何か印刷したいものがあると、コンビニのマルチコピー機で済ませていませんか?
もちろんそれでも良いのですが、あまりにも利用頻度が高いと自宅にプリンターを置いた方が安上がりなのではと思いますよね。
そこで今回はプリンターの有名メーカーの1つであるエプソンのEP-883とEP-882の性能を調べたのでご紹介します。
この記事を読めば、プリンターに関する様々な疑問や悩みがスッキリと解消しますよ。
エプソンカラリオEP-883AとEP-882Aとの違いを比較検証♪
EP-883Aは2020年に発売された新モデル、EP-882Aは2019年7月に発売された旧モデルです。
それぞれの主な性能の比較表を作ってみました^^
エプソンカラリオEP-883AとEP-882A比較表
【EP-883A】 | 【EP-882A】 | |
---|---|---|
L版写真印刷コスト(インク・用紙合計) | 約12.0(円・税別) (増量インク 使用時) | 約20.6円(増量インク使用時) |
スマホとダイレクト接続 | ○ | ○ |
本体サイズ(幅×奥行×高さ) | 349×340×142(mm) | 349×340×142(mm) |
質量 | 約6.8kg | 約6.8kg |
印刷方式/最高解像度 | MACH方式/5,760×1,440dpi | MACH方式/5,760×1,440dpi |
対応インク | 染料6色(BK/C/M/Y/LC/LM) | 染料6色(対応インク:KAM-6CL-L/KAM-6CL-M/KAM-6CL カメ) |
L版印刷スピード | 約13秒 | 約13秒 |
給紙方法 | 前面2段カセット・背面手差し1枚 | 前面2段カセット・背面手差し1枚 |
液晶モニター | 4.3型ワイドタッチパネル | 4.3型ワイドタッチパネル |
ネットワーク | Wi-Fi | Wi-Fi |
自動両面プリント | ○ | 〇 |
交換式メンテナンスボックス | ○ | 〇 |
消費電力 | 約20W | 約20W |
電源電圧 | AC100V 50/60Hz | AC100V 50/60Hz |
A4カラー文書インクコスト | カメ®(増量)使用時:約12.0円 | カメ®(増量)使用時:約12.0円 |
ディスクレーベル プリント | ○ | 〇 |
※参照元:https://www.epson.jp/products/colorio/ep883a/spec.htm
※参照元:https://www.epson.jp/products/colorio/ep882a/spec.htm
今年のEP-883Aはマイナーチェンジ機だったようで、スペック上の違いはありませんでした。
残念(。-_-。)
EP-883Aは発売されたばかりで、アマゾンでの価格は32.400円。
EP-882Aは、アマゾンで20.599円と1万円以上の開きがあります。
特に新型が良いんだという理由のない限りはEP-882の方がコスパが良いですよ♪
↓EP-882A↓
↓EP-883A↓
EP-883Aの口コミ・レビューを検証!
上記で納得できなかったあなた!
それならレビューをご覧ください。
アマゾンにおける評価数は本記事執筆時点で584件。
評価は星4.1と高い評価を得ています。
星の内訳は以下の通りです。
★★★★★・・・50%
★★★★・・・・29%
★★★・・・・・12%
★★・・・・・・3%
★・・・・・・・7%
79%の方が星4以上の高評価をつけています。
まだ発売されたばかりなのに評価数が多いことに驚きです^^;
それでも10%程度の方は低評価なレビューを投稿されていて、こちらも気になりますよね。
そこで、まずは低評価レビューから見ていきましょう。
EP-883Aの低評価レビュー
プリンターサイズ、インクサイズ共に大幅に小さくなりました。
プリンターのサイズを小さくしすぎたのか、インクサイズが小さくなりすぎ、インク交換回数が増えてしまいます。
引用元:アマゾンEP-883Aレビューより
この方は表題に『前モデルより』と書かれていて、前のモデルから買い替えたようです。
ただ、前のモデルがEP-882Aのことなのか、それより以前のモデルなのかは不明です。
今回のEP-883はEP-882のモデルチェンジ機で本体サイズは一緒のはずです。
ですが、本体サイズが小さくなったといっていることから、もっと前のモデルのことなのでしょう。
小型化したのは良いけど、その影響でインクのサイズが小さくなってインクの減りが速くなった可能性があります。
インクのこまめな取り換えが必要なようですね。
EP-883Aの高評価レビュー
次に、EP-883Aに高評価を付けているレビューを確認しておきましょう♪
ずっとEPSONのこのシリーズを使っています。先日とうとう6年使用したプリンターが壊れたため、こちらを購入しました。プリンターの設置から、印刷に至る前大変簡単でPCがあればその指示通りですぐに使えるようになります。
ただし以前使っていたプログラムが変更になっていたり、もう使わない(CDラベル作るもの等)ものもあり、そのあたりがわかるともっと良いのですが。。。。でも全く問題なく使いやすいプリンターで満足しています。
引用元:アマゾンEP-883Aレビューより
6年前と今のとでは体感も大分違うでしょうね!
