ウェブでのミーティングが増え、3万円モバイルノートの内臓カメラでは不足が出てきたので、ロジクールのウェブカメラ『C920n』を購入しました♪
実機レビューということで、梱包状態から使ってみた感想、また、他の方のレビュー・口コミから評価・評判まで検証♪
安い中華製ウェブカメラとどっちが良いのか・・・。
気になる方は『C920n』の性能や特徴もご覧ください♪
【実機】ロジクールウェブカメラ『C920n』レビュー♪
アマゾンで注文したので普通にダンボールで置き配されてました・・・1万円近い商品の置き配はちょっと心配ですね^^;
こちらがウェブカメラ『C920n』の外箱です♪
水色と黒のコントラストがカッコ爽やかで良い♪
性能は書いてある通り1080p/30fpsです。
2017年度のウェブカメラの販売実績がナンバー1だったそうです。古いですね(笑
こちらが箱の裏側です。
・フルHD
・デュアルマイク搭載
・オートフォーカス
と最低限の機能をもっています。
カメラの映りは初期状態だと720pあたりに設定されていて、ちょっとフォーカスがぼけている感じに映ります。
ロジクールの無料ソフト『Logicool Capture』というソフトを使ってカメラの解像度やfps、オートフォーカスなど細かくいじれますし、その設定がそのままビデオ会議アプリに反映されるので、購入直後は一度調整しておきましょう。
https://www.logicool.co.jp/ja-jp/product/capture
箱の中は簡易的な取説とウェブカメラ本体が入っているだけでした。
これが同梱物全てです^^;
クイックスターターガイドに至ってはペライチ(笑
やることは『C920n』をパソコンのUSBに装着してzoom等でカメラ、マイクを『C920n』に指定してあげるだけです。
初期状態だと前述の通り、少しピンボケっぽい感じになっているので微調整は必要ですが、初期状態でも使えないことはありませんでした。
コンパクトな形をしているので収納場所には困りません。
より収音性能の高いマイクが欲しいという場合は、セットで売られているマイクも購入すると良いでしょう。
ただ、そちらは何かしらをストリーミング配信する方向けのモデルなので、通常のウェブ会議であれば、『C920n』のみで大丈夫です。
こちらが『C920n』の背面。
なんだろう、エイリアンの頭みたいな、ハンマーヘッドシャークの頭みたいな形をしています^^
こちらが側面です。
メインカメラの左右だけでなく、両側にまでマイクが入っているようですね。
そのおかげか収音性能は悪くありません。
こちらは『C920n』の裏側。
三脚等へ設置するネジ穴があります。
通常ならノートPCのディスプレイ上部に、下記写真上部のスキマをはめて、あとはカメラの角度を調整可能なので、それで調整するだけでOKです。
デスクトップのモニターでモニターの奥行が太いものについては置いて使った方が安全です。
装着例がこちら。
3万円の薄型モバイルノートPCのディスプレイの厚みが16.9mmですが、ちゃんとはまりました。
ディスプレイ上部であればどこでもはまりますが、あえて内臓カメラは外してはめています(笑
横から見るとこのような感じで、クリップに引っ掛けているのがわかるかと思います。
画質、それにマイク機能合わせてコスパ的には悪くありません。
というのも、どこのものか分からない中華ブランドのウェブカメラはいくつも出回っていて、大体2・3000円で購入できます。
ですが、まぁ性能に一抹の不安が残りますよね^^;
おそらく使用上の問題はないと思いますが、ある程度信頼のおけるメーカー製が良い、ということで私はキーボードやマウスで市場シェアを拡大しているロジクールにしました。
とか言いながら、使ってるキーボードはバッファローですが(笑
では、1万・2万もする高価なウェブカメラが必要か!?
