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TP-Link Tapo C200は危険!?TP-Link はどこの国の会社か。またTapo C200の口コミや評価・評判もチェック!

TP-Link Tapo C200は通販サイトで最もよく売れている見守りカメラの1つで、WiFiを介してネットワークに接続して使う一種の防犯カメラです。

2019年12月の販売開始以来、多くのレビューが寄せられ、その中にはTapo C200は危険だと書かれているものも散見されます。

TP-Link Tapo C200は本当に危険なのでしょうか?
それとも、Tapo C200は本当は安全なのに別の原因で誤解されているのでしょうか?

ここでは、Tapo C200が安全なのかどうか。
そして、安心してTapo C200を利用する方法について解説していきます。

また、その他の口コミについても紹介しますので、購入の際の参考にして下さい。

目次

TP-Link Tapo C200カメラは危険!?


口コミの中にはなぜかTP-Link Tapo C200カメラが非常に危険だというような書き込みがありました。
まずはどうしてこのような疑問が生まれてしまったのか、その背景に迫りたいと思います。

TP-Link Tapo C200カメラが危険だと懸念される背景は?

TP-Linkは中国の会社です。

オバマ政権の時代から米国政府は、中国がサイバー攻撃を仕掛けていると盛んに警鐘を鳴らしていました。

また、最近ではHuaweiの基幹ルーターの件もニュースになっています。

また、TP-Link社は、過去に脆弱なルーターを製造販売したことがあり、これが懸念材料になったものと思われます。

このような背景があるので、TP-Link Tapo C200についてセキュリティ面で懸念する方が多いのでしょう。

TP-Link Tapo C200は通販サイトでは「一般家庭向きの見守りカメラ」として販売されています。
しかし、機能的には「監視カメラ」と重なる部分が多いです。

監視カメラという言葉から怖いイメージを受けますが、必要以上に怖がることはありません。
家庭生活の中でさまざまな「見守り」に役立つツールとしてのプラス面を正しく理解することが重要だと思います。

Tapo C20をセキュリテイの観点からチェック

Tap C200は、カメラをWiFiを介してネットワークに接続して使うものです。

スマホのアプリからカメラを制御したり映像をチェックできます。
映像はカメラに差し込んだMicroSDカードに保存されます。

情報漏洩は、「スマホで閲覧中の映像が第三者に盗み見されないか」という懸念と「MicroSDカードに格納された情報が流出しないか」というところにあります。

前者については、Tapo C200とWifiルータ間およびWifiルーターとスマホ間で送信データに暗号がかけられているので、盗み見される可能性は低いです。

後者に関連した情報漏洩の仕組みについては話が長くなりますので、別の章で改めて説明します。

結論から言いますと、ネットワークのセキュリテイ対策がしっかりされていれば情報漏洩の危険は少ないです。
また、この後で述べますが、見守りカメラTapo C200が攻撃対象になる可能性は極めて低いのです。

これらの可能性を総合して考えれば、Tapo C200からの情報流出を心配しすぎることはありません。

Tapo C200が攻撃対象になる可能性は極めて低いと考えるのは何故?

統計によれば、ハッキングの動機は、機密情報やお金になりそうな情報の取得にあります。
このため、見守りカメラの映像のような金銭的価値の少ない情報はそもそも狙われにくいのです。

それでも、近年、監視カメラへのサイバー攻撃が増えていますが、絶対数はパソコンへの攻撃に比べ桁違いに少ないようです。
見守りカメラTapo C200の情報は、個人情報の中でも金銭的価値の低い一般人の情報ですから、Tapo C200がサイバー攻撃の標的になる可能性は極めて低いと考えられます。

TP-Linkってどこの国の会社(メーカー)!?

TP-Linkは1996年に設立された中国深圳の会社です。

SOHOや中小企業向けのネットワーク製品を開発・製造・販売しています。
世界42ケ国に直営子会社や支店を持ち、日本の窓口はティーピーリンクジャパン株式会社です。

製造販売する製品は、無線LANやルーターなどの伝統的なネットワーク製品以外に、モバイルインターネット向け製品やスマートホームネットワーク製品も手掛けておりその充実に注力しています。

Tapo C200はスマートホームネットワーク製品の中の1つです。

TP-Link Tapo C200カメラの性能はどう?

