤーパッド(耳あて部分)の裏側のこと。
先ほどの”SOUNDPEATS Space”でいうと、Sのロゴが描かれている部分がハウジングです。
ここの形状や材質などによって音質が左右されると言われています。
別な表現をすると、イヤーパッドの土台に当たる部分をバッフルというのですが、このバッフルのカバー部分がハウジングになります。
今回、各社比較しているのはこのハウジングの形状のお話です。
個人的にはソニー系のスマートなヘッドホンのハウジングも好きですし、上図の”SOUNDPEATS Space”のようなちょっとゴツめな形状も好きなので、正直、嫌いな形状がありません^^;
次に”Anker Soundcore Life Q30ヘッドホン”を見てみましょう。
”Anker Soundcore Life Q30ヘッドホン”のハウジング形状はちょっと独特なんですよね。
ドーナッツが二つ乗っているような印象(笑
”Anker Soundcore Life Q30ヘッドホン”を横からみるとこんな感じですね。
まぁ、こういう形状もありでしょう、といった感じです^^;
こちらは”1MORE SonoFlow SE”という10,000円ちょっとのヘッドホンなんですが、こちらはシンプルというか、ハウジング下部に滑らかに傾斜がつけられているのがワンポイントでおしゃれなヘッドホンです。
”1MORE SonoFlow SE”も横から見ておきましょう。
こちらは”OneOdio A10”というヘッドホンのハウジング部分ですが、円形にスリットを入れられている点が特徴的なヘッドホンでした。
こちらが”Bose QuietComfort Ultra Headphones”のハウジング部分です。
”Bose QuietComfort Ultra Headphones”はたまたまホワイトを買ったら、”QCY H3ワイヤレスヘッドホン”もホワイトがきたので色味が被りました(笑
デザインの方向性は似ていると感じました^^
こちらはノキアの当時3・4,000円で買った一番安いヘッドホンですが、こちらはハウジングがパンケーキのような形状をしています。
と、こんな感じでヘッドホンごとに色々な形状があって見ていて楽しいのですが、”QCY H3ワイヤレスヘッドホン”のハウジング部分のデザインは、ソニーやBOSEなどのように癖のない、シンプルなデザインが魅力のヘッドホンです。
”QCY H3ワイヤレスヘッドホン”のサイズ調整は下図でいう頭頂部付近に仕込まれているスライダーで行います。
こんな感じですね。
材質はステンレスか何かだと思うのですが、ステンレス様のものが使われているのは、あくまでも表面だけでした。
内側(装着時に見えなくなる部分)はプラスチックで支えられていました。上図のステンレス部分の下側に見える白い部分がそうですね。
ちなみに、”QCY H3ワイヤレスヘッドホン”のスライダー表面にはメモリが施されていたので、自分の頭に装着する際に、メモリを覚えておけばすぐに調整ができるという利点があります。
”QCY H3ワイヤレスヘッドホン”のデザイン性は凝っているわけではなく、非常にシンプルに作られているものの、どこか惹かれるデザインとなっています。
たまに、ヘッドホンをオシャレとして装着する方がいますが、そういう方にも合っているヘッドホンといえます。
”QCY H3ワイヤレスヘッドホン”はマルチポイント対応
”QCY H3ワイヤレスヘッドホン”はマルチポイントに対応しています。
最近、諸事情によりテレワークに入ったのですがマルチポイント機能にはすごく助けられています。
というのも、2デバイスと同時接続したままで良いので、一々スマホやパソコンのBluetooth画面で切り替える必要がないんですよ。
マルチポイント機能のないタイプや、マルチペアリングだとこの手間が微妙に面倒だったんですよ。
よく聞くのは音楽を聴きながら、業務用パソコンからZOOMなどの入室を求められた時に、スムーズに入れたり、プライベート用のスマホで音楽を聴きながら、社用携帯に着信が入ってもマルチポイント対応のヘッドホンでワンタッチで着信に対応するとかですね。
こういう機能を”QCY H3ワイヤレスヘッドホン”の価格帯で出してくること自体、本当にすごいと思いますし、一ユーザーとしてはとてもありがたいと感じています♪
”QCY H3ワイヤレスヘッドホン”のバッテリーもちはどう?