というと、正直そこまでのハイクラスなものは必要なかったんですね。
かといってエントリーモデルすぎるのもチープすぎて嫌だったので、ミドルクラスといえそうなロジクール『C920n』を選択しました♪
レビューの評価も高かったので不安材料はありませんでした。
で、実際にZOOMミーティングで使ってみた感想がこちら。
ロジクール『C920n』の映像の滑らかさ
まず、ロジクール『C920n』の映像の滑らかさですが、とても滑らかに感じました。
初回の設定時はかなりモサッとした印象でしたが、ロジクールが配布している専用ソフトをDLして微調整をしてあげたら滑らかになりました。
特にZOOMでミーティングをしているときに、自分の画面の小窓が左上に表示されるのですが、そこでの映像が滑らかすぎて顔の動きをほぼすべてトレースされていて恥ずかしくなってしまいました。
後述しましたが鼻がむずがゆくなってムニムニしていたものですから(笑
そのくらい滑らかには動いてくれます^^;
ロジクール『C920n』のマイクの収音性能
収音性についても過不足ありませんでした。
前は安いヘッドセットを使っていたのですが、そのマイクが壊れてしまって、いっそWEBカメラを使ってみようと思ってロジクール『C920n』を買ったんですね。
ロジクール『C920n』を使ったときの状況は、音声出力はイヤホンにして聞いていました。
そして、マイクはロジクール『C920n』を使用。
ちょっと心配だったので、気持ち電話で話すより大きめの声で話して「聞こえますか?」と聞いたところ「聞こえますよ~」とのことで、その後は普通にミーティングをしていました。
なので、あまりにか細くしゃべらなければ音を拾ってくれますよ^^
ロジクール『C920n』のレビュー・口コミから評価・評判を徹底検証♪
それでは、アマゾンでの評価も見てみましょう♪
アマゾンでの『C920n』の評価件数は941件と必要十分な数のレビューが集まっています。
レビューの総評価は4.3とPC・ガジェット関係の製品としては申し分ない高評価です。
評価の内訳は以下の通りです♪
★★★★★・・・57
★★★★・・・・30
★★★・・・・・6
★★・・・・・・3
★・・・・・・・4
ロジクール『C920n』の残念なレビュー・口コミ
高評価製品であっても低評価レビューは集まってしまうものです^^;
そこで、まずは低評価レビューから見ていきましょう。
Windows10のノートPCで使用。何だか分からないけど、とにかく暗くて暗くて、zoomやってても私だけ逆光みたいに暗い。初回使用時にコントロールソフトが自動でインストールされるとのことだけど、それがどこにインストールされてるのか全く分からない。メーカーサイトからもダウンロードできるとあるが、説明書に書かれてるものは見当たらない。
ホント捨てたいくらい使えない。調べる気力もなくなった
引用元:アマゾンロジクール『C920n』レビューより
こちらのレビュアーさんの買われた個体が初期不良でないとしたら、カメラの設定がちゃんとできていない可能性があります。
他には窓の位置関係で逆光気味になってしまう方もいらっしゃいましたが、専用ソフトで調整することで普通に見れるようになってました。
なお、私は室内で逆光などない状態で使用しましたが、問題なく使用できました^^
ソフトはこちらからDLできます。
https://www.logicool.co.jp/ja-jp/product/capture
初期状態では完璧な状態ではないので、自宅の環境にあった適度な状態に微調整してあげましょう。
初期状態では画質が720pに設定されているので1080pに変更しておくのも忘れずに^^
ロジクール『C920n』の良いレビュー・口コミ
次は高評価をつけた方々のレビューを参考にしてみましょう♪
安い中華製品の中に、奇跡的に高機能の商品があるのではないか
と物色中なら、そんなものはまずほぼないので、最初からこちら
を買った方が経済的には被害が少なくて済みます。一眼レフやビデオカメラで使用に足る中華製品がないのと同じように、
このへんのWEBカメラも、老舗と比べたらやっぱり勝てないですよ。
餅は餅屋じゃないけれど、下手に予算をセーブして買い替えを繰り返す
なら、というかコストの中でできるだけいいものをって探し方してる人は
確実に失敗するから、最初からこっちを買っておこう。自分は妥協WEBカメラを2台ドブに捨ててこれにたどり着きました。
引用元:アマゾンロジクール『C920n』レビューより
安い中華製ウェブカメラを2台もどぶに捨てたとは、いったいどの製品だったのでしょうね^^;
大手を除いた中華製品のカメラ性能はイマイチなことが多く、私が愛用しているタブレットのカメラ性能もよろしくありませんでした。
