MINISFORUM GK41レビュー記事です。
本記事では、MINISFORUM GK41のレビューを中心に、MINISFORUM GK41の基本スペックや特徴、また良く一緒に検索されているMINISFORUM S41との違いを解説しています。
比較検討されている方の参考になれば幸いです。
MINISFORUM GK41のレビュー
MINISFORUMといえば性能の良いミニPCとして人気がありますよね。
そこで、アマゾンでのレビュー評価を確認したところ、MINISFORUM GK41の評価は25件あり、星4.3と高評価でした♪
内訳は下記の通りです。
★★★★★・・・51%
★★★★・・・・37%
★★★・・・・・6%
★★・・・・・・0%
★・・・・・・・6%
実際の口コミがこちらです♪
リビングルームのテレビに接続して使用、口コミがなかったので少し不安でしたが、ほぼ想像通りでした、
4コア4スレッド、メモリー等増設できそうも無かったので256Gモデルを選択、3千円未満の違い
なので安いと思います、8Gメモリー、マイクロSDスロット、オフィスがつていてこの値段はコスパ良し。
静寂性 ー ファン式ですが、ほとんど無音、
性能 - ネット閲覧、検索、動画サイトもほぼストレスフリー
取扱説明書、リカバリーメディア 無し、又、他メーカーと同じ様にキーボード プリセットは英語、
テレビ接続での限定的使用には十分、起動も早いしWi-Fi受信感度も外付けアンテナ無しでも良好。
周囲を見渡してもネジが一つも見当たらない所を見ると、基板付きベースプレートに箱状のカバーを
被せてだけの構造のようです、中身をイジリ回したい人には敬遠されるでしょうね。
引用元:アマゾンMINISFORUM GK41レビューより
小型のミニPCということで拡張性はなさそうです。
ですが、モニター裏へのマウント(設置)で場所を取らない便利さ、そして静音性が見て取れます。
WEB閲覧、動画視聴というパソコンの基本的な使い方しかしない方にとっては高コスパミニPCといえます。
家の中でも持ち運びたいという方はノートPCを検討しましょう。
ずっと気になっていた小型パソコンついに購入しました。
スペックも十分で立ち上がりが爆速です。
ちょうどモニターが2台あるので2台につないでみましたが、接続も簡単で遅延もないです。
音もほとんど無くて、無音に近いです。
大きさもコンパクトでとても良いです。
同じスペックのデスクトップパソコンだと多分5万以上はすると思うので、かなり満足です。
引用元:アマゾンMINISFORUM GK41レビューより
こちらの方も静音性の良さを評価されていますね。
うちのデスクトップは筐体が大きくカスタマイズ性のあるタイプなのですが、中にGPUが入っているせいかファンがウオンウオンうなっています(笑)
この音がないだけでもかなり静かになるので、音が気になる方におススメの1台といえそうです。
MINISFORUM GK41の基本スペック
MINISFORUM GK41の基本スペックは下記の通りです。
コア数:4
スレッド数:4
OS:Windows 10(64ビット)搭載。日本語対応。LinuxおよびChromium OSをサポート
CPU:Intel Celeronプロセッサー J4125(4Mキャッシュ)
プロセッサー・ベース動作周波数/バースト周波数:2.0 GHz/2.7 GHz
GPU:インテル UHD グラフィックス 600
熱設計電力(TDP):10W
メモリ:LPDDR4 8GB (オンボード)
ストレージ:M.2 2280 256GB SATA SSD
イーサネット:1000Mbps LAN
ワイヤレス接続性:IEEE 802.11a / b / g / n / ac、2.4 + 5G BT4.2
アンテナ:WiFi用内蔵アンテナ
参照元:アマゾンMINISFORUM GK41より
基本性能は格安PCとしては可もなく不可もなくといったところ。
CPUがCeleronなので、多数同時処理にはあまり向いていなさそうですね。
私の使用しているモバイルノートがN3450なのですが、デスクトップのRAYZENと比べるともっさり感は否めませんでした。
もっとも、デスクトップとノートのCPUを比べてしまっていますし、N3450よりベース周波数も高く性能の良いCeleron J4125です。
レビューにあった起動が爆速というのはストレージのSSDの影響かと思われます。
SSDはNVMeではなくSATAなのがちょっともったいないところ。
NVMeの方が高速と言われているのですが、普段使いならSATAでも体感的には気になりません。
グラフィックスは内臓タイプですが搭載されている点はgood。
何もないよりはマシというくらいですが^^;
Wi-Fiも内臓しているので無線LAN環境が整っていれば、煩わしい配線もなくて済みます。
購入時にストレージサイズを選択できますが、この点は後述しますね。
MINISFORUM GK41の特徴
ここでは、MINISFORUM GK41の特徴を見ていきます♪
MINISFORUM GK41の特徴:Celeron J4125を搭載!