”QCY H3ワイヤレスヘッドホン”のバッテリーもちは必要にして十分です。
”QCY H3ワイヤレスヘッドホン”の最大連続再生時間は60時間とされています。
バッテリー容量は500mAhです。
ただ、この60時間という最大連続再生時間というのはあくまでもノイキャンや外音取込機能をオフにして、ただ音楽を聴いているだけの状態での時間です。
仮に、ノイキャンをオンにした状態の連続再生時間は約35時間とされています。
まぁ、5万円強もする”Bose QuietComfort Ultra Headphones”のバッテリーが最大24時間再生しかできないと知った時はガックリでしたね(笑
これ、ノイキャンやイマーシブオーディオという特殊モードをオフにしたノーマルな状態でのバッテリー時間なんです。
ちなみに、イマーシブオーディオをオンにすると18時間しか対応していません(笑
”BOSE”と比べると”QCY H3ワイヤレスヘッドホン”のバッテリーもちがかなり良いということがわかると思います。
少なくとも、自宅で使うにしても”QCY H3ワイヤレスヘッドホン”くらい持ってくれれば、頻繁に充電しなくて済むので楽ですよね^^
”QCY H3ワイヤレスヘッドホン”の操作性はどう?
”QCY H3ワイヤレスヘッドホン”は物理ボタンが採用されています。
最近のハイエンドヘッドホンは自動装着機能があるのですが、個人的には手動でオン・オフをカチカチやらないと不安なんです(笑
多くのエントリーモデルヘッドホンはまだ物理ボタン方式を採用しているのでこの点、”QCY H3ワイヤレスヘッドホン”は扱いやすいヘッドホンです。
”QCY H3ワイヤレスヘッドホン”のボタンも一見して電源ボタン、音量のプラス・マイナス、ANC系ボタンと分かるように記号が描かれていますし、配置もすぐに覚えられるシンプルな操作性です。
ノイキャン、外音取込、ノイキャンオフは一つのボタンで可能なので、この点もすぐに切り替えができるので便利ですよ。
”QCY H3ワイヤレスヘッドホン”の口コミ・評判をレビュー♪
ここからは”QCY H3ワイヤレスヘッドホン”の口コミ・評判をみておきましょう。
最近耳に入れるタイプのイヤホンを使用しており、久しぶりのヘッドホンタイプでした。
耳がすっぽり覆われ、低音の響き方が最高です。また、写真のとおり左右がわかりやすく示してあるのもポイントです。
お値段以上の性能でコスパよしだと思います。
引用元:Amazon”QCY H3ワイヤレスヘッドホン”レビューより
昔のヘッドホンて、確か右左の表記がなくて、感覚で装着していたような記憶があります。
ヘッドセットならマイクがついている方が右側とか、なんとなく分かるのですが、音楽鑑賞用のヘッドホンはほぼ左右対称なので、どっちが右なのか左なのかがいまいち分かりにくかったんですよね。
その点、”QCY H3ワイヤレスヘッドホン”もそうですが、最近のヘッドホンは左右の表記をしてくれているので、とても分かりやすく、使いやすいデザインになったと思います^^
クーポン込みの価格なら迷わずオススメです。
集中したい時は音を遮断するためにイヤホンをつけることが多いのですが
カナルタイプは結構疲れますし、オープンエアだと音が遮音できないため、
オーバーヘッドタイプを探していました。本機はANC搭載していますが、ANCなしでも遮音性は優秀です。
装着感にも寄与してますがイヤパッドの密着性が高いためと思います。
ANCをONにすると更に騒音が軽減され集中できて良いです。
バッテリー容量が大きいため、ANCオンでも
1日の実使用時間が2〜3時間程度なら一週間は余裕で持つと思います。音質面はBT使用ではコーデックAAC接続の評価となります。
到着時のファームV0.06だと中低音が重視されていてかなりウォームに感じました。
イコライザで調整は可能ですが、ファームV0.07にすると高域のバランスが改善され、