今回、私が安価な中華ウェブカメラを選ばなかったのには、タブレットでカメラ性能の予測がついていたというのもあります。
ここは無難にロジクールなどのメジャーメーカーのものを選ぶのが無難です。
1/4インチネジ対応なので市販の三脚などが使用できます。
(写真はカメラの裏面と、ホムセンで買った1/4インチボルト)
カメラの直置き使用も可。ちなみにケーブル帳は1.5m。
win10環境ですがカメラを挿すだけで使用できOBSも即認識しました。ピントや明るさなど自動調整の反応がほんの少し悪いですが、
一般的なビデオ通話やテレビ会議に使用するなら必要十分な商品だと思います。
ただし30fps上限なので動きがある程度激しくなるとカクカクに見えてきます。
音ゲー格ゲーの手元・画面撮影や実況などに使用するなら60fps撮影可能な上位機種を買った方が良いかもしれません。
個人的に解像度を上げるよりフレームレートを上げたほうが動きをストレス無く見ることが出来ると思うので、
上記のような特殊?な使い方をするなら720p60fps撮影可能なC922nを推します。
ごく一般的な使用ならC920n、60fps撮影を視野に入れるならC922n、ガチで行くならC980って感じでしょうか。
用途やスペックよく確認してから買ったほうが良いっすね……地味に良い値段するので……。
引用元:アマゾンロジクール『C920n』レビューより
デスクトップ用のモニターなんかと併用するのであればミニ三脚があった方が良いかもしれません。
というのも、モニターの厚みにもよりますが『C920n』のクリップ部分の厚みが狭いので厚めのモニターにははまらないのです。
同様の理由から少し型の古いノートPCなんかも画面の厚みがあるのではまらない可能性が高いですね^^;
その場合は、三脚で設置するか、机にそのまま置くこともできるので、画面の下か斜め下に置いて対応せざるを得ません。
特段支障はありませんが、ちょっと損した気分になるので事前に設置場所は考えておきましょう。
実際にカメラを起動させてみて思ったのはカクつきはありました。
フレームレートの問題もあると思いますが、こんなものかなという程度です。
実際、ウェブ会議でフレームレートを極端に意識する方はいないと思います。
上記のレビュアーさんの仰っているように、ゲームの実況で手元を映すとか、動画配信でみじん切りをするとかでないかぎり、ようは普通に通話するために使う分には全く問題のない性能です。
オーバースペックでもありませんので使いやすい一台です。
ロジクール『C920n』の性能と特徴
ここからは『C920n』の性能と特徴をご紹介しますね♪
ロジクール『C920n』の性能
ロジクール『C920n』の性能がこちら。
特徴:ステレオ オーディオのフルHD 1080p ビデオ通話、ストリーミング
解像度:”1080p / 30fps、 720p / 30fps”
画質:★★★★
フォーカス / 露出:自動
視野角:78°
接続端子:USB-A
縦型撮影:ー
モニターマウント角度調整:垂直(チルト)
マイク:ステレオ
三脚:-(付属なしの意味)
参照元:アマゾン『C920n』より
視野角については、思ったほど広角ではありませんでした。
ただ、カメラに部屋の中を極力映さないようにしたいという方は、上述の専用ソフトで拡大率をいじることができます。
これによって、どの程度部屋を映すかを自分で決められます。
ロジクール『C920n』の特徴
ロジクール『C920n』の特徴がこちらです♪
フルHD 1080Pでクリアな映像
画質は、フルHD1080pなので綺麗な映像を送信できます。
というのがカタログスペックです。
お手持ちのPCとの相性もあるか分かりませんが、うちの3万円モバイルノートでは、いうほど物凄く綺麗ではありません(笑
少なくとも実用に耐えられる程度には綺麗です。
初期値は720pに設定されているので、あえて720pの解像度でいくか、1080pに戻すかは好みで選びましょう。
また、アマゾンの販売ページでは、フルHDガラスレンズを採用し素晴らしいオートフォーカス機能がうんちゃら・・・
というような説明もあります^^
これも、普通のオートフォーカスを採用している程度に思っておくとちょうど良いです。
初期状態では、ほんの少しピンボケしたような印象の映像だったのですが、ソフトで微調整することで、初期状態よりかなりマシになり、思わず「画質綺麗じゃん!」と思ってしまいました(笑
また、HD光調整によってしっかり補正を入れてくれるとのことですが、この点はレビュアーさんの中にも逆光で全く見えず、ソフトで修正をする必要があるという方もいらっしゃったように、営業トークレベルに格上げされていると思ってOKです。
もちろん、修正すれば使えるのでウソではないですけど、盛ってる感が凄い^^;
自然なステレオサウンドは本当?
