パソコンの外国メーカー大手といえばDELLとHP(ヒューレットパッカード)ですよね♪
でも、いざどちらのパソコンを買おうかと悩みだすと違いがわからなくて困ってしまいます。
そこで、DELLとHPのメーカーの歴史やサポートの質、用途別のパソコンシーンでオススメなメーカーをお教えします♪
DELL ってどこの国の会社?
DELLは世界最大級のテクノロジー企業と言われるほど大きい会社、こちらはアメリカの企業です。
最近、中華圏や韓国勢が強くなってきた印象でしたが、アメリカ企業だって負けてはいません。
また、最近はBTO形式(パーツをある程度選んで買える)の販売が増えましたが、DELLの公式HPでもメモリのSSD容量の増設といったことが出来ます。
また、ECサイトのアマゾンでは同じ機種でも、スペックの違うものを選べるようにパソコンを取り揃えているのも特徴です。
なので、用途別にハイスペックが欲しい人向け、低スペックで良い人向け、という感じで買い分けられるのが魅力的な企業です。
DELL のサポートはどんな感じ?
DELLはCMでも顧客に寄り添ったサポートを売りにしています。
現在、日本では宮崎県と神奈川県にコールセンサーを設けていて、法人のサポートや有償の個人サポートを宮崎県で行っています。
DELL で買うのはオススメ?
DELLは安定した企業ですし、昔からモバイル系PCにも力を入れてきているので安心して買える企業です♪
かくいう私もモバイルノートパソコンでDELLにお世話になってきました。
持ち運びしても安定して動いてくれたので、その時の信頼感が大きく残っています。
まだHDD全盛期に自転車に入れて片道20kmもこいでいて壊れなかったのですから凄いですよ(笑
安定した性能から企業でDELLを使っているところも多いのが特徴。
また、パソコンの故障率ランキングでは、残念ながら13位と低めだったのですが、カスタマーサポートの対応が良いとか、専門用語が通じるといった点から評価を上げています。
カスタマーセンターのオペレーターは素人さんがマニュアル通りに一次受付をしているだけだったりするのですが、技術職の方も入っていると聞いています。
そのため、即座に専門的なアドバイスをもらえるというメリットが大きいです。
そして、何より、自分好みのスペックのパソコンを選んで買えるというのが最大の魅力ですね♪
HP(ヒューレット・パッカード)ってどこの国の会社?
HPもアメリカの大手の会社です。
知人で起業している方の事務所へお邪魔したときにHPを使われていました。
その方は会計補助関係のお仕事をされているので、会計ソフトを良く使われます。
パソコンにはまあまあ詳しい方だったので、その方がHPを選ばれたということは、使えるパソコンメーカーなんだ!
と思ったのを懐かしく思い出しました^^;
HP(ヒューレット・パッカード)のサポートはどんな感じ?
HPのサポートはネットでは酷評されているようですね^^;
ですが、どこのカスタマーサポートも、特にIT業界では力を入れていると思います。
というのも、パソコンに初期不良はつきものだから。
しかも、高額な製品で初期不良とあっては、カスタマー自身冷静ではいられないでしょう。
そういう状況で架電してくる業界なので、マニュアル志向に向かうのは無理もないと思います。
また、HPのカスタマーサービスは中国にあるようで、一次対応は中国の方のようなんですね。
中国と聞いただけで怪訝な顔をされる方もいらっしゃるとは思いますが、大手のカスタマーサポートの中国人の対応はしっかりしています。
ただ、日本語より英語の方が得意なカスタマーサポート要員もいるようなので、あなたがもし英語を話せるようなら、英語で話せますか?と聞いてみた方が良いでしょう。
中国語の語順は日本語より英語に近いので、英語の方が話しやすいと思いますし、カスタマーセンターの方も対応しやすくなって、状況を伝えやすくなりますよ♪
ですので、ネットで叩かれるほどのサポートではありません。
HP(ヒューレット・パッカード)で買うのはオススメ?
過去に壊れにくいパソコンメーカーとしてアンケートが取られたことがありましたが、その際は日本メーカーや海外大手を抑えて2位を獲得していました。
昔は海外製というだけで壊れやすいというイメージがついていましたが、今はどこのメーカーも技術力や品質管理基準が上がってきたのか壊れにくくはなっています。
その点、HPは過去のアンケートでも出ているように、壊れにくいパソコンメーカーとも言えます。
また、スペックに対して価格を抑えて買うことが出来るという点でも魅力的です。
DELLとHP(ヒューレット・パッカード)を買うならどっちがマシ?