Celeronというのはインテルが出しているCPUの中でも廉価版(性能も相応)のCPUなんですね。
また、低消費電力タイプもあってモバイルノートなんかにも良く使われています。
中国製格安PCばかりに使われているわけではなく、ASUS(台湾ですが^^;)の格安モバイルノートにもCeleronが使われていたりします。
Celeron J4125は4コア、4キャッシュ、ベース動作周波数が2.0GHzということでモバイルノートに搭載されているモデルよりも若干性能が高いんですね。
モバイルだと最低動作周波数が1.1GHzなんてものもあります。
クロック周波数は処理速度に大きく影響してくる部分なので2.0GHzあるのは安心できる材料なんです。
そんでもって税抜き価格で3万円を切っているのは凄い!と思います^^
MINISFORUM GK41の特徴:豊富な拡張性
本機はミニPCですが、一応SSDは簡単に拡張できると書かれてありますが、やったことがない初心者の方はフォーマットやら規格にあったSSDを選ぶことやら(私はここでやらかしたw)、選んだりフォーマットしたり、さらにはOSのインストールやら、やることが多いうえに慎重にやらないといけない作業が多いんです。
なので、拡張は
・脱初心者を目指す
・SSDの交換に挑戦したい方
・玄人の方
このような方だけやった方が良いかと。
ちなみにOSのバックアップは現在無料ではできないので、SSDを買う際はクルーシャル(Crucial)というメーカーがおススメ。
というのも、現在OSのクローン作製ソフトがほぼ全部有料のものしかない中、クルーシャルは自社製品に対応したクローンOSの作成ソフトを無料で配布しているからです。
SSD買った上に有料のクローンソフトを買わないといけないなんてバカバカしいですよね・・・。
ちなみに、メモリはオンボードタイプなので増設は不可です。
また、SSDは1TBまで対応しています。
MINISFORUM GK41の特徴:4K高解像度出力
MINISFORUM GK41にはHDMI 2.0(4K @ 60Hz)が1か所、DPポート(4K @ 60Hz)も1か所搭載しています。
しかも4K対応とのこと。
4Kで映像を楽しみたい方には良いかもしれませんが、そのためにはディスプレイも4K対応にしないとなので、この恩恵を受けられる人は少ないかなと思ってしまいます。
個人的に4Kじゃなくても良いじゃん?と思ってるので(とか言いつつ、4Kでゲームしたら気持ち良いんだろうなとも想像してます^^;)
MINISFORUM GK41の特徴:効率の良い冷却ファン搭載!