どこまで自然な声で相手に聞こえるのかまでは検証していませんが、ZOOMのテストマイクで試したときには、しっかりと音声を拾ってくれてました。
物凄く大きな声でしゃべらないと音声を拾ってくれない・・・ということはなく、軽くしゃべっただけでもそれなりに音声を拾ってくれるので助かります。
個人的には映像はそれなりでマイクの収音性能がキッチリしていれば買いだなと思っていたので、これだけで大満足でした。
とくにウェブミーティングなんかでは音声がどれだけ明瞭に聞こえるかは大切な要素になってきます。
ボソボソっとしか聞こえないようでは発言権があってないようなものですので、『C920n』のマイクの収音性能の高さは、高く評価します。
テレビ電話アプリの使用感
アマゾンの販売ページには、スカイプとグーグルのHangoutで使えるとありますが、ZOOMでも問題ありませんでした。
またレビュアーさんの中にはマイクロソフトのMicrosoft Teamsで問題なく使えたという意見もあるので、主要なウェブミーティングソフトは網羅しているように思います。
より滑らかに、自然に映るカメラが欲しいという方は、下記の比較表にある上位モデルを素直に買いましょう。
ZOOMミーティング使用後の感想として、思った以上に滑らかに映るのでカメラの性能としては全然悪くありません。
というか、もっとカクカクするかと思っていたので、予想以上に滑らかに動い驚きました。
というのも、鼻がくすぐったくなって口回りを少しムニュムニュ動かしたんですね。
そしたら、その動きが全てトレースされていて恥ずかしかったんです(笑
使っていたノートPCの性能が良かったわけではありません。
というか、スペックは最低限レベルのノートPCです。
・Celeron N3450
・メモリ4GB
・SSD240GB
購入時は3万円のパソコンでした(その後、SSDを換装するのに5000円かかりましたが^^;)
なので、低スペックPCでもしっかりと被写体を映してくれますよ♪
設置方法はクリップと三脚に対応
設置方法は何度か触れてきましたが、ディスプレイにクリップ式に引っ掛ける方法と、単純に机に置く方法(下から見上げる形で映し出されるのでフェイスラインが気になる方にはちょっと・・・な位置になるかと^^;)、三脚で固定する方法があります。
お金をかけない方法としてはクリップ式と素直に机に置いてしまう方法です。
高さが足りなければティッシュの箱を積み重ねて即席の土台にしてしまったりと高さを増す方法はいくらでもあります。
また、クリップ式で使えるならこれほど便利な設置方法はないのでやってみてください。
78度の視野角
78度の視野角があると、例えば会社にいる2人のスタッフを一つのカメラで映すということもできます。
ただ、コロナの問題もあって近接して座らせること自体がナンセンスになっている今としては、むしろ、78度の視野角が部屋をあまり映し出さないという意味で効果を発揮しているように感じました。
私の使用している3万円モバイルノートの内臓カメラだと視野角が広く部屋を大きく映し出すことになります。
そうすると洗濯物が見えたりしちゃうんですよね~(笑
そうならないためには視野角が適度な方が良いということになりますが、『C920n』なら視野角が78度。
また、ソフトを使ってズームもできるので視野角の微調整も可能です♪
『C920n』『C922n』『C980』性能比較表
『C920n』『C922n』『C980』の性能比較表です。
【C920n】 | 【C922n】 | 【C980】 | |
---|---|---|---|
特徴 | ステレオ オーディオのフルHD 1080p ビデオ通話、ストリーミング | フルHD 1080p(30fps)および720p(60fps)のビデオ通話、ストリーミング | フルHD 1080p(60fps)のハイスペック ストリーミング ウェブカメラ |
解像度 | "1080p / 30fps、 720p / 30fps" | "1080p / 30fps、 720p / 60fps" | "1080p / 60fps、 720p / 60fps" |
画質 | ★★★★ | ★★★★ | ★★★★★ |
フォーカス / 露出 | 自動 | 自動 | より高性能な自動 |
視野角 | 78° | 78° | 78° |
接続端子 | USB-A | USB-A | USB-C |
縦型撮影 | ー | ー | 対応 |
モニターマウント角度調整 | 垂直(チルト) | 垂直(チルト) | 水平(パン)、垂直(チルト) |
マイク | ステレオ | ステレオ | ステレオ / デュアル モノラル |
三脚 | - | 付属 | - |
参考価格 | ¥7,480 | ¥8,882 | ¥14,800 |
価格は記事執筆時点の物になりますので、購入前に販売サイトでしっかり確認してください。
【実機】ロジクールウェブカメラ『C920n』レビュー♪口コミ・評判から評価まで徹底検証♪まとめ
普段使いにちょうど良いロジクールのウェブカメラでした。
コロナ禍に陥ったときは市場からwebカメラやweb会議に使用するものがごっそりなくなりました。
現在も、市場は敏感に反応して一時的に在庫が切れたりしているようです。
特に、それなりの性能で普通に使えるクラスのものからなくなっていき、最後は高価なものか最安価な中華メーカーしか残っていないということになってしまいます。
そうなる前に、無難なロジクール『C920n』を用意しておけば焦らなくて済みます^^
私は買って良かったと心から思える製品でした♪
↓ロジクール『C920n』↓
↓ロジクール『C922n』↓
↓ロジクール『C980』↓