DELLとHP(ヒューレット・パッカード)を買うならどっちがマシ?
ということで、正直なところ、どちらを選んでも大丈夫。というのが私の見解です。
というのも、もちろん初期不良は起こりうるものですが、パソコンは使用状況や使用環境によって壊れやすさが変わってきます。
そのため、現状、同じくらいの性能・品質ならば、どちらを選んでも変わらない結果となります。
つまり、確率論でいうと、どちらを買っても環境次第では、一定確率で故障することになるということです。
それでも、より堅実な方を選ぶのであれば、HPにしましょう。
データとして、故障率が全メーカー中2位だったことを考えると、安心材料になりますよね。
また、HPはデザインの可愛いタイプやRyzen搭載モデル(インテル搭載モデルよりも安価)を購入することが出来るので、コスパの良いメーカーでもあるからです。
特に、Pavilion(パリビオン)シリーズのRyzen搭載モデルは中々見当たらない高コスパノートPCなんですよ♪
かくいう私も、他社を比較しながら気づいたらHP製のRyzen搭載モデルを買ってました^^;
前述の通り、オシャレなのもさることながら、性能に対してコスパが物凄く良いんです。
ちなみに、購入はアマゾンでもできますが、私はより安全にHPの公式オンラインストアで買いましたよ^^
HP Directplus -HP公式オンラインストア-
ただ、在庫のあるパソコンでも、届くまで数日かかってしまうのはデメリットかな。
その点、アマゾンは翌日、翌々日配送をしてもらえる可能性があります(在庫が倉庫にあれば、ですが)。
ちなみに、アマゾンでは、例えば、このようなスペックで約9万円弱です。
AMD Ryzen 5 4500U モバイル・プロセッサー + Radeon グラフィックス
メモリ: 16GB (8GB×2) DDR4-3200MHz (最大16GB) ストレージ: 512GB SSD (PCIe NVMe M.2)
引用元:アマゾン『HPパビリオン』より
CPUのRyzen 5 4500Uは現状出ているRyzen 5 5500Uの一つ前のCPUになりますが、性能(単純なベンチマークソフトでの比較)では、マルチコアでインテル第10世代Core i 7に準ずるハイスコアを出しています。
私の使用しているメインPCはデスクトップで、CPUはRyzen 5 2600なんですが、こちらのベンチマークも形式的には第10世代Core i5と同格くらいの性能を持っています。
で、デスクトップ向けCPUとノートパソコン向けCPUを比べること自体、本来はナンセンスなんですが、あえて比べてみるとこんな感じです。
シングル:Ryzen 5 4500U > Ryzen 5 2600
マルチ:Ryzen 5 4500U < Ryzen 5 2600
CPUとしては、モバイル向けのRyzen 5 4500Uは比較的新しいZen2アーキテクチャなのに対して、Ryzen 5 2600はZen+アーキテクチャと、一種の型落ちといっても良いものなんですね。
ですが、モバイル向けということで省電力設計になっているためか、シングルではRyzen 5 4500Uの方に軍配が上がりました(といっても比較的僅差です)。
そして、マルチではデスクトップ向けのRyzen 5 2600の方に軍配が上がり、こちらはそれなりにスコアに開きがありました。
だからといって、Ryzen 5 4500Uが劣るというわけではなく、むしろ、モバイル向けのRyzen 5 4500Uがここまで健闘していることの方がスゴイなという印象です。
なので、一つ前のCPUであっても見劣りしない性能を持っているのがRyzen 5 4500Uなんです。
そしてデザインも洗練されているので、あえて挙げるならということでHPを推しました♪
普通にデザインも綺麗ですし、15.6インチサイズで1.71kgと比較的軽量なのも良いですよね。
ちなみに、アマゾンでも買えますが、HPの公式ホームページからのほうが安かったり複数のモデルから選べます。
HP Directplus -HP公式オンラインストア-
DELLもオススメな理由
HPが良いからと言ってDELLがダメというわけではありません。
あえて、挙げるならということで故障率ランキングとコスパの良さでHPをあげました。
ですが、DELLはマイクロソフトオフィス搭載モデルや、先ほどんRyzenの新しいモデルを搭載している型を販売しているという点では見逃せません。
もっとも、その分価格も上がってしまいますが、高性能モデルをそれなりの値段で買うなら悪くありません。