若干フラット傾向となります。(それでもまだ中低域は強め)V0.07で考えると音質自体は価格を考えるとかなり優秀です。
それなりに深いところの音も出ますし、高域の伸びもきれいです。
曲によってはデフォルトだと低音がうるさく感じる場合がありますが
アプリで「ポップ」や「ソフト」のイコライザを選択するだけで、ちょうど良い塩梅になります。ANCやゲームモードをONにした状態でも音質変化はそれほど無いように思います。
ANCは強いて言うなら空間表現力や音の余韻が少し弱くなる感じがしますが、
集中して聴かないなら気にならないです。初期ファームだと音質面でイマイチだったのですが、
ファームアップで改善したので5000円〜6000円程度の無線ヘッドホンと考えると
欠点が見つからないです。惜しい点としては有線接続は可能なので、試して見ましたがちょっと中低域が強すぎますね。
音圧の高いコンテンツで顕著ですが中低域がボワつきます。
素のチューニングが中低音強めなようです。
オーケストラなどのコンテンツだと音圧まともなのが多いので問題ないです。その他、若干気になってるのは「交換用のイヤパッドは入手できるのか?」くらいです。
(そもそもこのクラスのヘッドホンは本体買い替えの前提か?)
サイズはよくあるサイズなので、他ヘッドホン用のが流用できそうではありますが
遮音性などはイヤパッドが大きく貢献してるので同じような素材が望ましいです。ーーー追記
有線ですがUSB-Cも対応してました。
データ通信可能なUSBケーブルであれば16Khz 48000BitのDACとして認識します。
ワイヤレス使用がお勧めですが、接続経路で困ることは無いはず…。
引用元:Amazon”QCY H3ワイヤレスヘッドホン”レビューより
こちらのレビュアーさんのおっしゃる通り、有線音質はいまいちなんですが、BluetoothにてAACコーデックで聴くと結構綺麗な音がなります。
価格面で「この音質は仕方ないよね」と思わせられる部分は当然あります(Ankerにもあるくらいですから^^;)。
ですが、”QCY H3ワイヤレスヘッドホン”レビュー冒頭の音質の項目でも書いた通り、QCY専用アプリのイコライザーで調整が可能です。
イコライザーの操作方法やどの程度にすれば良いのかがわからないという方は、プリセットイコライザーで好みにあった音質のモードを選ぶだけでも、デフォルト設定の”QCY H3ワイヤレスヘッドホン”の音質とはかなり変わってきます。
個人的には、低音重視な”QCY H3ワイヤレスヘッドホン”のデフォルト設定も好きなんですが、やはり高音の抜け感が欲しかったので、カスタムイコライザーで中高音域のみアップさせました。
すると、音質面ではかなり優秀なヘッドホンになり、装着感と相まってずっと使い続けたくなる高コスパなヘッドホンに変身しましたよ^^
【実機】”QCY H3ワイヤレスヘッドホン”のレビューと評判♪コスパ感最高のワイヤレスヘッドホンまとめ
今回は”QCY H3ワイヤレスヘッドホン”を実機レビューしました。
”QCY H3ワイヤレスヘッドホン”の音質は至って普通ですが、イコライザーでより良い音質に調整が可能なので、価格以上の音質を再現できます。
それでいて、現状、定価がアンダー8,000円でセール時になるともっと安くなることを考えると、これ以上のコスパ機はないのではないかと思えるほどです。
そして、何よりもイヤーパッドがとてもモチモチしているのでずっと装着していたくなる装着感がたまりませんでした。
この装着感に関しては、ハイエンドモデルにも引けを取らないレベルなのではないかと感じています。
ヘッドホンに何を求めるのかによって選ぶべきヘッドホンが変わってきますが、装着感の良いヘッドホンという意味では、”QCY H3ワイヤレスヘッドホン”は最適です。
使用期限:2024/2/10まで
リンク先掲載の20%OFFクーポンも併用可能です♪