昔はプリンタ一つ設置するのもパソコンにドライバーインストールして~って大変でしたけど、今はネットからソフトダウンロードして終わりだったり各段に楽になりました。
Wi-Fi対応で接続が上手くいかない、もしくは接続するんだけど不安定という方は初期不良も疑ってみてください。
また、有線に対応しているタイプならWi-Fiを諦めて有線にしてしまうというのも一つの方法です。
私の家のプリンターはWi-Fiが不安定でプリントできないという事態が続いたので諦めて有線にしました。
有線快適(笑)
無線っていまだに苦手意識持っちゃいますね。
そうはいってもWi-Fi対応機種って線がなくてスッキリしますし何かと便利なんですよね。
もしWi-Fiで躓いたらサポートにしっかり問い合わせましょう。
今まで、4色プリンタを使っていました。写真を印刷する頻度は低いので、特に気になってはいませんでしたが、印刷速度に少し不満がありました。このプリンタの故障を機に6色のこのプリンタを購入。やはり6色の方がきれいですね。また、写真の印刷速度の速さにも驚きました。7年前のプリンタだったので、驚くことでもないのかも知れませんが。厚さと横幅がだいぶコンパクトになり、置くスペースに余裕ができたのが良かったです。
引用元:アマゾンEP-883Aレビューより
後述のEP-882の解説(マイナーチェンジのため、過去に書いたEP-882の性能解説を残してあります。EP-883にも妥当する内容なので参考にしてください^^)にも出てきますが、カラーが非常にきれいなのが本機の特徴です。
通常、プリンターのインクは4色が基本なのですが、そこにライトシアン、ライトマゼンタという2色を加えることで高精細なカラープリントを実現しました。
こちらのレビュアーさんもそのことを仰っているのでしょう。
多分、7年前のプリンターでなく、安い他社製品から乗り換えた方はみな驚かれると思いますよ♪
その他、レビューで目立った意見としてはインクの減りが速いという点。
これは高評価レビューを付けている方々でも、ぼそっと漏らしていました。
EP-883、EP-882、どちらもプリンターのサイズが一緒なのでインクの減りが速いという点には気を付けてください。
この点、カラーの精細さを重視したいならインク代を犠牲にする覚悟で買いましょう。
なお、繰り返しになり恐縮ですが、旧型のEP-882Aの方が1万円以上も価格が安くおススメです^^
エプソンカラリオEP-882Aの性能(スペック)
ここからは、エプソンカラリオEP-882Aの性能を解説していきます。
新型のEP-883Aも一緒の内容になりますので、EP-883Aの解説としてもお読みください。
写真も鮮やかに仕上がる印刷技術
エプソンカラリオEP-882Aは6色インクで印刷するので、写真も書類もきれいに印刷できます。
さらに写真自動補正機能である「オートフォトファイン!EX」により、逆光や色かぶりにも対応できるので、より鮮やかに仕上がります♪
インク自体も「つよいインク」を採用しているため、オゾンへの耐性は10年、光への耐性は50年もあります。
アルバムで保存すれば300年も持つので、重要な書類の印刷であればあるほどおすすめのプリンターです。
高性能コピー技術
エプソンカラリオEP-882には高性能コピー技術が搭載されていますが、正直コピーさえできれば良いと思っていませんか?
