当該記事はプロモーションを含みます

アルタイルVH-AD3SのSSD換装の方法(クリーンインストールとクローン(無料はないよ!))

ドスパラで買った3万円モバイルノートのアルタイルVH-AD3SのSSD化が完了したので備忘録としてまとめておきます。9月から取り掛かり10月に入ってやっと完了しました。

私がつまずいたポイントも解説しておいたので、これから取り掛かる方の参考になればと思います。

目次

アルタイルVH-AD3SをSSDに換装する方法(クリーンインストール)

私のアルタイルVH-AD3Sは64GBのeMMC搭載型で約3万円でした。
でも64GBじゃちょっと物足りないと思い、SSDの増設を決意。

もともとサブPCとして使っていたのでクリーンインストールでいいやと思い、SSD増設後はOSをクリーンインストールしました。
大まかな手順は下記の通りです。
※約1か月ちまちま取り掛かったので忘れてるところもあるかもしれませんがご容赦くださいませ

1:USBをNTFSという形式にフォーマット
2:空いているUSBにWindows10のバックアップを作成(クリーンインストール用)
3:裏ブタを取りSSDを設置(設置向きに注意)
4:SSDをフォーマット
5:1,2で作ったバックアップ用USBを装着
6:BIOS起動(アルタイルの場合はサードウェーブのロゴが出たところでDELETEキー連打)
7:BIOSのBOOTタブ?で起動順位をUSBを一位にもってくる
8:USBのバックアップソフトが起動するはず
9:手順に沿って同意、決定(選択できるところでカスタムを選択)
10:装着したSSDを選択してクリーンインストールを実行(多分一番容量の大きいやつ)
11:うまくいけば再起動後、二つのOSを起動できる(一つはeMMC、もう一つがSSD)
(私の場合はボリューム?パーティション2番がSSDのOSとなり、eMMCは5番と表示)

アルタイルに使えるSSDの形式はどれ?

最初にSSDを準備しないといけないんですが、私はまずここで躓きました(笑)

SSDの規格には大まかに分けて2種類のタイプがあります。
2.5インチタイプ(HDDと見た目が一緒)と細長い基盤丸出しのM.2タイプです。

さらにM.2の端子にも規格があって、一つがSATA。
もう一つがPCIeというタイプです。

こっちがSATAのSSD。
SATASSD

こっちがNVMeタイプのSSD。
NVMeSSD

ぱっと見の違いは基盤の先端のへこみの部分が1か所なのか2か所なのかです。

アルタイルに使用可能なSSDは裏蓋にうっすらと書かれています。

アルタイルには基盤型のSATAタイプのSSDしか増設できません。
この点、私が調べられるだけ調べたんですが、過去のアルタイルは2.5インチタイプのSSDを増設できたようですが、今ではそのような増設箇所はありません。

また、速度で勝るNVMeタイプも使えないので買い間違えないようにしましょう。
私はNVMeタイプのSSDとそのソケットまで(最初はクローンを作ろうとしたんです)買って見事に無駄にしましたw
気を付けてくださいね^^

SATAの場合には基盤が熱くなるということはあまりないらしい(速度がNVMeより劣るため)ので、熱を逃がすためのヒートシンクは不要です。少なくとも私は熱くなってるなと感じることはありません。

USBをNTFSという形式にフォーマット

私の場合はあまっているUSBがあったためUSBをクリーンインストール用の媒体に使いました。
で、ここでも躓いたのですが、クリーンインストールの画面に入ってUSBからアルタイルにインストールが始まった段階でエラーが表示されて先に進めなくなりました。

これはUSBのフォーマットとSSDのフォーマットが違うために起こるエラーのようです。
USBのデフォルトのフォーマットはFAT32とかになっていると思います。

USBフォーマットの確認とNTFSへのフォーマット方法
①デスクトップ画面左下のウインドウズマークを右クリック(アルタイルのタッチパッドなら日本指でタップするとダブルクリック扱いになります)

②上から7番目くらいにある『ディスクの管理』をクリック
③接続されている記憶メディアが出てくるので、クリーンインストール用に使う予定のUSBのフォーマットをNTFSへ変換(変換はUSBの上で右クリック⇒フォーマットを選択し、種類をNTFSにします。データが飛ぶので注意)