もっとも、あまりデザインが可愛いといったものはなく、どちらかというとビジネスユース向けな感があります。
他方で、2in1タイプだったりと攻めている部分があるのもDELLの面白いところです。
デルオンラインストア
ビジネスシーンでの利用ならHP
いまのところ、DELLとHPとの間で明確にこっちが良いという線引きは難しいと感じています。
性能・価格という面ではどちらともつかない(若干HPよりではありますが)のが残念なところ。
ただ、デザイン性という面では、HPの方が進んでいます。
また、エントリーモデルから、スタンダード、クリエイターモデル、スペクトル(HPの技術・造形の粋を結集したブランド)とラインナップが豊富なのも魅力的なんですね。
他方で、DELLの場合は製品デザインは画一的で、オシャレさよりも機能面を追求している印象が強いんです。
実は会社でDELLの2in1タイプ(第11世代Core i 7モデル)inspironシリーズを使っているのですが、画面がタッチパッドにもなっているモデルでとても使いやすいという印象を受けました。
また、ノートパソコンの筐体(本体)の質感は、使用しているモデルの価格帯が違うので比較しては可哀そうなのですが、DELLの方がしっかりしていました。
なぜ可哀そうなのかというと、前述の通り、自分の家用に買ったHPのノートパソコンは約8万円だったのに対して、会社で支給された2in1ノートパソコンは約12-15万円クラスのミドルエンドで、かつビジネスモデルということで、デザインも落ち着いているうえ、耐久性も高く、対象としている客層が全然違うノートパソコンだからなんです。
ぱっと見は違いがあまり分からないのですが、持ったり触ったりすると質感が全く違います。
家庭用ならHPで十分ですが、社用、特に持ち運ぶのであれば耐久性の観点からHP・DELLの15万円前後の上位モデルを選びましょう。
DELL公式のオンラインサイトなら性能や画面サイズなどを一つ一つ選べて、自分に必要で最適な一台が見つかります^^
デルオンラインストア
ゲーミングブランドならDELL
次に、ゲーミングPCという観点から見ると、DELLの方がCPUやGPUの選択肢が広く、ラインナップが幅広いという特徴があります。
またHPでは、パビリオンブランドだと『GeForce GTX 1650』からしか選べないというのが痛いところ。
GPU性能は高いに越したことはありませんし、ここを選べないとなると他社へ行くしかなくなります。
もっとも、HPもエントリー向けではなく、ミドル以上向けにOMENシリーズを展開しているので、そちらを選ぶのも手。
ただ、OMENシリーズは下限が20万円近いので、資金力に余裕のある方向けという感じです^^;
普段使いのノートパソコンならHP
それでは普段使い、つまりネット検索や動画・映画の視聴、文章の作成やブログのライティング向けなのはDELLとHPどっちかというと、HPの方がオススメといえます。
これはコスパが良いのと、デザイン面でもHPの方がバリエーションが豊富なことからHPを推します。
普段使いならメモリ8GB、SSDも最低256GBあれば十分です。
CPUはRyzen搭載モデルの方が安いのと、普段使いのレベルでCore iシリーズとの性能差に気づくことはないと思うので、断然Ryzenシリーズ搭載モデルを選んだ方が良いです。
ただ、Ryzenのデメリットとしては一般の方にはあまり認知されていないと思われるので、『え、何このCPU。聞いたことないんだけど大丈夫?』とならないかだけ心配ですね^^;
RyzenというCPUは、今インテル社製のCPUを飛ぶ鳥を落とす勢いで迫っているので安心して頂きたいなと思います^^
DELLとHP(ヒューレット・パッカード)を買うならどっちがマシ?用途別におススメメーカーをチョイス♪まとめ
DELLとHPどっちがオススメかというと、状況に応じて、ビジネスシーンならDELL、ゲームならDELL、家庭で普段使いをするならHPが無難という結論に至りました。
ゲームに関しては性能が物をいうところがあるので、絶対に妥協したくないという方はHPのOMENシリーズを選びましょう。
それ以外はDELLのゲーミングPCで十分ですよ^^
どちらの会社もオンラインの公式サイトを使えば、自分好みの一台にカスタマイズが可能です♪
HP Directplus -HP公式オンラインストア-
CPUやメモリを選ぶのが面倒だ、という方はアマゾンや楽天からの購入が便利です^^;