スキャン1つで以下のことができるんです。
・A4とB5の2枚分を1枚にして印刷
・免許証や保険証などIDカードの両面印刷を1枚に印刷
・フチなしコピー
・原稿を反転させてコピー
・色褪せを復元する退色復元印刷
・写真の焼き増し風印刷(一度に複数枚並べて順番に印刷可能)
・原稿用紙取り忘れ防止機能
これ、すごくないですか?
実際マルチコピー機でもできる機能はありますが思い出してみてください。
コンビニのマルチコピー機の場所ってATMの隣にあることが多いので、ATMを使いたい人にじろじろ見られ、店員さんからもなんとなくみられで気まずいですよね。
私の場合はとてもゆっくりカスタマイズを楽しむ気分になれず、急いで印刷することが多いです。
しかし自宅に高性能コピー機があれば、人の目を気にせずきれいな印刷を楽しむことが可能です。
思っている以上にメリットが大きいなと感じました^^
スマホで簡単操作
エプソンカラリオEP-882A(EP-883Aも)はスマホで操作できます。
専用の「Epson Smart Panel」と「Epson iPrint」というアプリが必要になりますが、面倒な機械操作が簡単になるのは嬉しいですよね。
ペアリングもエプソンカラリオEP-882A本体についている液晶画面に表示されたQRコードを読み込むだけです。
もちろん無線LANにも対応していますし、無線LANがあってもなくてもWi-Fi Direct®で接続は可能です。
そのため本体にメール送信する方法や、PCから遠隔操作する方法でも印刷は可能なので便利ですね。
ここまで基本的な性能を3つ挙げましたが、いずれも高性能でこれだけでも十分満足度は高いと感じます。
このほかにも、サイトからピックアップしたデザインシートを印刷したり、PCなしでCDの印刷も可能だったりするので、思い出を個性的に残せます。
インクも独立している分交換しやすいので、長い目で見ても負担の少ないプリンターですね。
エプソンカラリオEP-882Aの印刷スピードはどのくらい?
エプソンカラリオEP-882Aの印刷スピードは、L判写真用紙(光沢)で約13秒とかなり早いです。
A4写真用紙(光沢)でも約50秒と、1分を切るのでわずらわしさがありません。
写真はモノクロの書類よりも多くインクを使うにも関わらず、この速さはなかなかないです。
年賀状など大量に印刷したい時にも役立ちますね。
エプソンカラリオEP-882Aの消費電力はいくら?電気代は?
エプソンカラリオEP-882の消費電力は約20wです。
公式サイトを始めとして電気代を調べた結果書いてなかったので自分で計算しようとしましたが、1kwh当たりの電力量料金が不明でわかりませんでした。
傾向として消費電力は比較的抑えられているのと、口コミを見ても電気代に関しては特に見当たらなかったため過度な電気代がかかるタイプではないと思いますよ。
エプソンカラリオEP-882Aのランニングコストはいくら!?
用紙やインクも含めた、エプソンカラリオEP-882のL判・写真用紙(光沢)の場合のランニングコストは以下の通りです。
・カメ®(増量)使用時:約20.6円
・カメ®使用時:約26.5円
またA4カラー文章のインクコストは、カメ®(増量)使用時で約12.0円となることからだいぶ抑えられています。
なお、このカメ®(増量)とはカメ®インクの中でも増量パックがあり、もし大量に印刷する場合は標準パックよりも増量パックを買った方がお得になっています。
自分の使用頻度を考えつつ、ランニングコストを参考にしてみてくださいね。
「Epson Photo+」でレイアウトが簡単に!