Tap C200は、カメラをWiFiを介してネットワークに接続して使うものです。
スマホのアプリからカメラを制御したり、映像をチェックできます。

詳しくは、以下の機能を持ちます。

・首振り機能:カメラレンズの向きを、垂直方向に140°水平方向に360°動かすことができ、広い範囲を見渡せます。

・動体検知:動作を検知したらアプリを通じて教えてくれます。

・アラーム機能:不審人物が映ったら、アラーム音とライトで警告できます。

・双方向通話:内蔵のマイクとスピーカーで、アプリの画面越しに会話が出来ます。

・ナイトビジョン対応:夜間や薄暗い場所でも大丈夫。夜になると自動でナイトビジョンに切り替わり視聴や録画ができます。

・高画質のHD動画:1080pの高画質で、細かなところまで撮影します。

・映像をSDカードに保存:録画した映像はカメラに差し込んだMicroSDカードに保存するので流出の心配はありません。MicroSDカードは128GBまで利用できます。

・プライバシー保護:プライバシーモードをオンにすれば録画を停止します。

・インターネット セキュリティ:SSL/TLSによる128ビットAES暗号化

・Wifi セキュリテイ:WPA/WPA2-PSK

参照元:アマゾンTapo C200ページより

TP-Link Tapo C200カメラを安全に使う方法


ここでは、情報漏洩がどのような仕組みで起こるのか理解した上で、その対策を考えていきましょう。

外部からの不正アクセスによる情報漏洩はどのようにして起こるのか?

Tapo C200はIOT機器の1つです。最近ではIOT機器についても情報漏洩が報告されています。
では、インターネットを介して、IOT機器からの情報漏洩がどのようにして起こるのか見ていきましょう。

IOT機器からの情報漏洩の仕組みSTEP1

マルウェアなどのコンビューターウィルスをLANの中に入り込ませる。

具体的な手口は次の何れかです。

・パソコンにメールを送り付け、メールに記されたURLをクリックさせて偽のウェブサイトに誘導して、マルウェアなどのコンピュータウィルスに感染させる。

・ルーターを攻撃して、マルウェアなどのコンピュータウィルスに感染させる。

IOT機器からの情報漏洩の仕組みSTEP2

感染したパソコンやルーターを足掛かりに遠隔操作して、ネットワークにつながっているパソコンやIOT機器のIDやパスワードを盗む。

IOT機器からの情報漏洩の仕組みSTEP3

感染したパソコンやルーターを足掛かりに遠隔操作して、盗んだIDやパスワードを使ってパソコンやIOT機器に記録されている情報を盗み出し、犯人のパソコンに送り付ける。

これが情報漏洩です。
要するに、これだけの手間暇をかけて情報を盗み出しているのです。

情報漏洩を防ぐにはどうしたら良いか?

仕組み上、個人の防犯カメラから情報漏洩の起こる確率は極めて低いと書いてきましたが、それでも一抹の不安は残るものです。そこで、どうやったら情報漏洩対策ができるのかを見ていきます。

パソコンのセキュリー対策

同じWiFiルーターを利用する全てのパソコンにセキュリテイ対策が必要です。

パソコンの基本ソフト(OS)について、Microsoftからセキュリテイ・パッチプログラムが適宜配信されますので、配信されたら必ずすぐにインストールしてください。

これは、OSにセキュリテイ上の穴が見つかった場合に、それを塞ぐ役目をします。
ウィルスがこの穴を利用して色々な悪さをするのでそれを妨げる効果があります。

また、Microsoftからは、Windows Defenderというソフトも無償で提供されていますが、パスワード管理や迷惑メール対策などの機能がありません。

市販のウィルス対策ソフトにはこの機能以外に、偽装サイトなどの危険なページへのアクセス防止、不正通信を検知して阻止、ウィルスやネット犯罪からの保護機能なども提供されています。

市販のウィルス対策ソフトを導入し、パターンファイルを最新のものにして常時パソコンを監視させて下さい。なお、新しいウィルスが出現しますので、そのウィルスに対応してパターンファイルを常に最新のものに維持する必要があります。