これでクリーンインストールの下準備はOKです。
つづいてウインドウズ10のバックアップファイルを落とします。

空いているUSBにWindows10のバックアップを作成(クリーンインストール用)

『Windows10のダウンロード』
上記のページで『PC への Windows 10 のインストールをご希望ですか?』というタイトルの下にある『ツールを今すぐダウンロード』をクリック。

ダウンロード先はフォーマットをNTFSに変換してあるUSBを選択します。

USBの容量は32GBでも間に合うとは思うのですが、私は64GBが余っていたのでこちらを使いました。
クリーンインストール用のファイルを落とすと空き領域が使えなくなるそうなので、バカでかい容量のUSBを使わないように注意しましょう。

あと、Windows10のクリーンインストール後にプロダクトIDの入力を求められることがあると聞きかじりました。
念のためOSのプロダクトIDを写メかメモに残しておきましょう。

左下のWindowsロゴ⇒歯車(設定)をクリック⇒システム⇒一番下の『バージョン情報』⇒デバイス仕様という欄の下に『プロダクトID』とあるのでこれを( ..)φメモメモ
ちなみに、私の場合は不要でした^^;

裏ブタを取りSSDを設置(設置向きに注意)!

ようやくSSDの増設に取り掛かります。
下の写真のように、細長い部分があるので細めのプラスドライバーでねじを外します。
ここにSATAと小さく書いてあるので、規格を間違えないで下さい。

ねじで開けるとこんな感じ。
アルタイルSSD蓋開けた状態

SSDの裏表に注意をして斜めに挿入で接続。
メモリーチップがのっかっている、一見表に見える方を裏向きにして差し込みます。
こんな感じ。
SSD挿入画像

しっかり奥まで刺さって接続されていればOKです。

もともとついているeMMCは取り外せないっぽいので私のような素人は手を出さない方が良いです^^;
私は何を血迷ったかアルタイルの全体の裏ブタまで外しましたw

裏蓋をもとに戻してSSDの増設作業は完了。

アルタイルのSSDをGPTにフォーマット

この手順が必要なのかわかりませんでしたが、必要っぽかったので一応やっておきました。

SSDがしっかり認識されていると、先ほどUSBの手順に出たディスク管理画面にSSDと思しき容量の欄が追加されます。

そこでGPTという形式にフォーマットします(デフォルトのハードディスクであるeMMCと同じフォーマット形式にしてください。多分皆さん同じだと思いますが、私の場合はGPTという形式でした)。
パーティションとか全然わからなかったのですが、eMMCに合わせろという説明をどこかで見た気がして、そうしました^^;

これでフォーマットは完了。
じゃ、BIOSからSSDを選択・・・できないんですよね^^;
この点について次の項をご覧ください。

BIOSのBOOTタブ?で起動順位をUSBを一位にもってくる

ここでBIOSを起動させます。
アルタイルの場合は起動画面に『THIRD WAVE』というロゴが表示されたらDELETEキーを連打してください。

そうすると青いBIOS画面があらわれます。

BIOSが表示されたら『BOOTタブ』へいきます。
多分左から5つめ。

矢印キーで移動しましょう。
BOOTタブの『BOOT OPTION #1』が『Windows Boot Manager』という表記になっていると思います。
こんな感じ(USBさしっぱだったんで2番目も表示されてます。クリーンインストール用のUSBを接続している場合は同じように表示されるはずです。)
BIOS BOOT画像

これもよくわからないんですが、どうやらこの数字がOSの起動順序を表しているらしく、『Windows Boot Manager』を第一順位にしたままだと、いつも通りWindowsが立ち上がってしまうのでクリーンインストール用のUSBを第一順位に持ってきます。

私はよくわからなかったものの、第2順位はなしに設定してBIOS画面を閉じました。
閉じるときは右隣の『Save&Exit』タブのから現状を保持(Save)して離脱します。

そうするとWindowsロゴがあらわれてOSのインストール画面が映ったと記憶しています。

クリーンインストールでは手順に沿って同意、決定(選択できるところでカスタムを選択)

ここからはフォーマットさえできていれば、つつがなく進むと思います。
途中で「Windowsをそのまま入れるか」「カスタム(全部消去)していれるか」という選択肢が出てくるので、ここでカスタムを選択します。
もし上の通常通り・・・というのを選ぶと普通にOSが起動してしまうので注意してください。