長時間使用しているとPC本体は熱を持ってしまいます。
熱を持つと処理能力に影響を与えてしまうので、しっかりと冷却してくれるファンが必須になります。
この点、MINISFORUM GK41は内側にこもった熱を効率的に吐き出してくれるよう設計されているので、長時間使用しても熱がこもりにくいんですよ^^
つまり、処理能力を気にせず長時間使えるということです♪
MINISFORUM GK41の特徴:コンパクトかつ軽量
本体サイズは12.5×11.3×3cmとスマホを一回り、二回り程度の大きさしかありません。
また、ディスプレイにマウントするためのパーツもついてくるので買ってすぐにモニター裏に設置することができます。
重さも300g程度しかないのでモニターがぐらいついたりすることもないでしょう。
限られたスペースを有効活用したい!という方におススメです♪
MINISFORUM GK41のおススメのストレージサイズはどれ
MINISFORUM GK41は購入時に下記の種類からストレージ容量を選べるようになっています。
・8G+128GB(25.880円)
・8G+256GB(29.880円)
8Gというのはメモリのサイズです。
最近では外付けストレージを活用して保存容量を確保するのが流行っています。
ですので、大容量1テラを外付けで付けて補強するのはアリですが、128GBと256GBの差でたったの4.000円なので、ここはケチらずに29.880円のモデルを選んでおきたいところです。
理由は、MINISFORUM GK41は拡張性の乏しいミニPCなのと、通常のデスクトップと違って基本的にモニター裏にマウントしてしまうため接続が面倒というのがあります。
外付けSSDを指しっぱなしにして、同じようにモニター裏にマウントしてしまうならそれでも良いと思いますが、外付けSSDもそれなりにお値段がかかります。
それなら、最初から256GBのSSDを選択して、必要に応じて外付けを用意していく方が安心です。
また、SSDの性質から、SSDは最低でも256GBくらいはあった方が良いと言われています。
SSDの記憶の仕組みに関わってくるのでここでは割愛しますが、SSDは容量が半分を過ぎたあたりからスピードが落ちるなんて言われているんですね。
そうだとすると、128GBを選択してしまうと、SSDのスピードの恩恵を受けるのに残り64GBしかないこととなります。
さらに、WindowsOS分の容量や、Windowsのアップデートの際のファイルサイズなども考えると、デスクトップとして使う以上、256GBは欲しいなという次第です。
MINISFORUM GK41は、簡単にSSDを拡張できることを謳っていますが初心者は増設しない方が吉です。
私もSSDの増設に挑戦したことがあるのですが、ほんの些細な違いでエラーが発生して中々換装が進まず、1か月かけて換装した苦い記憶があります。
SSDの交換を自分でやってみたい!
という方には練習用としてはお手頃なお値段とも言えますが、そこまでを求めていない方は増設なしの方向で考えた方が無難ですよ^^
MINISFORUM GK41とGK45との違いは何?
アマゾンのMINISFORUM GK41の販売ページには『KODLIX GK45』という製品へのリンクもあります。
基本性能はCPUがCeleron J4125、メモリ8GB、標準搭載SSD256GBと『MINISFORUM GK41』との違いがパッと見わからなくてどっちを選べば良いのか迷いませんでしたか?
しかも『MINISDORUM』というブランド名ではなく『KODLIX』という知らないブランド名がついていて「あれ、リンク間違えたのかな?」なんて思ってしまいます。
『KODLIX』の正確な情報はわからなかったのですが、MINSFORUMのホームページ内にKODLIXのページもあったことから、MINISFORUMの新ブランド的な立ち位置なのかなと思いました。
MINISFORUM GK41とGK45の基本的な性能面での違いはありません。
違いは拡張性の高さが違います。
MINISFORUM GK41もGK45もどちらもそのまま使用できるレベルのスペックですが、GK41の出力端子がHDMI端子とDPポートしかないのに対して、GK45にはさらにUSBタイプCが追加されていました。
そのため、3つのディスプレイに出力することが可能となります。
3つもいります?(笑)
またSSDの拡張性にも違いがありました。
MINISFORUM GK41はSATAタイプのSSDしか搭載できませんでしたが、GK45はNVMeというSATAよりも高速なSSDに交換可能なんですね。
USBタイプC、そして拡張性を選ぶならGK45を選びましょう。
拡張なんかしない!という方は、正直どちらを選んでも同じです。
あ、もう一つ違いがあります。
GK41 の方が80gほど軽い(GK41=300g程度、GK45=380g程度)ので重さを気にされる方はGK41の方が良いですよ^^
MINISFORUM GK41とS41との違いは何?
MINISFORUM GK41と一緒に検索されているものにMINISFORUM S41という型番がありました。
調べてみると、S41はスティック型のミニPCでした。
性能はGK41の方が上です。
ご覧のとおり、USBの大きいバージョンといった形をしているため拡張性能は皆無です。
メモリ、SSDの増設、換装は不可。
その代わり、外付けSSDなどでストレージを補うことは可能です。
WEB閲覧、動画視聴のみに絞って小型のPCを探している方には良いかもしれませんが、メインというよりはサブ中のサブPCといった印象です。
携帯性の高さから、モバイルモニターと併用すればタブレットのように使うこともできそうですね。
方向性が違うので自宅用メイン(サブ)ならGK41、外でも使いたいという方はS41といった選び方がおススメです。