WiFiルーターのセキュリティ対策の強化

Tap C200とWifiルーターの間の通信は暗号化された電波によって行われます。

ここで使われる暗号化の方式にWEP、TKIP、AESがあります。
前2者は解読されて盗聴される危険性がありますが、最も新しいAESは最も安全と言われています。

従って、AES方式のWiFiルーターなら盗聴の危険性は無くなります。
こちらがASE方式を採用しているルーターです。


ルーターのウィルス対策はファームウェアを常に最新のものに更新することが不可欠です。
古いファームウェアのままでは、ウィルス攻撃に対抗できないという点ではパソコンの場合と同様です。

ルーターのファームウェアを自動更新してくれるWiFiルータも販売されています。

また、ルーターには、「機器本体の寿命」以外に、「通信規格の寿命」があります。
一般に機器本体の寿命は4年~6年、通信規格の寿命は2年~6年が目安と言われています。

ファームウェアの自動更新機能をもつ、AES方式のWiFiルーターなら、セキュリティ対策が万全なWiFiルーターと言えるでしょう。現在、利用中のWiFiルーターが寿命を過ぎていれば、買い替えを検討することをお勧めします。

パソコンに比べ、ルーターを操作することは日常殆どありません。
そのため、ルーターのセキュリティ対策は忘れがちでセキュリテイ対策の盲点とも言えます。
注意しましょう。

TP-Link Tapo C200カメラの解像度や画素数はいくら?

TP-Link Tapo C200カメラの解像度は1080pフルHD画質です。
1080pの画面アスペクト比は16:9です。
『正方形比率ピクセルにおいて1920×1080、 2.1メガピクセル(207万3600画素)の動画となる。』のだそうです。
(wiki『1080p』参照及び引用)

レビューに載っている画像を見る限りでは結構綺麗に映っています。
暗がりでも暗視機能があるので、闇夜にうつる猫の画像もありました。

通常の使用範囲なら画素数は心配しなくて大丈夫です。

TP-Link Tapo C200カメラの口コミや評判は?

Amazonでは、本記事執筆時点で2701件の評価が寄せられています。
星4つ以上が87%、星2つ以下が7%です。

2019年12月4日の販売開始ですが、Amazon売れ筋ランキングでは、現在でもホームモニタリングシステム部門で1位です。
口コミは批判的なものと、肯定的なものに大別されます。

しかし、この記事は危険性が話題になっていますので、批判的なものを更に「危険性に関するもの」と「その他」に分けて、それぞれについて解説します。

TP-Link Tapo C200の危険性に関するもの

「危険性」を指摘する下記のような口コミが散見されました。

(1)海外から個人情報を入手できた
(2)挙動がおかしいと思ったら、データがごっそり抜かれた。
(3)警戒して、使わない時はコードを抜いている
(4)性能に比べて安すぎる。中国のサイバー攻撃に加担させるのが狙いかもしれない?
参照元:アマゾンTP-Link Tapo C200レビューより

(1)(2)(3)についてはTapoC200を製品紹介ページで示されている用途で使うならば危険性を心配する必要は無いでしょう。

それでも心配な方は、WiFiルーターや、それにつながっているパソコンのセキュリティ対策が十分かをチェックして下さい。

(4)については、とり越し苦労だと思います。
上記で解説した情報漏洩の仕組みをから、Tapo C200がサイバー攻撃に加担できる機能を持っていないことが分かると思います。

TP-Link Tapo C200のその他批判的なもの

WiFi接続など初期設定トラブルや、マイク性能の悪さ、マニュアル記載内容の不備を訴えるものが目立ちました。

また、接続するスマホがAndroid9では使えないという報告もありました。
また、使用開始後しばらくして故障するなど製品に当たり外れがあるようです。

保証や返品、サポートについて購入前に質問し納得してから購入して下さいね。

TP-Link Tapo C200の肯定的な口コミ


コストパフォーマンスに満足している意見が多くその用途も紹介されていました。

主に子供の様子を見るために使っています。

同じフロアでの生活から、別の階のキッチン等に私が移動した際、見たり声掛けをしたりしており、プチお留守番のような形で、子供も何だか嬉しそうです。

出かけの時は、家に猫がいるので、猫の様子を見ます。

結構離れているのに、顔がしっかりと見えますし、呼びかけにも反応してくれて、日が沈んでからはナイトモードになりますが、それでも姿がきちんと見えて癒されます。

最初はカメラが勝手に動く事に驚いていましたが、慣れてからは特に気にした様子はありません。

警戒心が高いので、使用していない時はコードを抜くようにしており、使い方も個々それぞれ生活に合わせて使えるので良いと思います。

画質も音質も、総合的に見て、とても良い買い物をしました。

…実はこちらの前に買った別会社の商品は作りがとても雑で、SDカードを入れる所が入れ口からズレていたり散々だったので、このようなカメラを買う事に不安がありましたが、こちらは全くそのような事はなく、アプリもきちんとしており、安心できる商品でとてもオススメできます!