選択するSSDは取り付けたのと同じ容量のものを選んでおけば問題ありません。

これが完了すれば再起動して初期設定画面に移れるはずです。

再起動後、二つのOSを起動できる

再起動からの初期設定が完了したところで、このような画面が表示されます。
SSD OS選択画面

どちらもWindows10ですが、格納場所が違くて一つはボリューム2、もう一つはボリューム5に格納されているようです(私の場合)。

ボリューム5の方が最初からあったeMMCのOSなので、ここではボリューム2を選択してください。
そうすると起動します。

すべてが初期状態なので当然指紋認証もありません。
使いたい方は再設定しましょう^^

無料でOSのクローン化はできない!?

今度はOSのクローンを作って移行する場合を・・・と思ったのですが・・・。
実は私は最初、OSのクローンを作って移行させようと思っていました。

パーティションの区分とか、もしかしたらクローンの話なのかも^^;

でも、みなさんが紹介している下記フリーソフトは有料でないとOSのクローンはさせてくれません。
どうやらこぞってOSのクローンを有料化してしまったようです。

・EaseUS Todo Backup Free
・AOMEI Backupper Standard

この二つのフリーソフトは有名どころのようで皆さんこれを使って無料でクローン作ったよーと仰ってますが、現時点(2020年10月時点)ではすべて有料化されているので、クローンでやろうとしている方は気を付けてください。

有料版を買えば良いんでしょうけど、もともと無料でやろうとしてただけに心理的ハードルが一気に上がって買う気が失せましたw

でも形式的に無料でできる場合があります。
もうSSDは用意しちゃいましたか?

実はクルーシャル(Crucial)というメーカーなら自社製SSD専用のクローンソフトを無料で配布しています。
私はシリコンパワー製のSSDを使っていて、試しに下記のアドレスからインストールしてみたんですが、見事に「クルーシャル製を使ってください」的な言葉出てはじかれましたw

もし、これからSSDを用意してクローン化させるならクルーシャルがコスパ良しってことになります。
すでにSSDを買っちゃったという方は、バックアップをとってクリーンインストールをするか、有料版のクローンソフトを買うか、あえてクルーシャルのSSDを買いなおすかするしかありません。

https://www.acronis.com/ja-jp/promotion/CrucialHD-download/

買う前にまだ無料ソフトの配布があるのかという点は上記URLで確認してくださいね。
クルーシャル、名前がオシャレよね♪

アルタイルeMMCからSSDへ換装した前後のベンチマーク

VH-AD3SのeMMC64GBのベンチマークとシリコンパワーSSD256GBに換装後のベンチマークを参考に載せておきます。

アルタイルeMMC時のベンチマーク結果

アルタイルSSD換装後のベンチマーク結果

いまはVH-AD3Sという型番のアルタイルは売ってないようですね。
代わりにVF-AD4という3万円モバイルノートが売られています。

多分、SSDの換装とかは変わらないので参考になると思います^^;

ちなみに、私の使っているVH-AD3Sのキーボードは一番右端の列に、電源ボタン、ページアップダウン、ホーム、EDN、→キーが配置されていて、その分エンターキー横長で使いづらいんですね。

今VF-AD3Sを見たらMacbookぽいキー配置で一番右側がエンターキーの一列と使いやすそうになってました。
交換してほしい(笑)

でも、CPUはCeleronの中でも1ワンランクダウンしている印象なので、このままの方が良いのかな^^;

アルタイルVH-AD3SのSSD換装の方法(クリーンインストールとクローン)まとめ

ドスパラの3万円モバイルPCのSSD増設についてまとめました。
若干記憶があやふやだったり、写真を撮りそびれたりした部分がありますので、その点は他サイトさんを参考にしてみてください。

ただ、他サイトを見てもわからなかった私の躓き部分はなるべくスクショ、写真付きで残しておきました。
一人でも多くの方のお役に立てたら幸いです♪

パソコンの設定って色々面倒ですね♪

シェアしよ♪ガジェット編集部
この記事を書いた人
ガジェットからパソコンまで幅広く扱うガジェットブログ、『シェアしよ♪』編集部。当編集部では、実機を扱ったレビューから企業の調査まで幅広く対応。時には海外のサイトを調査したり、海外エージェントとやり取りをして情報を取得することも。役立つガジェットから面白いガジェットまで何でも取り上げます♪
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次