写真プリントや年賀状のレイアウトに時間をかけている方もいらっしゃるでしょう。
凝ってやるー!!という方もいれば、構成が苦手でつい時間のかかってしまう方も。
そんな時は、「Epson Photo+」という無料のPCソフトを使うことで文書のレイアウトが簡単に作れてしまいます♪
私のように年賀状等の構成が苦手な人間には、どこに文書を配置すれば綺麗に印刷されるのかわからないんですよね。
ですが、「Epson Photo+」を使えばソフトの機能ボタンを順番に押していくだけでOK。
また、印刷時の完成形をプレビューで確認しながら作業ができるので「あ、間違えた!」となる可能性もググっと下げることができます^^
年賀状に限らず、暑中見舞い等にも使えますよ♪
EP-882、EP-883の年賀状の印刷の仕方動画
EP-882、EP-883(EP-881も)の年賀状の印刷の仕方動画をエプソンの公式が公開していたのでシェアしておきますね。
まさかのAIスピーカー対応
最近はAI搭載のスピーカーが増えましたよね。
アマゾンならアレクサ、グーグルならグーグルアシスタントですね。
スマートスピーカーなんて言われたりもします。
このAI搭載スピーカーがあれば、音声認識でプリントまでできてしまうんです。
対応しているAIスピーカーはアマゾンのアレクサとグーグルアシスタントです。
もし対応機種のAIスピーカーがあれば試してみてください♪
デジカメから直接プリントできる機能・・・
最近はスマホのカメラが高性能化したことでデジカメの出番が少なくなってしまいました。
ですが、まだまだデジカメを使ってる方も多いですよね。
でも、デジカメで撮影した写真は一度パソコンに取り込んでから印刷するのが今までのやり方でした。
ところがです。
EP-882A、EP-883AならUSBケーブルは必要になりますが、パソコンを挟まずにデジカメとプリンターをつなぐことで印刷ができてしまう「PictBridge」に対応しています♪
今までの面倒な作業から解放されて、デジカメ写真も簡単プリントできるんですよ♪
エプソンカラリオEP-882Aの口コミを検証♪
EP-882Aの口コミも掲載しておきますね^^
10年ほど前のカラリオから買い換えました。
今では当たり前ですが、無線接続に感動です。
デスクトップPC、ノートPC、スマートフォンのいずれもすぐ印刷されます。
また、色も鮮明に出力され、非常に綺麗な仕上がりです。両面印刷も素晴らしい。
今後は、CDラベルやUSB(またはSDカード)からの印刷も試してみます。
引用元:アマゾンEP-882レビューより
さすがに10年も経つと景色が大分違って見えるのではないでしょうか(笑)
プリンターは各社で方向性が違ってきたりします。
インクコストを最優先に考えるメーカーや、コスト度外視できれいな印刷を実現しようとするメーカーなどユーザーが選べる時代になりました。
本機は色が鮮明に写るとかかれているとおりなんですが、インクコストはその分高くつきます。
それはEP-882Aであっても同じです。
その分、他社では見れない綺麗なプリントができるのが最大の売りです♪
EP-882とEP-881の違いは何?
さて、ここまでEP-883の口コミの解説から入らせていただき、性能が一緒だからとEP-882の解説をしてきました。
ですが、それよりも前のEP-881(EP-883と比べて2世代前)とEP-881の違いはどうなんでしょうか。
気になったので簡単に比較してみました。
EP-882とEP-881の違いですが・・・実は、性能はほぼ一緒です(笑)
ちょっと肩透かしを食らった印象ですよね^^;
違いは音声認識のAIスピーカーに対応しているかどうかと、カラーバリエーションです。
このAIスピーカーはEP-882Aなら対応しています(EP-883Aも対応)。
またカラーバリエーションですが、ホワイト、ブラック、レッドは共通です。
しかしEP-881にはニュートラルベージュがあり、4色展開となっています。
この違いでAmazonではEP-882が約20,800円、EP-881は約26,000円と旧型の方が高値でした(笑)
(現在値段が変動していて、最安値でEP-881A黒が27.200円、EP-882白が20.800円、EP-883赤が30.650円といった具合です)
通常なら最も型落ちしているEP-881Aがお買い得なはずなのですが、1世代前のEP-882の白が2万円強と圧倒的なコスパを放っています。
その点、性能は基本的にどれも一緒なので最新機種が良いというこだわりがなければ、EP-882Aが一番お買い得です♪
エプソンカラリオEP-882の性能は?EP-881との違いや評価・評判を検証してみた!
エプソンカラリオEP-882の性能がいいことはなんとなく予想していた人が多かったかもしれませんが、値段がここまでお得だったのは驚きでしたね。
ほとんどのプリンターの性能が高いことから、ランニングコストや印刷以外にどんな機能があるのかを知ると、買ったあとのイメージがしやすいです。
大手メーカーだとアフターフォローもしっかりとしているので、そこも選ぶ際のポイントとして考えてみてください。
↓EP-883A↓
↓EP-882A↓(コスパ最強でした♪)