うちでは、「tapoくんが見てるから安心だね」と子供と話しており、tapoくんと呼んで家族の一員のように扱っています。アマゾンtapo 200レビューより

ネットワークカメラを初めて使うので比較はできませんが想像以上に簡単に設置出来て高性能でした

とりあえず自室の天井に取付けてみましたが軽量なのでアンカー無しでも問題なく取付けできました

設定はアプリをスマホに入れてWi-Fiのパスワードを入力するぐらいしかやることはないです

超広角レンズなので部屋の端に設置すれば一箇所でほぼ全て映せます

遠隔操作によるパンやチルトも結構速かったです

動きを感知すると自動で録画してiPhoneとApple Watchに通知してくれますが窓の外の光などでも反応するので設置場所には考慮が必要かもしれません

真っ暗でも高画質なのには驚きました

明るいとパープルフリンジが酷いですが気になるのはそのくらいで

使用上の不満はまったくありませんでした

自分が居ないときの自室を遠くから見れるのは不思議な気分です
(原文のまま)
アマゾンtapo 200レビューより

ニャンコ部屋の様子見用に購入。
昼間はもちろん高画質。

夜も赤外線でしっかり見えます。声かけもできるし、動作検知能力も優秀です。ニャンコ達はしょっちゅう動き回っているので、動作検知のお知らせは流石に切りましたけどね(笑)

この性能&機能でこの値段はお買い得でした!

あ、意外にアレクサ との連携は使っていませんね。アプリだけで十分役に立ってます。

アマゾンtapo 200レビューより

Tapo C200はパソコンで視聴することはできる?

Tapo C200は基本的にはスマホで確認することを前提としています。
なので何もしないとパソコンではTapo C200の動画を視聴することはできないようです。

ただし、NASを経由することで見る方法もあるようです。
こちらのサイトでTapo C200の映像をPCから確認できるようにするための設定が解説されているので、興味のある方はご確認ください。
https://tabikumo.com/tplink-tapo-c100/#i-19

Tapo C200は複数のスマホで確認できる?何人まで対応してる?

Tapo C200の動画を家族で共有したり、仕事のメンバーで共有したいなんてこともあるでしょう。

このような期待に応えて、Tapo C200は最大4人が一緒に動画を共有できるようになっています。

共有に上限があるので家族の中でも親だけ、仕事では管理職だけという風に使い分けるのがおススメです。

Tapo C200は楽天でも売ってる?

Tapo C200は楽天でも販売されています。
楽天ポイントを有効に使いたい方は楽天で。
アマゾンポイントを有効に使いたい方はアマゾンで買いましょう。

また、Tapo C200はヨドバシカメラやビッグカメラでも取り扱いがあります。

TP-Link Tapo C200は危険!?TP-Link はどこの会社か。またTapo C200の口コミや評価・評判もチェック!まとめ

Tapo C200は見守りカメラで、WiFiルーターを経由してスマホで制御したり、映像をチェックてきるものです。
Tapo C200を製品に示された「用途通りの使い方」をするのであれば、製品自体の危険性は少ないです。

不安な方は、WiFiルーターやそこにつながる全てのパソコンについてセキュリテイ対策の観点で再度チェックすることをお勧めします。

口コミには、危険性を指摘するものも散見されましたが、WiFi接続や初期設定トラブル、マニュアルの不備を指摘するものもかなりありました。その一方で、多くの人がコストパフォーマンスの良さや性能の高さを評価していました。

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この記事を書いた人
ガジェットからパソコンまで幅広く扱うガジェットブログ、『シェアしよ♪』編集部。当編集部では、実機を扱ったレビューから企業の調査まで幅広く対応。時には海外のサイトを調査したり、海外エージェントとやり取りをして情報を取得することも。役立つガジェットから面白いガジェットまで何でも取り上げます♪
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